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4.「あんた、もしかして呪われてるんじゃないの?」
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案の定、横になったとたん、尾井川店長に対する怒りがふつふつと沸いてきた。ベッドで狂おしく寝返りを打つはめになった。
睡眠導入剤をいつもより一錠多めに飲むことにした。無理やり眠りに落ちることができたのは、2時をまわってからのことだった。
夢のなかでも谷原は仕事をしていた。
『いぬい』のレジの向こうは一面ガラス張りで、駐車場が見えた。物憂い光線が斜めにさし込み、5つのレジは白い光で満たされていた。
左側にはダンボール工場が建ち、煙突のついた建物が屹立していた。季節が秋から冬にかけて、午後2時以降は影がのびて、ちょうど5番レジだけが日陰となってしまうのだった。翳ると、ひどく冷えた。まるで5番レジだけが祝福されていないかのように――。
そのはるか彼方は、うっすらと雪化粧をほどこした青い山並が見渡せた。山梨が誇る、南アルプスの威容である。
山頂はさぞかし見晴らしがいいだろう。空気もキンキンに澄みきっているはずだ。あそこでランチを食べたら、きっとおいしいにちがいない。たとえ『いぬい』製の、調理場のやる気のない男どもがこしらえた幕の内弁当であったとしてもだ。――「ここの唐揚げは、年のとった廃棄処分手前の鶏の肉なんだぜ。ちっとも若鶏なんかじゃない」と、三浦料理長が言ったものだ。
その日は、あいにく谷原が使っている5番レジの電子レジスターが不調で――なぜか5番レジではよくあることだった――、3番レジの佐伯 充子の補佐として配置されていた。
佐伯がキャッシャーをうけ持ち、谷原はチェッカーを担当していた。
ガラス張りの窓から、レンガ色の黄昏がさしこむ時間。
客が津波のように押し寄せてきた。
佐伯と谷原は、客を効率よくさばいていく。
ところがふいに、スキャナーが商品のバーコードを読み取らなくなった。
スイッチを押してもウンともスンとも言わない。
「……どうしたのよ、グズグズしないで」
と、佐伯が耳もとで鋭く囁いた。
「スキャナーが急に反応しなくなったんです」
「なにやってんの!」と、佐伯が谷原の脇腹を小突いた。「あんた、また機械こわしちゃったんじゃないの? あんたが触ると、ロクなことないじゃない!」
「どうしたら――」
谷原は行列をつくった買い物客を見るなり、言葉に窮した。
客は2人の不穏な様子を感じ取ったらしく、一様に冷めた眼つきで見つめてくる。
「まったく、自分の持ち場をダメにしちゃうし、こっちのスキャナーまでおかしくして。――あんた、もしかして呪われてるんじゃないの?」
と、佐伯はきつい一発をぶつけてきた。とたんに谷原は胸の鼓動が速くなり、過呼吸になりそうになった。なにかにつかまらないと、倒れそうになる。
今年で37になる佐伯は、プライベートではバツ5でありながら、子供が8人もいた。
8人を養わないといけないため、『いぬい』での仕事を終えたあと、パチンコ店の清掃のバイトまでかけ持ちしていた。休みの日も、交通整理の旗振りをやっているという。
このあいだ、街の本屋へ向かっている最中、偶然、脇道の道路工事で誘導灯をふっているところに出くわし、おたがいバツの悪い思いをしたところだった。
佐伯は防寒対策で制服の内側にセーターを着込み、着ぶくれになってペンギンみたいにヨチヨチ歩きをしていたものだ。
いつも疲れが抜けず、いらいらしている女従業員だった。接客があれほど大事と尾井川店長から口をすっぱくして言われていても、つい眉間にしわが寄りがちになり、つっけんどんな物言いになるため、たびたび指導されることがあった。
「呪われてるだなんて、まさか」
「これを呪いと言わずして、なんて表現するの。あたしが使ってるときは、まったく問題なかったのよ!」
「しかし――」
そのとき、先頭に並んだ制服姿の高校生がガムを噛みながら、
「おい、まだかよー! マジ待たせすぎだって」
と、抗議した。
「申し訳ありません。機械が調子悪いようなので、手動で打ち込みますので、少々お時間をください」
谷原はとりつくろい、商品を見ながらキーボードに金額を入力した。が、手がふるえ、とても冷静にふるまえない。
救いを求めるように、2番レジと1番レジを見た。
こんなときにかぎって、『レジ休止中』の立札が立ち、レジが完全にふさがっている。それともパートの誰かが病欠でもしたのだろうか?
