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#5 ピリリ
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第一印象は「ハゲ」。
黄色いススキっぽい原っぱの一角が、まるっとハゲていた。
けっこうな広さのキイロススキ(仮称)のふさふさ部分だけ全部食われていたのだ。
この短時間に。
ハゲた茎だけが無数にピンと立っている状態に、思わず笑ってしまったほど。
そのうちの一本に触れてみると、なんだか手触りが軽い。
太い茎なのに、と指で押し潰してみると、まるでストローみたいにヘシャッと潰れた。
そこでピンと来た。
何本かを抜いて、指で潰しながら編み込んでみる――うん。これ、いける。布っぽくなる。
よし、こいつはキイロススキ改めヌノススキ(仮称)だ!
デンキトカゲの食べ終えた茎を片っ端から引き抜き、俺はバスタオルサイズの「草布」を作った。布の端っこは折り返して差し込む感じ。
肌に当ててみる。うん。悪くない。
さらにもう一枚作り、首の穴を残して繋げば、立派な貫頭衣じゃないか。
あとは、森の中の樹々に時々垂れ下がっているツタっぽい植物――ヒモツタ(仮称)で腰のあたりを縛れば、遠目には「着ている人」に見えるだろう。
さらに手ぬぐいみたいな長さの草布を作り、ヒモツタと組み合わせてふんどしも作った。
「落ち着く」
思わず言葉が出た。静電気ではなく声の。
そういや声を出すのは随分と久しぶりな気がする。
『満足』
デンキトカゲたちも満腹なのか、そんなことを伝えてきた。俺も『満足』だ。
さっきからずっと俺の肩から手の甲まで行ったり来たりしているこの個体には「ピリリ」という名前を付けてみた。
彼らは群れで行動しているせいか、『個体』というイメージが全く伝わらず、また『名前』という概念も理解してもらえてないようだったが、「ピリリ」と俺が発声すると、皆で寄ってきてくれるようにはなった。
まあ、今はこれでいいか。
衣と食が確保できたし、水もピリリたちと遭った場所から「ヌノススキが原」に来るまでの間に小さな川を幾つか見つけているので、次は住かな。
まあこっちに住むつもりはないけれど活動拠点は必要だ。
そうだな。この草布とその材料のヌノススキをうちにつながる「壁」の近くに隠しておこう――ということで、それらを小脇に抱えて、ピリリたちに伝える。
『出会う』『行く』
最初に彼らと出会った場所へ戻ることを伝えたつもりだったのだが、その後のやり取りで確認してみたらちゃんと通じてないっぽい。
来た道を引き返そうとすると彼らが道をそれるので――これもなんか静電気能力の影響なのか、方角がちゃんと分かるようになっているんだよね。
『出会う』
彼らがそう伝えてきたのは、他のデンキトカゲたちの群れと遭遇したとき。
他の群れと仲がいいのか? 縄張りとかないのかな。
毒も知らないし、ここは案外平和な世界なのかも?
とりあえずそっちの彼らとも少しばかりコミュニケーションを取り、平和にお別れして当初の出発点を改めて目指した。
今度はちゃんとついてきてくれる。
というか何匹かは俺に乗っかったまま。まあ、可愛いいからいいけど。
いっそのこと、草布でカバンでも作ってまとめて持ち歩いてやろうか。
『危険』
突然、ピリリたちが伝えてきた。
警戒して森を眺めるが、何かが潜んでいるようには見えない。
しかし確かに感じるのは『空腹』という情報。
ピリリたちじゃない、誰かの。
さっきのを試してみよう。この届いた静電気の元をたどる。
『空腹』――来た――こっち――見つけ――た?
そこには地球のシラカバに似た樹、そしてヒモツタ。
まさかこのシラカバの幹に擬態しているとか――と持ち上げたヒモツタが、俺の手に絡みついた。
こっちかよ!
