【R18】ショートケーキHoney～異常な程溺愛してくる彼氏に私の心臓が持ちません～

本編

男子更衣室

◼️男子更衣室

ﾄｼﾋﾛ「なぁ、さっき女子の体操服姿見た？お前誰押し？」

ﾋｻｼ「伊村はモデルだけあってやっぱスタイルいいよなー。手足が長すぎて、あれは隣に並ぶの勇気いるわ」

ﾄｼﾋﾛ「わかるわー。伊村は綺麗だなって思うけど、俺が彼女にしたいのは美優ちゃんだなー」

ﾋｻｼ「それな！あの柔らかそうな身体がさぁ、たまんないよなぁ～」

ﾄｼﾋﾛ「ちっちゃくて童顔な感じなのに、おっぱいは大きくてさぁ～。可愛いよなぁ～」

ﾚﾝ「ハァ？お前ら誰だよ。喧嘩売ってんの？」

ﾄｼﾋﾛ「うわ！ビックリした～。相澤、いきなり後ろ立つなよ。俺岡田　俊裕オカダ　トシヒロ。よろしくな」

ﾋｻｼ「俺は八木　央ヤギ　ヒサシ。よろしく」

ﾚﾝ「よろしくしないし。美優にも近寄らないで」

ｼｮｳｺﾞ「蓮、いきなり絡むのヤメテ。ごめんね岡田君、八木君。俺は上野省吾、よろしく」

ﾄｼﾋﾛ「相澤ってさぁ、もう美優ちゃんと付き合ってんの？」

ﾚﾝ「そう。だから『美優ちゃん』って呼ぶのやめてくれる？」

ﾋｻｼ「怖い、怖い。そんな睨むなよ～。美優ちゃんは美優ちゃんって感じだし、中学の頃からそう呼んでるから今更甘音さんは違和感あるんだよなぁ。呼び方くらい大目にみてよ」

ﾄｼﾋﾛ「そうだよ。美優ちゃんは中学の頃から皆のアイドルだったんだぞ」

ﾚﾝ「今は俺の美優だから」

ｼｮｳｺﾞ「え？マジで付き合ってるの？妄想じゃななく？」

ﾚﾝ「省吾シバクぞ？」

ﾋｻｼ「付き合ってるならさ、やっぱ首の印は相澤がつけたの？なんかすっごい青アザになってたけど…」

ﾄｼﾋﾛ「俺も気になってた。牽制の為のキスマークかもしれないけど、逆にやらしいよなぁ。あの白くて柔らかそうな肌に俺も吸い付きたい」

ﾚﾝ「…」

ｼｮｳｺﾞ「ドウドウ。人を殺しそうな目付きは止めようね。はい、深呼吸して～」

ﾚﾝ「チッ」

ｼｮｳｺﾞ「岡田君も八木君も、甘音ちゃん絡みの妄想は蓮の居る前ではしない方がいいかも。マジで暴走しちゃうから」

ﾋｻｼ「あぁ、うん…(察し)」

ﾄｼﾋﾛ「はぁ～、あれだけガードが固かった美優ちゃんが…相澤の手に…。泣けるわ」

ｼｮｳｺﾞ「岡田君と八木君は甘音ちゃんと同じ並木中だっけ？中学の頃はどうだったの？」

ﾋｻｼ「そうだよ。美優ちゃんの隣にはいつも伊村が居るし、久遠さんを中心とした親衛隊みたいなのも居るし。相澤はよく美優ちゃんに近付けたよな～」

ﾚﾝ「所詮久遠いとこだろ」

ﾄｼﾋﾛ「あ、そういえば佐藤も親衛隊メンバーじゃなかった？」

ｼｮｳｺﾞ「佐藤って、クラス委員になった佐藤傑サトウスグル君？」

ﾋｻｼ「あー、そうかも。久遠先輩と仲良いし。相澤、取られないように気を付けろよ～？あはは」

ﾚﾝ「美優が俺以外を選ぶわけないだろ？」