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第25話 色眼鏡はかけない
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「最近のレイヴァン様は楽しそうでございますね」
夕食を終えて自室に戻った侍従のモーリスが、私にそんなことを言った。彼は父の代から仕えてくれている柔和で優秀な侍従だ。
「は? 私が楽しんでいるように見えるか? 彼女の純真さというか、無知には頭が痛いんだが」
「そうでございますか? わたくしめには楽しそうに見えますが」
ソファーに無作法に座る私に対して、モーリスは人の良さそうな笑顔を見せる。
「モーリスともあろう者が、クリスタル王女に対しては目が節穴なのか? それとも歳で目が弱ったのか?」
「いえいえ。まだまだ健在でございますよ」
だとしたら若輩者の自分の言葉は間違っていて、有能な侍従の言葉が合っているということではないか。
「ああ、もういい。それよりモーリス、侍女長のローザを呼んでくれるか」
「承知いたしました」
私はそれ以上反論できず、話を中断させるように彼に頼んで侍女長を部屋に呼んでもらった。
「失礼いたします、旦那様」
「ああ。早速だが侍女長、クリスタル王女の様子はどうだ? ……不審な動きはしていないか」
「ご心配されているような不審な動きはございません。控えめな方で、これまで無理な要求で使用人を困らせたりしたこともございません。けれど王女の立場でおありだったからか、世間慣れされていないのか、あるいは文化の違いなのか分かりませんが、人によって傲慢に捉えられてしまうことはお見受けいたしました」
「どういったことだ?」
控えめな態度と言うのは、自分が見ているクリスタル王女と相違はなさそうだ。ただ、彼女に傲慢さを感じたことはない。
「本日、お庭の散策の際、侍女が日差し除けのために傘を差し出したのですが、クリスタル様はそれを開こうとしませんでした。故郷ではご自分で開かず侍女が開くのが当然だったのか、そのために開き方すらご存じなかったのか分かりませんが、見方によればそれを横柄な態度と捉える者もいるでしょう」
「そうだな」
それは食に関してもそうだ。アルフォンスが言っていた。グランテーレ国ではたくさんの品数を出して、それらを少しずつ食べる贅沢こそが美徳とされているのだと。ただしそれが他の国でも通用するわけではない。現にうちの国では理解できないもので、不快感すら抱かれるものだ。
彼女が料理を少しか口にしないのは、その文化に染まり切っていたせいかもしれない。ただし夜中に空腹になるほど食べないのは理解できないが。
「分かった。他には何かあるか」
「そうですね。一度クリスタル様が料理長のヘルムートに味の調整をお願いしに行かれたようですが、今のところそれ以外の不平不満は報告されておりません」
そういえば、水を欲した時も侍女を起こして用意させるのではなく、自らピッチャーを持って厨房へ向かう勢いだった。使用人の部屋は一階だから、私が二階で呼び止めなければもしかしたら向かうつもりだったのかもしれないが。
「そうか。彼女に就いている侍女からは他に何か報告されていないか?」
「通訳兼専属侍女のマノンさんの補助としてミレイとルディーを付けておりますが、大きな問題は起こしておりません」
「と言うと?」
彼女の含みのある言い方に眉が上がる。
「うちの最年少の侍女であるルディーは、クリスタル様にあまり好意的ではないようです。彼女の親戚筋が先の戦いに参加して負傷した経緯がありますから良くは思えないのでしょう。今後、態度が目に余るようならば配置換えをするつもりです」
「今すぐ変更しないことに意味があるのか?」
「はい。ルディーの態度は確かに女主人であるクリスタル様に対する態度ではございません。ただ彼女は若く、良くも悪くも感情に素直な子です。ルディーの態度は他の使用人の気持ちも反映されていることでしょう」
なるほど。
使用人は王宮から借りた侍女を除いて、元々サンティルノの人間ばかりだ。少なからず悪感情を持っている者がいたとしてもおかしくはない。
仮に嫌悪感や憎悪をうまく隠した者がこの屋敷にいるとしたら、クリスタル王女の言動に反感を抱くルディーが、その他の人間の気持ちも分かりやすく投影してくれるというわけか。彼女が不快に思えば周りの人間も思っている可能性がある。彼女の態度次第で、周りにより注意を払いやすくなる。
