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起:始まり
1.信じて送り出したのに…
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―何時ごろの茶会だったか…―
―もぅ、カイったら…あまり心配かけないでよ―
―幼馴染のミリーは、紅茶でむせた僕を心配しながらも笑ってテーブルナプキンで僕の口を拭っていた…―
―カイ様を見ていて飽きが来ませんわ―
―婚約者のクリスは、そんな僕とミリーのやり取りを楽しそうに笑い…―
―カイ兄様ったら、本当にだらしないわねぇ―
―継母の連れ子であった義妹のレイナはそんな僕を呆れながらも笑ってみていた…―
―そんな僕と彼女達の楽しい茶会が何時までも続くと思っていた…―
―だけど、もうそんな楽しい時は…二度と来る事はない…―
―あの時から僕達四人の時は壊れてしまい、失ったんだから…―
セントーラ王国にあるキクルス伯爵家が治めるキクルス領にて…
外が雨で降りしきる伯爵家の屋敷の客室にて、重苦しい空気が流れていた。
「それが、事の顛末なんだね…」
「うん…ごめんなさい…」
キクルス伯爵の次男であるカイは目の前の幼馴染でベモンド男爵の三女で”元”男爵令嬢であるミリー・ベモンド…ミリーの話を聞き、頭を抱えていた。
”聖女”の一人として認定されたはずの彼女が、何故稀代の勇者であるアスモデ公爵家の次男セシル・アスモデのパーティーから抜け出し、碌な服装の格好のまま雨が降りしきる中を一人で走ってここまで来た事に、尋常じゃない訳があった。
そして、カイはそれを聞いた時に本気で頭が割れそうなぐらいに怒りに渦巻いていた…
ミリーが身に着けていたブローチの魔導具に無意識で記憶された、勇者による婚約者と義妹の二人を性欲に貪る如何わしい行為と、顔を殴られて部屋の隅で泣き続ける処女を失ったミリーの姿に…
カイはミリーの他に、婚約者のブラウン子爵の長女であるクリスと、継母の連れ子である義妹のレイアと共にキクルス伯爵領内にて優雅な時を過ごしていた。
それぞれの家は公爵家みたいな裕福さはないものの、穏やかに過ごす風景には領民からも温かく見守られていた。
しかし、近年の魔物が跋扈する中、新たな魔王が誕生したとも噂が広がり、セントーラ王国に限らず全世界で不安が広がっていた。
そんな中、遥か昔に現れたとされる勇者の伝承と、勇者と共に歩むとされる聖女の伝承の話が持ち上がり、セントーラ国王の命の下で国中の18歳となった人間を検査することになり、貴族の子であるカイ達も王都に招集され、教会で選定を受ける事になった。
結果としては、カイは貴族のままであったが、他の三人は聖女の選定を受けてしまった。
無論、三人の他に聖女の選定を受けており、平民からアスモデ公爵以外の貴族令嬢の何人かも決まっていた。
流石に何人もの聖女を連れて行くわけには行かないので、数日間は勇者として認定されたセシル・アスモデと共に騎士団の訓練を受ける事になったので、カイは彼女達と既に婚約者が居るセシル・アスモデを信じて送り出して実家のキクルス領に戻ったのだが…
送り出した夜にて血みどろの光景が起きていた。
まず最初に犠牲になったのは平民出身の聖女候補達で、セシルは彼女達を王都内にある公爵家の屋敷に招いた後に手を出し、純潔を奪った挙句に従者の男達に貪らせるように仕向けた。
その中で聖女の能力が弱く使い物にならない聖女候補を手切れ金と共に追い出し、泣く泣く帰郷をさせていた。
そして、次に始まったのは伯爵家以下の下級貴族の娘達であった。
流石に無理やり襲うのは上級貴族とはいえ体裁に響く物で、何らかの褒美と妾約束を持ちかけて体の関係を結ぼうとした。
