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136.◆~クロノスEND~3
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《クロノスside》
軽く唇が触れるだけのキスをする。
ミュラはポッと頬を染めて上目遣いで何か言いたげだ。
「ぷっ…。なんだ、物足りなかったか?」
「ちがっ……わない…けど…。うぅ~私ばっかり好きみたい…」
好きな女の子に、目に涙をためて‘好き’と言われて理性が保てる男がいるんだろうか…。
「はぁ…煽るなバカ。お前なぁ、こっちは22年間ずーっとお預けくらってるんだぞ?途中で嫌って言われても止められないんだからな?わかってんのか?」
「わかってるもん…。私だってもう子供じゃないわ。クロノス様が好きなの。」
ぎゅっと首に抱き付かれ、ヤレヤレとため息をつく。
「言っとくけど、俺は皆とお前を共有するつもりは無い。独占欲も強いし、お前が他の奴に微笑んだり、ちょっかい出されるのも許せない。もう逃がしてやれないぞ?本当にいいんだな?」
「うん、私もクロノス様だけだから…。」
「ふっ、言質取ったぞ。じゃあ、22年分の愛を受け取って貰おうか。」
ひょいっとミュラを抱き上げて寝室へ連れていく。寝室の扉を閉めた後、誰も侵入できないように何重にも魔法をかけていく。
ベッドにミュラをおろし押し倒すと、ミュラはビクッと肩を揺らした。
「あ…あの…ちょっと待って…」
「待てない。大人しく愛されてろ。」
唇を重ねて深くキスをする。
控えめに差し出される舌を吸い、唾液を絡ませていく。
「ふぅんんっ。んっ、んあっ…クロノスさまぁ…」
「んっ、ちゅ。ミュラ、愛してる。」
「んんっ、わたしも…愛してる。」
激しいキスをしながら、ミュラの服を脱がせていく。白い素肌に、純白のレースの下着がなんとも艶かしい。
「エッロ…。もしかして今日俺に抱かれるって期待してた?」
「そんなんじゃない…。」
ショーツのクロッチ部分に指を沿わせれば、既にそこは湿っていて、布越しにクリトリスをクニクニと刺激すれば、ミュラはビクッと腰を揺らす。
クロッチをずらして直接秘部に指を滑り込ませると、ヌルヌルと愛液が溢れ出す。
「お前のココの魔法だって、俺は許してないんだからな。」
ぐちゅっ。と音を立てながら膣に指を挿し入れた。
「ひゃっ…あっ…ん。んっ…」
じゅぷじゅぷと抜き差ししながら、ミュラの子宮口にかけられた魔法を探る。
魔法は、ミュラが望む相手以外の精子を子宮に入れないようにしているようだった。魔法自体は害のあるものではないが、俺以外の奴がかけた魔法がココにあるのが許せない。
「ふっ、上書きしてやる。」
「えっ、な…何?」
ショーツの紐を片方ほどき、露になった蜜壺へペニスを突き刺す。
「くっ…ミュラ…。ほら、力抜いて。締め付け過ぎだ。」
「あっ…んんっ、そんなのわかんな…い。きゃっ、動かないでぇ…」
「無理。」
ミュラの唇を塞ぎ、舌をちゅくちゅくと絡ませる。手で胸を揉みしだき乳首を攻めれば、膣がキュゥッと閉まる。
「あっ、あっ、乳首だめっ…」
「じゃあこっちにする?」
クリトリスを指で弾くように触る。
「ひゃぁっ!あ、あっ、だめっ!ナカとソト、一気にされたらっ…!!あっあああ!」
ビクビクと腰を反らせながらイッたミュラに合わせて、俺も達する。
「んっ、ミュラ…。愛してる。」
「んっ、ちゅ。クロノスさまぁ…。あいしてる。んっ、ナカ…熱いのがいっぱい。…なんだか…んっ…なんかオカシイの。クロノスさまぁ…」
「俺の精子に魔力を混ぜているからな。この憎たらしい魔法を上書きする為だ。まだまだタップリ注いでやる。」
「んにゃっ…やぁん。」
ミュラはトロンとした表情で甘えるように俺の唇をペロペロ舐めてくる。
「ふっ、魔力に酔ったか?猫みたいで可愛いな。」
「にゃぁ…。もっとちょうだい。クロノスさまぁ。」
ミュラの膣から抜かないまま抽挿を再開する。ナカが愛液と精液でグチュグチュ音をたてる。