「そうだな。分かった。それに今になって変更すると、クリスタル王女に余計な不安感を与えるかもしれないな。彼女を傷つけるような不穏な動きはしない限り、今の配置に据えておいてくれ」
ローザは意外そうにわずかに目を見開いた後、頷く。
「かしこまりました」
「……それで? モーリスは何がそんなに楽しいんだ」
ローザの横に立つモーリスの笑顔が気になって細目で彼を見てしまう。
「いつものわたくしの顔でございますが?」
「そうだが、それ以上に何か言いたいことでもあるのか」
「申し上げても?」
「ああ」
何だか嫌な予感がしないでもないが。
「それではお言葉に甘えて失礼いたします。レイヴァン様が監視なさっているのは、クリスタル様ご本人ではなく、クリスタル様に害を与えるかもしれない人間なのだなと思った次第でございます」
「っ!」
図星を刺されて言葉に詰まる。
だいたい宝石商が来ると聞かされても、まったく華やがないどころか浮かない表情をしたのに対して、私が休みだと伝えられると顔を明るくした彼女だ。彼女に不審な目を向けろと言うほうが難しい。もしそれが演技なのだとしたら大したものだが。
「それは彼女が二国間和平のための重要な人物だからだ」
「ええ。そうでございましたね」
微笑むモーリスの横でローザも笑みをたたえているのが見てて取れた。
二人して水面下でからかっているのが分かって面白くない。
「モーリスには彼女の真の姿でも見えるとでも言うのか?」
「まさか。そんなことはございませんよ。ただ、最初から色眼鏡をかけて人様を見ないようにとは心がけております。先入観は目を濁らせますからね」
「そうだな」
濁った目は視界を歪ませて見せる。
「ですのでレイヴァン様、まずは王女とお付けになるのをお止めになってはいかがでしょう」
「は!? それは別に関係ないだろう」
「意識されていなくても王女とお呼びされている時点で、元敵国の王女という意味が含まれてしまいます。それはレイヴァン様のみならず使用人の心にも影響してしまうことでしょう」
「…………善処する」
使用人を人質に取ってきたモーリスに、私は渋々頷いた。
夕食を終えて自室に戻った侍従のモーリスが、私にそんなことを言った。彼は父の代から仕えてくれている柔和で優秀な侍従だ。
「は? 私が楽しんでいるように見えるか? 彼女の純真さというか、無知には頭が痛いんだが」
「そうでございますか? わたくしめには楽しそうに見えますが」
ソファーに無作法に座る私に対して、モーリスは人の良さそうな笑顔を見せる。
「モーリスともあろう者が、クリスタル王女に対しては目が節穴なのか? それとも歳で目が弱ったのか?」
「いえいえ。まだまだ健在でございますよ」
だとしたら若輩者の自分の言葉は間違っていて、有能な侍従の言葉が合っているということではないか。
「ああ、もういい。それよりモーリス、侍女長のローザを呼んでくれるか」
「承知いたしました」
私はそれ以上反論できず、話を中断させるように彼に頼んで侍女長を部屋に呼んでもらった。
「失礼いたします、旦那様」
「ああ。早速だが侍女長、クリスタル王女の様子はどうだ? ……不審な動きはしていないか」
「ご心配されているような不審な動きはございません。控えめな方で、これまで無理な要求で使用人を困らせたりしたこともございません。けれど王女の立場でおありだったからか、世間慣れされていないのか、あるいは文化の違いなのか分かりませんが、人によって傲慢に捉えられてしまうことはお見受けいたしました」
「どういったことだ?」
控えめな態度と言うのは、自分が見ているクリスタル王女と相違はなさそうだ。ただ、彼女に傲慢さを感じたことはない。
「本日、お庭の散策の際、侍女が日差し除けのために傘を差し出したのですが、クリスタル様はそれを開こうとしませんでした。故郷ではご自分で開かず侍女が開くのが当然だったのか、そのために開き方すらご存じなかったのか分かりませんが、見方によればそれを横柄な態度と捉える者もいるでしょう」
「そうだな」
それは食に関してもそうだ。アルフォンスが言っていた。グランテーレ国ではたくさんの品数を出して、それらを少しずつ食べる贅沢こそが美徳とされているのだと。ただしそれが他の国でも通用するわけではない。現にうちの国では理解できないもので、不快感すら抱かれるものだ。