それに嵌ったのがクリスとレイアで、カイの事などどうでもいいから婚約してと言いながら股を広げて抱かれる様には、流石のカイでも胃の中に入ってた物を吐いてしまうほどであった。
義妹だったレイアも同じく姦計に嵌り、アスモデ公爵家入りしたいとまで言い出した時には本気で絶縁しようかと考えるほどであった。
そんな中、セシルはミリーにも手を出そうとしたが、元々男性が苦手な所もある上に、流石に結婚前に性交渉するのはどうかと思うほど貞操を大事にする彼女からすればしつこく断り続けていた。
が、そんな身を護るミリーに業を煮やしたセシルは彼女を拳で顔を殴りつけた後に従者達にミリーを無理やり拘束した後に純潔を奪い、それでも必死になって抵抗し続ける彼女を行為が終わった時は乱暴に捨てて放置した。
そんなおぞましい光景の後、ミリーは聖女の力の一つである回復魔法を使って処女を治そうとしたが…聖女の力どころか回復魔法その物が使えなくなっている事に気付いた。
しかも、その事が直ぐにクリスとレイアの二人に知られてセシルの下に突き出されしまい、聖女ではない女はここに居る必要がないと禄に身支度もさせられずに公爵家から追い出し、王都から追放した。
ボロボロのドレスのまま、道中の盗賊達に怯えながらも走り、命辛々実家であるベモンド男爵の屋敷に戻るも、既に公爵家から連絡を受けたベモンド男爵は彼女を屋敷に入れる事は認めず、逆に不貞を結んだ娘として勘当すると門番から言い渡され、そこからカイの実家であるキクルス伯爵領まで走り、雨の降りしきる中を最後の希望としてキクルス伯爵の屋敷の門を叩いていた。
幸い、その連絡の手紙を読む前だったカイが真っ先に気付き、彼女を屋敷に入れて身を綺麗にし終えた今、現在に至ってる…
「なんていうか…あの女遊びが大好きなセシルが勇者になったという時点でおかしいと思ったが…」
「あの二人が貴方の事をどうでもいいというぐらいに豹変するのはおかしいと思ったわ…」
ミリーの意見にカイは同意していた。
いくらなんでも、あのクリスの身の変わり様は異常だった。
まるで、性格が180度も変わるような態度は一体なんだったのか?
もう一度見るにしても、またあのおぞましい不貞行為を見なければとなると、吐き気どころじゃあ済まないだろう…
今はあの光景を忘れて帰ってきたミリーを心配するほうに専念せねば…
「ところでミリー、なんで君はあのセシルに好意を抱かなかったのかね?」
「元々、私はカイ以外の男は嫌いなのは知ってるでしょ?あと…耳につけていた魔導具のおかげかな?」
そう言って、ミリーは髪の毛を掻き分けてカイに見えるように耳を見せた。
そこには、小さなエメラルドの嵌めたピアスが耳朶に付けられていた。
すると、カイはそのピアスに触れて、選定の変わりに授かった鑑定の力で調べ始めた。
結果は…ピアスに付いていたエメラルドに魅了を筆頭にした精神異常の無効化の効果が付与されていた。
それと同時に、セシルは魅了洗脳系のスキルを持っている事も判明した。
「なるほど…ピアスに付けられていた宝石が君を守っていたみたいだ」
「これのおかげね…お婆様から授かったお守りが私を守って…」
「そういえば、先代のベモンド男爵夫人だったお婆様は聖女に認定されていたね」
「だからかもしれないわね…ううっ…!」
ミリーは再び思い出したのか泣き出し、両手で覆ってから涙を流し続けた。
元々男が苦手なのに、無理やり性交渉を求められた挙句に殴られ、乱暴されて処女を奪われたのは恐怖しかないだろう…
恐らく、聖女の力と回復魔法が使えなくなったのはそんな心の弱さが顕著に出たかもしれない。
