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唐揚げと公爵令嬢
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sideアリス
「お姉様、美味しかったですね。」
「美味しかったな。アンジュが誘ってきて良かった。久しぶりに友人と話せて楽しかったしな。」
「何の話をされたのですか?」
「ハクアちゃんのことだ。入学式の時なんかピリピリしてなかったか?」
「でも護衛とかが多かったからですか?」
確かにすごい人が多かったですが、貴族の子息、令嬢が多いので普通だとおもったのですが違うのですか?
「いや、そんなことはない。私も警備についついたが、ある場所は異様な雰囲気だった。違うな、入学式を楽しんではいたがあの空間には手を出すなと私の本能が告げていた。アンジュの種族を知っているか?」
「え?人族ではないのですか?」
普通の人族にしか見えませんでしたが、違うのでしょうか?
「アンジュは吸血鬼の始祖だ。そのアンジュよりも相当強いのがいたんだ。」
「え?吸血鬼の始祖?」
「まあ、驚くのも無理はないがアンジュも学園に通っていたんだよ。その時に仲良くなったんだがな。まあ、無茶苦茶だったよ。それで、入学式の時誰がいたんだと聞いたんだよ。それでなんと帰ってきたと思う?」
無茶苦茶ですか、想像できませんね。すごい礼儀正しく、優しい人でしたのに。
それで誰と言われましても、
「わからないです。」
「まあ、そうだろう。まあ、驚くなよ。まずは吸血鬼の始祖三人、ノーライフキング、フェンリル、それな」
「ちょっと待ってくださいそれって天災と言われる魔物じゃ無いですか。」
一体で国を潰せると言われる魔物。
そんなのが、入学式に来ていたとは。
「まあ、そうだがまだいるんだよな。それにエンシェンドラゴンそれぞれ一体、上位精霊が三人、加えてハクアの父、母だそうだ。父の方は人間で母の方はエンシェントドラゴンだそうだ。」
そんなのが来ていたとは、ハクアって何者。
「ハクアって」
「捨てられていたそうだ、ノーライフキングが広いハクアの父の店の常連の客が色々教えたそうだ。」
捨てられていたなんて、全然見えない。
「まあ、そんなこともあり、ピリピリしていたそうだ。ちなみにハクアは私よりも強いぞ。手を出したらやられるだろうな。」
そ、そこまで強いとは。
「それに、ハクアの毛色は特殊で、更に平民そんなこともあり試験の点数でごたついたそうだ。平民が主席はあり得ないとな。」
「それは!可哀想です!」
「まあ、そうだろう。おそらく相当勉強したんだろうな。そうでなきゃ主席は取れん。アンジュに聞くと朝から晩まで勉強に明け暮れたそうだ。それに、時間も魔法で伸ばしていたと聞く。それを2ヶ月だ。毎日、しかも私達のような生温いところではない、相当厳しい環境でな。にも関わらずハクアを不正と決めつけて点数を下げようとしたようだ。平民だからと言ってな。それに、ノーライフキングが怒ってその部屋に突撃したようだ。その時「ハクアは一度も弱音を吐かず、頑張っていたよ。逆にもっと教えてくれとせがまれることもあったぐらいだ。」と言ったそうだ。」
確かに私は王族ということもあり、厳しいとは言わない環境です。
に対し、ハクアは、、
「そ、それは」
「結界を突き破ったらしい。学園長から聞くとあまり、感情を見せなかったが不正をしようとしたやつを睨んだ瞬間ぶっ倒れたそうだ。相当怒っていたようだな。いやぁ、ノーライフキングが逆に行ってくれて良かったよ。アンジュとかフェンリルが来たらヤバかっただろう。」
「・・・」
言葉もない、ノーライフキングが来ていなかったら、いや不正なんてしなければ
「ハクアの頑張りをくだらないことで無駄にすることは許さないってね。アリスは身分とか容姿を理由でハクアを遠ざけるなよ?」
「そんなことしません!私が初めて気を許して話せる友達ですから!」
「そうか、それは良かった。まあ、仲良くしてあげてくれ。アンジュほど規格外ではなさそうだしな。」
ハクアがこんな秘密を抱えていたんだ。
そして、努力で主席を取ったんだ。
私も頑張らないと!!
sideハクア
午前は実技の授業があり、体を動かせて楽しかった。
みんな体力無いなあとも感じた。
エンドラさんなんて私のことをずっと追いかけて来たしなぁ。
あの時は辛かったよ。
「アリスお弁当食べよ!」
「はい!」
私はあまり人気のいない場所で食べる。
「はい、これお弁当」
私は亜空間からお弁当を出し渡した。
パカっ
「おおっ唐揚げだぁ」
今日は唐揚げが入ってる。保温制のお弁当でしかも亜空間では時間も止まっているから出来立てを食べられる。
パクッ
「美味しいなぁ。」
ん~、サクッとしてジューシーで美味しい~。二人で張り切って作ってしまってからたくさんあるぞ~。
アンジュお姉ちゃんがコカトリスを持ってきたからたくさん鶏肉があるから唐揚げし放題だぁ!!