彼女が料理を少しか口にしないのは、その文化に染まり切っていたせいかもしれない。ただし夜中に空腹になるほど食べないのは理解できないが。
「分かった。他には何かあるか」
「そうですね。一度クリスタル様が料理長のヘルムートに味の調整をお願いしに行かれたようですが、今のところそれ以外の不平不満は報告されておりません」
そういえば、水を欲した時も侍女を起こして用意させるのではなく、自らピッチャーを持って厨房へ向かう勢いだった。使用人の部屋は一階だから、私が二階で呼び止めなければもしかしたら向かうつもりだったのかもしれないが。
「そうか。彼女に就いている侍女からは他に何か報告されていないか?」
「通訳兼専属侍女のマノンさんの補助としてミレイとルディーを付けておりますが、大きな問題は起こしておりません」
「と言うと?」
彼女の含みのある言い方に眉が上がる。
「うちの最年少の侍女であるルディーは、クリスタル様にあまり好意的ではないようです。彼女の親戚筋が先の戦いに参加して負傷した経緯がありますから良くは思えないのでしょう。今後、態度が目に余るようならば配置換えをするつもりです」
「今すぐ変更しないことに意味があるのか?」
「はい。ルディーの態度は確かに女主人であるクリスタル様に対する態度ではございません。ただ彼女は若く、良くも悪くも感情に素直な子です。ルディーの態度は他の使用人の気持ちも反映されていることでしょう」
なるほど。
使用人は王宮から借りた侍女を除いて、元々サンティルノの人間ばかりだ。少なからず悪感情を持っている者がいたとしてもおかしくはない。
仮に嫌悪感や憎悪をうまく隠した者がこの屋敷にいるとしたら、クリスタル王女の言動に反感を抱くルディーが、その他の人間の気持ちも分かりやすく投影してくれるというわけか。彼女が不快に思えば周りの人間も思っている可能性がある。彼女の態度次第で、周りにより注意を払いやすくなる。
「そうだな。分かった。それに今になって変更すると、クリスタル王女に余計な不安感を与えるかもしれないな。彼女を傷つけるような不穏な動きはしない限り、今の配置に据えておいてくれ」
ローザは意外そうにわずかに目を見開いた後、頷く。
「かしこまりました」
「……それで? モーリスは何がそんなに楽しいんだ」
ローザの横に立つモーリスの笑顔が気になって細目で彼を見てしまう。
「いつものわたくしの顔でございますが?」
「そうだが、それ以上に何か言いたいことでもあるのか」
「申し上げても?」
「ああ」
何だか嫌な予感がしないでもないが。
「それではお言葉に甘えて失礼いたします。レイヴァン様が監視なさっているのは、クリスタル様ご本人ではなく、クリスタル様に害を与えるかもしれない人間なのだなと思った次第でございます」
「っ!」
図星を刺されて言葉に詰まる。
だいたい宝石商が来ると聞かされても、まったく華やがないどころか浮かない表情をしたのに対して、私が休みだと伝えられると顔を明るくした彼女だ。彼女に不審な目を向けろと言うほうが難しい。もしそれが演技なのだとしたら大したものだが。
「それは彼女が二国間和平のための重要な人物だからだ」
「ええ。そうでございましたね」
微笑むモーリスの横でローザも笑みをたたえているのが見てて取れた。
二人して水面下でからかっているのが分かって面白くない。
「モーリスには彼女の真の姿でも見えるとでも言うのか?」
「まさか。そんなことはございませんよ。ただ、最初から色眼鏡をかけて人様を見ないようにとは心がけております。先入観は目を濁らせますからね」
「そうだな」
濁った目は視界を歪ませて見せる。
「ですのでレイヴァン様、まずは王女とお付けになるのをお止めになってはいかがでしょう」
「は!? それは別に関係ないだろう」
「意識されていなくても王女とお呼びされている時点で、元敵国の王女という意味が含まれてしまいます。それはレイヴァン様のみならず使用人の心にも影響してしまうことでしょう」
「…………善処する」
使用人を人質に取ってきたモーリスに、私は渋々頷いた。
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