37 / 87
三
30話 おれの家族
しおりを挟む
新山さんは今日、兄貴たちと昼を食べに行くらしい。
朝起きてリビングで寛いでいたおれに兄貴がそう教えてくれた。その少し後に、起きたとL◯NEをくれた新山さんもまたおれにご飯に行くことを知らせてくれた。
別に流石のおれでも多少は弁えている部分もあるわけで兄貴たちの中に割って入ろうとは思ってないけど、おれは正直新山と毎日でも会いたいと思ってる。それなのに会えない時間もある中で堂々と新山さんと会えている兄貴が心底羨ましい。おれも連れていってと言いたい気持ちをグッと堪えて兄貴を適当に遇らい家から出すと、声にならないこの感情を枕にぶつけた。
新山さんはマメだからバイトの休憩中も然り、友達と会っている時も時間を見つけてはおれに連絡をくれる。今までの付き合ってきた相手も似たような優遇を受けていたのだと思うとマイナスな気持ちが芽生えるけど、今はおれだけだと逆にプラスに捉える術をおれは学んだ。だから多少は嫉妬を抑えることはできるようになったし一緒にいる時もチラチラと新山さんを見る女子たちの視線もシャットダウンできるようにもなってきた。
そんなおれだからなのか、なんとなく直感と勘で今日の新山さんはいつもとなんだか違うようなそんな気がしている。言葉では表現しづらいけれど、悪く言えば無愛想。よく言えば自分の気持ちを制御しているような、そんな感じがしていた。
おれの勘違いなら良いと思っていたけれどやっぱりおれの予想は的中していたんだと思う。
今日空いた時間で少し会えないかとおれが聞いたL◯NEの返信が「会える。」だけだった。普段の新山さんなら前のめりに何時にどこにするかとか何時まで空いてるかとかそう言う細かいところまで聞いてくるから、おれの疑問はこの時に確信に変わった。
次の連絡が来るのが気になって一向に課題が進まないけれど、そんなことはどうでもよくておれは新山さんが心配で仕方なかった。帰ってきた兄貴に聞くのも手だと思ったけれど確か兄貴は今日出かけた足でそのままバイトに行くと言ってたからそう言うわけにもいかずおれにできることは返事を待つことといつ会うとなってもいいように出れる準備を整えておくことだけだった。
数時間が経過して我慢ができなかったおれはうざいと思われるのは承知で追いメッセージを送った。
数分後に既読が付くと、それを見たおれは思わず電話をかけた。電話越しの新山さんは弱々しい声をしていて何かあったのだとすぐにわかった。そして「会いたい。」と言う新山さんの言葉を聞いておれは勢いよく家を飛び出した。
不謹慎かもしれないけれど、内心嬉しかった。
新山さんの中で何かあったとした時に、会いたいと思ってくれるその相手がおれだったことに安心感をおぼえた。誰かの代わりとかじゃない。ただ純粋に自分を求めようとしてくれる新山さんにおれは正直に面と向かって向き合いとまで思えた。
おれの家族は至って普通で家族仲も決して悪いわけではなかった。しかしそれは仲が悪くなるほど接触をしていないからだと言われたら全くその通りかもしれない。
父親はおれが幼い頃から一年を通して家を空けていることが多く、夏休みや冬休みといった長期休みに家族みんなで旅行やお出かけをしている友人たちがとても羨ましいと思った。
しかし母親はそんな気持ちを抱いていたおれを察していたのか、一人でおれと兄貴を連れて色んな所に連れて行ってくれたから決して寂しいと言う感情は抱かなかった。
そんな生活は小学校を卒業したあたりから徐々に変わっていった。
元々看護師をしていた母親はおれが中学に上がると同時にパートとしてまた前職に復帰した。最初は週に数日出ていた仕事もだんだんと出勤する日数が増えていき、二年に上がる頃には正社員として雇用形態を変えていた。
その話を母親にされた時は然程驚かなかった。いつかはそうなるだろうと予想はしていたし、ただそれが思っていたよりも早かっただけに過ぎなかったから。一年の時はただ一言「おめでとう。」と言ってくれていた誕生日を祝福する言葉も二年に上がった後からは消えていき、数日後に兄貴の口からおれが誕生日だったと聞きつけた母親から「遅れてごめん。」と一万円を受け取るそんなカタチに変わっていった。別に期待はしていないから傷ついたとかはなかった。ただこれがおれの家族の在り方と言うだけだ。
食事だって作れる時は母親が作り置きと置き手紙を残しておいてくれるし時間がない時はおれと兄貴の分のお金を置いておいてくれる。バイトをしていないおれのために、毎月お小遣いだって用意してくれるしたまに顔を合わせる時だって大変なはずなのに明るく笑顔を見せてくれる。だから我儘を言うつもりはない。ただ一つだけ...欲を言ってもいいのなら、家族じゃなくともおれのことを周りよりも大事に...特別扱いしておれのことを優先してくれる。そんな人が欲しかった。
