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第2章 切迫
6 失意の女刑事
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7月22日
「あーもう!何なんですか、あのチャラいヤツは!」
弓削史子が荒っぽく置いた焼酎の水割りのグラスの底がカウンターを打つ音が大きく響き、浦安は隣りの客に頭を下げ、まあまあと弓削を宥めた。
7月21日、二年前に一家が惨殺された鮫島家から新たな遺体があがったという報告を禍津町派出所から受け、管轄だったH県警K署の、浦安の係りに出動要請がかかった。順番的に弓削以下三つの班が出張って来たが、班長である弓削の鼻息は荒かった。弓削は三年前に巡査部長へと昇進したが、胸を張れる勤務実績が乏しく、警部補への道を足踏みしていた。うだつの上がらない自分に焦燥感を感じ始めていたところでの出動要請だった。
だが禍津町の遺体には首が無かったという情報が入ると、弓削は顔をしかめて舌打ちした。二年前、まだ巡査部長に上がりたてだった弓削は禍津町で起きた鮫島一家殺害事件の捜査にも加わっていた。捜査の主導は警察庁から出張って来たキャリア警察官が握り、それでも何らかの手柄を上げようと周辺の聞き込みに専念した。だが弓削が捜査に有益な情報を上げられないまま、警察庁の捜査一課の刑事が早々に犯人を上げてしまった。そして今回、その二年前の家でまた遺体が出たという。それだけでも十分奇っ怪なのに、さらにその遺体には首が無い。それは巷を賑わせている連続殺人事件の可能性も出てきたわけで、そうなるとすでに捜査本部が立ち上がっているC県、A県、さらにはT都で立ち上がっている警視庁捜査本部との合同捜査なんてことも有り得る。となると、ノンキャリアである弓削が手柄を上げられる確立もぐんと減るのだ。
そこまでのことを思い描き、何とかまだK署に主導権があるうちに何らかの手掛かりを掴みたかった。そんな鼻息荒い状態での第一発見者への職質だったのだ。その第一発見者である青井草太はもっさりとした風貌の二十代前半の青年で、仕事はシェアハウスの管理人をしているという。そんな彼がなぜその管理しているシェアハウスから離れた鮫島家に足を踏み入れたのか…実は管理人だけでなく探偵助手もしていて、一人の少女からあの家に一緒に行ってくれと依頼を受けた……と、もうこの時点でかなり怪しいのに、周辺の聞き込みでは青年の姿は確認出来たものの、少女の姿は確認出来なかった。そして、これは青井には隠していたのだが、青井が乗り降りした宇根野駅と源の鳥居駅のホームには監視カメラがあり、その両方の映像とも、誰もいない空間に話しかけているような青井の姿が映っていた。
それらの報告を聞き、弓削は内心喜々とした。青井が犯人……という可能性はまだ低いが、その挙動は明らかにおかしい。明日にでも現場検証と称して青井を呼び出し、もう少し詳しく聴取すれば事件が進展する有力な情報が得られる見込みはかなり高い。いや、ひょっとしたら、その聴取が元で一気に事件解決なんてことも……
そんな青写真を描いてニマニマとほくそ笑んでいた弓削を阻んだのは、警察庁でも警視庁でも他の県警でもなく、公安調査庁特務捜査室というわけの分からない部署だった。それはきのうの遺体発見日の捜査会議のことだった。夜の8時を回った頃、現場周辺の聞き込みをしていた弓削の班は捜査会議に出席するため車で30分かかるK署まで戻ったのだったが、そこで鑑識班から発表された内容は驚愕だった。何と、死亡推定時刻が夕方6時から7時になるというのだ。そんなわけあるはずがない。第一発見者の青井が遺体を見つけた午前11:30にはすでに頭の無い状態だったと言っているし、昼過ぎには自分もその遺体を直に確認した。胃の奥から込み上げてきた未消化のハンバーガーを何とか放出せずに飲み込み、そのときの喉が焼ける感覚を今でもありありと思い出せる。弓削は学生時代にどれだけ予習してもこれほど意気揚々と手を挙げたことはないだろうという勢いで挙手した。
