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第8章 蔓延
1 天冥の警護
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7月29日
昼前、弓削が前日と同じように仏具の煤払い作業をしていると、境内でお焚き火の準備をしていた天冥がやって来て、ノワールで四條畷が亡くなったことを告げた。作業をいていたのは弓削と紬の二人だけで、朱美は今日から三日間、鷹田神社へ行ってお焚き火で舞う舞いの練習をするのだと言う。例年お焚き火の舞いは七星妙見の宮司の娘が白拍子に扮して舞っていたが、二年前の事件で娘が亡くなってしまい、朱美がその代わりを勤めていた。舞いの形はある程度覚えているので、最後の仕上げを三日間でするのだそうだ。
「そっか~傑、死んじゃったかあ~」
フライドポテト全部食べちゃったかあ、くらいのテンションで紬がポツリと言う。どれくらいの関係性なのか分からないが、もう少し感情が込められないものかと思う。報告に来た天冥も淡々としていて、同じ住人が亡くなったという悲壮感はない。きのうも女性陣が四條畷のことを疎ましく思っているようなことを言っていたが、嫌われ者だったのだろうか?朝霧からマークすべき人物として教えられて名前は意識していたが、結局弓削は一度も会えず終いだった。だが、ノワールでまた何か事件が起こったようで、潜入捜査している身としてはその詳細が知りたい。浦安と連絡を取ろうとして立ち上がると、弓削の意図を悟ったように天冥が制止した。
「浦安刑事ならもうすぐこの寺へ来るわ。ダイニングで町長も加わって会合することになっているから、話すならその後にして」
浦安と会えたのは、腹が減ったと訴えてきた紬と一緒にダイニングに入った時だった。いや、紬はずっと空腹を訴えていたが、ダイニングを使うからと天冥に止められ、やっと天冥が呼びに来ると喜々として作業していた仏間を飛び出したのだった。天冥と一緒にダイニングに入ると火にかけられたカレーの鍋からスパイスの香りが鼻腔を突く。テーブルには組んだ拳に額を乗せ、深刻に何かを考えている浦安の姿があった。
「係長、お疲れ様です」
その斜め前に座り、浦安に声をかける。浦安は熟考から顔を上げ、今気づいたように弓削に引きつった笑顔を向けた。
「あ、おお、お疲れさん。ん?少し顔色が良くなったか?」
浦安にそう言われ、確かに昨夜は嫌な夢を見ながらも、久々に深い眠りにつけたことを自覚する。逆に浦安の顔にははっきりと分かるくらい疲労の色が刻まれていた。何か言葉をかけようとした時、浦安の目が見開かれ、ある一点に固定される。その視線の先には、キッチンから天冥が入れてくれたカレーの皿を運んできた紬がいた。
「き、君は……」
浦安はじっと紬を凝視し、その視線に気づいた紬はきょとんとした顔を浦安に向ける。
「ん?おっさん、あたしが可愛いから惚れちゃった?」
「お、おっさんて、紬ちゃん、この人はあたしの上司で浦安刑事さん。えーと、係長、この子は…」
浦安に紬を紹介しようとするが、浦安の紬を見る目が異様に見開かれているのに戸惑い、言葉を詰まらせる。
「え?紬ちゃんに会ったことあります?」
浦安は頭の中を探るように目を細める。
「つむぎ……そう、八尾紬!君は確か聖蓮女子の生徒さんだよね?どうしてここに?」
聞かれた紬はにっこりとし、
「ああ、あの時の刑事さん」
と眉を上げるが、意識は目の前のカレーにあるようで、座るとすぐにスプーンを握り、いただきまーすと言ってご飯の山にスプーンを刺した。そして茶色い海に浸し、ご機嫌に口に運ぶ。弓削は浦安が聖蓮女子の聴取に赴いた時に二人が出会っていることを思い当たり、
「紬ちゃんはノワールの大家のお孫さんで、夏休みの間は毎年ノワールに住むそうなんです」
と補足の説明をした。天冥が皆にカレーと麦茶を配ってくれ、弓削も手を合わせる。
「君は、目から血が出たりしないのかい?あと、あの時目から血を流した子たちが今どうしているか、分かるかなあ?」
浦安は食事よりも紬のことが気にかかるようで、ずっと左前に座った彼女の方を向いている。紬は食べるのが忙しいようで、チラッと浦安に視線を移すが、すぐにカレーに向き、パクパクと淀みなくスプーンを口に運ぶ。
