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第4章:聖地アードグイ編
第89話:ガーネットの迷い
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「おお~♡カレーだカレー!これが食いたかったんだよなあ!」
今にも小躍りをしそうなアイザックを横目に、ガーネットは茶色の得体の知れない食事を手にして固まっていた。
今まで嗅いだことのない鼻につく強烈な匂い。
大雨の後の、家畜の餌場のような見た目。合わせて出されたハクラの白さとのコントラストに、どう対応したらいいのか迷っていた。いらない、といえばその日の昼飯はタバラッカのジャーキーか、ポムの実ぐらいしか持っていない。
ミヤ嬢の【収納】の中にはもっと得体の知れない物も入っているらしく、カロリーなんとかという栄養満点な味気のない棒状のものも出され、確かに魔力も体力も回復したが、口の中の水分を持って行かれ、モサモサして腹の脹れるものではなかった。今食べなければ、夜まで何も食べれないかもしれないし、夜だって、食べることができる状況かどうかわからないのだ。食べれる時に食べる。これは騎士として基本中の基本だ。
グキュルル。
腹が惨めな不満を音にした。
「私も騎士だ。出されたものは、食べる」
それしかないというのであれば。ガーネットは、掻き込むようにして食べているアイザックを見て、覚悟を決め、スプーンを口に運んだ。
「お……」
目の覚めるような、辛さ。パチパチと素早く瞬きをしてカレーを見る。
「麻痺?」
飲み込んだものの、口の周りがヒリヒリする。毒を食わされたかと焦ったが、辛いだけで特に体調不全は見当たらない。その後で口中に広がる甘さが、もう一口を渇望する。ゴロゴロ入った野菜と肉が唾液を促し、胃袋をじんわりと満たしていく。体力が徐々に上がっていく感じがする。なるほど、遅延効果か。もう一口、もう一口、と食べるうちに皿はあっという間に空になった。
「む……」
腹も膨れ、皿は空。体力も完全回復。もうないというのに、口が物足りなさを覚える。
「おかわりします?」
ミヤコがガーネットに声をかけ、アイザックとクルトは既に三杯目をお代わりしていた。おずおずと皿を差し出すガーネットに、新たに盛られたハクラとカレー。皿を受け取り、黙々と食べるガーネット。
「悪魔の食物か……!」
結局ガーネットも三杯目を完食し、さすがに腹がはち切れんばかりになり、お代わりをやめた。恐ろしいことに、もう食べられないとわかっているのに、脳が理解をしない!もっともっとと欲しがるのだ。
「麻薬か何か入っているのでは!?」
「いやいや、入ってないですよ」
ミヤコが苦笑した。
*****
聖女もとい異世界から来た、精霊王の愛し子のミヤ殿と旅を始めた。
元はと言えば、あの胸糞悪いモンファルト廃嫡王子のせいだ。あいつがおとなしく廃嫡されて、どこかで行き倒れて果ててくれれば、私の立場は天南門の聖騎士隊長で、煩わしい政治問題にかかわることもなく、王都の守護をしていればよかったはずなのだ。
貴族として生まれ、厳しい父の元で教育された。一人娘だったため、婿を取らなければならないのに、父に似て背が高く、ちょっとばかり気が強く、本心を隠すのが苦手で口が悪かったため、行き遅れた。そもそも、私より弱い男に興味はなく、それならそれで騎士にでもなってやれと志願したところ、真面に私より強い男がいなかったが為に、隊長にまで上り詰めた。
「お前が息子なら」と何度言われたことか。兎に角、私は騎士の仕事が性に合っていると自負していた。
王が政治から離れ、王宮に戻らず神殿に篭ってから既に半年が経つ。もちろん国民は知らない。その間、宰相と軍師で国を回している綱渡り状態の王都には、既に反王族の謀反の影がちらほら見え隠れをしていた。ゲートの守備を固め、他国からの侵入を防ぎながら、反乱軍のアジトを探る毎日だった。目を離せば王都は混乱に呑まれるのがわかっているのにも関わらず、あのでしゃばりがいけしゃあしゃあと顔を出し、自分が王になると息巻いた。まさかあれが反乱軍を率いているのかと慌てたが、あれに軍を率いるだけの力はない、と軍師も宰相もおっしゃった。今はモンドと名乗るただの一兵士だと。
それよりも、聖女を名乗る女が危険分子だ、と。
