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ーー谷崎学 ① 蒼sideーー
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柚は東総合病院、特別室のベットで腕には点滴、人工呼吸器、それに心拍計を付け眠り続けていた。
「ヒートからくるフェロモンの数値は安定しだが、まだ予断を許さない…。でもどうしたんだ和臣。蒼くんの助けがあと一歩遅かったら、この子は死んでいたぞ」
和臣と旧友であり同じ医学部を卒業し、東総合病院オメガ専門医となった谷崎学は困惑していた。
「学さん、柚はこれからどうなってしまうんでしょうか?」
蒼は学を縋るような目で見た。
今は穏やかな顔で寝ている柚だが、和臣が運転する車で病院に着いた時には、ほぼ脈が止まりかけていた。
病院についてからは、すでに和臣から聞いていた学の適切な対応により脈は安定し、フェロモン数値も落ち着き柚は一命を取り留めた。
「ヒートからくるフェロモンの数値は安定しだが、まだ予断を許さない…。でもどうしたんだ和臣。蒼くんの助けがあと一歩遅かったら、この子は死んでいたぞ」
和臣と旧友であり同じ医学部を卒業し、東総合病院オメガ専門医となった谷崎学は困惑していた。
「学さん、柚はこれからどうなってしまうんでしょうか?」
蒼は学を縋るような目で見た。
今は穏やかな顔で寝ている柚だが、和臣が運転する車で病院に着いた時には、ほぼ脈が止まりかけていた。
病院についてからは、すでに和臣から聞いていた学の適切な対応により脈は安定し、フェロモン数値も落ち着き柚は一命を取り留めた。
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