そのうち、恋愛をすればそんな人ができるのではないかと思っていたけれどおれの考えは浅はかだった。
初めて付き合った子も、その後付き合ってきた女子もみんなおれの理想からはかけ離れていた。それは相手がおれと同じ「自分を優先」を求めていたからだ。
言葉をよく言えば双方同じ主観で、相性が良く聞こえるかもしれない。でもそれは綺麗事だった。同じ欲を持つ人が引き合わされば、待っているのは不協和音だ。
自分の欲を満たすために相手にも自分と同じ、もしくはそれよりもより高いものを要求する。しかしそのベクトルには少なからず考え方の違いがあって、その釣り合いが一度崩れると一気に関係は壊れていく。
それを繰り返していけば自然と恋愛をするのが億劫になっていき、そんな相手が存在すること自体が幻なのかもしれないとまで思えてしまう。だからおれは告白を断ることも相手に期待をすることも全て諦めていた。
そんな時に出会ったのが新山さんだった。
第一印象も最悪で最初は兄貴と同種と言うだけで毛嫌いしていたしあまり関わりたくないとまで思っていたけれど、そんなおれに対しても諦めずに新山さんは目を向けてくれた。
それに加え、無謀すぎるほどに何年も前におれとした約束を律儀に覚えていてあの時のおれも今のおれも全部まとめて受け入れてくれた。そんなところが全部好きで苦手だった人付き合いも最近はできるだけ進んで取り組むようにもなった。
おれをこんなにも変えてくれた新山さんには感謝してもしきれないからその分おれは...おれも新山さんを変えるほどの力はないかもしれないけど、ほんの少しは支えになりたいと思ってる。
今はおれのそばでゆっくり休んで。
あわよくば、ずっとずっとおれの隣にいてほしい。
朝起きてリビングで寛いでいたおれに兄貴がそう教えてくれた。その少し後に、起きたとL◯NEをくれた新山さんもまたおれにご飯に行くことを知らせてくれた。
別に流石のおれでも多少は弁えている部分もあるわけで兄貴たちの中に割って入ろうとは思ってないけど、おれは正直新山と毎日でも会いたいと思ってる。それなのに会えない時間もある中で堂々と新山さんと会えている兄貴が心底羨ましい。おれも連れていってと言いたい気持ちをグッと堪えて兄貴を適当に遇らい家から出すと、声にならないこの感情を枕にぶつけた。
新山さんはマメだからバイトの休憩中も然り、友達と会っている時も時間を見つけてはおれに連絡をくれる。今までの付き合ってきた相手も似たような優遇を受けていたのだと思うとマイナスな気持ちが芽生えるけど、今はおれだけだと逆にプラスに捉える術をおれは学んだ。だから多少は嫉妬を抑えることはできるようになったし一緒にいる時もチラチラと新山さんを見る女子たちの視線もシャットダウンできるようにもなってきた。
そんなおれだからなのか、なんとなく直感と勘で今日の新山さんはいつもとなんだか違うようなそんな気がしている。言葉では表現しづらいけれど、悪く言えば無愛想。よく言えば自分の気持ちを制御しているような、そんな感じがしていた。
おれの勘違いなら良いと思っていたけれどやっぱりおれの予想は的中していたんだと思う。
今日空いた時間で少し会えないかとおれが聞いたL◯NEの返信が「会える。」だけだった。普段の新山さんなら前のめりに何時にどこにするかとか何時まで空いてるかとかそう言う細かいところまで聞いてくるから、おれの疑問はこの時に確信に変わった。
次の連絡が来るのが気になって一向に課題が進まないけれど、そんなことはどうでもよくておれは新山さんが心配で仕方なかった。帰ってきた兄貴に聞くのも手だと思ったけれど確か兄貴は今日出かけた足でそのままバイトに行くと言ってたからそう言うわけにもいかずおれにできることは返事を待つことといつ会うとなってもいいように出れる準備を整えておくことだけだった。
数時間が経過して我慢ができなかったおれはうざいと思われるのは承知で追いメッセージを送った。
数分後に既読が付くと、それを見たおれは思わず電話をかけた。電話越しの新山さんは弱々しい声をしていて何かあったのだとすぐにわかった。そして「会いたい。」と言う新山さんの言葉を聞いておれは勢いよく家を飛び出した。
不謹慎かもしれないけれど、内心嬉しかった。
新山さんの中で何かあったとした時に、会いたいと思ってくれるその相手がおれだったことに安心感をおぼえた。誰かの代わりとかじゃない。ただ純粋に自分を求めようとしてくれる新山さんにおれは正直に面と向かって向き合いとまで思えた。