「サトクリフ聖騎士隊長には、異世界から来たという聖女の動きを掴んで欲しい。それと、我が愚息の動向も見極めてくれないか。もし奴が聖女を召喚して謀反を働くつもりなのであれば、すぐにでも手を打たねばならん」
国のためにあれほどの働きをした自分の息子を疑うのか、とその時は驚いたが、ルスリフト軍師の危惧は遠からず当たっていた。奴が聖女を召喚したという事実はないが、聖女が現れたのはあの緑の砦だ。あやつの魔力量から見ても、可能性は無きにしも非ずだった。
『嬢ちゃんが現れなかったら、ハルクルトは今頃生きていないからな。あいつにとって、嬢ちゃんは絶対的女神なんだ』
アイザックが言う通り、ハルクルトは洗脳でもされたかというほどおかしい。溺愛というよりも崇拝、いや狂信のレベルだ。そしてそれは、ハルクルトだけでなく、行く先々で狂信者が急増しているらしい。第二のルブラート教かと怪しむ程。
既に、グレンフェールの街は新しく現れた聖女の狂信者に溢れ、王家の威厳の欠片も存在していなかった。アイザックを始め、ルノーや討伐隊員、はぐれの戦士や冒険者まであの少女に夢中なのだ。あの場でもし私が聖女を糾弾しようものなら、私の命の方が危なかっただろう。
だが、思いがけず得た情報もある。アイザックとルノーが反乱軍の中心人物だった。
だからこそ、私は聖女に会わなければと苦肉の策をとったのだ。隙を見て捕獲、あるいは暗殺も考慮しなければならない。たとえアイザックとハルクルトと刺し違えたとしても、聖騎士隊隊長として国の為になすべきことをする――と考えていた。
出発までの一週間、私は軍師と宰相に事細かに説明をし、計画を練った。そして、マリゴールド様の夫、アッシュ・バートンがモンファルトの動向を見張っていると知った。どうやらそれも、ハルクルトの命令らしい。現在のところモンファルト派の監視役として泳がせている。
察するに、アッシュが率いる討伐隊は既に新聖女に忠誠を誓った反乱軍のようだ。そしてグレンフェールの街の平民と、そこにいた討伐隊員や戦士、そして冒険者たち。おそらくは、バーズの村人も同じく。何しろあいつらは皆、アイザックの息がかかっている。決して小さな反乱では済まされない。東と西の討伐隊は特に精鋭ぞろいで、戦力としては一部隊三十人でも、騎士の百人以上に匹敵する。ましてや、ハルクルトは死の淵から舞い戻り、それこそ死神の名ですらほしいままにするほど、人間離れした能力を身につけたと聞く。軍師は改めてハルクルトを見張れと私に命を下した。ただし、手出しはするなと。
言われなくとも、手出しなどできないだろう。目の当たりにした彼の実力は、私では到底かなわない。殺気を向けた瞬間、私はこの世にいないと確信できる。実際のところ、私の実力ではアイザックにですら相手になるかわからない。何だって、ガサツなあいつに聖魔法が使えるのかさっぱりわからない。そしてルノーに関しては、野生の狼さながらの威圧感があり、底知れない何かが私の心を恐怖で充した。
聖女は国を翻弄し、混乱に陥れる。過去の歴代聖女は皆そうだと聞く。混沌の象徴のように、あるいはカラミティの予兆のように扱われる聖女。聖女が出る時代は常に波乱が起こる。そしてこの少女もまた、危険を運ぶというのか。
ただ、この幼い少女が反乱を起こすとは思えない。出会って半日もたたずして、私の頭の中に疑問がもたげている。
どこかとぼけた顔をした、ただの平凡な少女。妖艶とはかけ離れ、男を騙すような色気もなければ、頭脳派の策士でもない。赤獅子と狂犬を手なずけた聖女。いや、本人は聖女と呼ばれることすら拒んでいるというのに、周りが勝手に祭り上げている感が強い。あどけなく笑い、ハルクルトに守られることを良しとしている。
彼女の体から匂い立つのはハルクルトの魔力。常に触れることで、魔力を送り続けているのだろう。まるでマーキングだ。そんなことすら気が付かないほど彼女に魔力はないというのに、あの言霊という力は、歪なものに感じる。どうやってあの力を使っているのか、どこから溢れているのか。あの力を使う少女から光が溢れ出てくるのがわかる。聖魔法とも違う、魂に響く強い力。あれが精霊の力だというのか。
その力は、瘴気を清浄化する。その力は、瘴魔を浄化し、草木を育て、傷を治し、心を満たす。私の腹も満たしてくれた。
これは本当に、混乱の前触れなのか。
それとも、国の危機に現れた救済なのか。
