探偵尾賀叉反『鉄仮面党の黙示録』

安田 景壹

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第一章 二〇二〇年 ナユタ 夏

第1章  3

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3


 あとは報告書に今回の案件をまとめなければならない。新たに依頼が入らない限り、午後の仕事はデスクワークになりそうだ。
「トビ、コーヒーを淹れてくれ」
 旧市街にある事務所に戻り、叉反は上着を掛けると事務机に着く。了解、とトビは答え、そのまま奥の給湯室に向かう。
 パソコンを立ち上げ、ついでにテレビをつけた。
 ひとまず休憩だ。簡単にメールをチェックし、チャンネルを回して、ニュースをやっている番組を探す。ワイドショーで止める。しばらく眺めてみる。いくつかの全く知らないニュースと、見出しだけは見たが、詳しい内容は知らないニュース。


 気になったものから順にインターネットの検索にかける。今日の午後、他県の保育施設で起きた集団食中毒。二ヶ月前に起きた、普通人の会社員によるフュージョナーの男性アルバイトへの差別的な暴行事件の初公判。五日前に隣国で起きた化学薬品研究所の火災事故。それから、一週間後に新市街螺合らごう区で行われる、内戦終結と新時代到来を語るという趣旨のセレモニーの予告。
いわゆる事件だけでなく、芸能やスポーツ、流行などは知っておけば役に立つ。テレビとネットの両方を見ておくのは情報の確度を上げるためだ。


「何だ、仕事してるのかと思ったら、テレビ見てネットサーフィンかよ」
 コーヒーの入ったマグカップを置きながら、トビがぼやいた。
 五月の終わりに雇った頃にはさすがに口調も硬かったが、いくつか一緒に事件を手掛けた事と、連携の取りやすさを考慮するうち砕けた会話も珍しくはなくなった。無理して硬く振る舞っているより軽い調子で話すほうが、トビもやりやすいようだった。
「SNSの呟きが手掛かりになる事もあるんだよ。ありがとう」
 マグカップを軽く掲げて、中身を一口飲む。……悪くない。
「SNSぅ? 所長、あんたも呟くのか」


「気が向いた時は夕飯の写真もアップする。盛りつけがうまくいった時とかな」
 軽口を叩きながら、叉反はパソコンをスリープにして立ち上がる。
「三十分休憩だ。そのあとで報告書の作成」
「はいよ」
 右手で持ったカップのコーヒーを啜り、トビはテレビへと目を向ける。叉反は煙草を手に取った。依頼人の応接室にもなる事務所では煙草は喫わない。嫌煙の依頼人はもとより、体質上嗅覚が鋭い人間が来る事だってある。一応、灰皿の用意はあるがこれは客人用だ。叉反の主な喫煙所は事務所の上にある自宅のベランダか、事務所ビルを行き来するために外壁に設置された錆びついた階段である。
 午後になって日差しはきつくなっている。階段は隣のビルの陰に隠れているから多少はましだが、それでも暑いのに変わりはない。


 出入り口のドアへ一歩足を向けた時、窓の外で車が止まる気配がした。続いて、車のドアが開く音。
 下したブラインドを少しだけ開けて外を見る。スーツ姿の強面が二人に、黒塗りのセダンが二台。古びた旧市街には似つかわしくない高級車。それがこの事務所ビルの前に止まっている。
「トビ」
 声をかけた時には、トビはすでに警戒態勢に入っていた。数人が外壁沿いの階段を上って来る。足音こそ静かにしているが、物々しい気配。
 行儀よくドアが開いた。
 だが、入って来た連中の人相は穏やかではない。
 基本的に、全員が仕立ての良いスーツ姿の男性だ。皆若い。二十代から三十代手前といったところだろう。そして、全員がフュージョナーだ。鼠の尾が生えた者、二の腕からサイの角らしきものが生えた者、ジャガーの毛皮が半身を覆って、上半身は裸の者。しいて険しい表情を作っているわけでもないだろうに、若者達の目つきは皆鋭く、誰をとってもすぐにそのスジの者とわかるような面構えだった。


