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Ⅷ 消えない印
⑨※
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「あ! うぅ、あ、アル……」
我慢できない嬌声が口から漏れる。挿入しない性交にこんな方法があるとは知らなかった。刺激が強くて身体がビクビクする。
ジリスはベッドに仰向けになり足首をクロスして一纏めにされている。ジリスの両脚をアルが片腕で抱え上げている。
ジリスの太ももの付け根にアルのペニスが突き刺さっている。ズンズンとアルが腰を打ち付けて、本当に挿入しているかのような錯覚に陥る。
パンパンっと肌のぶつかる音が響く。股にアルの巨大なペニスがヌコヌコと出入りする。股の間からジリスのペニスに突撃してくるモノが見える。「ひぃっ」「やぁっ」と上がる声を我慢できない。
強弱をつけて出し入れが繰り返されている。アルの熱い目がジリスの全てを見下ろしている。ものすごい、いやらしさだ。背徳的な光景に目を閉じることが出来ない。股間が、熱い。
ジリスは内腿を擦られることなど経験がなく、尿が漏れそうなジンとした感覚が生まれる。ゾワゾワした快感が背筋を駆け抜けて、身体が震える。
「あぁっ、すっご、これ、すごいよぉ! 気持ちいぃ、んっ」
絶え間なく声が漏れてしまう。
その内に袋もペニスも擦り上げられて、悲鳴を上げそうな快感を何とかやり過ごした。下腹部がじんじんして、逃げを打つ身体をアルに引き戻される。
オメガの体質だろうか。刺激に後ろが濡れ始めている。後ろの口がパクパクとペニスを求める動きをする。それが自分で分かってしまい、恥ずかしい。
「ジリス様、ここ、やらしく動いてます。分かりますか?」
アルが後ろの変化に気が付いて、内股からペニスを抜き、後孔をペニスでズリズリ擦り上げてきた。
「ひぃっ」
アルのペニスに密着して後孔がムチュっと圧迫される。入り口をグッと圧迫されただけなのに、ズシリとした重みを体感してお腹の奥がキュウっと締まる。
後孔からドロリと粘液が垂れた感覚がした。漏らしたかと焦ったが、アルはその粘りを、嬉しそうにペニスにまとって、再びジリスの内股に出し入れを始めた。今度はヌチョヌチュ感が倍増している。その強烈な刺激にジリスの頭が焼ききれそうになる。
アルを呼ぶたびに、ジリスを呼ぶ声が聞こえて理性が戻る。アルが、何度も「いい、気持ちイイ」と言葉を落とす。
それを聞くとジリスの胸がいっぱいになる。
発情期に見たアルの顔は苦痛に満ちていた。アルは辛そうに泣いていた。
それが、今は頬を染めて快感に声を上げている。アルが悦んでいる。これ以上の幸せはない。
アルの興奮に、快感の声に、嬉し涙がこみあげる。
「アル、愛してる……」
呟くと、その瞬間にアルが吐精した。ジリスも吹き上げる様に吐精していた。
大きく身体を震わせて「あぁ!」と快感に震えるアルを、満ち足りた気持ちで見つめた。
汗をかいて微笑むアルは、最高にカッコよかった。
「発情期じゃないし、歩けるって」
ジリスを宝物のように抱きかかえて運ぶアルに声を掛けた。
「いいえ。だめです。俺の中のアルファの部分が、『こうしたい』って叫ぶのです」
「あはは。そっか。番への事後行為みたいなものか」
アルとは本当の番ではないけれど、そこには触れない。
「はい。ジリス様を甘やかして、俺の腕の中に閉じ込めておきたい衝動が抑えられないのです」
浴室にジリスを運び込んで、アルが丁寧に湯をかけてくれる。ここまでジリスはシーツにくるまれていた。
まるで初めてアルに会った時のようだった。
アルは裸のまま堂々とジリスを運んだ。その差が不思議だったが、アルが「こんなに色っぽいジリス様は誰にも見せたくない!」と言うから好きにさせた。
アルは騎士である自制心を外せば、愛情が分かりやすく、独占欲も強いと知った。それがジリスの心を満たす。
(アルが可愛い。何でだろう。カッコいいのに、可愛い。変なの)
ジリスはクスクスと笑いながら身体を洗ってもらった。
アルは幸せそうに頬を染めていた。
ジリスの茶黒い左腕をアルが撫でる。
「もっと早く、あなたをお救いすれば良かった。俺が迷わずに、あなたへの気持ちに素直になっていれば、良かった」
「僕はアルが一緒に来てくれただけで幸せだよ」
むしろ巻き込んで申し訳なく思う。ジリスだって、アルが番相手であったら黒国に逃げ帰ることはなかったと思う。
けれど全てはもう過ぎたことだ。そして、ジリスが番相手を刺してしまったことも現実だ。
神の掟に逆らったのは、ジリスだ。神の罰は、ジリスが一人で背負う。その時にはジリスの全てを捧げて、アルを守りたい。
