イバラの鳥かご〜ここには君と僕、だけ〜

咲蓮

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俊一くんの一声ですぐに会社の契約は元通りになって、僕はそのまま車に乗せられた。

「流星くんの家はもうここじゃないから」

そう言う俊一くんの胸に顔を埋め、もうなにも考えないようにした。

僕の部屋の荷物が全部俊一くんの家に運ばれてきたのは次の日の事だ。

広大な邸宅の中の一室が僕の部屋になった。

元の自分の部屋よりだいぶ広くて、荷物を入れても全然有り余る。

「どう?気に入った?」
「うん…」
「流星くん…学校、行きたくないならもう行かなくていいよ?」
「ん…」

流星くんに学歴なんて必要ないし。

ニコリと笑う俊一くん。

あぁ、もう考えるのめんどくさいなぁ…

「辞めようかな…学校」
「そう?じゃ、俺から学校に言っといてあげる」
「あっ、待っ、待って。やっぱり待って…」
「ん?」
「でも…やっぱり、やること無くなっちゃうし…」
「あるじゃん、やる事」

ドサッとベッドに押し倒された。

自分の唯一安心出来る部屋のベッド、だったけど。

「俺といっぱい気持ちいいこと、するだけで流星くん疲れちゃうでしょ?」

クイッと首輪を持ち上げられて首筋を舐められる。

「そ、だけど…でも…」

やっぱり高校はちゃんと卒業したい…

蚊の鳴くような声で言うと、俊一くんは「そっか、いいんじゃない?」と言ってくれた。



全裸なのに首輪だけつけてるのが客観的に見てもおかしくて。
耳やしっぽまである感覚になった。

「はっ…!♡ぁ、う、あ、あ、んんっ!♡」
「流星くん、ほら、また唇噛んでる」

俺の首噛みなよ、そう言われるがままガブリと首筋に歯を立てた。

『あ、なんかこれ、ほんとに犬みたい…』
「ははっ…、流星くん、ほんとに犬みたい」

笑いながら恍惚とした瞳で見つめてくる俊一くんに揺さぶられるがままに喘ぎ続けた。
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