 男の一人がドアマンをやり、残りの連中が三人ずつ左右に分かれて道を作った。全員が背筋を伸ばし、手を後ろに組んでいる。ドアマンを含め、七人。
 靴音を響かせて、一人の男が階段を上って来た。
 四十近い、整った顔の男だ。黒髪を短めにカットし、眼光は若者達よりも冷たく、この手の組織の幹部らしい上等そうな白のスーツ、黒いワイシャツを身に着けている。上着のボタンは全て開け、ノータイ。身長は叉反と同じくらいで、服の上からでも発達した筋骨がよくわかる。
「やめろ、お前ら。大袈裟だ」
 顔色も変えず、男はそう言った。部下らしい若者達は姿勢を崩そうとはしない。苦笑いして、男は事務所の中へと入る。
「プライベートの用事だっていうのにこれだ。全く、堅苦しくて敵わんよ」


「何の用だ、天霧あまぎり
 叉反は言った。
知らない相手ではない。かといって、歓迎する義理は全くない。
 組員達が一斉に叉反を睨みつける。ここで暴れられるのは勘弁だ。営業に差し支える。
「おいおい、せめて煙草の一本でも喫わせろよ。せっかく暑い中やって来たんだ。そう無下に扱われちゃこっちも困る」
 言いながら、天霧は胸ポケットからゴロワーズを取り出し、一本銜える。すかさず組員の一人が火を差し出した。
「そこで喫うな。灰が落ちる」


「じゃあ灰皿をくれ。それに、座っていいだろ?」
「……」
 叉反は黙って灰皿を取り、応接テーブルの客席側へ置いた。
 天霧はにっと笑って灰皿の前の席に腰掛けた。ドアマンがドアを閉め、男達が少しも乱れずにその後ろに並ぶ。自然、天霧側の威圧感が増した。
「どうも。あとコーヒーもらえるか」
「うちは喫茶店じゃない」
「そう言うなよ。近頃じゃヤクザも熱中症に気をつけなくちゃいけないんだ。体が資本でね。動けなくなると色々困る」
「コーヒーで熱中症は防げない」


 天霧は答えず、うまそうに煙草を燻らせている。ゴロワーズ独特の強い匂いが香る。
 仕方なく、叉反は助手に言った。
「トビ、すまないが一杯淹れてきてくれ。……とびっきり濃いめで、だ」
 出涸らしでいい、という言葉を叉反は何とか飲み込んだ。
「……りょーかい」
硬い表情のまま返事をして、トビは給湯室へと戻った。
テレビを消し、自分のカップを持って天霧の対面に座る。ハイライトを一本取り出して銜える。こいつらが帰ったら換気に消臭だ。余計な手間を増やしてくれる。
天霧がライターを取り出したが、構わず叉反は自分で火をつけた。気にした様子もなく、天霧は煙を吐き出して笑う。


 ――天霧久我くが
 ナユタ最大のフュージョナー系組織、《崔樹さいき組》の幹部。かの内戦の混乱期に生まれた崔樹組では異例の、普通人の幹部だ。以前調べた時には、役目柄ナユタにいる事はほとんどないと聞いた。だというのに、直接会うのはこれでもう三度目となる。ヤクザの幹部と親しくなりたいとは決して思わないが。
「新入りか」
 灰を叩き落とし、天霧が言った。
「お前に部下がいるのは初めてだな」
「助手だ。まだ見習いだが」
「なるほど。ゆくゆくはここのナンバーツーか、はたまたどこぞで消えてしまうか……」
「用件を言え。茶飲み話に付き合う気はない」
「お前は変わらないな。この街に来た時からそうだ。気に食わない人間には決して尻尾を振らない。そうする事が、決して自分のためにはならないとしてもだ」


 短くなった煙草を、天霧は灰皿に押し付ける。口元に笑みをたたえたまま。
「そこが気に入らない。素直に恐れ入ってくれれば、悪いようにはしないのにな。いらん意地を張らないでもらいたい」
「何の用かと思えばくだを巻きに来たのか」
 灰皿をテーブルの真ん中まで引き、叉反は灰を落とす。
「ヤクザってのはずいぶん暇なんだな」
「日がな一日ぶらぶらしてる奴が多いのは認めるよ。『どうしたらいいかわからない』ってさ。真剣に生き残ろうとしない奴は、この世界じゃ野垂れ死に以下の死に方をする。現状に甘んじているようじゃ駄目さ。ヤクザは自分で稼がないとな」
「だったら行け。出口は後ろだ」
「言っただろう、プライベートな用件だ。今日は組の用事じゃない。俺個人の依頼をしに来たんだよ」
「依頼だと?」