4番レジをふり返った。
あの道上さえも今日はいない。
彼女は公休日だったか? となると、空いているのはこの3番レジのみではないか。
「すみませんね、お客さま。――あたし、ちょっと店長呼んでくるから、それまでなんとかもたせて」
と、佐伯は言い残し、レーンを飛び出していった。
「そんな……。もたせてったって」
「ったくよぉ。いまから塾に行かないといけないのに、電車にのり遅れたら、あんたらのせいだからな」と、高校生は指弾を浴びせてきた。「なんだよ。ここの機械は、どいつもこいつもオンボロだな。本社はシブチンなのかよ」
「ごめんなさい。できるだけ、急いでいたしますので。もうしばらくお待ちください」
谷原は躍起になってキーボードを叩いた。
裸のままの野菜や生魚類、バイキング形式の惣菜の天ぷら、揚げ物はJANコード(バーコード)がついていないので、B4サイズのチラシを見ながらの格闘となった。上から下まで探すだけで四苦八苦した。それこそ、砂漠のなかから砂金を見つけるにも匹敵する広大さだ。
眼のまえの高校生は腕組みし、いらいらと革靴のかかとを鳴らしている。
それにしてもなぜ、塾通いをしている学生がキャベツや玉ねぎ、尾頭つきの鯛を購入しようとしているのか?
そのうち、タッチパネルをタッチした際の電子音がしなくなった。
キーをいくら叩いても、なぜか金額が表示されない。
「あれ?」
谷原はつぶやいた。背筋にいやな汗がタラリと流れ落ちる感触がした。
タッチパネルどころか、テンキーさえも反応しない。まさかスキャナーだけでなく、レジスターまでもが谷原の呪いのせいで受け付けなくなったというのか?
焦った。
とにかく謝ろうとして、高校生の方を見た。
先ほどの高校生ではない。
そこにいたのはニキビ面の生意気そうな顔ではなく、かわりに尾井川店長が制服姿のまま立っていた。
自信たっぷりに腕組みし、顔をそらして上から見くだすように、
「谷原ぁ! 君はまた機械をこわしたな! 今度こそ給料から天引きしてやるからな! スキャナー、63,950円、計算機コンパクトレジスタ110.4型タッチパネル液晶、175,000円、しめて、238,950円のお買い上げだ! 毎月3万ずつ、君のみずぽ銀行の口座から引き落としてやるぞ! せいぜい早出・残業して稼ぐこったな!」
頭を抱え、眼をつぶった。
「……あんまりです。そんなの買わされたら、私、身が持ちません!」
『いぬい』のブラックぶり、ここに極まれりだった。
谷原は自分自身の悲鳴で夢から醒めた。
睡眠導入剤をいつもより一錠多めに飲むことにした。無理やり眠りに落ちることができたのは、2時をまわってからのことだった。
夢のなかでも谷原は仕事をしていた。
『いぬい』のレジの向こうは一面ガラス張りで、駐車場が見えた。物憂い光線が斜めにさし込み、5つのレジは白い光で満たされていた。
左側にはダンボール工場が建ち、煙突のついた建物が屹立していた。季節が秋から冬にかけて、午後2時以降は影がのびて、ちょうど5番レジだけが日陰となってしまうのだった。翳ると、ひどく冷えた。まるで5番レジだけが祝福されていないかのように――。
そのはるか彼方は、うっすらと雪化粧をほどこした青い山並が見渡せた。山梨が誇る、南アルプスの威容である。
山頂はさぞかし見晴らしがいいだろう。空気もキンキンに澄みきっているはずだ。あそこでランチを食べたら、きっとおいしいにちがいない。たとえ『いぬい』製の、調理場のやる気のない男どもがこしらえた幕の内弁当であったとしてもだ。――「ここの唐揚げは、年のとった廃棄処分手前の鶏の肉なんだぜ。ちっとも若鶏なんかじゃない」と、三浦料理長が言ったものだ。
その日は、あいにく谷原が使っている5番レジの電子レジスターが不調で――なぜか5番レジではよくあることだった――、3番レジの佐伯 充子の補佐として配置されていた。
佐伯がキャッシャーをうけ持ち、谷原はチェッカーを担当していた。
ガラス張りの窓から、レンガ色の黄昏がさしこむ時間。
客が津波のように押し寄せてきた。
佐伯と谷原は、客を効率よくさばいていく。
ところがふいに、スキャナーが商品のバーコードを読み取らなくなった。
スイッチを押してもウンともスンとも言わない。
「……どうしたのよ、グズグズしないで」
と、佐伯が耳もとで鋭く囁いた。
「スキャナーが急に反応しなくなったんです」
「なにやってんの!」と、佐伯が谷原の脇腹を小突いた。「あんた、また機械こわしちゃったんじゃないの? あんたが触ると、ロクなことないじゃない!」
「どうしたら――」
