妄想なんじゃないかな

チャイナパンダ

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2章

M

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もう7月に入り、だんだんと夏休みが近づいていた。
美結ちゃんとは、相変わらず仲も良く、一定の距離を保っていた。

学校内での、期末試験はどれも平均点は越え、英語はクラスでもトップを争っていた。
期末試験をネタに会話も弾み、だんだんと美結ちゃんに甘えるようになった…


ミーンミンミンミーーン

ミンミンゼミの鳴き声と、カーテンからもれる暑い太陽の光、なにもない真っ白な天井

ベッドに寝ている自分。

僕は、時計を見た。
「なんだ6時35分か」

。。。

「ん」

。。。

「あれ?」

。。。
「やっべ!遅刻だ」
時間は7時25分だ。

7時20分スタートの朝練はとっくに始まっている。
短針と長針を見間違えたようだ。

漫画のようだが、僕は、身支度を済ませると、食パンを加え玄関を出る。
母はシングルマザーで、今朝は仕事でいない。
自転車に飛び乗ると、ものすごいスピードでこぐ。
チェーンのこすれる音がうるさい。 
学校まで約5kmの道を走った。

キキーン!!!

急ブレーキの音が耳に響く。

「あれ」
朝練をしている部が見当たらない。
駅伝部も、バスケ部も、バレー部も、テニス部も、野球部も、、、

「まじか。そういえば」
納得した。
今日は、先生達の会と、終業式だった。
明日から夏休みだ。
自転車をとめると、なんなんだよ、と、ため息をつきつつも、何故か、にやけた顔で階段を登った。
3階の1年教室にはいつもの元気なみんながいた。

キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン 
とチャイムが鳴り、終業式も始まった。
「…えーっと、熱中症で倒れないようにしましょぅ!9月にみんな、元気な状態で会いましょぅ!」
校長先生の言葉が終わり、もう式も終わりだ。
「気をつけ!礼」

「終わりましょう」

夏休みが始まる。
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