照り焼きもチキン南蛮も美味しいよねぇ。でもわたしはやっぱり唐揚げかな!!
パクッ
「本当だ美味しい。」
アリスも唐揚げが気に入ってくれて良かったぁ。唐揚げは美味しいもんね!!
「アリス様、ここで何をしてるいるのですか?」
「ハクアとお弁当を食べてます。そちらこそどうしたのですか?」
えーと、この人誰だっけ。同じクラスだったとは思うけど。
「私もご一緒してもよろしいですか?」
「ハクアいいですか?」
「え?いいよ!」
「ありがとうございますわ。私はカリーナ・フリードと言いますわ。父は公爵ですわ。よろしくお願い致しますわ。」
公爵って偉い役職だよね?私って偉い令嬢さんと仲良くなりやすいのかな?でもアリスに似て綺麗な人だなぁ。
「私はハクア、パパは料理人と店長。カリーナよろしく!」
「私のこともアリスでいいよ。カリーナ。」
「か、カリーナですか、分かりましたわ。ハクアこちらこそよろしくお願いしますわ。」
カリーナの方を見ると、パンを手に持っていた。
うん、見たことないけど固そう。
「あの、お二人は何を食べておられるのですか?」
「ん?お弁当だよー。唐揚げ食べる?」
「からあげ?では一つ頂きますわ。」
と私は唐揚げを一つあげた。
「うっ!美味しいですわ!!初めて食べました!これはどこでお作りになられたのですか?」
「アニーだよ。」
「カリーナ、これはハクアの家の方が作ったんですよ。」
「そ、そうなんですの。」
「アニーにもう一個作ってもらうよう頼もうか?もう一つくらいなら変わらないと思うし。」
お弁当を作るとどうしても余ってしまう。だから、一人くらい変わらないと思う。
アニーに聞いてみないとわからないけど。
「いいですの!?」
「アニーに聞いてみないとわからないけど。多分大丈夫だと思う。」
「ありがとうですわ。」
そのあとカリーナにもお弁当を少し分け話しながら食べた。
友達が増えてよかった。
午後の授業も終わり帰ろうとしてると
「平民が王女様と公爵のご令嬢と何話してんだよ。品が下がるだろうが!!」
また絡んできた奴がいた。
はぁ、平民平民って。本当に煩いなぁ。友達と食べて何が悪いんだろう?
読んでいただきありがとうございます。誤字脱字がありましたらご報告のほど宜しくお願いします。
「お姉様、美味しかったですね。」
「美味しかったな。アンジュが誘ってきて良かった。久しぶりに友人と話せて楽しかったしな。」
「何の話をされたのですか?」
「ハクアちゃんのことだ。入学式の時なんかピリピリしてなかったか?」
「でも護衛とかが多かったからですか?」
確かにすごい人が多かったですが、貴族の子息、令嬢が多いので普通だとおもったのですが違うのですか?
「いや、そんなことはない。私も警備についついたが、ある場所は異様な雰囲気だった。違うな、入学式を楽しんではいたがあの空間には手を出すなと私の本能が告げていた。アンジュの種族を知っているか?」
「え?人族ではないのですか?」
普通の人族にしか見えませんでしたが、違うのでしょうか?
「アンジュは吸血鬼の始祖だ。そのアンジュよりも相当強いのがいたんだ。」
「え?吸血鬼の始祖?」
「まあ、驚くのも無理はないがアンジュも学園に通っていたんだよ。その時に仲良くなったんだがな。まあ、無茶苦茶だったよ。それで、入学式の時誰がいたんだと聞いたんだよ。それでなんと帰ってきたと思う?」
無茶苦茶ですか、想像できませんね。すごい礼儀正しく、優しい人でしたのに。
それで誰と言われましても、
「わからないです。」
「まあ、そうだろう。まあ、驚くなよ。まずは吸血鬼の始祖三人、ノーライフキング、フェンリル、それな」
「ちょっと待ってくださいそれって天災と言われる魔物じゃ無いですか。」
一体で国を潰せると言われる魔物。
そんなのが、入学式に来ていたとは。
「まあ、そうだがまだいるんだよな。それにエンシェンドラゴンそれぞれ一体、上位精霊が三人、加えてハクアの父、母だそうだ。父の方は人間で母の方はエンシェントドラゴンだそうだ。」
そんなのが来ていたとは、ハクアって何者。
「ハクアって」
「捨てられていたそうだ、ノーライフキングが広いハクアの父の店の常連の客が色々教えたそうだ。」
捨てられていたなんて、全然見えない。
「まあ、そんなこともあり、ピリピリしていたそうだ。ちなみにハクアは私よりも強いぞ。手を出したらやられるだろうな。」
そ、そこまで強いとは。
「それに、ハクアの毛色は特殊で、更に平民そんなこともあり試験の点数でごたついたそうだ。平民が主席はあり得ないとな。」
「それは!可哀想です!」