「ひょら、あたひ、美人でひょ?ひゃはらみんなひゃべひはへへふへうんひゃへほ、ほもはひふぁいひゃいはらさ」
「食べるか喋るか、どっちかにしたら?」
咀嚼しながら喋る紬に天冥が突っ込む。紬はひゃーいと言い、食べる方を選択した。
「あの日、君は一人で運動場を歩いて行ったね。あれはどこに…」
浦安がお構いなしに話かけると、天冥が美眉を寄せて浦安を睨む。
「浦安さんも、まずは食べて。栄養を摂らないと、悪い気にやられますよ」
天冥の叱責に、浦安はハッとしたように視線を落とし、おずおずとスプーンを取ってカレーの海に沈めた。弓削はそんな三人の様子をはらはらと見つめながらも、二日目のカレーで空腹を満たした。
「あたし、美人でしょ?だからみんなチヤホヤしてくれるんだけどさ、友達って言える子はいないの。だからさ、夏休みにみんな何をしてるとか、知らない。あと、あんまし覚えてないんだけどさ、登校日の後も一人でどっか遊びに行くところだったんじゃないかなあ。んーと、それから、あたしは目からは血なんか出ていないよ」
いち早く食べ終えた紬は浦安の質問に口早に答えた。そして天冥に向き、
「ねえねえ、もう真鍮磨き飽きたー!遊びに行きたーい!」
と駄々をこねだす。
「そうなると弓削さんだけになるでしょ?我儘言わないで」
天冥に諌められ、口を尖らせる。そして、あ!と思いついて浦安を指差し、にんまりと口角を上げた。
「ねえねえ、おっさんも手伝ってよ。ほら、いっしょくそくはつのおんって言うでしょ?」
「それを言うなら一宿一飯の恩。浦安さんは泊まってないでしょ?でもそうね、三人でやってもらうのも悪くないわね」
天冥は紬に突っ込むと、スプーンを置いて浦安に向いた。
「先程も説明しましたように、今は一つひとつの事件の解明より、これから起こることを止めることが大事です。今日から浦安さんもこの寺で寝泊まりし、わたしたちを助けて下さいませんか?」
浦安はチラチラと紬に視線を走らせるながらも、スローペースでカレーを食べていた。ずっと何かを考えているふうで、天冥の言葉にも戸惑いを見せる。
「いや…そういうわけには。曲がりなりにも私は刑事なわけですし…」
「では何を捜査します?過ぎた事件の犯人をあげたところで、事態は何も改善されません。元より警察という組織は法を犯した人間を捕まえることに特化し、未然に防ぐということを怠りがちです。でも今は、今だけは、未来に目を向けなければなりません。そもそもあなたは今、謹慎を食らっている身なのでは?」
天冥の言葉をそこまで聞き、浦安は口が歪めて鼻から息を吐く。
「あなたは何でもご存知のようだ」
天冥は心持ち肩をすぼめた。
「それに、今のあなたはかなり疲弊しています。そんな状態ではいざという時に悪い気に負けてしまいます。8月1日には万全でいて欲しいのです。この寺の空気はわたしと遵奉さんにより清められています。大したおもてなしは出来ませんが、母家に部屋は余っているはずです。どうかお焚き火が始まるまでこの寺に逗留し、英気を養って下さい」
浦安は眉間に深いシワを作りながらうーんと唸る。そして目を閉じて逡巡し、やがて目を開けると弓削の顔を見た。弓削は何と言っていいか分からず、小首を傾げる。するとその姿に何かを吹っ切ったように、コクンと一つ頷いた。そして天冥に向き、
「分かりました」
と、申し出を受けた。その瞬間、弓削の心にも光が差した。弓削にしてもずっと、この事件が多発している中にあり、今自分がしていることは警察官として正しい行いなのかという葛藤があった。浦安が行動を同じくする意を示したことで、自分が肯定された気がした。それと同時に、紬も喜色をみなぎらせる。ぱあっと顔を明るくし、何か言おうとするその前に、その反応を察した天冥が紬の方を向く。
「ということなので、浦安さんにも作業行程を教えてあげて下さい。煤払いは早く終えるに越したことはありません。大変でしょうが、三人でお願いしますね。三人で」
三人で、の部分に力を込められ、紬はビクッとして、叱られた猫のように眉の端を下げてシュンとなった。弓削はその豊かな表情に、クスッと笑う。そして浦安に、後で自分の潜入活動の方の指示を仰ごうと思った。