谷原は行列をつくった買い物客を見るなり、言葉に窮した。
客は2人の不穏な様子を感じ取ったらしく、一様に冷めた眼つきで見つめてくる。
「まったく、自分の持ち場をダメにしちゃうし、こっちのスキャナーまでおかしくして。――あんた、もしかして呪われてるんじゃないの?」
と、佐伯はきつい一発をぶつけてきた。とたんに谷原は胸の鼓動が速くなり、過呼吸になりそうになった。なにかにつかまらないと、倒れそうになる。
今年で37になる佐伯は、プライベートではバツ5でありながら、子供が8人もいた。
8人を養わないといけないため、『いぬい』での仕事を終えたあと、パチンコ店の清掃のバイトまでかけ持ちしていた。休みの日も、交通整理の旗振りをやっているという。
このあいだ、街の本屋へ向かっている最中、偶然、脇道の道路工事で誘導灯をふっているところに出くわし、おたがいバツの悪い思いをしたところだった。
佐伯は防寒対策で制服の内側にセーターを着込み、着ぶくれになってペンギンみたいにヨチヨチ歩きをしていたものだ。
いつも疲れが抜けず、いらいらしている女従業員だった。接客があれほど大事と尾井川店長から口をすっぱくして言われていても、つい眉間にしわが寄りがちになり、つっけんどんな物言いになるため、たびたび指導されることがあった。
「呪われてるだなんて、まさか」
「これを呪いと言わずして、なんて表現するの。あたしが使ってるときは、まったく問題なかったのよ!」
「しかし――」
そのとき、先頭に並んだ制服姿の高校生がガムを噛みながら、
「おい、まだかよー! マジ待たせすぎだって」
と、抗議した。
「申し訳ありません。機械が調子悪いようなので、手動で打ち込みますので、少々お時間をください」
谷原はとりつくろい、商品を見ながらキーボードに金額を入力した。が、手がふるえ、とても冷静にふるまえない。
救いを求めるように、2番レジと1番レジを見た。
こんなときにかぎって、『レジ休止中』の立札が立ち、レジが完全にふさがっている。それともパートの誰かが病欠でもしたのだろうか?
4番レジをふり返った。
あの道上さえも今日はいない。
彼女は公休日だったか? となると、空いているのはこの3番レジのみではないか。
「すみませんね、お客さま。――あたし、ちょっと店長呼んでくるから、それまでなんとかもたせて」
と、佐伯は言い残し、レーンを飛び出していった。
「そんな……。もたせてったって」
「ったくよぉ。いまから塾に行かないといけないのに、電車にのり遅れたら、あんたらのせいだからな」と、高校生は指弾を浴びせてきた。「なんだよ。ここの機械は、どいつもこいつもオンボロだな。本社はシブチンなのかよ」
「ごめんなさい。できるだけ、急いでいたしますので。もうしばらくお待ちください」
谷原は躍起になってキーボードを叩いた。
裸のままの野菜や生魚類、バイキング形式の惣菜の天ぷら、揚げ物はJANコード(バーコード)がついていないので、B4サイズのチラシを見ながらの格闘となった。上から下まで探すだけで四苦八苦した。それこそ、砂漠のなかから砂金を見つけるにも匹敵する広大さだ。
眼のまえの高校生は腕組みし、いらいらと革靴のかかとを鳴らしている。
それにしてもなぜ、塾通いをしている学生がキャベツや玉ねぎ、尾頭つきの鯛を購入しようとしているのか?
そのうち、タッチパネルをタッチした際の電子音がしなくなった。
キーをいくら叩いても、なぜか金額が表示されない。
「あれ?」
谷原はつぶやいた。背筋にいやな汗がタラリと流れ落ちる感触がした。
タッチパネルどころか、テンキーさえも反応しない。まさかスキャナーだけでなく、レジスターまでもが谷原の呪いのせいで受け付けなくなったというのか?
焦った。
とにかく謝ろうとして、高校生の方を見た。
先ほどの高校生ではない。
そこにいたのはニキビ面の生意気そうな顔ではなく、かわりに尾井川店長が制服姿のまま立っていた。
自信たっぷりに腕組みし、顔をそらして上から見くだすように、
「谷原ぁ! 君はまた機械をこわしたな! 今度こそ給料から天引きしてやるからな! スキャナー、63,950円、計算機コンパクトレジスタ110.4型タッチパネル液晶、175,000円、しめて、238,950円のお買い上げだ! 毎月3万ずつ、君のみずぽ銀行の口座から引き落としてやるぞ! せいぜい早出・残業して稼ぐこったな!」
頭を抱え、眼をつぶった。
「……あんまりです。そんなの買わされたら、私、身が持ちません!」
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