おれの家族は至って普通で家族仲も決して悪いわけではなかった。しかしそれは仲が悪くなるほど接触をしていないからだと言われたら全くその通りかもしれない。
父親はおれが幼い頃から一年を通して家を空けていることが多く、夏休みや冬休みといった長期休みに家族みんなで旅行やお出かけをしている友人たちがとても羨ましいと思った。
しかし母親はそんな気持ちを抱いていたおれを察していたのか、一人でおれと兄貴を連れて色んな所に連れて行ってくれたから決して寂しいと言う感情は抱かなかった。
そんな生活は小学校を卒業したあたりから徐々に変わっていった。
元々看護師をしていた母親はおれが中学に上がると同時にパートとしてまた前職に復帰した。最初は週に数日出ていた仕事もだんだんと出勤する日数が増えていき、二年に上がる頃には正社員として雇用形態を変えていた。
その話を母親にされた時は然程驚かなかった。いつかはそうなるだろうと予想はしていたし、ただそれが思っていたよりも早かっただけに過ぎなかったから。一年の時はただ一言「おめでとう。」と言ってくれていた誕生日を祝福する言葉も二年に上がった後からは消えていき、数日後に兄貴の口からおれが誕生日だったと聞きつけた母親から「遅れてごめん。」と一万円を受け取るそんなカタチに変わっていった。別に期待はしていないから傷ついたとかはなかった。ただこれがおれの家族の在り方と言うだけだ。
食事だって作れる時は母親が作り置きと置き手紙を残しておいてくれるし時間がない時はおれと兄貴の分のお金を置いておいてくれる。バイトをしていないおれのために、毎月お小遣いだって用意してくれるしたまに顔を合わせる時だって大変なはずなのに明るく笑顔を見せてくれる。だから我儘を言うつもりはない。ただ一つだけ...欲を言ってもいいのなら、家族じゃなくともおれのことを周りよりも大事に...特別扱いしておれのことを優先してくれる。そんな人が欲しかった。
そのうち、恋愛をすればそんな人ができるのではないかと思っていたけれどおれの考えは浅はかだった。
初めて付き合った子も、その後付き合ってきた女子もみんなおれの理想からはかけ離れていた。それは相手がおれと同じ「自分を優先」を求めていたからだ。
言葉をよく言えば双方同じ主観で、相性が良く聞こえるかもしれない。でもそれは綺麗事だった。同じ欲を持つ人が引き合わされば、待っているのは不協和音だ。
自分の欲を満たすために相手にも自分と同じ、もしくはそれよりもより高いものを要求する。しかしそのベクトルには少なからず考え方の違いがあって、その釣り合いが一度崩れると一気に関係は壊れていく。
それを繰り返していけば自然と恋愛をするのが億劫になっていき、そんな相手が存在すること自体が幻なのかもしれないとまで思えてしまう。だからおれは告白を断ることも相手に期待をすることも全て諦めていた。
そんな時に出会ったのが新山さんだった。
第一印象も最悪で最初は兄貴と同種と言うだけで毛嫌いしていたしあまり関わりたくないとまで思っていたけれど、そんなおれに対しても諦めずに新山さんは目を向けてくれた。
それに加え、無謀すぎるほどに何年も前におれとした約束を律儀に覚えていてあの時のおれも今のおれも全部まとめて受け入れてくれた。そんなところが全部好きで苦手だった人付き合いも最近はできるだけ進んで取り組むようにもなった。
おれをこんなにも変えてくれた新山さんには感謝してもしきれないからその分おれは...おれも新山さんを変えるほどの力はないかもしれないけど、ほんの少しは支えになりたいと思ってる。
今はおれのそばでゆっくり休んで。
あわよくば、ずっとずっとおれの隣にいてほしい。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
【柳原学園】いやいや、俺は『俺様生徒会長』だから
西園 斎
BL
家の都合で『俺様』を演じてる生徒会長が、生徒会やら風紀やら教師やらから好かれるお話。
演技俺様会長総受け(愛され)/後固定CP
*10年以上前の作品を、やや加筆修正していきます
ヒーロー組織のサポートメンバーになりました!
はちのす
BL
朝起きたら、街はゾンビだらけ!生き残りたい俺は、敵に立ち向かうヒーロー組織<ビジランテ>に出逢った。
********
癖の強いヒーロー達の"心と胃の拠り所"になるストーリー!
※ちょっとイチャつきます。
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる