日本語教師日誌

藤堂Máquina

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5月6日

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5月6日

今日の授業は4つ。
レギュラーのクラスが1つと体験授業が3つである。
それとは別に所属する学校の代表の方と面談する時間があったため、今日も今日で多忙であった。
明日7コマあると思うとより地獄であるのだが、昨日の疲れがあったせいか、空いている時間は寝て過ごした。
幾分かはマシになったが、それでも先のことを考えると頭が重い。
仕事がないと不安なのだが、ありすぎるのも困り物なのだ。
私はそれほどがっつり仕事をしようと思っておらず、生活に困らない程度でいいと思っている。
それ故に、体験授業を除いて月に30コマ程度の予約が入ればいいと思っているのだが、5月は今日、6日の段階で30コマ分の予約が埋まった。
これはこちらの学校のオンライン授業を除いた数のため、プラスで12コマ、24時間分が加算される。
稼げる時に稼ぐのは大切なことだし、個人の授業の方の学生の多くは会話の練習を望んでいるため、それほど準備は要らないのだが、問題は学校の方である。
今日は代表の方と面談する時間があったのだが、内容は昨日の授業のダメ出しだった。
正直そんなことを言われても、オンラインでひらがなを教えるには限度というものがある。
スペイン語を話せない私にゼロ初級のクラスのオンラインクラスを任せた采配の問題があるだろうと言いたいのを抑えて、概ね納得したように振る舞った。
私のモットーを誤解されては困るので、言うところはしっかり反論したのだが、面倒くさいことには変わりない。
説明を受けた段階で、「やり方は任せる」と言われていただけに、蓋を開けた後に文句を言われる筋合いはない。
しばらくまたダメ出しをせずに、私のやり方でやっていいと言われたのだが、そもそも私は教科書に従ったまでの話で、それほど文句を言われるのはどうかと思う。
順番を間違わないように、事前にパワーポイントを用意したにも関わらず、少し後の章の内容を組み込んでみたらどうかと言われたときには流石に反論した。
結局上司には従わなければならないのだが、順番を守れと言われており、それに従った私に、それを言うならもっと早く言ってほしかった。
おかげで今日の空いている時間にした準備が少し無駄になってしまった。
これだから人間関係は面倒くさい。
私だってそんな退屈な教科書で進めたくない気持ちは山々である。
使わなくていいなら使わないが、ほかのクラスの学生と差ができてはいけないために、仕方なく付き合っているのだ。
それに対して他の提案をしてくると言うのは、自分で縛ってきて、それを解くように言っているのと同じだ。
なんとも効率が悪い。
今日は自分の授業のことについて触れなかったが、仕方がない。
明後日は奇跡的に予約がなかったので、今のうちに休暇にした。
きっと明日は画面を見続けて、目が疲れるだろうという理由だ。
体験レッスンの価格をもとに戻したのに、新しい学生が3人ほど来たのは謎である。
学生が多いため、日曜日は全て休暇に戻した。
軌道に乗ってきたら体験レッスンの価格も少しあげようと思う。
まずは明日を乗り切ることを考えなければならない。
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