Fragment-memory of secret garden-

黒乃

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淫獄スパイラル(上) コラボ

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弋 慎司様の小説「死の餞ヲ、君ニ」とのクロスオーバーエロ小説です。
弋 慎司様の小説はこちらになります
「死の餞ヲ、君ニ 」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/446373662/990349729
当方の登場人物はレイ、ヤク。弋様の作品からはアクア様とレイセン様をお借りしました。ヤク受、レイセン様受となります。

Fragmentは一部作目 第百節閲覧後推奨
死の餞ヲ、君ニは #45 閲覧後推奨
拘束/強姦/視姦/触手/フェラ/乳首責め




















 その場所は、どこの世界にも属さない──言うなれば、亜空間とも呼べる場所だった。

 アウスガールズの事件を収束させたヤクは情報収集のため、未だアウスガールズ内で勢力を持ったカーサのアジトを襲撃。無事に鎮圧させ、しかし大した情報はなく同行したレイや仲間達と後は帰投するだけだった。しかしそこで事件が起きる。
 突如空間内に現れた時空の歪みに、レイが捕らわれかけたのだ。女神の巫女の力を覚醒させたレイを狙うカーサの罠だろうか。そんなことを考える前に、ヤクは咄嗟にレイの手を掴んだ。しかし歪みの吸引力は想像よりも強く、抵抗も虚しくそのまま二人揃って歪みの中に飲み込まれてしまった。

 しばらくして空中から地面へ放り出された二人は、起き上がり周囲を確認する。そこに広がる景色はチグハグで、継ぎ接ぎだらけのような空間だった。こんな場所は、自分たちが生きている惑星の中には存在しない。混乱するレイに冷静になるよう宥めて、ヤクは状況を分析した。まずは周辺を散策してみようとして、彼らはそこである出会いを果たす。

 その人物達──アクアとレイセンと名乗った──も自分たちと同じように、とある村に向かう途中で時空の歪みに吸い込まれ、ここに来たのだと告げられた。身に纏う服装はこれまでに見たことのないものだった。話を聞いていくうちに、彼らは自分たちとは違う世界の住人であることを知る。
 レイとヤクも軽く自己紹介をして、ここに来るまでの経緯を説明。見知らぬ土地で出会ったばかり相手に、警戒心を抱かない理由がない。しかし聞けば、彼らもここから脱出するために散策をしようとしていたとのこと。背に腹はかえられないと、一時的に協力して脱出の糸口を探ることになった──。

 ──それが、数時間前の話。

 今はヤクとレイセン、二人のみで亜空間内を駆けている。共に行動を開始してから少しして、未知の生物が襲撃してきたのだ。四人相手だったというのにその生物は中々にしぶとく、結果としてレイとアクアが拉致されてしまった。
 残ったヤクとレイセンでどうにか討伐したものの、その場に消えた二人の姿はない。今は脱出よりも二人を救出する方が先決だと、彼らは攫われた二人を探している。

「本当にこの先で合っているんだろうな?」

 剣のある声で、レイセンが先行するヤクに尋ねる。レイセンはアクアのことを「ご主人様」と呼んでいた。よほど、大切な人なんだろう。嘘は許さない、と言外ににおわせている。

「ああ、間違いはない。微かだがレイの魔力と、もう一人別の力を感じる。恐らくお前の主人の力だろう。二人はこの先の洞窟に囚われてる」

 幸いにもヤクがレイの魔力を感知できているお陰で、二人はここから少し離れた位置にある洞窟にいると判明。そこから微量のレイの魔力と、もう一人別の人物の力を感じている。それが先程出会った、アクアという人物だろうとヤクは話す。

「それがご主人様だと、何故わかる」
「ここに来るまで、私たちはこの世界で私たち以外のヒトは見なかった。逆を言えば、私たち以外のヒトはいないと言える」
「だからここにきて他のヒトがいるとは考えにくい、ということか?」
「ああ、そういうことになる」