昼前、弓削が前日と同じように仏具の煤払い作業をしていると、境内でお焚き火の準備をしていた天冥がやって来て、ノワールで四條畷が亡くなったことを告げた。作業をいていたのは弓削と紬の二人だけで、朱美は今日から三日間、鷹田神社へ行ってお焚き火で舞う舞いの練習をするのだと言う。例年お焚き火の舞いは七星妙見の宮司の娘が白拍子に扮して舞っていたが、二年前の事件で娘が亡くなってしまい、朱美がその代わりを勤めていた。舞いの形はある程度覚えているので、最後の仕上げを三日間でするのだそうだ。
「そっか~傑、死んじゃったかあ~」
フライドポテト全部食べちゃったかあ、くらいのテンションで紬がポツリと言う。どれくらいの関係性なのか分からないが、もう少し感情が込められないものかと思う。報告に来た天冥も淡々としていて、同じ住人が亡くなったという悲壮感はない。きのうも女性陣が四條畷のことを疎ましく思っているようなことを言っていたが、嫌われ者だったのだろうか?朝霧からマークすべき人物として教えられて名前は意識していたが、結局弓削は一度も会えず終いだった。だが、ノワールでまた何か事件が起こったようで、潜入捜査している身としてはその詳細が知りたい。浦安と連絡を取ろうとして立ち上がると、弓削の意図を悟ったように天冥が制止した。
「浦安刑事ならもうすぐこの寺へ来るわ。ダイニングで町長も加わって会合することになっているから、話すならその後にして」
浦安と会えたのは、腹が減ったと訴えてきた紬と一緒にダイニングに入った時だった。いや、紬はずっと空腹を訴えていたが、ダイニングを使うからと天冥に止められ、やっと天冥が呼びに来ると喜々として作業していた仏間を飛び出したのだった。天冥と一緒にダイニングに入ると火にかけられたカレーの鍋からスパイスの香りが鼻腔を突く。テーブルには組んだ拳に額を乗せ、深刻に何かを考えている浦安の姿があった。
「係長、お疲れ様です」
その斜め前に座り、浦安に声をかける。浦安は熟考から顔を上げ、今気づいたように弓削に引きつった笑顔を向けた。
「あ、おお、お疲れさん。ん?少し顔色が良くなったか?」
浦安にそう言われ、確かに昨夜は嫌な夢を見ながらも、久々に深い眠りにつけたことを自覚する。逆に浦安の顔にははっきりと分かるくらい疲労の色が刻まれていた。何か言葉をかけようとした時、浦安の目が見開かれ、ある一点に固定される。その視線の先には、キッチンから天冥が入れてくれたカレーの皿を運んできた紬がいた。
「き、君は……」
浦安はじっと紬を凝視し、その視線に気づいた紬はきょとんとした顔を浦安に向ける。
「ん?おっさん、あたしが可愛いから惚れちゃった?」
「お、おっさんて、紬ちゃん、この人はあたしの上司で浦安刑事さん。えーと、係長、この子は…」
浦安に紬を紹介しようとするが、浦安の紬を見る目が異様に見開かれているのに戸惑い、言葉を詰まらせる。
「え?紬ちゃんに会ったことあります?」
浦安は頭の中を探るように目を細める。
「つむぎ……そう、八尾紬!君は確か聖蓮女子の生徒さんだよね?どうしてここに?」
聞かれた紬はにっこりとし、
「ああ、あの時の刑事さん」
と眉を上げるが、意識は目の前のカレーにあるようで、座るとすぐにスプーンを握り、いただきまーすと言ってご飯の山にスプーンを刺した。そして茶色い海に浸し、ご機嫌に口に運ぶ。弓削は浦安が聖蓮女子の聴取に赴いた時に二人が出会っていることを思い当たり、
「紬ちゃんはノワールの大家のお孫さんで、夏休みの間は毎年ノワールに住むそうなんです」
と補足の説明をした。天冥が皆にカレーと麦茶を配ってくれ、弓削も手を合わせる。
「君は、目から血が出たりしないのかい?あと、あの時目から血を流した子たちが今どうしているか、分かるかなあ?」
浦安は食事よりも紬のことが気にかかるようで、ずっと左前に座った彼女の方を向いている。紬は食べるのが忙しいようで、チラッと浦安に視線を移すが、すぐにカレーに向き、パクパクと淀みなくスプーンを口に運ぶ。
「ひょら、あたひ、美人でひょ?ひゃはらみんなひゃべひはへへふへうんひゃへほ、ほもはひふぁいひゃいはらさ」
