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Act 53. 両想いFinally
【夢】
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「それじゃ私たちはこれで…続きを楽しんでね」
「田中先輩、早くチューしたいみたいだし」
「い!わ!た!殺すぞっっ!!!」
「怖っ!ね…姉さん、早く行きましょ!」
僕はそんなやり取りを笑いながら見ていた
こんな日々がこれからも続けばいいな、と。
「な、煌子」
「え?」
「何でもないよ」
「え?何て言ったの?」
「さ、何か食べに行こう」
「また!そうやってすぐにはぐらかすんだから」
ふと目の前を中学生が通り過ぎる、
あの頃僕たちは別々の道を歩いて違う夢を見ていた。
煌子と出会っていなければ
僕は今頃、何をしてただろう?
そして僕は・・・
自分の夢をいつか煌子に伝えるべきだろうか?
その答えはもう少し先延ばしにしよう、
今はこの幸せな時間を共有していられたら…
僕たちは初夏の土手を二人で歩き始めていた。
「タカムラ…」
「何?」
「あんたが歌ってるとこ…また見たいな」
「あ、これからはいくらでも、何なら今から…」
「そこで、じゃなくて…ステージで、ね」
「あ、そう言うこと?ま、楽しみにしてて」
「ふふ、楽しみ…」
「じゃ、行こうか」
「うん」
この世代の男子と女子はいつでも
いつの時代でも、そしていつまでも
答えの見つからない問題を解き続けている。
勉強は一人じゃつまらないし
ひとりでは解けない難題もある。
その問題を二人で解き始めることを
この世界では"恋愛"と呼ぶらしい。
そしてその答えは・・・
"必ずしもひとつではないから面白い"
前に誰かがそう言ってた。
「田中先輩、早くチューしたいみたいだし」
「い!わ!た!殺すぞっっ!!!」
「怖っ!ね…姉さん、早く行きましょ!」
僕はそんなやり取りを笑いながら見ていた
こんな日々がこれからも続けばいいな、と。
「な、煌子」
「え?」
「何でもないよ」
「え?何て言ったの?」
「さ、何か食べに行こう」
「また!そうやってすぐにはぐらかすんだから」
ふと目の前を中学生が通り過ぎる、
あの頃僕たちは別々の道を歩いて違う夢を見ていた。
煌子と出会っていなければ
僕は今頃、何をしてただろう?
そして僕は・・・
自分の夢をいつか煌子に伝えるべきだろうか?
その答えはもう少し先延ばしにしよう、
今はこの幸せな時間を共有していられたら…
僕たちは初夏の土手を二人で歩き始めていた。
「タカムラ…」
「何?」
「あんたが歌ってるとこ…また見たいな」
「あ、これからはいくらでも、何なら今から…」
「そこで、じゃなくて…ステージで、ね」
「あ、そう言うこと?ま、楽しみにしてて」
「ふふ、楽しみ…」
「じゃ、行こうか」
「うん」
この世代の男子と女子はいつでも
いつの時代でも、そしていつまでも
答えの見つからない問題を解き続けている。
勉強は一人じゃつまらないし
ひとりでは解けない難題もある。
その問題を二人で解き始めることを
この世界では"恋愛"と呼ぶらしい。
そしてその答えは・・・
"必ずしもひとつではないから面白い"
前に誰かがそう言ってた。
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