が、その手を指名されることはなかった。会議の上座には警察庁本部の刑事部長や捜査第一課長をはじめK署署長や副署長までも顔を揃え、弓削のような駆け出しのデカ長でも知っているそうそうたる顔ぶれに今回の事件がいかに注目度が高いかを思い知らされたが、署長のすぐ隣りに座っている銀行員のような銀縁眼鏡の人物は始めて見る顔だった。死亡推定時刻の矛盾を指摘しようと手を挙げた弓削が課長に制された時、その銀縁眼鏡から鋭い視線が弓削に向けられた。そして、署長自ら立ち上がり、隣りの人物について紹介される。まだ本部から管理官も赴任していないのに一体誰だと弓削も目を光らせた。
「今鑑識班から報告があったように、今回の事件には不可思議な点が多い。さらに諸君もすでに知っているように、禍津町のマル害(被害者)は今騒がれている女子高生連続殺人事件の四人目の被害者である可能性もでてきた。よって本件の捜査本部もかなり大きくなるものと予想させるが、それに先駆けて、今回我々と共に捜査をするべく公安調査庁から特務捜査室の室長に来ていただいた。みんな、これから仰られることをよく聞くように!」
署長はそこまで言うと、隣りに座る銀縁眼鏡に目配せした。銀縁眼鏡は一つ頷き、署長が腰を下ろすのに合わせてゆっくりと立ち上がる。富士額のMの真ん中がほぼ頭頂部まで後退し、室内のライトで脂ぎった肌をテカらせている署長とは対照的に、銀縁眼鏡は銀髪を光らせ、周囲の光を吸い寄せるかのような冷たい視線で集った面々を舐め回した。捜査会議は近々K署で一番大きい会議室に移されるだろうが、今回はまだ三人座れる折りたたみ式のミーティングテーブルを縦に四列、横に三列並べた中会議室で行われており、その三分の二ほどしか埋めていない捜査員たちが公調というワードにざわめいていたのが、銀縁眼鏡の視線を受けて静かになる。
「今署長から紹介に預かりました公安調査庁特務捜査室室長の室町といいます。実は我々は禍津町にあるコミューンを内密に捜査していまして、今回の事件はそのコミューンが関わっている可能性が高いと判断しています。よって、皆さんが捜査をする中で通常とは違った事案に出くわした時、ぜひ我々に報告し、指示を仰いでいただきたい。よろしくお願いします」
室町はそこまで言うと銀縁眼鏡の柄を右手の指先で持ち上げながら、再び自分の椅子に腰を沈めた。仕立ての良さそうなチャーコールグレーのスーツに身を包んだ細身の身体は署長と並ぶと丸太と棒だ。年の頃は四十過ぎといったところか、やや頬が痩け気味のシャープな顔立ちは二枚目と言えなくもない。弓削は自分が直情的な分、普段はこういったクールな男が好みなのだが、この時の室町の顔はただただ憎々しく見えた。
(公安調査庁って確かテロとかを取り締まる機関よね?まさか今回の事件もそういう組織が絡んでるって言うの?情報が少な過ぎるわよ)
弓削が思ったことを署長も感じたのか、早々に座ってしまった室町を受けて慌ててまた立ち上がった。
「今回は通常の捜査より戸惑うことも多いと思うが、室町室長も仰ったように特異な事案はすぐに報告するように!」
はい、と野太い声が各テーブルからパラパラ起こり、捜査一課長へと話が継がれていった。そしてこの会議の後、弓削の上司である浦安係長は弓削を呼び止め、隣りに連れ立っていた紫スーツのチャラそうな男を紹介したのだった。
「おおー!こんなボインちゃんと一緒に仕事ができるなんて光栄だねー!」
朝霧と名乗ったそのホスト崩れのような男は公安調査庁特務調査室の調査員で、そのバディとして弓削が抜擢されたのだと浦安は言う。弓削に取っては面倒臭いことこの上ないご指名だった。弓削は挨拶もそこそこに自分の胸に下世話な言及をしたそのホスト崩れをギロリと睨んだ。
「ああ!?テメー、それ、セクハラ!」
「おお怖い。でも怒った顔もなかなかいい」
「ああ?殺すぞ」
「はい恐喝未遂。そんなプリプリしないで仲良くやりましょうよ」
「きょ……恐喝、だと!?」