慌てて手を振り回す。鎌首をもたげた頭らしき部分を樹の幹へと何度も叩きつける。
やがてニセヒモツタ(仮称)がぐったりとした。
本当に何やってんだ俺。
殺さなくとも、遠くへ放り投げれば済んだかもしれないってのに。
もともと食物連鎖に関わるつもりもなければ、こういう新種への貴重な出遭いを殺害などという最も愚かで考えなしの行為なんぞで終えるつもりはなかった。
でも、感じてしまったから。ニセヒモツタからデンキトカゲへの強い食欲を。
俺は生物学者には向いていないのかな。先に仲良くなったのがニセヒモツタだったなら、俺はどうしていたんだろう。
祖父が水族館に勤めていたおかげで、小さい頃から動物に関わる仕事に憧れていたけれど、特定の生物にいれこんでしまうのなら俺には自然の中へ出てフィールドワークする資格はないのかもしれない。
『食べる』
ピリリたちが伝えてくる。
そうだな。少なくともこいつは、もうお前らを食わないよ。
動かなくなったニセヒモツタを眺める。
蛇というよりはヤツメウナギに近い。もっと正確に描写すると生成り色のゴムホースかな。その口には小さな棘のような歯がたくさんついていて、喉の大きさを考えると飲み込むというより体液とかを吸う感じだろうか。
そこまで考えたとき『ニセヒモツタがデンキトカゲを捕食するシーン』が送られてきた。
なるほど。変に言語化にこだわっていたけれど、もっと自由に映像イメージみたいなのも送れるんだな。
そして案の定、体液を吸うっぽい。
よし。気持ちを切り替えていこう。
ニセヒモツタはここに埋めて、さっさと帰ろう――と思ったら、ピリリたちが一斉に『食べる』を送ってきた。
食べるって、もしかして、俺がニセヒモツタを?
うん。どうやらそうらしい。
覚悟を、決めるか。
俺が奪ってしまった命。その理由をせめて食用にすり替えることで、ニセヒモツタも少しは浮かばれないだろうか。
傲慢な自己満足だという認識はある。ただ、それでも、今の俺に取れる責任は食べることだけだから。
『いただきます』
その想いを、動かくなったニセヒモツタへと伝えた。
### 簡易人物紹介 ###
・詩真
主人公。姉と珠のいつものムーヴに辟易し、「壁」の中に家出を決意。静電気の使い方を色々と試し中。
・デンキトカゲ(仮称)
静電気を介してコミュニケーションをとる六足トカゲ。ヌノススキの穂を食べる。一番懐いている個体に「ピリリ」と名付けた。
黄色いススキっぽい原っぱの一角が、まるっとハゲていた。
けっこうな広さのキイロススキ(仮称)のふさふさ部分だけ全部食われていたのだ。
この短時間に。
ハゲた茎だけが無数にピンと立っている状態に、思わず笑ってしまったほど。
そのうちの一本に触れてみると、なんだか手触りが軽い。
太い茎なのに、と指で押し潰してみると、まるでストローみたいにヘシャッと潰れた。
そこでピンと来た。
何本かを抜いて、指で潰しながら編み込んでみる――うん。これ、いける。布っぽくなる。
よし、こいつはキイロススキ改めヌノススキ(仮称)だ!
デンキトカゲの食べ終えた茎を片っ端から引き抜き、俺はバスタオルサイズの「草布」を作った。布の端っこは折り返して差し込む感じ。
肌に当ててみる。うん。悪くない。
さらにもう一枚作り、首の穴を残して繋げば、立派な貫頭衣じゃないか。
あとは、森の中の樹々に時々垂れ下がっているツタっぽい植物――ヒモツタ(仮称)で腰のあたりを縛れば、遠目には「着ている人」に見えるだろう。
さらに手ぬぐいみたいな長さの草布を作り、ヒモツタと組み合わせてふんどしも作った。
「落ち着く」
思わず言葉が出た。静電気ではなく声の。
そういや声を出すのは随分と久しぶりな気がする。
『満足』
デンキトカゲたちも満腹なのか、そんなことを伝えてきた。俺も『満足』だ。
さっきからずっと俺の肩から手の甲まで行ったり来たりしているこの個体には「ピリリ」という名前を付けてみた。
彼らは群れで行動しているせいか、『個体』というイメージが全く伝わらず、また『名前』という概念も理解してもらえてないようだったが、「ピリリ」と俺が発声すると、皆で寄ってきてくれるようにはなった。
まあ、今はこれでいいか。
衣と食が確保できたし、水もピリリたちと遭った場所から「ヌノススキが原」に来るまでの間に小さな川を幾つか見つけているので、次は住かな。
まあこっちに住むつもりはないけれど活動拠点は必要だ。
そうだな。この草布とその材料のヌノススキをうちにつながる「壁」の近くに隠しておこう――ということで、それらを小脇に抱えて、ピリリたちに伝える。
『出会う』『行く』
最初に彼らと出会った場所へ戻ることを伝えたつもりだったのだが、その後のやり取りで確認してみたらちゃんと通じてないっぽい。
来た道を引き返そうとすると彼らが道をそれるので――これもなんか静電気能力の影響なのか、方角がちゃんと分かるようになっているんだよね。
『出会う』
彼らがそう伝えてきたのは、他のデンキトカゲたちの群れと遭遇したとき。
他の群れと仲がいいのか? 縄張りとかないのかな。
毒も知らないし、ここは案外平和な世界なのかも?
