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本編
☆【最終話】初夜を迎えて(後)☆sideルシアン③
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竿部分を手で扱きながら舌を這わせて唾液を溜め込んだ口内に迎えると、ケイはより強い快感を求めて腰を動かしてくるが、私はそれを軽く押さえつけ強弱をつけながら上下に動かす。
本当はもう少し焦らせたかったのだが、早く達したいというケイの様子に煽られて、私も早く彼の蜜を味わいたくなったため、スパートをかけることにした。
わざとケイに聞こえるように、ジュボジュボと淫らな水音を立てて羞恥を煽るとあっという間に限界に達して、私の思惑通り口の中にたっぷりの蜜を注いでくれるのだ。
腰を痙攣させながら数回に渡ってぴゅっぴゅっと注がれる蜜は温かく、独特の香りも濃厚な味も私を酔わせてやまない。
「あんっ……やっ……んぁっ……イ……イクっ……イっちゃ……イっちゃうからぁ……あああああっ!!」
可愛らしく淫奔な声を上げて達し、肩を上下させて乱れた呼吸を整えるその姿は筆舌にし難く、まさしく精霊姫様といった神々しい様相で、その姿を見ることの出来る私はどれほど幸福なのかと、改めて出会わせてくださった精霊王様に感謝を伝えたくなる。
ケイのこのような姿を見ることが出来るのは、伴侶である私だけなのだ。
これが幸福以外の何だと言えよう。
此度の精霊姫様であるケイは婚姻の儀の後精霊王様に、これまでの精霊姫様のことやこれからの精霊姫様のことについて意見を述べたらしく、度々会って話をすることになったらしい。
その際に私も精霊王様に感謝の気持ちを伝える機会を与えていただけたらと考えながら、口腔内に溜まったケイの濃厚な蜜を味わう。
ケイの蜜を舐って綺麗にした私は、口の周りの唾液などを拭うとケイの唇に口付けた。
口腔内の精の味にケイは一瞬顔を顰めたけれど、舌を吸い上げて蹂躙すればすぐに蕩けた表情に戻る。
口付けながら背中や臀部に手を這わせて手触りの良い肌を撫で擦る。
そろそろ愛しの蕾に触れても良いだろうか? たっぷり時間をかけて解して、ケイには苦痛なく私を受け入れていただきたいのだが……。
いやらしく濡れそぼった小さな唇を震わせて、ハクハクと息をしている美しい我が精霊姫様に後孔に触れる許可を得るべく懇願する。
「なっ……そんなこと……いちいち聞くなよ……。俺、初めてだから激しいのは無理だけど、今日までに覚悟は決めてきたからさ……。今日、ルシアンの物にしてくれるんだろ? だったら、俺に聞かないでルシーの好きなようにして欲しい」
顔を横に背けながらではあるけれど、顔も耳も真っ赤にしてそう言ってくださるケイは健気で、何と罪な存在なのだろう……。
そんな顔でそんなことを言われては、優しくしたいのに逆効果だ……。
「――ふぅっ……。ケイ、心から愛しております」
一度深く息を吸って吐き出すと、気持ちを落ち着けるようにケイに愛を囁く。
消え去りそうな理性をなんとか繋ぎとめてケイの額に唇を落とすと、四つん這いの体勢になっていただいた。
腰を高く突き出すような形で枕に顔を埋めたケイは、羞恥からか背中まで真っ赤に染まっている。
その様な妖艶な姿も私の理性を吹き飛ばそうと煽ってくるというのに……。
私の目の前にさらされているケイの可愛らしい臀部は、割れ目に食い込む下着の紐が白いお尻をより魅惑的に彩っている。
いつでも私の心を掴んで離さないほど魅力的なそこだが、紐の様に細い後ろの生地もよく見ればエメラルドグリーンの糸で縁取られており、私の自尊心を満たしてくれた。
――この精霊姫様は私の物なのだ。
以前思わず所有印を付けてしまったら、恥ずかしがり屋のケイを怒らせてしまったので、白い肌にむやみに痕を残さないようにと思っていたが、我慢出来そうにない。
この私の色で彩られている下着に包まれたケイは私の物だ……。
引き立て役としては十分役目を果たしているが、この美しいケイの肌を彩るのは私の所有印であるべきなのだ。