弓削の舌打ちが、慌ただしく捜査員たちが出て行った後の会議室に鳴り渡った。こんな感じで、朝霧と弓削の出会いは弓削にとって最悪以外の何ものでもなかった。
「あーもう!何なんですか、あのチャラいヤツは!」
弓削史子が荒っぽく置いた焼酎の水割りのグラスの底がカウンターを打つ音が大きく響き、浦安は隣りの客に頭を下げ、まあまあと弓削を宥めた。
7月21日、二年前に一家が惨殺された鮫島家から新たな遺体があがったという報告を禍津町派出所から受け、管轄だったH県警K署の、浦安の係りに出動要請がかかった。順番的に弓削以下三つの班が出張って来たが、班長である弓削の鼻息は荒かった。弓削は三年前に巡査部長へと昇進したが、胸を張れる勤務実績が乏しく、警部補への道を足踏みしていた。うだつの上がらない自分に焦燥感を感じ始めていたところでの出動要請だった。
だが禍津町の遺体には首が無かったという情報が入ると、弓削は顔をしかめて舌打ちした。二年前、まだ巡査部長に上がりたてだった弓削は禍津町で起きた鮫島一家殺害事件の捜査にも加わっていた。捜査の主導は警察庁から出張って来たキャリア警察官が握り、それでも何らかの手柄を上げようと周辺の聞き込みに専念した。だが弓削が捜査に有益な情報を上げられないまま、警察庁の捜査一課の刑事が早々に犯人を上げてしまった。そして今回、その二年前の家でまた遺体が出たという。それだけでも十分奇っ怪なのに、さらにその遺体には首が無い。それは巷を賑わせている連続殺人事件の可能性も出てきたわけで、そうなるとすでに捜査本部が立ち上がっているC県、A県、さらにはT都で立ち上がっている警視庁捜査本部との合同捜査なんてことも有り得る。となると、ノンキャリアである弓削が手柄を上げられる確立もぐんと減るのだ。
そこまでのことを思い描き、何とかまだK署に主導権があるうちに何らかの手掛かりを掴みたかった。そんな鼻息荒い状態での第一発見者への職質だったのだ。その第一発見者である青井草太はもっさりとした風貌の二十代前半の青年で、仕事はシェアハウスの管理人をしているという。そんな彼がなぜその管理しているシェアハウスから離れた鮫島家に足を踏み入れたのか…実は管理人だけでなく探偵助手もしていて、一人の少女からあの家に一緒に行ってくれと依頼を受けた……と、もうこの時点でかなり怪しいのに、周辺の聞き込みでは青年の姿は確認出来たものの、少女の姿は確認出来なかった。そして、これは青井には隠していたのだが、青井が乗り降りした宇根野駅と源の鳥居駅のホームには監視カメラがあり、その両方の映像とも、誰もいない空間に話しかけているような青井の姿が映っていた。
それらの報告を聞き、弓削は内心喜々とした。青井が犯人……という可能性はまだ低いが、その挙動は明らかにおかしい。明日にでも現場検証と称して青井を呼び出し、もう少し詳しく聴取すれば事件が進展する有力な情報が得られる見込みはかなり高い。いや、ひょっとしたら、その聴取が元で一気に事件解決なんてことも……
そんな青写真を描いてニマニマとほくそ笑んでいた弓削を阻んだのは、警察庁でも警視庁でも他の県警でもなく、公安調査庁特務捜査室というわけの分からない部署だった。それはきのうの遺体発見日の捜査会議のことだった。夜の8時を回った頃、現場周辺の聞き込みをしていた弓削の班は捜査会議に出席するため車で30分かかるK署まで戻ったのだったが、そこで鑑識班から発表された内容は驚愕だった。何と、死亡推定時刻が夕方6時から7時になるというのだ。そんなわけあるはずがない。第一発見者の青井が遺体を見つけた午前11:30にはすでに頭の無い状態だったと言っているし、昼過ぎには自分もその遺体を直に確認した。胃の奥から込み上げてきた未消化のハンバーガーを何とか放出せずに飲み込み、そのときの喉が焼ける感覚を今でもありありと思い出せる。弓削は学生時代にどれだけ予習してもこれほど意気揚々と手を挙げたことはないだろうという勢いで挙手した。