聖女の力は、勇者と同じく信じる力が失えば力も失う…それと同じだ…
それを知った上で、カイは怒りに身を任せるしかなかった。
「セシルのやった事が許せないが…仮にもアイツは勇者で公爵家の次男だ…下手に動けば国に逆らう事になる」
「うん…」
「だけど、絶対に許すわけには行かない…ミリー、アイツに…あいつ等に復讐する気はないか?」
そんなカイの言葉に、ミリーは静かに顔を上げて頷いた。
「勿論許さないわ…それに、私だけの問題じゃない…平民だった子達と、他の下級貴族の子達も同じ被害を受けてるわ」
「なら、僕に協力してくれるか?君と一緒なら出来そうだ」
「良いの…?私、カイ以外の男に奪われて…」
「構わない。例え君がアイツに体を抱かれても、君は戻ってきた。手伝ってくれ」
カイの言葉にミリーは嬉し涙を流しながら、眼の奥の中で静かに復讐の炎を立ち上げていた。
目指すは、勇者達への復讐…と。
その日の夜…
ミリーはカイの寝室に寝巻きのワンピース姿で訪れ、ベッドの上で休んでいたカイに対して覆い被さる様に乗っかってきた。
「ミリー…」
「ごめんなさい、カイ。私、貴方に抱かれたいの…」
セシルに無理やり処女を奪われ、穢された彼女にとって営みは嫌悪する物であるはず。
その恐怖は今でも思い出すはずなのだが、勇気を振り絞って男であるはずのカイに近付いた。
今でも涙目になっている彼女を、カイはミリーの頭を優しく撫でていた。
「無理しなくても良いんだよ…」
「今じゃないと駄目なの…時間が経つほどアイツにやられた恐怖で染まりそうで…怖いの…」
怯えながら話すミリーに、カイはミリーを抱き寄せてから唇を奪った。
唐突のキスによりミリーは戸惑っていたが、カイがミリーの唇に優しく舐めていく内にミリーも口を開いてからカイの舌に絡ませながらキスをした。
―もぅ、カイったら…あまり心配かけないでよ―
―幼馴染のミリーは、紅茶でむせた僕を心配しながらも笑ってテーブルナプキンで僕の口を拭っていた…―
―カイ様を見ていて飽きが来ませんわ―
―婚約者のクリスは、そんな僕とミリーのやり取りを楽しそうに笑い…―
―カイ兄様ったら、本当にだらしないわねぇ―
―継母の連れ子であった義妹のレイナはそんな僕を呆れながらも笑ってみていた…―
―そんな僕と彼女達の楽しい茶会が何時までも続くと思っていた…―
―だけど、もうそんな楽しい時は…二度と来る事はない…―
―あの時から僕達四人の時は壊れてしまい、失ったんだから…―
セントーラ王国にあるキクルス伯爵家が治めるキクルス領にて…
外が雨で降りしきる伯爵家の屋敷の客室にて、重苦しい空気が流れていた。
「それが、事の顛末なんだね…」
「うん…ごめんなさい…」
キクルス伯爵の次男であるカイは目の前の幼馴染でベモンド男爵の三女で”元”男爵令嬢であるミリー・ベモンド…ミリーの話を聞き、頭を抱えていた。
”聖女”の一人として認定されたはずの彼女が、何故稀代の勇者であるアスモデ公爵家の次男セシル・アスモデのパーティーから抜け出し、碌な服装の格好のまま雨が降りしきる中を一人で走ってここまで来た事に、尋常じゃない訳があった。
そして、カイはそれを聞いた時に本気で頭が割れそうなぐらいに怒りに渦巻いていた…
ミリーが身に着けていたブローチの魔導具に無意識で記憶された、勇者による婚約者と義妹の二人を性欲に貪る如何わしい行為と、顔を殴られて部屋の隅で泣き続ける処女を失ったミリーの姿に…
カイはミリーの他に、婚約者のブラウン子爵の長女であるクリスと、継母の連れ子である義妹のレイアと共にキクルス伯爵領内にて優雅な時を過ごしていた。
それぞれの家は公爵家みたいな裕福さはないものの、穏やかに過ごす風景には領民からも温かく見守られていた。