もっとこの少女と一緒にいたいと思うのは、私も洗脳されつつあるのか。向けられた笑顔に、私はどう対応すればいいのか。心の中に差し込む一条の光に、縋りたいと感じるのは間違いなのだろうか。
今にも小躍りをしそうなアイザックを横目に、ガーネットは茶色の得体の知れない食事を手にして固まっていた。
今まで嗅いだことのない鼻につく強烈な匂い。
大雨の後の、家畜の餌場のような見た目。合わせて出されたハクラの白さとのコントラストに、どう対応したらいいのか迷っていた。いらない、といえばその日の昼飯はタバラッカのジャーキーか、ポムの実ぐらいしか持っていない。
ミヤ嬢の【収納】の中にはもっと得体の知れない物も入っているらしく、カロリーなんとかという栄養満点な味気のない棒状のものも出され、確かに魔力も体力も回復したが、口の中の水分を持って行かれ、モサモサして腹の脹れるものではなかった。今食べなければ、夜まで何も食べれないかもしれないし、夜だって、食べることができる状況かどうかわからないのだ。食べれる時に食べる。これは騎士として基本中の基本だ。
グキュルル。
腹が惨めな不満を音にした。
「私も騎士だ。出されたものは、食べる」
それしかないというのであれば。ガーネットは、掻き込むようにして食べているアイザックを見て、覚悟を決め、スプーンを口に運んだ。
「お……」
目の覚めるような、辛さ。パチパチと素早く瞬きをしてカレーを見る。
「麻痺?」
飲み込んだものの、口の周りがヒリヒリする。毒を食わされたかと焦ったが、辛いだけで特に体調不全は見当たらない。その後で口中に広がる甘さが、もう一口を渇望する。ゴロゴロ入った野菜と肉が唾液を促し、胃袋をじんわりと満たしていく。体力が徐々に上がっていく感じがする。なるほど、遅延効果か。もう一口、もう一口、と食べるうちに皿はあっという間に空になった。
「む……」
腹も膨れ、皿は空。体力も完全回復。もうないというのに、口が物足りなさを覚える。
「おかわりします?」
ミヤコがガーネットに声をかけ、アイザックとクルトは既に三杯目をお代わりしていた。おずおずと皿を差し出すガーネットに、新たに盛られたハクラとカレー。皿を受け取り、黙々と食べるガーネット。
「悪魔の食物か……!」
結局ガーネットも三杯目を完食し、さすがに腹がはち切れんばかりになり、お代わりをやめた。恐ろしいことに、もう食べられないとわかっているのに、脳が理解をしない!もっともっとと欲しがるのだ。
「麻薬か何か入っているのでは!?」
「いやいや、入ってないですよ」
ミヤコが苦笑した。
*****
聖女もとい異世界から来た、精霊王の愛し子のミヤ殿と旅を始めた。
元はと言えば、あの胸糞悪いモンファルト廃嫡王子のせいだ。あいつがおとなしく廃嫡されて、どこかで行き倒れて果ててくれれば、私の立場は天南門の聖騎士隊長で、煩わしい政治問題にかかわることもなく、王都の守護をしていればよかったはずなのだ。
貴族として生まれ、厳しい父の元で教育された。一人娘だったため、婿を取らなければならないのに、父に似て背が高く、ちょっとばかり気が強く、本心を隠すのが苦手で口が悪かったため、行き遅れた。そもそも、私より弱い男に興味はなく、それならそれで騎士にでもなってやれと志願したところ、真面に私より強い男がいなかったが為に、隊長にまで上り詰めた。
「お前が息子なら」と何度言われたことか。兎に角、私は騎士の仕事が性に合っていると自負していた。
王が政治から離れ、王宮に戻らず神殿に篭ってから既に半年が経つ。もちろん国民は知らない。その間、宰相と軍師で国を回している綱渡り状態の王都には、既に反王族の謀反の影がちらほら見え隠れをしていた。ゲートの守備を固め、他国からの侵入を防ぎながら、反乱軍のアジトを探る毎日だった。目を離せば王都は混乱に呑まれるのがわかっているのにも関わらず、あのでしゃばりがいけしゃあしゃあと顔を出し、自分が王になると息巻いた。まさかあれが反乱軍を率いているのかと慌てたが、あれに軍を率いるだけの力はない、と軍師も宰相もおっしゃった。今はモンドと名乗るただの一兵士だと。
それよりも、聖女を名乗る女が危険分子だ、と。
「サトクリフ聖騎士隊長には、異世界から来たという聖女の動きを掴んで欲しい。それと、我が愚息の動向も見極めてくれないか。もし奴が聖女を召喚して謀反を働くつもりなのであれば、すぐにでも手を打たねばならん」