 そうあってほしいと願っているのではないか、そう尋ねたヤクにしばし逡巡したレイセンが告げる。

「もしその仮説を違えるようなら、お前の命はないものと思え」
「……すまないが私もあの子を助けるまで、死ぬわけにはいかん。腕の一本で勘弁してくれると有り難いのだが」
「……考えておこう」

 その後も向かってくる敵対生命を難なく倒しつつ、レイのマナをより強く感じ始めた洞窟の中へと潜入する。洞窟の中は潜入前にあったような妨害もなく、奥まですんなりと侵入することができた。それがかえって不気味に思え、一抹の不安を感じながらも道を進んでいく。
 やがて視界が開けた場所の奥側に、目的の人物たちが磔にされている姿が捉えられた。ヤクとレイセンが同時に捕らえられた2人に声をかける。

「レイ!」
「ご主人様!」

 その声が聞こえたらしく、二人が顔を上げ二人を呼ぶ。

「師匠!」
「レイセン君!」
「待っていろ、今その拘束を破壊──」

 ヤクとレイセンがレイとアクアを拘束している鎖を破壊しようとするも、目の前に集中していた二人は気付けなかった。ヤクとレイセンの足元に、蔓状の魔物がいたことに。

 気付いた時にはヤクとレイセンに蔓状の魔物が絡みつき、二人の動きを封じる。不意の攻撃に反応が遅れ、二人は武器を奪われてしまう。そのまま宙に浮かぶ形で、ヤクとレイセンはレイとアクアの前で拘束されてしまった。振り解こうとするも、蔓状の魔物──この場合は触手と呼んだ方がふさわしいのかもしれない──の力は予想以上に強い。加えてヌメヌメとした粘液が蔓全体を覆っているため、しっかり掴むことができなかった。

「なっ……!?」
「くっ、この……!」
「師匠っ!」
「レイセンくん!!」

 守るべき者たちの前であられもない格好をさせられていることに、羞恥心が掻き立てられるヤクとレイセン。一体誰の仕業だと考えるより前に、レイとアクアの背後から二体の巨体が現れた。
 筋肉質な体躯を惜しげもなく晒し、人間の肌とは違う緑の肌はゴブリンのそれだ。さらに彼らの背後からは同じ肌をした小さいゴブリンたちが、わらわらと湧いて来ている。つまりあの二体のゴブリンは通常のゴブリンよりも知性を持った、キングゴブリンの類ではないかと、嫌な予感が胸を掠めた。

 巨体の二体のゴブリンはまずレイとアクアの隣に立ち、彼らの首元に剣を突きつけた。それ以上させてたまるかとヤクはマナを集束しようとして、巨体のゴブリンに制止をかけられた。

「攻撃したら、コイツ殺す」
「ひっ……!」
「っ、レイ……!!」

 その言葉通り、巨体ゴブリンがチャキ、と一際近くレイに剣を突きつける。首の薄皮が切れてもおかしくない距離だ。これ以上刺激してはいけないと判断し、止むを得ずヤクはマナを四散させた。
 レイセンもヤクと同じようにアクアを助けるために動こうとして、やはり同じように制止をかけられる。

「お前もだ。下手なことしたら、コイツ八つ裂きにする」
「れ、レイセンくんっ……!」
「下劣な……!汚らしい手で、ご主人様に触れるな!」
「言う通りしたら、コイツら解放する」

 下卑た笑いが洞窟内に木霊する。この状況で言い渡されることなど、恐らく一つしかない。ギリ、と悔しさに奥歯を噛み締めながら巨体ゴブリンの言葉を聞く。

「身体で愉しませろ、ここにいるヤツ全員」
「お前ら二人はその見届け人。ヤツらヤられるところ、目を逸らしたら殺す」

 巨体ゴブリンの言葉に青ざめたレイとアクアが、すがるように見上げながら叫んだ。

「そ、それって……!や、やめろ!そんなことやめろよ!!」
「やめて!レイセンくんには手を出さないで!」
「拒否権はない。嫌なら殺す」
「やめろレイ!無闇に逆らっては──んぐぅ!」
「おやめくださいご主人さ──ぅぶ!!」
「っ、師匠!!」
「レイセンくんっ!!」

