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第3章 拡散
5 感情を無くした青年
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飛び降りのあったマンションの屋上で制服警官から聴取を受けている三人の若者のうちの一人は、禍津町での事件の第一発見者である青井草太だった。先の事件での青井の供述は現場の家にいた理由が不可解で、浦安も弓削も青井を怪しんだ。そして翌日に詳しく話を聞こうとしたところ、公安調査庁特務調査室の調査員である朝霧に阻まれた。その後、警察庁の捜査一課が青井を調べた形跡はない。もし自分に捜査の指揮権があるなら、真っ先に青井の行動確認を指示するものをと、浦安は歯がゆい思いをしていたのだった。
「どうして君がここに?」
若者三人に警官二人が聴取している塔屋の陰に近づくと、浦安は直接青井に声をかけた。
「何でもユァチューブの撮影で来ていたということらしいんですが」
制服警官たちは浦安に敬礼すると、そのうちの一人が答えた。
「ユァチューブの撮影?」
改めて三人の姿を見る。青井はTシャツに綿パンという普通の格好だが、青い髪の女性は派手なシースルーの衣装に尖った付け耳をしていて確かに何かの撮影っぽくはある。もう一人は小太りの男で、一人だけ塔屋の前の段差に腰掛け、大量に流れる汗をタオルで仕切りに拭っている。格好はまあ、普通だ。
「ボクたちは何も悪いことはしていない。まさか誰かが飛び降りるなんて思ってもみなかったんだ」
青髪の女性がそう言ったとき、浦安はハッとして彼女の胸に目を走らせた。鎖骨を露出させ、しっかりとした膨らみもある。浦安の視線を感じ、青髪は眉を潜めて胸を手で覆った。いやらしい気持ちで見た訳ではなくひょっとして少年なのかと疑ったのだったが、あまりにも視線が露骨だったことに気づき、浦安は慌てて目線を反らした。そこにニュウっと、むさ苦しい中年男が顔を出す。
「いわゆるボクっ娘ってやつですなあ。ユァチューブ界隈では結構いますよ~」
いつの間にか下から上がってきた遠藤が浦安を見てニヤッとする。
「人を量産タイプみたいに言わないでくれ」
青髪が浦安から横の遠藤へと睨んだ目をスライドさせた時、ふと浦安に閃いたものがあった。
「そうだ君たち、冷たいジュースでも飲みに行かないか?」
浦安は若者三人に向けて言った。青井は禍津町の事件の第一発見者でありながら、今また別の事件現場に居合わせている。現場で偶然があればまず疑えとは、まさに自分がさっき言った言葉だ。彼らがここにいることに何か必然性があると踏んだが、今の状況ではすぐにまた指揮権は沖芝管理官の下に移ってしまう。そうなると青井の聴取もままならなくなるだろう。取り敢えず自分には現状帰宅許可が下りている。その自分が若者と喫茶店に行ったとて誰にも咎められるものではない。また場所を変えることによって邪魔が入ることも防げられる。そんな魂胆で提案した。青井はその意図を読んだのか、顔に不審の色を露わにした。このままでは断られると思った矢先、
「え!?冷たいジュース?行くでつ!行くでつ!」
と、小太りの男が腰を上げて乗ってきた。そこに間髪入れず断れない雰囲気を作る。
「よし!行こう。もちろんおじさんの奢りでいいからね。遠藤、お前も行くだろ?」
空間を読め、これは仕事だ、と念を込めて遠藤を見つめると、彼もそれを察知したのか、
「おー!いいですねえ、ご相伴に預かります。行きましょう行きましょう!」
と、うまい具合に青井と青髪の女性を誘導してくれた。
マンション前にあるショッピングモールの中のパーラーは、昼時にもかかわらず空いていた。平日のこんな暑い日にはきっとご老人たちも買い物をする主婦も外出を控えているのだろう。K市は近郊都市といえどもまだまだ辺鄙な所にあり、駅前であっても休日ほど混雑しない。
浦安は店内に入ると一番奥の席を確保した。若者三人を壁際のソファに並んで座らせ、自分と遠藤がその向かいの背もたれの無いスツールに座る。まるで接待しているサラリーマンのようだが、聴取するにはちょうどいい。相手にリラックスさせることが肝心だ。
