日本語教師日誌

藤堂Máquina

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7月11日

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7月11日

今日の授業は3つ。
一つは毎週のロシア人であり、会話の授業。
残り二つは現地の学校の授業である。
合計5時間であり、最近の傾向を考えると忙しい一日だった。
はじめは会話の授業であり、テーマは学生の方が用意した。
学生の仕事の話しで、今週に行ったという出張の話と日本へ旅行へ行った際に会った変な日本人であった。
特に深い話をした訳ではないのだが、私のしたことと言えば、変な日本人について、日本人を代表して謝罪しただけである。
この学生は日本語が上手なため、日本での不便はないのだが、日本人に日本語で話しかけると逃げられると言っていた。
日本人は外国人が英語しか話せないと思っているため、その学生も「私も英語話せません」と言っていた。
また電車に乗っていると、容姿などについて言われることが多いという。
日本語がわからないと思って、車内で何か言う人がいるらしいので、本当に失礼な話である。
それは日本の学生であったらしいのだが、ロシア人の女性を見て何か言いたくなる人が一定数いるらしい。
分からないと思って接するのではなく、分かるという前提で動くべきである。
悪気はないのだろうが、それは日本人としてのイメージを著しく下げることになる。
観光で行くような街であれば今時外国人なんて珍しくもないだろうし、そのあたりの自覚をしてほしいものである。
現地の授業に関しては一コマはまだひらがなであり、かなり大変である。
よくある質問として、なぜ「じ」と「ぢ」の音が同じなのか、「ら」は「r」なのか「l」なのか、「お」と「を」の違いはなんなのか、「し」と「ち」が同じ音に聞こえる、などである。
一つずつ説明しなければならず、使えるスペイン語を駆使して説明しなければならないため大変である。
この辺の知識は先生である以上持っていて当然なのだが、スペイン語や英語で説明しなければならないとなると話は別である。
詳しく説明できない場合も多い。
例えば「じ」と「ぢ」に関しては、一般的に「じ」を使い、「ぢ」は血などの変化の時用いるため、あまり語数は多くない、とか、「ら」は「r 」でも「l」でもないが、日本語にはそれらの語がないため、巻き舌でさえなければ大きな問題はないということ、「を」は「お」と音は同じだが、基本的には助詞としてしか用いることはないということ、「し」と「ち」は音を継続できるかどうかの違いであるというようにかいつまんで説明する。
「ら」に関しては正しい音も教えるのだが、正確に発音できる人もなかなかいない。
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