が、その手を指名されることはなかった。会議の上座には警察庁本部の刑事部長や捜査第一課長をはじめK署署長や副署長までも顔を揃え、弓削のような駆け出しのデカ長でも知っているそうそうたる顔ぶれに今回の事件がいかに注目度が高いかを思い知らされたが、署長のすぐ隣りに座っている銀行員のような銀縁眼鏡の人物は始めて見る顔だった。死亡推定時刻の矛盾を指摘しようと手を挙げた弓削が課長に制された時、その銀縁眼鏡から鋭い視線が弓削に向けられた。そして、署長自ら立ち上がり、隣りの人物について紹介される。まだ本部から管理官も赴任していないのに一体誰だと弓削も目を光らせた。
「今鑑識班から報告があったように、今回の事件には不可思議な点が多い。さらに諸君もすでに知っているように、禍津町のマル害(被害者)は今騒がれている女子高生連続殺人事件の四人目の被害者である可能性もでてきた。よって本件の捜査本部もかなり大きくなるものと予想させるが、それに先駆けて、今回我々と共に捜査をするべく公安調査庁から特務捜査室の室長に来ていただいた。みんな、これから仰られることをよく聞くように!」
署長はそこまで言うと、隣りに座る銀縁眼鏡に目配せした。銀縁眼鏡は一つ頷き、署長が腰を下ろすのに合わせてゆっくりと立ち上がる。富士額のMの真ん中がほぼ頭頂部まで後退し、室内のライトで脂ぎった肌をテカらせている署長とは対照的に、銀縁眼鏡は銀髪を光らせ、周囲の光を吸い寄せるかのような冷たい視線で集った面々を舐め回した。捜査会議は近々K署で一番大きい会議室に移されるだろうが、今回はまだ三人座れる折りたたみ式のミーティングテーブルを縦に四列、横に三列並べた中会議室で行われており、その三分の二ほどしか埋めていない捜査員たちが公調というワードにざわめいていたのが、銀縁眼鏡の視線を受けて静かになる。
「今署長から紹介に預かりました公安調査庁特務捜査室室長の室町といいます。実は我々は禍津町にあるコミューンを内密に捜査していまして、今回の事件はそのコミューンが関わっている可能性が高いと判断しています。よって、皆さんが捜査をする中で通常とは違った事案に出くわした時、ぜひ我々に報告し、指示を仰いでいただきたい。よろしくお願いします」
室町はそこまで言うと銀縁眼鏡の柄を右手の指先で持ち上げながら、再び自分の椅子に腰を沈めた。仕立ての良さそうなチャーコールグレーのスーツに身を包んだ細身の身体は署長と並ぶと丸太と棒だ。年の頃は四十過ぎといったところか、やや頬が痩け気味のシャープな顔立ちは二枚目と言えなくもない。弓削は自分が直情的な分、普段はこういったクールな男が好みなのだが、この時の室町の顔はただただ憎々しく見えた。
(公安調査庁って確かテロとかを取り締まる機関よね?まさか今回の事件もそういう組織が絡んでるって言うの?情報が少な過ぎるわよ)
弓削が思ったことを署長も感じたのか、早々に座ってしまった室町を受けて慌ててまた立ち上がった。
「今回は通常の捜査より戸惑うことも多いと思うが、室町室長も仰ったように特異な事案はすぐに報告するように!」
はい、と野太い声が各テーブルからパラパラ起こり、捜査一課長へと話が継がれていった。そしてこの会議の後、弓削の上司である浦安係長は弓削を呼び止め、隣りに連れ立っていた紫スーツのチャラそうな男を紹介したのだった。
「おおー!こんなボインちゃんと一緒に仕事ができるなんて光栄だねー!」
朝霧と名乗ったそのホスト崩れのような男は公安調査庁特務調査室の調査員で、そのバディとして弓削が抜擢されたのだと浦安は言う。弓削に取っては面倒臭いことこの上ないご指名だった。弓削は挨拶もそこそこに自分の胸に下世話な言及をしたそのホスト崩れをギロリと睨んだ。
「ああ!?テメー、それ、セクハラ!」
「おお怖い。でも怒った顔もなかなかいい」
「ああ?殺すぞ」
「はい恐喝未遂。そんなプリプリしないで仲良くやりましょうよ」
「きょ……恐喝、だと!?」
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