浦安と遠藤、それに青井はアイスコーヒーを頼み、青髪はミックスジュース、小太りの男はなぜかケーキセットを頼んでいた。青髪の女性は九郎原乃愛、小太りの男は二本松駿佑と名乗った。遠藤が手帳に控えながら、字も詳しく聞いていた。
「ねえねえ、君たちはどんなチャンネルやってるの?僕もね、休みの日なんかはよくユァチューブを観るんだよね」
飲み物を待つ間、遠藤がうまいこと話を繋いでくれる。九郎原が自分のチャンネル名を言うと、
「ああ!それ見たことあるかもしんない」
と、遠藤が軽いノリで合わせるのを、ホントか?と心の中で突っ込んだ。だがこういう初動の聴取ではいかに相手に喋らせるかが肝心だ。遠藤はそういうところはよく心得ていた。しかし肝心の青井の声はまだ一度も聞いていない。浦安は目の前の青井に直接話を振ってみる。
「青井君、今日はどんな撮影をしてたのかな?」
するとクーラーの涼しさで落ち着いてきたのか、二本松がさっきまでの茹だった赤ら顔から打って変わった嬉々とした表情で口を挟んできた。
「噂の検証をしていたでつよ。あのマンションの上から撮影モードで携帯を落とすと、幽霊が映るっていうんでつ」
二本松が紐でぐるぐる巻きにした自分の携帯をふるふると振って見せる。どうやらそれを屋上から投げるつもりだったらしい。落ちて壊れないための紐なのだろう。
「へえ~幽霊?それって撮れたの?」
遠藤がすかさず質問し、いやそこを広げなくてもいいからと心の中で突っ込んだのだったが、
「撮ろうと思ってた矢先に下がすごい騒ぎになって、そのうちに刑事さんたちが来たんでつよ」
という二本松の言葉に、自分も思わず質問した。
「ということは、君たちは飛び降りた人の姿は見てないんだね?」
その質問には二本松と、隣りの九郎原が合わせたようにコクコクと首を振った。
(偶然居合わせたが、間一髪のところで見ていない…そんなことがあるのか?まさか彼らが新見を落としたなんてことは?)
浦安は二本松の太い腕と、九郎原の華奢な手、そして青井のそこそこ筋肉質な腕を順に見た。この三人係りなら新見をフェンスの向こう側へ乗り越えさせることができるだろう。だが自分は確かに見ていた。新見は自分でダイブしたのだ。あの光景が白昼の幻でないのなら、フェンスも新見が自分の意志で乗り越えたと見るのが妥当だ。
そうこうしているとウェイトレスが飲み物を運んできた。二本松はご機嫌な顔でケーキにフォークを入れている。こうなるとケーキセットはまんざら悪い注文でなかったと思える。浦安は正面の青井に向き合った。
「青井君、君は禍津町の事件に遭った女子生徒とは面識は無くて、あの日に来訪を受けた少女に依頼されたと言っていたよね?昨夜実はあの被害に遭った少女と同じクラスの生徒がこの上のマンションで亡くなったんだけど、そのことは知ってたのかな?それとも知らないで今日の撮影に来た?」
その質問をしたとき、二本松のケーキを食べる手とミックスジュースを口にする九郎原の動きが一瞬止まった気がした。そして青井もストローの包み紙を取る動作を止めて聞いていたが、目線はこちらに上げようとしなかった。二日前に会った時にはやたらと声がでかく、もう少し覇気があった気がしたが、今日は何だか生気が抜けているような感じがする。そしてそんな青井のフォローをするように、二本松がわざとらしい声を上げた。
「ええ!?きのうも人が死んだんでつか!?知らなかったよねえ、ねえ」
二本松は青井と九郎原を交互に見、九郎原がコクコクと大袈裟に頷く。青井はそのままストローをコーヒーにさし、一連の自動作業のように一口啜った。
その日、結局青井は必要最低限の応答をするだけで目新しいことは何も話さなかった。初見とその次の日に会った時はもう少し感情豊かな青年という印象だったが、その日の青井はまるで感情の無い人形のようだった。
「おっかしいなあ~」
三人が慌ただしく自分たちの飲食を済ませて去ってから、遠藤が手帳を眺めてしきりに首を傾げていた。
「どうした?何かおかしい点に気づいたか?」
「いえね、彼らが住んでいるっていうシェアハウスの住所なんですけどね、あそこって確か何にも無かったような…」
「何にも無い?とは?」
