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3章
ふたりぼっち
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夏休み、初日。
朝、駅伝部に向かう時、集合時間よりだいぶ早かったから中学校最寄りの公園に向かった。
1人で、ブランコに乗り、携帯でゲームをしていた。
よっしゃクリアー!!
アクションゲームでステージをクリアした。
すると、ガラガラ…キキッ…
自転車の音だ。公園の外でとまった。
ん、
1度そっちを見かけて、横にしたゲームに視線を戻した。
「おーい」
誰かが僕を呼んでいる。
この声は、あの可愛い声だ。
最近、聞くことが少なくなっていた。
あの大好きな声。
「おはよ~」
こっちに向かってきた。
手を振りながら向かってくるのは水樹ちゃんだった。
僕の前まで来ると、またおはようと言ってきた。
お、おはよう。
その元気いっぱいの水樹ちゃんに驚きつつも、返事をした。
水樹ちゃんは、隣のブランコにのった。
「ひとりぼっちやー」
水樹ちゃんに言われた。
可愛い。
言い方がかわいすぎて、頬が赤くなった。鼓動も速くなった。
「いやいや2人やわ」
僕は、笑いながら言った。
「じゃあ、ふたりぼっちやー」
やばい。かわいすぎるではないか。
思わず吹きそうになり、 2人で笑いあった。
美結ちゃんのことを考えながらゲームをしていた僕も、水樹ちゃんたと話していると、忘れて、美結ちゃんと話すときより笑っていた。
「一緒に学校行こう」
色々話していると、時間がだいぶ経っていて、手首を掴んで言ってくれた。
頬を染めた僕は、
「う、うん」
と照れながら深くうなずいた。
2人で、学校へ向かった。
自転車小屋が学年で違うので、途中で「朝練、頑張ろうね」とお互いに言うと、左右に別れた。
今日は少しきつめの練習だ。
だが、県大会に向けて、ペースを落とさぬよう最後まで頑張った。
走り終えると、せっかくなので、途中までクラスメート1人と水樹ちゃんと僕の3人で帰り、家の方向は真逆だが水樹ちゃんを家まで送った。
「ばいば~い」
玄関に消える水樹ちゃんの姿を見て、自転車をこぎ始めた。
あー、今日はいつもより笑えたな。
そして、何より楽しかった。
好きな人はやはり美結ちゃんだが、水樹ちゃんといる時間がものすごく幸せだった。
朝、駅伝部に向かう時、集合時間よりだいぶ早かったから中学校最寄りの公園に向かった。
1人で、ブランコに乗り、携帯でゲームをしていた。
よっしゃクリアー!!
アクションゲームでステージをクリアした。
すると、ガラガラ…キキッ…
自転車の音だ。公園の外でとまった。
ん、
1度そっちを見かけて、横にしたゲームに視線を戻した。
「おーい」
誰かが僕を呼んでいる。
この声は、あの可愛い声だ。
最近、聞くことが少なくなっていた。
あの大好きな声。
「おはよ~」
こっちに向かってきた。
手を振りながら向かってくるのは水樹ちゃんだった。
僕の前まで来ると、またおはようと言ってきた。
お、おはよう。
その元気いっぱいの水樹ちゃんに驚きつつも、返事をした。
水樹ちゃんは、隣のブランコにのった。
「ひとりぼっちやー」
水樹ちゃんに言われた。
可愛い。
言い方がかわいすぎて、頬が赤くなった。鼓動も速くなった。
「いやいや2人やわ」
僕は、笑いながら言った。
「じゃあ、ふたりぼっちやー」
やばい。かわいすぎるではないか。
思わず吹きそうになり、 2人で笑いあった。
美結ちゃんのことを考えながらゲームをしていた僕も、水樹ちゃんたと話していると、忘れて、美結ちゃんと話すときより笑っていた。
「一緒に学校行こう」
色々話していると、時間がだいぶ経っていて、手首を掴んで言ってくれた。
頬を染めた僕は、
「う、うん」
と照れながら深くうなずいた。
2人で、学校へ向かった。
自転車小屋が学年で違うので、途中で「朝練、頑張ろうね」とお互いに言うと、左右に別れた。
今日は少しきつめの練習だ。
だが、県大会に向けて、ペースを落とさぬよう最後まで頑張った。
走り終えると、せっかくなので、途中までクラスメート1人と水樹ちゃんと僕の3人で帰り、家の方向は真逆だが水樹ちゃんを家まで送った。
「ばいば~い」
玄関に消える水樹ちゃんの姿を見て、自転車をこぎ始めた。
あー、今日はいつもより笑えたな。
そして、何より楽しかった。
好きな人はやはり美結ちゃんだが、水樹ちゃんといる時間がものすごく幸せだった。
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