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本編
女子更衣室
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◼️女子更衣室
マイコ「わぁ、伊村さんスタイル超いいね~。あ、私加藤舞子。よろしくね」
ユキ「え、あ、ありがとう。伊村由妃よ、よろしくね」
サキ「私は小沢咲、よろしくね。私達世田中出身なの。伊村さんと甘音さんは並木中だよね?並木中で噂の二人と一緒のクラスでびっくりしちゃった~」
ミユウ「甘音美優です。舞子ちゃん、咲ちゃん、よろしくね」
ユキ「噂って?」
マイコ「そりゃーもちろん、モデルさんなんて身近に居ないからね。伊村さんファンの女の子、私の周りにもいっぱいいるよ。美優ちゃんは男子が噂してるのよく聞く」
サキ「あ、私も美優ちゃんって呼んでいい?美優ちゃんはね、可愛い子が居るってよく話題になってた。あ!1回バズったよね?」
ミユウ「バズった?そんな事あったかな??」
マイコ「あー、あったね!中3の時かな~?学校帰りの伊村さんと美優ちゃんのツーショットで、普通に笑って話してるだけの写真って感じだったのに、めちゃくちゃ可愛くてさ~。でも、いつの間にかその写真もアカウントも消えちゃったんだよね」
サキ「そうそう、明らかに盗撮だったからね~。その投稿には名前とか載ってなかったんだけど、伊村さんが読モしてたからすぐ名バレしてたよ。あんなに話題になってたのに二人とも知らなかったの?」
ミユウ「全然知らなかった…。やっぱり由妃ちゃん可愛いから写真撮られちゃうんだね。由妃ちゃんも大変だねぇ」
ユキ「美優…」
マイコ「ぷっ!美優ちゃんって天然なんだね。見た目を裏切らないっ!」
サキ「あはは、だね~。可愛いわ」
ミユウ「私…天然じゃないと思うんだけど?」
マイコ「そういう所が、我らがプリンス相澤君を射止めたんだね。納得!」
サキ「ねー、その首の印も相澤君が?」
ミユウ「え!?いや、これは…弟と喧嘩して…」
マイコ「なぁんだ、まぁ確かにキスマークにしては痛々しいなって思ってたけど」
サキ「あはは、確かに。美優ちゃん色白だから目立つよね。今日は朝から皆で『相澤ついに自制出来なかったのか?』とか盛り上がってたんだけどなー」
ミユウ「うぅ…」
ユキ「相澤ってかなり遊んでたんでしょ?」
マイコ「あー、まぁね。でも同じ学校の子には手を出さない主義?みたいでほとんどが年上だったよね?」
サキ「うん、同い年の子って一番最初の彼女だけじゃない?」
マイコ「そうそう、婚約者だっけ?何度か校門前で見た事あるけど、いつも黒のリムジンに乗って来てて、なぁんかツンツンしててヤな感じだったよねー?」
ミユウ「婚約者…」
ユキ「美優…相澤はやめた方がいいよ。だってその婚約者でさえも長続きしなかったんだよ?」
サキ「んー?でも婚約は解消してないんじゃなかったっけ?」
マイコ「うん、その婚約者の子が『今は彼にも自由が必要だと思うから、私は待っていてあげるの』って…ねぇ?」
ミユウ「…へ…へぇ~。そうなんだ…」
サキ「でも、中2の終わりからパッタリ女の子の影が消えて、相澤君に好きな人が出来たって噂になって…みんなで誰だろうねって謎だったんだ。それが入学式の日に公開告白だもん!超テンション上がるよ!」
マイコ「美優ちゃんなら納得!って思ってる人沢山いると思うよ」
ミユウ「…そうかな…。ごめんね、まだ相澤君と出会ったばかりだから…よくわからないかも…あはは」
ユキ「美優には私がいるよ。ね?」
ミユウ「うん、ありがとう」
マイコ「わぁ、伊村さんスタイル超いいね~。あ、私加藤舞子。よろしくね」
ユキ「え、あ、ありがとう。伊村由妃よ、よろしくね」
サキ「私は小沢咲、よろしくね。私達世田中出身なの。伊村さんと甘音さんは並木中だよね?並木中で噂の二人と一緒のクラスでびっくりしちゃった~」
ミユウ「甘音美優です。舞子ちゃん、咲ちゃん、よろしくね」
ユキ「噂って?」
マイコ「そりゃーもちろん、モデルさんなんて身近に居ないからね。伊村さんファンの女の子、私の周りにもいっぱいいるよ。美優ちゃんは男子が噂してるのよく聞く」
サキ「あ、私も美優ちゃんって呼んでいい?美優ちゃんはね、可愛い子が居るってよく話題になってた。あ!1回バズったよね?」
ミユウ「バズった?そんな事あったかな??」
マイコ「あー、あったね!中3の時かな~?学校帰りの伊村さんと美優ちゃんのツーショットで、普通に笑って話してるだけの写真って感じだったのに、めちゃくちゃ可愛くてさ~。でも、いつの間にかその写真もアカウントも消えちゃったんだよね」
サキ「そうそう、明らかに盗撮だったからね~。その投稿には名前とか載ってなかったんだけど、伊村さんが読モしてたからすぐ名バレしてたよ。あんなに話題になってたのに二人とも知らなかったの?」
ミユウ「全然知らなかった…。やっぱり由妃ちゃん可愛いから写真撮られちゃうんだね。由妃ちゃんも大変だねぇ」
ユキ「美優…」
マイコ「ぷっ!美優ちゃんって天然なんだね。見た目を裏切らないっ!」
サキ「あはは、だね~。可愛いわ」
ミユウ「私…天然じゃないと思うんだけど?」
マイコ「そういう所が、我らがプリンス相澤君を射止めたんだね。納得!」
サキ「ねー、その首の印も相澤君が?」
ミユウ「え!?いや、これは…弟と喧嘩して…」
マイコ「なぁんだ、まぁ確かにキスマークにしては痛々しいなって思ってたけど」
サキ「あはは、確かに。美優ちゃん色白だから目立つよね。今日は朝から皆で『相澤ついに自制出来なかったのか?』とか盛り上がってたんだけどなー」
ミユウ「うぅ…」
ユキ「相澤ってかなり遊んでたんでしょ?」
マイコ「あー、まぁね。でも同じ学校の子には手を出さない主義?みたいでほとんどが年上だったよね?」
サキ「うん、同い年の子って一番最初の彼女だけじゃない?」
マイコ「そうそう、婚約者だっけ?何度か校門前で見た事あるけど、いつも黒のリムジンに乗って来てて、なぁんかツンツンしててヤな感じだったよねー?」
ミユウ「婚約者…」
ユキ「美優…相澤はやめた方がいいよ。だってその婚約者でさえも長続きしなかったんだよ?」
サキ「んー?でも婚約は解消してないんじゃなかったっけ?」
マイコ「うん、その婚約者の子が『今は彼にも自由が必要だと思うから、私は待っていてあげるの』って…ねぇ?」
ミユウ「…へ…へぇ~。そうなんだ…」
サキ「でも、中2の終わりからパッタリ女の子の影が消えて、相澤君に好きな人が出来たって噂になって…みんなで誰だろうねって謎だったんだ。それが入学式の日に公開告白だもん!超テンション上がるよ!」
マイコ「美優ちゃんなら納得!って思ってる人沢山いると思うよ」
ミユウ「…そうかな…。ごめんね、まだ相澤君と出会ったばかりだから…よくわからないかも…あはは」
ユキ「美優には私がいるよ。ね?」
ミユウ「うん、ありがとう」
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