下着に嫉妬するのも可笑しな話なのだが、食い込んでより美しくケイのお尻を引き立てているこれに対抗心が芽生えてしまい、思わず真っ白なお尻に噛り付いた。
シミ一つない美しいそこに軽く歯を立てて舌を這わせる。
ケイが「痛い」と声を上げたことにより、我に返った私は慌てて謝った。
真っ白なお尻の丘にくっきりと私の歯形が付き、その部分が桃色に色付いている。
痛みを与えてしまったことは申し訳ないけれど、私が付けたその所有印に心は満たされ、もっと付けたいという気持ちに支配されてしまった。
腰を突き出した形のケイの臀部を揉みしだきながら、太腿の裏側に短くジュっと吸い付くと、ピリッとした痛みが走るようで腰が揺れる。
太腿の至る所に所有印を残した。
穢れを知らない無垢で美しかった白い肌が、私の印に彩られて一気にいやらしく艶やかになった気がした。
――そろそろいいだろう……。
いよいよ食い込んだ下着に隠された、私の愛しの蕾とのご対面だ。
愛しいものとの再会とも言えよう。
食い込んで刺激を与えている下着の上からそっと撫でると、ケイはビクリと背をしならせた。
その姿が淫靡で美しく、何度も何度もそこを撫で擦る。
弱い刺激を何度も与えられて焦れたのかゆらゆらと腰が揺れており、直接的な刺激を求めているのが分かる。
堪え兼ねたケイから強請るように言葉が掛けられた。
「ルシー……いつまでそこを見てるんだよ……今日は最後までヤルんだろ?」
あっさり煽られた私は素早く浄化の魔法を掛けると、食い込む下着をずらして指で縁を確かめるようにクルクルと撫で擦った。
「ふぁっ……んぅっ……」
直接的な刺激に感じたケイの、鼻を抜けるような甘い吐息が聞こえ、私の耳は犯された。
双丘の中に隠れていた桃色の可憐で慎ましやかな蕾の姿を目が捉えると、まるで花の蜜に吸い寄せられる蝶のように自然とそこに口付けた。
精霊王様の祝福の水の恩恵で、ケイのここは男を受け入れ子を成すように変わった。
まだ子を成す器官は出来ていないようであるが、女性の様に男性のペニスを受け入れるために愛液が出るようになっていた。
チュッと音を立てて口付けるとそこから溢れ出てきた愛液によって潤っている蕾が、私の唇が離れることを拒むようにヒク付いて私を誘っているようだ。
本当はもう少し焦らせたかったのだが、早く達したいというケイの様子に煽られて、私も早く彼の蜜を味わいたくなったため、スパートをかけることにした。
わざとケイに聞こえるように、ジュボジュボと淫らな水音を立てて羞恥を煽るとあっという間に限界に達して、私の思惑通り口の中にたっぷりの蜜を注いでくれるのだ。
腰を痙攣させながら数回に渡ってぴゅっぴゅっと注がれる蜜は温かく、独特の香りも濃厚な味も私を酔わせてやまない。
「あんっ……やっ……んぁっ……イ……イクっ……イっちゃ……イっちゃうからぁ……あああああっ!!」
可愛らしく淫奔な声を上げて達し、肩を上下させて乱れた呼吸を整えるその姿は筆舌にし難く、まさしく精霊姫様といった神々しい様相で、その姿を見ることの出来る私はどれほど幸福なのかと、改めて出会わせてくださった精霊王様に感謝を伝えたくなる。
ケイのこのような姿を見ることが出来るのは、伴侶である私だけなのだ。
これが幸福以外の何だと言えよう。
此度の精霊姫様であるケイは婚姻の儀の後精霊王様に、これまでの精霊姫様のことやこれからの精霊姫様のことについて意見を述べたらしく、度々会って話をすることになったらしい。
その際に私も精霊王様に感謝の気持ちを伝える機会を与えていただけたらと考えながら、口腔内に溜まったケイの濃厚な蜜を味わう。
ケイの蜜を舐って綺麗にした私は、口の周りの唾液などを拭うとケイの唇に口付けた。
口腔内の精の味にケイは一瞬顔を顰めたけれど、舌を吸い上げて蹂躙すればすぐに蕩けた表情に戻る。
口付けながら背中や臀部に手を這わせて手触りの良い肌を撫で擦る。
そろそろ愛しの蕾に触れても良いだろうか? たっぷり時間をかけて解して、ケイには苦痛なく私を受け入れていただきたいのだが……。
いやらしく濡れそぼった小さな唇を震わせて、ハクハクと息をしている美しい我が精霊姫様に後孔に触れる許可を得るべく懇願する。
