お客さまが並んでくれない!
5番レジは呪われている?
スーパー『いぬい』のパート従業員のあいだでは、そんなウワサが流れていた。
たしかに5つあるレジのうち、谷原 宰(たにはら つかさ)が担当する5番レジは陰気臭く、電子レジスターやスキャナーが故障しがちで、おまけに太い柱が死角になるせいか、なかなかお客さまが並んでくれない鬼門のレジだった。
やることなすことうまくいかない。またしても谷原は客からクレームを訴えられ、尾井川(おいかわ)店長に呼び出しを食らう。
そんななか、職場での唯一の救いが盛田 衛(もりた まもる)だった。60すぎの元長距離トラックの運転手で、ふだんは雑用をこなし、手があいたときだけ5番レジにやってきて、谷原の補佐をしてくれる守護天使ともいえる存在だった。
ある日、谷原はいわくつきの5番レジの由来を耳にしてしまう……。
※本作は『小説家になろう』様でも公開しております。
スーパー『いぬい』のパート従業員のあいだでは、そんなウワサが流れていた。
たしかに5つあるレジのうち、谷原 宰(たにはら つかさ)が担当する5番レジは陰気臭く、電子レジスターやスキャナーが故障しがちで、おまけに太い柱が死角になるせいか、なかなかお客さまが並んでくれない鬼門のレジだった。
やることなすことうまくいかない。またしても谷原は客からクレームを訴えられ、尾井川(おいかわ)店長に呼び出しを食らう。
そんななか、職場での唯一の救いが盛田 衛(もりた まもる)だった。60すぎの元長距離トラックの運転手で、ふだんは雑用をこなし、手があいたときだけ5番レジにやってきて、谷原の補佐をしてくれる守護天使ともいえる存在だった。
ある日、谷原はいわくつきの5番レジの由来を耳にしてしまう……。
※本作は『小説家になろう』様でも公開しております。
あなたにおすすめの小説
洒落にならない怖い話【短編集】
【累計60万PV突破‼】
話題作「アンケートに答えたら、人生が終わった話」が10万PVを記録。
日常に潜む“逃げ場のない恐怖”を集めた、戦慄の短編集。
その違和感は、もう始まっている。
帰り道、誰もいないはずの部屋、何気ない会話。
どこにでもある日常が、ある瞬間、取り返しのつかない異常へと変わる。
意味が分かると凍りつく話。
理由もなく、ただ追い詰められていく話。
そして、最後の一行で現実がひっくり返る話。
1話1000〜2000文字。隙間時間で読める短編ながら、
読み終えたあと、ふとした静寂が怖くなる。
これはすべて、どこかで起きていてもおかしくない話。
――あなたのすぐ隣でも。
洒落にならない実話風・創作ホラー。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
終わりにします
「終わりにします」
その言葉とともに、侯爵令嬢シルヴィアは毒を飲んだ。
婚約者は妹を選び、父は妹だけを信じた。
誰にも必要とされなかった人生を終えたはずなのに、目を覚ますと三か月前へと時間は巻き戻っていた。
もう、誰かに愛されるためだけに生きるのはやめよう。
そう決めた彼女は、静かに運命を書き換えていく。
これは、一度死んだ少女が、自分自身の人生を取り戻すための物語。
近づいてはならぬ、敬して去るべし【第9回ホラー・ミステリー小説大賞、奨励賞ありがとうございました!】
山中、もしあなたがそれに出会ったら……
近づいてはいけない。
敬して去るべし。
山を降りろ。
六年勤めた会社を辞めた。お荷物だとはわかっていたし、むしろ清々しくもあった。
28歳のコウイチには、仕事より大切なものがあった。
田舎歩きだ。そこ大事なのが学生のときにかじった民俗学だ。廃集落、古い祠、忘れられた神々——それを訪ねることは、彼のたった一つの愉しみだった。
大学時代、民俗学の講義で准教授はこう言った。「神々は神ではない」。人が畏れ、従い、忖度したものがかみになる。その言葉がコウイチを変えた。
会社の営業で関東のあちこちを歩きまわった。コウイチは仕事よりも土地の古老の話に耳を傾けることに熱中したほどだった。
失業後、ふと見つけた資料にコウイチは目を奪われた。
「名付け得ぬ神」。
東京の西、檜原村の奥深く、コボレザワという場所にその祭祀を担った一族がいたという。山奥には祠があるらしい。だがもう六十年も前に無人になってしまっているようだ。
コウイチは訪ねてみることにする。
道中、奇妙な老人に出会う。一人目は気のいい古書店主。二人目は何かを知りながら口を閉ざす資料館の老人。そして三人目は——
深い山中でコウイチはついに祠を見つけた。巨大な岩を背にした祠は古び、壊れていたが、まだ人が来ている痕跡があった。
不穏な気配にコウイチは振り向くが、なにもない。
日本の中心地・東京。そこからわずかにはずれた山の中に潜む秘密をめぐる奇譚。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
怪奇蒐集帳(短編集)
この世には、知ってはいけない話がある。
怪談、都市伝説、語り継がれる呪い——
どれもがただの作り話かもしれない。
だが、それでも時々、**「本物」**が紛れ込むことがある。
本書は、そんな“見つけてしまった”怪異を集めた一冊である。
最後のページを閉じるとき、あなたは“何か”に気づくことになるだろう——。
我慢なんてしていませんわ。だって、面倒でしょう?
「クロエに子供ができた。準備が整い次第、離れで暮らすことになるからそのつもりでいてくれ」
普段ほとんど屋敷にいない夫が前触れもなく告げてきた言葉をきっかけに、レティシアは“三年間”の契約を終わらせることにした。
赤の他人を屋敷に迎えることはしない。
不要なものに感情を砕く理由などない。
「だって、面倒でしょう?」
不誠実な夫も、無意味な結婚も、
この際すべて切り捨ててしまいましょう。