「はい、20年くらい前かなあ、当時僕は禍津町の派出所に勤務してたんですけどね、この場所で結構大きなガス爆発事故があったんです。あの付近一体は吹き飛んでしまって、確か記憶ではまだあの辺には建物が建ってなかったと思ったんですか…」
「最近行ったことあるのか?」
「いえ、五年前にK署に移ってからは足を運んではないんですが」
「何だ、じゃあその後に建ったんだろ」
言いながら、例え指揮権が移ったとしても、自分もそのシェアハウスに非番の時にでも一度行ってみようと思っていた。
「どうして君がここに?」
若者三人に警官二人が聴取している塔屋の陰に近づくと、浦安は直接青井に声をかけた。
「何でもユァチューブの撮影で来ていたということらしいんですが」
制服警官たちは浦安に敬礼すると、そのうちの一人が答えた。
「ユァチューブの撮影?」
改めて三人の姿を見る。青井はTシャツに綿パンという普通の格好だが、青い髪の女性は派手なシースルーの衣装に尖った付け耳をしていて確かに何かの撮影っぽくはある。もう一人は小太りの男で、一人だけ塔屋の前の段差に腰掛け、大量に流れる汗をタオルで仕切りに拭っている。格好はまあ、普通だ。
「ボクたちは何も悪いことはしていない。まさか誰かが飛び降りるなんて思ってもみなかったんだ」
青髪の女性がそう言ったとき、浦安はハッとして彼女の胸に目を走らせた。鎖骨を露出させ、しっかりとした膨らみもある。浦安の視線を感じ、青髪は眉を潜めて胸を手で覆った。いやらしい気持ちで見た訳ではなくひょっとして少年なのかと疑ったのだったが、あまりにも視線が露骨だったことに気づき、浦安は慌てて目線を反らした。そこにニュウっと、むさ苦しい中年男が顔を出す。
「いわゆるボクっ娘ってやつですなあ。ユァチューブ界隈では結構いますよ~」
いつの間にか下から上がってきた遠藤が浦安を見てニヤッとする。
「人を量産タイプみたいに言わないでくれ」
青髪が浦安から横の遠藤へと睨んだ目をスライドさせた時、ふと浦安に閃いたものがあった。
「そうだ君たち、冷たいジュースでも飲みに行かないか?」
浦安は若者三人に向けて言った。青井は禍津町の事件の第一発見者でありながら、今また別の事件現場に居合わせている。現場で偶然があればまず疑えとは、まさに自分がさっき言った言葉だ。彼らがここにいることに何か必然性があると踏んだが、今の状況ではすぐにまた指揮権は沖芝管理官の下に移ってしまう。そうなると青井の聴取もままならなくなるだろう。取り敢えず自分には現状帰宅許可が下りている。その自分が若者と喫茶店に行ったとて誰にも咎められるものではない。また場所を変えることによって邪魔が入ることも防げられる。そんな魂胆で提案した。青井はその意図を読んだのか、顔に不審の色を露わにした。このままでは断られると思った矢先、
「え!?冷たいジュース?行くでつ!行くでつ!」
と、小太りの男が腰を上げて乗ってきた。そこに間髪入れず断れない雰囲気を作る。
「よし!行こう。もちろんおじさんの奢りでいいからね。遠藤、お前も行くだろ?」
空間を読め、これは仕事だ、と念を込めて遠藤を見つめると、彼もそれを察知したのか、
「おー!いいですねえ、ご相伴に預かります。行きましょう行きましょう!」
と、うまい具合に青井と青髪の女性を誘導してくれた。
マンション前にあるショッピングモールの中のパーラーは、昼時にもかかわらず空いていた。平日のこんな暑い日にはきっとご老人たちも買い物をする主婦も外出を控えているのだろう。K市は近郊都市といえどもまだまだ辺鄙な所にあり、駅前であっても休日ほど混雑しない。
浦安は店内に入ると一番奥の席を確保した。若者三人を壁際のソファに並んで座らせ、自分と遠藤がその向かいの背もたれの無いスツールに座る。まるで接待しているサラリーマンのようだが、聴取するにはちょうどいい。相手にリラックスさせることが肝心だ。
浦安と遠藤、それに青井はアイスコーヒーを頼み、青髪はミックスジュース、小太りの男はなぜかケーキセットを頼んでいた。青髪の女性は九郎原乃愛、小太りの男は二本松駿佑と名乗った。遠藤が手帳に控えながら、字も詳しく聞いていた。
「ねえねえ、君たちはどんなチャンネルやってるの?僕もね、休みの日なんかはよくユァチューブを観るんだよね」
飲み物を待つ間、遠藤がうまいこと話を繋いでくれる。九郎原が自分のチャンネル名を言うと、