国のためにあれほどの働きをした自分の息子を疑うのか、とその時は驚いたが、ルスリフト軍師の危惧は遠からず当たっていた。奴が聖女を召喚したという事実はないが、聖女が現れたのはあの緑の砦だ。あやつの魔力量から見ても、可能性は無きにしも非ずだった。
『嬢ちゃんが現れなかったら、ハルクルトは今頃生きていないからな。あいつにとって、嬢ちゃんは絶対的女神なんだ』
アイザックが言う通り、ハルクルトは洗脳でもされたかというほどおかしい。溺愛というよりも崇拝、いや狂信のレベルだ。そしてそれは、ハルクルトだけでなく、行く先々で狂信者が急増しているらしい。第二のルブラート教かと怪しむ程。
既に、グレンフェールの街は新しく現れた聖女の狂信者に溢れ、王家の威厳の欠片も存在していなかった。アイザックを始め、ルノーや討伐隊員、はぐれの戦士や冒険者まであの少女に夢中なのだ。あの場でもし私が聖女を糾弾しようものなら、私の命の方が危なかっただろう。
だが、思いがけず得た情報もある。アイザックとルノーが反乱軍の中心人物だった。
だからこそ、私は聖女に会わなければと苦肉の策をとったのだ。隙を見て捕獲、あるいは暗殺も考慮しなければならない。たとえアイザックとハルクルトと刺し違えたとしても、聖騎士隊隊長として国の為になすべきことをする――と考えていた。
出発までの一週間、私は軍師と宰相に事細かに説明をし、計画を練った。そして、マリゴールド様の夫、アッシュ・バートンがモンファルトの動向を見張っていると知った。どうやらそれも、ハルクルトの命令らしい。現在のところモンファルト派の監視役として泳がせている。
察するに、アッシュが率いる討伐隊は既に新聖女に忠誠を誓った反乱軍のようだ。そしてグレンフェールの街の平民と、そこにいた討伐隊員や戦士、そして冒険者たち。おそらくは、バーズの村人も同じく。何しろあいつらは皆、アイザックの息がかかっている。決して小さな反乱では済まされない。東と西の討伐隊は特に精鋭ぞろいで、戦力としては一部隊三十人でも、騎士の百人以上に匹敵する。ましてや、ハルクルトは死の淵から舞い戻り、それこそ死神の名ですらほしいままにするほど、人間離れした能力を身につけたと聞く。軍師は改めてハルクルトを見張れと私に命を下した。ただし、手出しはするなと。
言われなくとも、手出しなどできないだろう。目の当たりにした彼の実力は、私では到底かなわない。殺気を向けた瞬間、私はこの世にいないと確信できる。実際のところ、私の実力ではアイザックにですら相手になるかわからない。何だって、ガサツなあいつに聖魔法が使えるのかさっぱりわからない。そしてルノーに関しては、野生の狼さながらの威圧感があり、底知れない何かが私の心を恐怖で充した。
聖女は国を翻弄し、混乱に陥れる。過去の歴代聖女は皆そうだと聞く。混沌の象徴のように、あるいはカラミティの予兆のように扱われる聖女。聖女が出る時代は常に波乱が起こる。そしてこの少女もまた、危険を運ぶというのか。
ただ、この幼い少女が反乱を起こすとは思えない。出会って半日もたたずして、私の頭の中に疑問がもたげている。
どこかとぼけた顔をした、ただの平凡な少女。妖艶とはかけ離れ、男を騙すような色気もなければ、頭脳派の策士でもない。赤獅子と狂犬を手なずけた聖女。いや、本人は聖女と呼ばれることすら拒んでいるというのに、周りが勝手に祭り上げている感が強い。あどけなく笑い、ハルクルトに守られることを良しとしている。
彼女の体から匂い立つのはハルクルトの魔力。常に触れることで、魔力を送り続けているのだろう。まるでマーキングだ。そんなことすら気が付かないほど彼女に魔力はないというのに、あの言霊という力は、歪なものに感じる。どうやってあの力を使っているのか、どこから溢れているのか。あの力を使う少女から光が溢れ出てくるのがわかる。聖魔法とも違う、魂に響く強い力。あれが精霊の力だというのか。
その力は、瘴気を清浄化する。その力は、瘴魔を浄化し、草木を育て、傷を治し、心を満たす。私の腹も満たしてくれた。
これは本当に、混乱の前触れなのか。
それとも、国の危機に現れた救済なのか。
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