 レイに言葉をかけ終わる前にヤクとレイセンの口にずるりと触手が侵入し、彼らの咥内を犯し始める。

 その間に他の触手は彼らの服の中に入り込み、丹念に素肌の上を這っていく。粘液からは甘ったるい香りがむわりと立ち込め、ヤクとレイセンの鼻腔から体内へ侵入し、ゆっくりと思考を麻痺させていく。それが催淫効果をもたらしているということは、火照り始めた体が感じることで理解できた。
 いくつもの触手が侵入したことで服の布は悲鳴をあげ、無残に敗れ落ちていく。ゆっくりと素肌が晒されていき、やがては一糸纏わぬ姿にさせられる。濃い肉色をした触手が色白の素肌を這う光景は、実に淫猥な雰囲気を醸し出していた。

「んぶ、ぉえ、んンぅ」
「ぁぶ、ふ、ンぉお、ぉむぅ」

 喉の奥まで届く触手が隈なく行き来し、二人の呼吸さえも蹂躙していく。咥内を犯す触手にも、他の触手同様に粘液が纏わり付いている。直接体内に侵入することで、催淫効果のある液体がより一層吸収されやすくなってしまっていた。
 触手に口淫を強要されている姿を前に、ゴブリンたちは愉しそうに卑しく笑う。それに答えるかのように、触手の抽挿のスピードが早まった、

「ンッ、んぅ、ぅ、おゥうッ!?」
「あふ、おッ、んぁ、ンぐぅ!!」

 咥内を犯していた触手がやがて一度大きく膨らんだかと思えば、直後に粘着質な液体が食道を通って体内へと注がれる。まるで人間が射精する時のように、それは無遠慮に注がれていく。未だ口を塞がれている状況では、飲み込む以外に選択肢はない。こくこく、と吐き出されたものを無理矢理飲ませられる感覚に、ヤクもレイセンも嫌悪感しか感じなかった。
 全て飲み干した二人に満足したのか、咥内を蹂躙していた触手が退く。粘液の催淫効果は即効性のものらしく、二人の体は内側からじんわりと熱を帯び始めていた。その様子を見逃す触手たちではない。それらは一斉にヤクとレイセンに飛びかかり、彼らの体全体を堪能し始めた。

「っ、く……こんな、辱めッ、など……!」
「なんたる、屈辱ッ……っつぁ!?」

 レイセンの体を這っていた程よい太さの触手が、彼の胸の飾りに目をつける。じっくりと狙いを定め、触手の先端がくぱぁと開く。口を開いた内側には夥しいまでの繊毛が、粘液を纏わりつかせながらうねっていた。一本一本はそこまで太くはないものの、それぞれに意思があるように動く様は、嫌悪感を引き出させる。
 そんな彼の感情などいざ切らず、そのまま乳輪ごと左右の乳首にそれぞれべったりと張り付く。無数の繊毛は出っ張りを優しくこねくり回し、吸引具のようにそこを吸い上げた。その瞬間、レイセンの背中を閃光が駆け抜ける。アクアの前では醜態は晒すまいと必死に口を閉じようとするが、ジンジンと痺れが胸の先から体へ伝う感覚に、少しずつ息が上がっているようだ。

「くぅあッ、この……!やめ、ンぅう!」
「レイセ……ァあっ!はぁ、ン、くぅ!」

 ヤクの体も、同じく触手の愛撫に苛まれていた。両方の乳首には細長い触手が絡みつき、キュッと抓りあげては引っ張り回される。かと思えばチロチロと擽られるように乳腺を刺激され、じわりじわりと確実に体へ疼きを伝えていく。
 ほかにも身体中に張り付く触手は先が吸盤になっていて、肌を強く吸引する。痛いまでに引っ張られる感覚は、まるで人間に強くキスをされているようなそれに似ている。先に飲まされた粘液の効果も相まって、ヤクの花茎は首をもたげ始めていた。
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