「お望み通りたくさん愛してやるさ。」
ー・・・クロノスEND。
軽く唇が触れるだけのキスをする。
ミュラはポッと頬を染めて上目遣いで何か言いたげだ。
「ぷっ…。なんだ、物足りなかったか?」
「ちがっ……わない…けど…。うぅ~私ばっかり好きみたい…」
好きな女の子に、目に涙をためて‘好き’と言われて理性が保てる男がいるんだろうか…。
「はぁ…煽るなバカ。お前なぁ、こっちは22年間ずーっとお預けくらってるんだぞ?途中で嫌って言われても止められないんだからな?わかってんのか?」
「わかってるもん…。私だってもう子供じゃないわ。クロノス様が好きなの。」
ぎゅっと首に抱き付かれ、ヤレヤレとため息をつく。
「言っとくけど、俺は皆とお前を共有するつもりは無い。独占欲も強いし、お前が他の奴に微笑んだり、ちょっかい出されるのも許せない。もう逃がしてやれないぞ?本当にいいんだな?」
「うん、私もクロノス様だけだから…。」
「ふっ、言質取ったぞ。じゃあ、22年分の愛を受け取って貰おうか。」
ひょいっとミュラを抱き上げて寝室へ連れていく。寝室の扉を閉めた後、誰も侵入できないように何重にも魔法をかけていく。
ベッドにミュラをおろし押し倒すと、ミュラはビクッと肩を揺らした。
「あ…あの…ちょっと待って…」
「待てない。大人しく愛されてろ。」
唇を重ねて深くキスをする。
控えめに差し出される舌を吸い、唾液を絡ませていく。
「ふぅんんっ。んっ、んあっ…クロノスさまぁ…」
「んっ、ちゅ。ミュラ、愛してる。」
「んんっ、わたしも…愛してる。」
激しいキスをしながら、ミュラの服を脱がせていく。白い素肌に、純白のレースの下着がなんとも艶かしい。
「エッロ…。もしかして今日俺に抱かれるって期待してた?」
「そんなんじゃない…。」
ショーツのクロッチ部分に指を沿わせれば、既にそこは湿っていて、布越しにクリトリスをクニクニと刺激すれば、ミュラはビクッと腰を揺らす。
クロッチをずらして直接秘部に指を滑り込ませると、ヌルヌルと愛液が溢れ出す。
「お前のココの魔法だって、俺は許してないんだからな。」
ぐちゅっ。と音を立てながら膣に指を挿し入れた。
「ひゃっ…あっ…ん。んっ…」
じゅぷじゅぷと抜き差ししながら、ミュラの子宮口にかけられた魔法を探る。
魔法は、ミュラが望む相手以外の精子を子宮に入れないようにしているようだった。魔法自体は害のあるものではないが、俺以外の奴がかけた魔法がココにあるのが許せない。
「ふっ、上書きしてやる。」
「えっ、な…何?」
ショーツの紐を片方ほどき、露になった蜜壺へペニスを突き刺す。
「くっ…ミュラ…。ほら、力抜いて。締め付け過ぎだ。」
「あっ…んんっ、そんなのわかんな…い。きゃっ、動かないでぇ…」
「無理。」
ミュラの唇を塞ぎ、舌をちゅくちゅくと絡ませる。手で胸を揉みしだき乳首を攻めれば、膣がキュゥッと閉まる。
「あっ、あっ、乳首だめっ…」
「じゃあこっちにする?」
クリトリスを指で弾くように触る。
「ひゃぁっ!あ、あっ、だめっ!ナカとソト、一気にされたらっ…!!あっあああ!」
ビクビクと腰を反らせながらイッたミュラに合わせて、俺も達する。
「んっ、ミュラ…。愛してる。」
「んっ、ちゅ。クロノスさまぁ…。あいしてる。んっ、ナカ…熱いのがいっぱい。…なんだか…んっ…なんかオカシイの。クロノスさまぁ…」
「俺の精子に魔力を混ぜているからな。この憎たらしい魔法を上書きする為だ。まだまだタップリ注いでやる。」
「んにゃっ…やぁん。」
ミュラはトロンとした表情で甘えるように俺の唇をペロペロ舐めてくる。
「ふっ、魔力に酔ったか?猫みたいで可愛いな。」
「にゃぁ…。もっとちょうだい。クロノスさまぁ。」
ミュラの膣から抜かないまま抽挿を再開する。ナカが愛液と精液でグチュグチュ音をたてる。
「お望み通りたくさん愛してやるさ。」
ー・・・クロノスEND。
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