 ちょうどその時、給湯室からトビがコーヒーカップをトレイに載せて運んできた。天霧の前に、左手でカップを置く。
「どうぞ」
 緊張しながらトビが言った。
 悠然とした仕草でカップを取り上げ、天霧は一口飲む。途端にその片方の眉が吊り上がった。
「おい。若いの」
 低く唸るように、天霧が言った。トビの顔が青くなる。
「は、はい!」
「……意外とうまいじゃないか。ここをクビになったら、うちが仕切ってる喫茶店で雇ってやるよ」
 天霧がにやりと笑う。はあ、とトビはぎこちなく笑顔を作った。
「下らない事を抜かすな。話を続けろ」
「ユーモアだよ、探偵。かりかりするな」


 息をついて、天霧はカップをソーサーの上に置いた。足を組み直し、口を開く。
「探してほしい奴がいる。俺の大事な家族だ」
「家族?」
「血は繋がっていないが可愛げのある奴でね。独り身の俺にとっては、そう、もはや唯一の家族といっても差し支えない」
「誰であれ、何で俺達が探さなきゃならない。自分のところの兵隊を使えばいいだろう」
「兵隊には兵隊の仕事がある。探偵の真似事をさせるわけにはいかない」
 言いながら、天霧は懐から何かを取り出して、テーブルの上に置く。一葉の写真。
「こいつが俺の家族だ」


 裏向きに置かれたそれを叉反は取り上げる。トビも顔を寄せ、写真に写っている者を見た。
 叉反は軽く眉根を寄せた。トビが訝しげに呟いた。
「……犬?」
 写真に写っていたのは一頭の犬だ。若くて元気そうな犬が座っている。立派な体格のゴールデンレトリバー。黄金色の毛並みはすっかり整えられていたが、唯一、茶色の首輪だけはところどころ剥げていたり、全体的に色褪せていた。
「そうだ。名前はツクモ。一年前から一緒に暮らしていてな。知らない奴にはまずついて行かない。そいつが昨日姿を消した」
 言って、天霧は新たに銜えたゴロワーズに火をつける。
「庭で放し飼いにしていたんだが、夜、仕事から帰ると首輪だけが落ちていた。他には何もない。ツクモが抵抗したんなら、それらしい痕跡が残ってそうなもんだが、庭は綺麗なままだった。カメラに不審者の姿はなく、家のセキュリティを破られた形跡もない。完全に、忽然と姿を消した」
「神隠しだとでも言うのか」
「攫われたんだよ。おそらくな」


 面白くもなさそうに天霧は煙草を吹かす。
「どんな手口かは知らんし、証拠もないがね。それ以外に考えられん。俺も敵は多い身だ」
 紫煙を吐いて、天霧はソファの背もたれにもたれかかった。
 ペット探しというのは多くの探偵が受け得る依頼の一つだ。現に叉反もここ数か月の間で手掛けた案件のうち、四割はペット探しだった。だが、この一件は話が違う。
「なら警察に行け。いくら被害者がヤクザでも、窃盗事件なら動いてくれるだろう」
「当てにならん。これでも警官連中とはうまくやっているつもりだが、あいつらが俺の飼い犬に本気なってくれるとは思わない。そうでなくても、今は例のセレモニーの件で掛かり切りのようだしな。後回しにされるのは目に見えている」


「では自分で探せ」
「そうしたいのは山々だが、生憎とこういう場合の対処などわからんよ。それに、あまり言いたくはないが、ここしばらくはスケジュールをがっちり押さえられていてね。身動きの取れない俺としては、是非とも専門家に捜索を依頼したい」
 すっかり冷めたコーヒーを飲み、短くなったほうの煙草を灰皿に押し付けると、叉反は新たに一本銜え、火をつける。
「俺はヤクザからの仕事は受けない」
 にべもない叉反に、天霧は鼻を鳴らして答える。
「二年前の事をまだ根に持っているのか。あんなものは挨拶だろう。初めての街で商売をするなら、それなりの通過儀礼は必要さ」
「関係ない。ヤクザと仲良くしていたら、それこそ商売が立ち行かない」
「……やれやれ。こんな事なら、あの時もう少し追い込んでおくんだったな」