「ああ!それ見たことあるかもしんない」
と、遠藤が軽いノリで合わせるのを、ホントか?と心の中で突っ込んだ。だがこういう初動の聴取ではいかに相手に喋らせるかが肝心だ。遠藤はそういうところはよく心得ていた。しかし肝心の青井の声はまだ一度も聞いていない。浦安は目の前の青井に直接話を振ってみる。
「青井君、今日はどんな撮影をしてたのかな?」
するとクーラーの涼しさで落ち着いてきたのか、二本松がさっきまでの茹だった赤ら顔から打って変わった嬉々とした表情で口を挟んできた。
「噂の検証をしていたでつよ。あのマンションの上から撮影モードで携帯を落とすと、幽霊が映るっていうんでつ」
二本松が紐でぐるぐる巻きにした自分の携帯をふるふると振って見せる。どうやらそれを屋上から投げるつもりだったらしい。落ちて壊れないための紐なのだろう。
「へえ~幽霊?それって撮れたの?」
遠藤がすかさず質問し、いやそこを広げなくてもいいからと心の中で突っ込んだのだったが、
「撮ろうと思ってた矢先に下がすごい騒ぎになって、そのうちに刑事さんたちが来たんでつよ」
という二本松の言葉に、自分も思わず質問した。
「ということは、君たちは飛び降りた人の姿は見てないんだね?」
その質問には二本松と、隣りの九郎原が合わせたようにコクコクと首を振った。
(偶然居合わせたが、間一髪のところで見ていない…そんなことがあるのか?まさか彼らが新見を落としたなんてことは?)
浦安は二本松の太い腕と、九郎原の華奢な手、そして青井のそこそこ筋肉質な腕を順に見た。この三人係りなら新見をフェンスの向こう側へ乗り越えさせることができるだろう。だが自分は確かに見ていた。新見は自分でダイブしたのだ。あの光景が白昼の幻でないのなら、フェンスも新見が自分の意志で乗り越えたと見るのが妥当だ。
そうこうしているとウェイトレスが飲み物を運んできた。二本松はご機嫌な顔でケーキにフォークを入れている。こうなるとケーキセットはまんざら悪い注文でなかったと思える。浦安は正面の青井に向き合った。
「青井君、君は禍津町の事件に遭った女子生徒とは面識は無くて、あの日に来訪を受けた少女に依頼されたと言っていたよね?昨夜実はあの被害に遭った少女と同じクラスの生徒がこの上のマンションで亡くなったんだけど、そのことは知ってたのかな?それとも知らないで今日の撮影に来た?」
その質問をしたとき、二本松のケーキを食べる手とミックスジュースを口にする九郎原の動きが一瞬止まった気がした。そして青井もストローの包み紙を取る動作を止めて聞いていたが、目線はこちらに上げようとしなかった。二日前に会った時にはやたらと声がでかく、もう少し覇気があった気がしたが、今日は何だか生気が抜けているような感じがする。そしてそんな青井のフォローをするように、二本松がわざとらしい声を上げた。
「ええ!?きのうも人が死んだんでつか!?知らなかったよねえ、ねえ」
二本松は青井と九郎原を交互に見、九郎原がコクコクと大袈裟に頷く。青井はそのままストローをコーヒーにさし、一連の自動作業のように一口啜った。
その日、結局青井は必要最低限の応答をするだけで目新しいことは何も話さなかった。初見とその次の日に会った時はもう少し感情豊かな青年という印象だったが、その日の青井はまるで感情の無い人形のようだった。
「おっかしいなあ~」
三人が慌ただしく自分たちの飲食を済ませて去ってから、遠藤が手帳を眺めてしきりに首を傾げていた。
「どうした?何かおかしい点に気づいたか?」
「いえね、彼らが住んでいるっていうシェアハウスの住所なんですけどね、あそこって確か何にも無かったような…」
「何にも無い?とは?」
「はい、20年くらい前かなあ、当時僕は禍津町の派出所に勤務してたんですけどね、この場所で結構大きなガス爆発事故があったんです。あの付近一体は吹き飛んでしまって、確か記憶ではまだあの辺には建物が建ってなかったと思ったんですか…」
「最近行ったことあるのか?」
「いえ、五年前にK署に移ってからは足を運んではないんですが」
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