しかし、近年の魔物が跋扈する中、新たな魔王が誕生したとも噂が広がり、セントーラ王国に限らず全世界で不安が広がっていた。
そんな中、遥か昔に現れたとされる勇者の伝承と、勇者と共に歩むとされる聖女の伝承の話が持ち上がり、セントーラ国王の命の下で国中の18歳となった人間を検査することになり、貴族の子であるカイ達も王都に招集され、教会で選定を受ける事になった。
結果としては、カイは貴族のままであったが、他の三人は聖女の選定を受けてしまった。
無論、三人の他に聖女の選定を受けており、平民からアスモデ公爵以外の貴族令嬢の何人かも決まっていた。
流石に何人もの聖女を連れて行くわけには行かないので、数日間は勇者として認定されたセシル・アスモデと共に騎士団の訓練を受ける事になったので、カイは彼女達と既に婚約者が居るセシル・アスモデを信じて送り出して実家のキクルス領に戻ったのだが…
送り出した夜にて血みどろの光景が起きていた。
まず最初に犠牲になったのは平民出身の聖女候補達で、セシルは彼女達を王都内にある公爵家の屋敷に招いた後に手を出し、純潔を奪った挙句に従者の男達に貪らせるように仕向けた。
その中で聖女の能力が弱く使い物にならない聖女候補を手切れ金と共に追い出し、泣く泣く帰郷をさせていた。
そして、次に始まったのは伯爵家以下の下級貴族の娘達であった。
流石に無理やり襲うのは上級貴族とはいえ体裁に響く物で、何らかの褒美と妾約束を持ちかけて体の関係を結ぼうとした。
それに嵌ったのがクリスとレイアで、カイの事などどうでもいいから婚約してと言いながら股を広げて抱かれる様には、流石のカイでも胃の中に入ってた物を吐いてしまうほどであった。
義妹だったレイアも同じく姦計に嵌り、アスモデ公爵家入りしたいとまで言い出した時には本気で絶縁しようかと考えるほどであった。
そんな中、セシルはミリーにも手を出そうとしたが、元々男性が苦手な所もある上に、流石に結婚前に性交渉するのはどうかと思うほど貞操を大事にする彼女からすればしつこく断り続けていた。
が、そんな身を護るミリーに業を煮やしたセシルは彼女を拳で顔を殴りつけた後に従者達にミリーを無理やり拘束した後に純潔を奪い、それでも必死になって抵抗し続ける彼女を行為が終わった時は乱暴に捨てて放置した。
そんなおぞましい光景の後、ミリーは聖女の力の一つである回復魔法を使って処女を治そうとしたが…聖女の力どころか回復魔法その物が使えなくなっている事に気付いた。
しかも、その事が直ぐにクリスとレイアの二人に知られてセシルの下に突き出されしまい、聖女ではない女はここに居る必要がないと禄に身支度もさせられずに公爵家から追い出し、王都から追放した。
ボロボロのドレスのまま、道中の盗賊達に怯えながらも走り、命辛々実家であるベモンド男爵の屋敷に戻るも、既に公爵家から連絡を受けたベモンド男爵は彼女を屋敷に入れる事は認めず、逆に不貞を結んだ娘として勘当すると門番から言い渡され、そこからカイの実家であるキクルス伯爵領まで走り、雨の降りしきる中を最後の希望としてキクルス伯爵の屋敷の門を叩いていた。
幸い、その連絡の手紙を読む前だったカイが真っ先に気付き、彼女を屋敷に入れて身を綺麗にし終えた今、現在に至ってる…
「なんていうか…あの女遊びが大好きなセシルが勇者になったという時点でおかしいと思ったが…」
「あの二人が貴方の事をどうでもいいというぐらいに豹変するのはおかしいと思ったわ…」
ミリーの意見にカイは同意していた。
いくらなんでも、あのクリスの身の変わり様は異常だった。
まるで、性格が180度も変わるような態度は一体なんだったのか?