少し辛い顔をするアルに、ジリスの心が伝わるように願った。
我慢できない嬌声が口から漏れる。挿入しない性交にこんな方法があるとは知らなかった。刺激が強くて身体がビクビクする。
ジリスはベッドに仰向けになり足首をクロスして一纏めにされている。ジリスの両脚をアルが片腕で抱え上げている。
ジリスの太ももの付け根にアルのペニスが突き刺さっている。ズンズンとアルが腰を打ち付けて、本当に挿入しているかのような錯覚に陥る。
パンパンっと肌のぶつかる音が響く。股にアルの巨大なペニスがヌコヌコと出入りする。股の間からジリスのペニスに突撃してくるモノが見える。「ひぃっ」「やぁっ」と上がる声を我慢できない。
強弱をつけて出し入れが繰り返されている。アルの熱い目がジリスの全てを見下ろしている。ものすごい、いやらしさだ。背徳的な光景に目を閉じることが出来ない。股間が、熱い。
ジリスは内腿を擦られることなど経験がなく、尿が漏れそうなジンとした感覚が生まれる。ゾワゾワした快感が背筋を駆け抜けて、身体が震える。
「あぁっ、すっご、これ、すごいよぉ! 気持ちいぃ、んっ」
絶え間なく声が漏れてしまう。
その内に袋もペニスも擦り上げられて、悲鳴を上げそうな快感を何とかやり過ごした。下腹部がじんじんして、逃げを打つ身体をアルに引き戻される。
オメガの体質だろうか。刺激に後ろが濡れ始めている。後ろの口がパクパクとペニスを求める動きをする。それが自分で分かってしまい、恥ずかしい。
「ジリス様、ここ、やらしく動いてます。分かりますか?」
アルが後ろの変化に気が付いて、内股からペニスを抜き、後孔をペニスでズリズリ擦り上げてきた。
「ひぃっ」
アルのペニスに密着して後孔がムチュっと圧迫される。入り口をグッと圧迫されただけなのに、ズシリとした重みを体感してお腹の奥がキュウっと締まる。
後孔からドロリと粘液が垂れた感覚がした。漏らしたかと焦ったが、アルはその粘りを、嬉しそうにペニスにまとって、再びジリスの内股に出し入れを始めた。今度はヌチョヌチュ感が倍増している。その強烈な刺激にジリスの頭が焼ききれそうになる。
アルを呼ぶたびに、ジリスを呼ぶ声が聞こえて理性が戻る。アルが、何度も「いい、気持ちイイ」と言葉を落とす。
それを聞くとジリスの胸がいっぱいになる。
発情期に見たアルの顔は苦痛に満ちていた。アルは辛そうに泣いていた。
それが、今は頬を染めて快感に声を上げている。アルが悦んでいる。これ以上の幸せはない。
アルの興奮に、快感の声に、嬉し涙がこみあげる。
「アル、愛してる……」
呟くと、その瞬間にアルが吐精した。ジリスも吹き上げる様に吐精していた。
大きく身体を震わせて「あぁ!」と快感に震えるアルを、満ち足りた気持ちで見つめた。
汗をかいて微笑むアルは、最高にカッコよかった。
「発情期じゃないし、歩けるって」
ジリスを宝物のように抱きかかえて運ぶアルに声を掛けた。
「いいえ。だめです。俺の中のアルファの部分が、『こうしたい』って叫ぶのです」
「あはは。そっか。番への事後行為みたいなものか」
アルとは本当の番ではないけれど、そこには触れない。
「はい。ジリス様を甘やかして、俺の腕の中に閉じ込めておきたい衝動が抑えられないのです」
浴室にジリスを運び込んで、アルが丁寧に湯をかけてくれる。ここまでジリスはシーツにくるまれていた。
まるで初めてアルに会った時のようだった。
アルは裸のまま堂々とジリスを運んだ。その差が不思議だったが、アルが「こんなに色っぽいジリス様は誰にも見せたくない!」と言うから好きにさせた。
アルは騎士である自制心を外せば、愛情が分かりやすく、独占欲も強いと知った。それがジリスの心を満たす。
(アルが可愛い。何でだろう。カッコいいのに、可愛い。変なの)
ジリスはクスクスと笑いながら身体を洗ってもらった。
アルは幸せそうに頬を染めていた。
ジリスの茶黒い左腕をアルが撫でる。
「もっと早く、あなたをお救いすれば良かった。俺が迷わずに、あなたへの気持ちに素直になっていれば、良かった」
「僕はアルが一緒に来てくれただけで幸せだよ」
むしろ巻き込んで申し訳なく思う。ジリスだって、アルが番相手であったら黒国に逃げ帰ることはなかったと思う。
けれど全てはもう過ぎたことだ。そして、ジリスが番相手を刺してしまったことも現実だ。
神の掟に逆らったのは、ジリスだ。神の罰は、ジリスが一人で背負う。その時にはジリスの全てを捧げて、アルを守りたい。
少し辛い顔をするアルに、ジリスの心が伝わるように願った。
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