「食べるか喋るか、どっちかにしたら?」
咀嚼しながら喋る紬に天冥が突っ込む。紬はひゃーいと言い、食べる方を選択した。
「あの日、君は一人で運動場を歩いて行ったね。あれはどこに…」
浦安がお構いなしに話かけると、天冥が美眉を寄せて浦安を睨む。
「浦安さんも、まずは食べて。栄養を摂らないと、悪い気にやられますよ」
天冥の叱責に、浦安はハッとしたように視線を落とし、おずおずとスプーンを取ってカレーの海に沈めた。弓削はそんな三人の様子をはらはらと見つめながらも、二日目のカレーで空腹を満たした。
「あたし、美人でしょ?だからみんなチヤホヤしてくれるんだけどさ、友達って言える子はいないの。だからさ、夏休みにみんな何をしてるとか、知らない。あと、あんまし覚えてないんだけどさ、登校日の後も一人でどっか遊びに行くところだったんじゃないかなあ。んーと、それから、あたしは目からは血なんか出ていないよ」
いち早く食べ終えた紬は浦安の質問に口早に答えた。そして天冥に向き、
「ねえねえ、もう真鍮磨き飽きたー!遊びに行きたーい!」
と駄々をこねだす。
「そうなると弓削さんだけになるでしょ?我儘言わないで」
天冥に諌められ、口を尖らせる。そして、あ!と思いついて浦安を指差し、にんまりと口角を上げた。
「ねえねえ、おっさんも手伝ってよ。ほら、いっしょくそくはつのおんって言うでしょ?」
「それを言うなら一宿一飯の恩。浦安さんは泊まってないでしょ?でもそうね、三人でやってもらうのも悪くないわね」
天冥は紬に突っ込むと、スプーンを置いて浦安に向いた。
「先程も説明しましたように、今は一つひとつの事件の解明より、これから起こることを止めることが大事です。今日から浦安さんもこの寺で寝泊まりし、わたしたちを助けて下さいませんか?」
浦安はチラチラと紬に視線を走らせるながらも、スローペースでカレーを食べていた。ずっと何かを考えているふうで、天冥の言葉にも戸惑いを見せる。
「いや…そういうわけには。曲がりなりにも私は刑事なわけですし…」
「では何を捜査します?過ぎた事件の犯人をあげたところで、事態は何も改善されません。元より警察という組織は法を犯した人間を捕まえることに特化し、未然に防ぐということを怠りがちです。でも今は、今だけは、未来に目を向けなければなりません。そもそもあなたは今、謹慎を食らっている身なのでは?」
天冥の言葉をそこまで聞き、浦安は口が歪めて鼻から息を吐く。
「あなたは何でもご存知のようだ」
天冥は心持ち肩をすぼめた。
「それに、今のあなたはかなり疲弊しています。そんな状態ではいざという時に悪い気に負けてしまいます。8月1日には万全でいて欲しいのです。この寺の空気はわたしと遵奉さんにより清められています。大したおもてなしは出来ませんが、母家に部屋は余っているはずです。どうかお焚き火が始まるまでこの寺に逗留し、英気を養って下さい」
浦安は眉間に深いシワを作りながらうーんと唸る。そして目を閉じて逡巡し、やがて目を開けると弓削の顔を見た。弓削は何と言っていいか分からず、小首を傾げる。するとその姿に何かを吹っ切ったように、コクンと一つ頷いた。そして天冥に向き、
「分かりました」
と、申し出を受けた。その瞬間、弓削の心にも光が差した。弓削にしてもずっと、この事件が多発している中にあり、今自分がしていることは警察官として正しい行いなのかという葛藤があった。浦安が行動を同じくする意を示したことで、自分が肯定された気がした。それと同時に、紬も喜色をみなぎらせる。ぱあっと顔を明るくし、何か言おうとするその前に、その反応を察した天冥が紬の方を向く。
「ということなので、浦安さんにも作業行程を教えてあげて下さい。煤払いは早く終えるに越したことはありません。大変でしょうが、三人でお願いしますね。三人で」
三人で、の部分に力を込められ、紬はビクッとして、叱られた猫のように眉の端を下げてシュンとなった。弓削はその豊かな表情に、クスッと笑う。そして浦安に、後で自分の潜入活動の方の指示を仰ごうと思った。
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