日本語教師日誌

藤堂Máquina

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5月27日

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5月27日

今日の授業は2つ。
一つは会話の授業で、もう一つは夜のいつもの授業だった。
一つ目はお昼すぎで、もう一つまでの間に6時間以上時間があったのだが、私が何をしていたか正直何も覚えていない。
仕事の準備を少ししていたのだが、それ以外は寝ていたわけではないし、何をしていたのかわからない。
あまり有意義に使えなかったらしいということだけは理解している。
さて授業についてだが、内容は学生とフリートークをして、学生の発言を私がドキュメントに打ち込み、授業の終盤に訂正すると言うものだった。
学生は助詞の使い方が上手ではなく、会話自体に支障はないのだが、正しい日本語を話すためにこの方法を希望してきた。
これで3回目なのだが、やはり助詞は苦手なようだ。
英語でもそれなりに似ている表現で、どうして忘れるのかはわからないのだが、時々抜け落ちてしまっている表現があった。
この学習方法は確実に上達する反面、自分のミスが明確になってしまうため、ショックを受ける場合がある。
そのため、学生が希望しない限りはしないのだが、中には自分の声を録音しており、後から聞く学生もいる。
これは私だけではないとは思うのだが、私は自分の録音した声を聞くのが苦手で、いつも変な声だと感じてしまう。
そのため、この方法は好きではない。
同じように考える人も多いと思うため、尚更提案もしない。
基本的に自分が嫌なことは他人にも提案しないのだ。
しかし、上達のためにその手の恥じらいやプライドを捨てるというのはかなり重要なことであることはよく知っているし、間違いを認められる人ほど早く上達することも知っているため、大いにリスペクトできる学生である。
2コマ目は夜の学生で、今は漫画を読んでいる。
質問に答えるという立場であり、正直なところ暇である。
学生もそれなりに知識を得てきているため、質問してくることも答えにくい部分だけである。
例えば「盆とはなんですか?」とか、「肩たたき券とはなんですか?」と言った具合だ。
漫画を読んでいる学生に、急に「盆」の授業を始める訳にはいかないため、できるだけ簡単に伝えなければならない。
肩たたき券なんてどこの国を探したってきっとある訳もない。
マンガはカジュアルな言葉が多いため、その質問には簡単に答えられるのだが、名詞に関して言えばかなり難解である。
次のページに行くまで予測が出来ないのも問題であるが、ある意味反射神経との勝負で、頭の回転は鍛えられるのかもしれない。
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