「まあ、そうだろう。おそらく相当勉強したんだろうな。そうでなきゃ主席は取れん。アンジュに聞くと朝から晩まで勉強に明け暮れたそうだ。それに、時間も魔法で伸ばしていたと聞く。それを2ヶ月だ。毎日、しかも私達のような生温いところではない、相当厳しい環境でな。にも関わらずハクアを不正と決めつけて点数を下げようとしたようだ。平民だからと言ってな。それに、ノーライフキングが怒ってその部屋に突撃したようだ。その時「ハクアは一度も弱音を吐かず、頑張っていたよ。逆にもっと教えてくれとせがまれることもあったぐらいだ。」と言ったそうだ。」
確かに私は王族ということもあり、厳しいとは言わない環境です。
に対し、ハクアは、、
「そ、それは」
「結界を突き破ったらしい。学園長から聞くとあまり、感情を見せなかったが不正をしようとしたやつを睨んだ瞬間ぶっ倒れたそうだ。相当怒っていたようだな。いやぁ、ノーライフキングが逆に行ってくれて良かったよ。アンジュとかフェンリルが来たらヤバかっただろう。」
「・・・」
言葉もない、ノーライフキングが来ていなかったら、いや不正なんてしなければ
「ハクアの頑張りをくだらないことで無駄にすることは許さないってね。アリスは身分とか容姿を理由でハクアを遠ざけるなよ?」
「そんなことしません!私が初めて気を許して話せる友達ですから!」
「そうか、それは良かった。まあ、仲良くしてあげてくれ。アンジュほど規格外ではなさそうだしな。」
ハクアがこんな秘密を抱えていたんだ。
そして、努力で主席を取ったんだ。
私も頑張らないと!!
sideハクア
午前は実技の授業があり、体を動かせて楽しかった。
みんな体力無いなあとも感じた。
エンドラさんなんて私のことをずっと追いかけて来たしなぁ。
あの時は辛かったよ。
「アリスお弁当食べよ!」
「はい!」
私はあまり人気のいない場所で食べる。
「はい、これお弁当」
私は亜空間からお弁当を出し渡した。
パカっ
「おおっ唐揚げだぁ」
今日は唐揚げが入ってる。保温制のお弁当でしかも亜空間では時間も止まっているから出来立てを食べられる。
パクッ
「美味しいなぁ。」
ん~、サクッとしてジューシーで美味しい~。二人で張り切って作ってしまってからたくさんあるぞ~。
アンジュお姉ちゃんがコカトリスを持ってきたからたくさん鶏肉があるから唐揚げし放題だぁ!!
照り焼きもチキン南蛮も美味しいよねぇ。でもわたしはやっぱり唐揚げかな!!
パクッ
「本当だ美味しい。」
アリスも唐揚げが気に入ってくれて良かったぁ。唐揚げは美味しいもんね!!
「アリス様、ここで何をしてるいるのですか?」
「ハクアとお弁当を食べてます。そちらこそどうしたのですか?」
えーと、この人誰だっけ。同じクラスだったとは思うけど。
「私もご一緒してもよろしいですか?」
「ハクアいいですか?」
「え?いいよ!」
「ありがとうございますわ。私はカリーナ・フリードと言いますわ。父は公爵ですわ。よろしくお願い致しますわ。」
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「私はハクア、パパは料理人と店長。カリーナよろしく!」
「私のこともアリスでいいよ。カリーナ。」
「か、カリーナですか、分かりましたわ。ハクアこちらこそよろしくお願いしますわ。」
カリーナの方を見ると、パンを手に持っていた。
うん、見たことないけど固そう。
「あの、お二人は何を食べておられるのですか?」
「ん?お弁当だよー。唐揚げ食べる?」
「からあげ?では一つ頂きますわ。」
と私は唐揚げを一つあげた。
「うっ!美味しいですわ!!初めて食べました!これはどこでお作りになられたのですか?」
「アニーだよ。」
「カリーナ、これはハクアの家の方が作ったんですよ。」
「そ、そうなんですの。」
「アニーにもう一個作ってもらうよう頼もうか?もう一つくらいなら変わらないと思うし。」
お弁当を作るとどうしても余ってしまう。だから、一人くらい変わらないと思う。
アニーに聞いてみないとわからないけど。
「いいですの!?」
「アニーに聞いてみないとわからないけど。多分大丈夫だと思う。」
「ありがとうですわ。」
そのあとカリーナにもお弁当を少し分け話しながら食べた。
友達が増えてよかった。
午後の授業も終わり帰ろうとしてると
「平民が王女様と公爵のご令嬢と何話してんだよ。品が下がるだろうが!!」
また絡んできた奴がいた。
はぁ、平民平民って。本当に煩いなぁ。友達と食べて何が悪いんだろう?
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