日本語教師日誌

藤堂Máquina

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5月3日

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5月3日

今日の授業は一つ。
今週から日曜日も少ない時間でのみ授業をはじめることにした。
理由としては予想外の出費で、休みがどうこう言えなくなってしまったからである。
授業の資料はかなり揃ってきており、準備の時間が減ってきたため、増やしても対応できるようになってきた。
もちろん、昨日書いた通り、新しく学校での授業をしなければならないため、改めて教科書分析をし直さなければならないため、それに時間を割かなければならないのだが、まだひらがなのクラスのため、それほど急ぐ必要はない。
現状準備しなければならないのはテストであり、学校の授業のためのパワーポイントである。
今まで自分の授業は、会話形式だったため、必要なかったが、学校ではカリキュラムが明確なため、パワーポイントを使おうと思っている。
一度作ってしまえば複数のクラスで使えるため、個人のクラスでも初級レベルの場合は使っていこうと思う。
実はパワーポイントはほとんど使ったことがなく、勉強するいい機会だと思う。
最初の授業は火曜日の夜のため、まだ2日ほど時間がある。
2時間分の準備をすればいいだけなのでそう難しくはないはずである。
私がスペイン語を話せないだけに、その準備も必要ではあるものの、教室活動においては初級クラスを担当したこともあるため、それほど不安はない。
やはりクラスの良し悪しを左右するのは人間関係の部分が大きくなるだろう。
今日の授業の話をすると、今日の学生はクウェート人であり、レベルはN4程度であった。
クウェート人と話すのははじめてで、聞きたいことも多かったため、クウェートについて質問を繰り返すような形になった。
クウェートの面積は日本の首都圏ほどであり、とても小さいらしい。
夏の気温は50℃近く、外には殆ど出ないと言っていた。
去年は、一年を通して6回雨が降っただけであり、雨が降ると嬉しいと言っていた。
日本とはえらい違いである。
授業は会話の練習であったため、日本文化の話題として「雨男、雨女」を取り入れた。
学生ははじめて聞いた言葉のようで楽しそうに会話ができ、また予約すると言ってくれた。
会話だけでも相手の表情を読み取って、適切な返事をすることが必要だ。
数をこなしてわかったことは話題がありきたりではダメだ。
学生は多くの教師から、数人を選ぶのだから他の教師と同じことをするべきではない。
最初のレッスンとなると、皆「自己紹介」を選びがちだが、それはすべきではない。
世界規模の疫病のニュースや、国の話も正直ありきたりだ。
入り口はありきたりでも構わないのだが、いかに早く、オリジナリティのあるテーマで会話を広げるかにかかっていると言えるだろう。
そうそう、これは余談なのだが、授業数を増やすためにこの期間だけ体験授業の価格を安くした。
しかし体験授業を新たに予約してくれる人は少なく、レギュラーの授業を新規に予約してくれた人が何人かいた。
そちらの方が大変ありがたいのだが、価格を下げた甲斐がないというものだ。
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