日本語教師日誌

藤堂Máquina

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5月9日

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5月9日

今日の授業は4つ。
60分の授業が2コマ、90分の授業が1コマ、120分の授業が1コマという構成で、5時間半授業をしていた。
はじめはスウェーデンの学生であった。
この学生との会話はとても楽しいため、特に負担にはならなかった。
文法のテーマは「もっていく、もってくる、もってかえる」であり、それほど難しいものではない。
会話中心の教授法においてはかなり楽な部類である。
今日はじめて発覚したことは、学生がムスリムであるということであった。
その話になったきっかけと言うのは、食べ物話になったからである。
別に私が宗教上のタブーに触れたわけではない。
聞いたところによると今はラマダンようだ。
それで食べ物の話をするとお腹が空いてくると言われたためにそれを知ったのだ。
そのあとも食べ物の話をしていたが、やはり食べ物の話は万国共通でウケるのだ。
私は気を遣って食べ物の話を避けようとしたのだが、学生の方は気にせず続けるので、私の方もそのうち気にしなくなった。
ちなみに学生の好きな食べ物は焼肉と言っていた。
日本に訪れた際、はじめて食べたその味に心を打たれたらしい。
間違って豚肉を注文することだけはないように気をつけていただきたい。
それこそムスリムのタブーというやつだ。
2コマ目はアメリカに住む、日本とフィリピンのハーフの学生だ。
殆どが会話であったものの、学生は授業外で疲れることがあったようで、なんとなく乗り気ではなかった。
会話自体は滞りなく進んでいたのだが、学生の方向性を掴めなかったのは、私のミスと言うよりは、学生自身がそれを定めていなかったからのように思える。
3コマ目はポーランド人であり、N5が終了したレベルであった。
学生は会話の機会がないため、文法の解説と、会話の練習がほしいというリクエストのはじめてのクラスだった。
最初の30分はさ雑談をしながら、学生の語彙力や、文法知識を測り、残りの1時間は文法の導入や、練習に使った。
学生自身はそれほど活発な性格ではないようで、大きく盛り上がることもなかったのだが、楽しそうに会話をしているところをみると間違えはなかったようだ。
最後に現地の学校のクラスだが、学生が12人来た。
ひらがなの導入からであり、スペイン語が話せない私は少しばかり不安を覚えていたのだが、蓋を開けてみるとそれほど問題はなかった。
もちろん、一人ずつと会話をするしかないため、発言しない学生は退屈だったと思うのだが、3コマ目にして、学校のやり方にようやく慣れてきたため、前回よりも手応えはあった。
先生だからといって、相手に分からせようとするのではなく、分かり合おうという意識ほど必要なものはない。
今日はそんなところだろう。
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