 銜え煙草のまま、天霧は立ち上がった。
「写真は置いていく。その気になったら連絡をくれ。しばらくはナユタにいるからな。《ベラドンナ》にでも伝言を残してくれればいい」
 ベラドンナは旧市街の地下にあるバーだ。一般客はあまり寄り付かず、ナユタの裏社会に生きる者達の中立地帯と呼ばれている。
 上目遣いに叉反は天霧を睨む。
「期待されても、俺は受けない」
 天霧は目を閉じて叉反の返答を聞いていた。黒煙草のきつい匂いが紫煙とともに叉反のほうへと漂ってくる。
「ではツクモは死ぬ。無残にな」


 それまで多少なりとも柔和だった雰囲気が消え、冷たい双眸が叉反を見ていた。
「そういうものだ。あいつは死に、バラバラにされるか、良くて骨になって帰って来る。宅急便で届くか、ベッドの上にぶち撒けられるか、まあそんなところだろう」
「同情を買おうとしているなら無駄だ」
「お前は、この俺がそんな事をするように見えるのか」
「家族だというくらいなら、少しは自分で努力したらどうだ」
「ごもっともかもしれないが、他の客もそうやってあしらうのか? ここの事務所は」
 こちらを見つめる二つの目を睨み返す。天霧が無言で見下ろしている。
 沈黙が事務所の中に下りた。
 天霧は息を吐いた。時間にすれば三十秒にも満たなかっただろう。灰皿に煙草の先を押し付けると、天霧はドアのほうへと踵を返した。部下の一人がドアを開ける。


「探偵」
 背を向けたまま、天霧が言った。
「ツクモは捨て犬だった。最初に見つけた時にはひどく痩せていて、弱っていた。仕方なく病院に入れてやって、新しい飼い主も探したが……結局、俺が引き取った」
 少し間を空けて、天霧は続ける。
「成り行きで出来た家族だが、それでもあいつが死ぬところを見たくはない。勝手を言うようだが、どうか頼む」
 叉反は答えなかった。言い終えると、天霧は黙って事務所を出て行った。組員達がそれに続く。ドアが閉められ、階段を下りる足音が響き、やがて二台分のエンジンがかかり、車が去っていった。
 テーブルの上には写真が置かれている。若く、健康そうなゴールデンレトリバー。写真からはかつての衰弱など微塵も伺わせない。


「……どうするんだ、所長?」
 おずおずとトビが言った。答えずじっと写真を見つめる。
 失踪自体が作り話だという可能性もなくはないが、まず除外していいだろう。天霧が本気になれば、叉反に仕事をさせる手段などいくらでもある。たとえそれがどんな汚い仕事でも、強制させようと思えば出来るだろう。わざわざ話をでっち上げてまで依頼する必要はない。
 では、天霧は本当に自分からは動かないつもりなのか。奴が今取れる手段は、叉反に依頼する事だけなのか。
 不審な点はいくつもある。ただの犬探しでない事は間違いない。


一つ言えるのは、このまま放置すれば写真の犬の命は終わるだろう、という事。
「……トビ、留守番を頼む」
 灰だけが長くなった煙草の火を消し、コート掛けにあった薄手の夏用コートを手に取り、身に着ける。写真を手帳に挟み、懐に仕舞う。
 トビが、幾分か思案気に言った。
「引き受けるのか? そりゃ犬の事は心配だけど……ヤーさんの頼み事だぜ?」
「少し調べるだけだ。別に金を受け取ったわけでもないしな。おかしな事がわかった段階で警察に連絡する」
 若い助手が眉根を寄せる。


「……わかってるとは思うけど、絶対に裏があるだろ、この話」
「天霧の使い走りになるつもりはない」
「なら、何で」
「犬に罪はない」
 必要な物を手早く揃え、引き出しから銃の入ったホルスターを取り出し、装着する。あまり持ち歩きたくはないが、二ヶ月前に巻き込まれた菊月での事件以降、いつ何があるかわからない。銃を持っておくに越したことはなかった。
時計を確認する。午後二時五十一分。
「六時になっても戻らなければ退社していい。あとは頼む」
 叉反は足早に事務所を出た。まるで亜熱帯の熱気の中に飛び込んだかのようだった。階段を下り、車庫のシャッターの鍵を開け、持ち上げる。黒いボディのミニバンが顔を出す。
 ――少し調べるだけだ。ひとまずは。
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