もう一度見るにしても、またあのおぞましい不貞行為を見なければとなると、吐き気どころじゃあ済まないだろう…
今はあの光景を忘れて帰ってきたミリーを心配するほうに専念せねば…
「ところでミリー、なんで君はあのセシルに好意を抱かなかったのかね?」
「元々、私はカイ以外の男は嫌いなのは知ってるでしょ?あと…耳につけていた魔導具のおかげかな?」
そう言って、ミリーは髪の毛を掻き分けてカイに見えるように耳を見せた。
そこには、小さなエメラルドの嵌めたピアスが耳朶に付けられていた。
すると、カイはそのピアスに触れて、選定の変わりに授かった鑑定の力で調べ始めた。
結果は…ピアスに付いていたエメラルドに魅了を筆頭にした精神異常の無効化の効果が付与されていた。
それと同時に、セシルは魅了洗脳系のスキルを持っている事も判明した。
「なるほど…ピアスに付けられていた宝石が君を守っていたみたいだ」
「これのおかげね…お婆様から授かったお守りが私を守って…」
「そういえば、先代のベモンド男爵夫人だったお婆様は聖女に認定されていたね」
「だからかもしれないわね…ううっ…!」
ミリーは再び思い出したのか泣き出し、両手で覆ってから涙を流し続けた。
元々男が苦手なのに、無理やり性交渉を求められた挙句に殴られ、乱暴されて処女を奪われたのは恐怖しかないだろう…
恐らく、聖女の力と回復魔法が使えなくなったのはそんな心の弱さが顕著に出たかもしれない。
聖女の力は、勇者と同じく信じる力が失えば力も失う…それと同じだ…
それを知った上で、カイは怒りに身を任せるしかなかった。
「セシルのやった事が許せないが…仮にもアイツは勇者で公爵家の次男だ…下手に動けば国に逆らう事になる」
「うん…」
「だけど、絶対に許すわけには行かない…ミリー、アイツに…あいつ等に復讐する気はないか?」
そんなカイの言葉に、ミリーは静かに顔を上げて頷いた。
「勿論許さないわ…それに、私だけの問題じゃない…平民だった子達と、他の下級貴族の子達も同じ被害を受けてるわ」
「なら、僕に協力してくれるか?君と一緒なら出来そうだ」
「良いの…?私、カイ以外の男に奪われて…」
「構わない。例え君がアイツに体を抱かれても、君は戻ってきた。手伝ってくれ」
カイの言葉にミリーは嬉し涙を流しながら、眼の奥の中で静かに復讐の炎を立ち上げていた。
目指すは、勇者達への復讐…と。
その日の夜…
ミリーはカイの寝室に寝巻きのワンピース姿で訪れ、ベッドの上で休んでいたカイに対して覆い被さる様に乗っかってきた。
「ミリー…」
「ごめんなさい、カイ。私、貴方に抱かれたいの…」
セシルに無理やり処女を奪われ、穢された彼女にとって営みは嫌悪する物であるはず。
その恐怖は今でも思い出すはずなのだが、勇気を振り絞って男であるはずのカイに近付いた。
今でも涙目になっている彼女を、カイはミリーの頭を優しく撫でていた。
「無理しなくても良いんだよ…」
「今じゃないと駄目なの…時間が経つほどアイツにやられた恐怖で染まりそうで…怖いの…」
怯えながら話すミリーに、カイはミリーを抱き寄せてから唇を奪った。
唐突のキスによりミリーは戸惑っていたが、カイがミリーの唇に優しく舐めていく内にミリーも口を開いてからカイの舌に絡ませながらキスをした。
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