禁断の愛はどこに向かうのか【短編集】

あんドーナツ

文字の大きさ
3 / 18

兄と妹 第三話

しおりを挟む
禁断の愛、兄と妹 第三話

「小百合、ベッドに行こうか」

「いやっ...」

やるせない吐息の中、小百合は答えた。

ただ、一義の手を押さえている小百合の手には拒絶する意思は無い様に思え、そのまま愛撫をせがんでいるようにも思えるし、身体に感じる快感を必死に堪えているようにも感じる。

「じゃ、ここでもいいか。家には俺たちしかいないから」

「・・・・・・・・」

一義は大学に入るまで、二人でしていた秘密を思い出させるように小百合の耳元で囁き耳たぶを甘噛みして、首筋に舌を這わせながら愛撫を続けた。

小百合は小刻みに肩を震わせ快感に肩をすくませる。

それにより双丘はさらに盛り上がる。

一義は乳首を軽くつまむと弄んだ。

あっ、あっ、あっ...

小百合は、さらに官能の甘い声を口から漏らす。

一義は小百合の胸元へ差し込んでいた手を引き抜き、ワンピースの肩紐を肩から下し胸元を露わにすると、薄いピンク色のブラも引き下してしまう。

そこには初々しいピンク色の乳首を乗せた真白な豊かな双丘が目の前に現れた。

その神秘的な光景に堪らず一義は乳房を揉み初々しい乳首を吸った。

ああっ、あっあぁ~、あ~ん...

小百合は、一義の頭を両手を使い掻きむしった。

それは紛れもなく快感に翻弄された女の仕草だった。

小百合は両足の内腿をキュッとしめ、眉根を寄せて小刻みに体全体で震えている。

すると一義はワンピースのスカートの裾を手でたくし上げ、小百合のしっとりと汗ばんだ内腿を撫で始めた。

「だめっ、ね~お兄ちゃん...」

小百合は、熱い吐息のまま一義に言った。

乳首を舌で転がしている一義の頭を抱きしめながら。

一義は右手を小百合のさらに大事な部分へと運び布越しにもっこりと膨らんだ恥丘に手を当てがった。

「んっ、だめっ、ね~お兄ちゃん、だめっ...」

小百合は内腿の締まりを強くして、一義の手の動きに抵抗した。

「この世界で一番、小百合の事が好きなんだ」

一義は、小百合の眼を見てしっかりと言葉を紡いだ。

前年の夏休みに一義は初体験をしていた。

相手は合コンで知り合った美少女と言える同級生だった。

しばらく恋人同士のような付き合いをしたが、友達の一人だからと言われそのまま別れてしまった。

この経験が高等部上がって中断した小百合との甘い経験を思い出す切っ掛けとなったのだ。

「だけど、こういうことは、ダメなの!」

睨むようにして小百合が一義の眼を見て言った。

「好きなんだからいいだろう。昔はやっていたじゃないか。」

「あの頃は、良いとか悪いとか判らなかったから」

一歩も引く気の無い一義は自身の言葉を正当化するように......

「いいじゃないか。お互いに好きなんだから」

「ダメなの。でも、これくらいは許して上げる」

そう言うと、小百合は一義の頬を両手で挟み込みチュッと口づけをした。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...