とりあえずそっちの彼らとも少しばかりコミュニケーションを取り、平和にお別れして当初の出発点を改めて目指した。
今度はちゃんとついてきてくれる。
というか何匹かは俺に乗っかったまま。まあ、可愛いいからいいけど。
いっそのこと、草布でカバンでも作ってまとめて持ち歩いてやろうか。
『危険』
突然、ピリリたちが伝えてきた。
警戒して森を眺めるが、何かが潜んでいるようには見えない。
しかし確かに感じるのは『空腹』という情報。
ピリリたちじゃない、誰かの。
さっきのを試してみよう。この届いた静電気の元をたどる。
『空腹』――来た――こっち――見つけ――た?
そこには地球のシラカバに似た樹、そしてヒモツタ。
まさかこのシラカバの幹に擬態しているとか――と持ち上げたヒモツタが、俺の手に絡みついた。
こっちかよ!
慌てて手を振り回す。鎌首をもたげた頭らしき部分を樹の幹へと何度も叩きつける。
やがてニセヒモツタ(仮称)がぐったりとした。
本当に何やってんだ俺。
殺さなくとも、遠くへ放り投げれば済んだかもしれないってのに。
もともと食物連鎖に関わるつもりもなければ、こういう新種への貴重な出遭いを殺害などという最も愚かで考えなしの行為なんぞで終えるつもりはなかった。
でも、感じてしまったから。ニセヒモツタからデンキトカゲへの強い食欲を。
俺は生物学者には向いていないのかな。先に仲良くなったのがニセヒモツタだったなら、俺はどうしていたんだろう。
祖父が水族館に勤めていたおかげで、小さい頃から動物に関わる仕事に憧れていたけれど、特定の生物にいれこんでしまうのなら俺には自然の中へ出てフィールドワークする資格はないのかもしれない。
『食べる』
ピリリたちが伝えてくる。
そうだな。少なくともこいつは、もうお前らを食わないよ。
動かなくなったニセヒモツタを眺める。
蛇というよりはヤツメウナギに近い。もっと正確に描写すると生成り色のゴムホースかな。その口には小さな棘のような歯がたくさんついていて、喉の大きさを考えると飲み込むというより体液とかを吸う感じだろうか。
そこまで考えたとき『ニセヒモツタがデンキトカゲを捕食するシーン』が送られてきた。
なるほど。変に言語化にこだわっていたけれど、もっと自由に映像イメージみたいなのも送れるんだな。
そして案の定、体液を吸うっぽい。
よし。気持ちを切り替えていこう。
ニセヒモツタはここに埋めて、さっさと帰ろう――と思ったら、ピリリたちが一斉に『食べる』を送ってきた。
食べるって、もしかして、俺がニセヒモツタを?
うん。どうやらそうらしい。
覚悟を、決めるか。
俺が奪ってしまった命。その理由をせめて食用にすり替えることで、ニセヒモツタも少しは浮かばれないだろうか。
傲慢な自己満足だという認識はある。ただ、それでも、今の俺に取れる責任は食べることだけだから。
『いただきます』
その想いを、動かくなったニセヒモツタへと伝えた。
### 簡易人物紹介 ###
・詩真
主人公。姉と珠のいつものムーヴに辟易し、「壁」の中に家出を決意。静電気の使い方を色々と試し中。
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