「なっ……そんなこと……いちいち聞くなよ……。俺、初めてだから激しいのは無理だけど、今日までに覚悟は決めてきたからさ……。今日、ルシアンの物にしてくれるんだろ? だったら、俺に聞かないでルシーの好きなようにして欲しい」
顔を横に背けながらではあるけれど、顔も耳も真っ赤にしてそう言ってくださるケイは健気で、何と罪な存在なのだろう……。
そんな顔でそんなことを言われては、優しくしたいのに逆効果だ……。
「――ふぅっ……。ケイ、心から愛しております」
一度深く息を吸って吐き出すと、気持ちを落ち着けるようにケイに愛を囁く。
消え去りそうな理性をなんとか繋ぎとめてケイの額に唇を落とすと、四つん這いの体勢になっていただいた。
腰を高く突き出すような形で枕に顔を埋めたケイは、羞恥からか背中まで真っ赤に染まっている。
その様な妖艶な姿も私の理性を吹き飛ばそうと煽ってくるというのに……。
私の目の前にさらされているケイの可愛らしい臀部は、割れ目に食い込む下着の紐が白いお尻をより魅惑的に彩っている。
いつでも私の心を掴んで離さないほど魅力的なそこだが、紐の様に細い後ろの生地もよく見ればエメラルドグリーンの糸で縁取られており、私の自尊心を満たしてくれた。
――この精霊姫様は私の物なのだ。
以前思わず所有印を付けてしまったら、恥ずかしがり屋のケイを怒らせてしまったので、白い肌にむやみに痕を残さないようにと思っていたが、我慢出来そうにない。
この私の色で彩られている下着に包まれたケイは私の物だ……。
引き立て役としては十分役目を果たしているが、この美しいケイの肌を彩るのは私の所有印であるべきなのだ。
下着に嫉妬するのも可笑しな話なのだが、食い込んでより美しくケイのお尻を引き立てているこれに対抗心が芽生えてしまい、思わず真っ白なお尻に噛り付いた。
シミ一つない美しいそこに軽く歯を立てて舌を這わせる。
ケイが「痛い」と声を上げたことにより、我に返った私は慌てて謝った。
真っ白なお尻の丘にくっきりと私の歯形が付き、その部分が桃色に色付いている。
痛みを与えてしまったことは申し訳ないけれど、私が付けたその所有印に心は満たされ、もっと付けたいという気持ちに支配されてしまった。
腰を突き出した形のケイの臀部を揉みしだきながら、太腿の裏側に短くジュっと吸い付くと、ピリッとした痛みが走るようで腰が揺れる。
太腿の至る所に所有印を残した。
穢れを知らない無垢で美しかった白い肌が、私の印に彩られて一気にいやらしく艶やかになった気がした。
――そろそろいいだろう……。
いよいよ食い込んだ下着に隠された、私の愛しの蕾とのご対面だ。
愛しいものとの再会とも言えよう。
食い込んで刺激を与えている下着の上からそっと撫でると、ケイはビクリと背をしならせた。
その姿が淫靡で美しく、何度も何度もそこを撫で擦る。
弱い刺激を何度も与えられて焦れたのかゆらゆらと腰が揺れており、直接的な刺激を求めているのが分かる。
堪え兼ねたケイから強請るように言葉が掛けられた。
「ルシー……いつまでそこを見てるんだよ……今日は最後までヤルんだろ?」
あっさり煽られた私は素早く浄化の魔法を掛けると、食い込む下着をずらして指で縁を確かめるようにクルクルと撫で擦った。
「ふぁっ……んぅっ……」
直接的な刺激に感じたケイの、鼻を抜けるような甘い吐息が聞こえ、私の耳は犯された。
双丘の中に隠れていた桃色の可憐で慎ましやかな蕾の姿を目が捉えると、まるで花の蜜に吸い寄せられる蝶のように自然とそこに口付けた。
精霊王様の祝福の水の恩恵で、ケイのここは男を受け入れ子を成すように変わった。
まだ子を成す器官は出来ていないようであるが、女性の様に男性のペニスを受け入れるために愛液が出るようになっていた。
チュッと音を立てて口付けるとそこから溢れ出てきた愛液によって潤っている蕾が、私の唇が離れることを拒むようにヒク付いて私を誘っているようだ。
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