Fragment-memory of secret garden-

黒乃

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淫獄スパイラル(中)

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拘束/強姦/視姦/触手/乳首責め/尿道責め/異種姦/淫紋

淫獄スパイラル(上)の続き





















 しかし触手たちは未だ、ヤクとレイセンの下腹部へ刺激を施すことはない。中心は腹に張り付かんばかりに膨らみを見せているというのに、だ。それらはあくまでも、乳首や四肢を愛撫するだけ。入念に焦らされるだけで一向に快感を吐き出せないもどかしさに、淫猥な毒が体に回り始める。しかしどれだけピクピクと太腿が時折痙攣するも、二人側から求めることはしなかった。

 その理由は、目の前にレイとアクアだ。二人の前でこれ以上の痴態は晒せないというプライドと、必ず二人を助け出すという意思が、ヤクとレイセンの理性をどうにか踏み留めている。

 耐えればいい、この受難さえ耐え抜けば、二人を助けられるのだからと。

 しかし現実はそんなに甘くはなかった。限界まで剃り立ち、てろてろと先走りを溢れさせていた二人の屹立を目掛け、別の触手たちが飛びついたのだった。

 レイセンには乳首と同じように有象無象の繊毛を内側に持つ触手が、彼の花茎を竿ごと丸呑みに。ヤクには細長い触手が鈴口を擦ったかと思えば、ずぷりとゆっくり尿道へ侵入する。突然の刺激に二人は声を我慢することは叶わず、背を弓なりに逸らしながら与えられる責め苦に耐えようとした。

「あァあ、ァあ!や、あッ!全部、なんてッ、ひぃ!」
「いぁ!ヒッ、やめぇ……ア、ぁあ!そこ、やめぇえッ!」

 散々焦らされ快楽の毒が回っていた全身が、下腹部への急激な刺激によって快楽に大きく波打った。

 隙間なくぴっちりと咥え込まれたレイセンの陰茎は、触手の繊毛たちに面白がられるように上下に摩擦させられる。数百にも及ぶ細やかな繊毛で一斉に擦りあげられては、たまったものではない。催淫効果のある粘液を直接塗りたくられていることで、苦しいまでの射精感が彼の思考の輪郭を狂わせていく。

「はぁ、ン!ご、ご主人っ、さまのま、まぇでッ……こんな、こと、ンァあ!」
「れ、レイセンくんっ!そんな、もうやめてあげてよ!レイセンくんが壊れる!」
「黙れ。お前の従者の身体、触手たちの最高のエサだ」
「はァあッ!あン!や、やめ!もぅ……!」

 ヤクもレイセン同様、限界が近かった。彼は乳首や体への愛撫で溜まりに溜まった快楽を、寸でのところでせき止められている。
 極細の触手は尿道の奥まで進んでいき、膀胱の前あたりで止まる。やがて触手は内側で形状が変化し、玉結び程度の大きさに膨らんだ瘤が生まれる。等間隔で作られた瘤は、ただでさえ細い通路を無理に拡張する。それだけでも強い快感が背中を駆けるというのに、あろうことか、つぷつぷとそこで抽挿を始めたのだ。より近く前立腺が刺激され、目の前が爆ぜるような強い快感にヤクはわななく。

「あァあア!や、ぃやァ!あッ、そん、なッ、そこはァあ!」
「師匠ッ!もう、やめてくれよ……!このままじゃ師匠が、師匠が!」
「お前、目に焼き付けろ。あれがお前の師とやらの姿だ」
「はぅうッ!れ、レイ……み、見ない、でッ……!見な、いでくれぇ!イぃあッ!あ、はァん!」

 容赦ない責め苦に喘ぐ二人の声は、段々と艶を帯び始めていた。それはひとえに、催淫効果のある粘液が体内に馴染んできたことも原因の一つだろう。痛みを伴うはずの責め苦は二人の体の奥から快楽の芽を呼び起こし、甘ったるく強烈な快感を全身に巡らせていた。もはや口を閉ざすことは叶わず、発せられるのは悲鳴にも似た嬌声である。

「いやァ、だめ、だめだめッ!イぃあ、ひぐぅ!こ、擦るなぁあッ!んぉお、アッ!」
「あァアあ、あーッ!イくッ!もぅイッてしまぁ、ぁアんッ!イく、イくからァ!」

 激しい刺激にいよいよ吐精してしまう──かと思われたが、途端に触手たちの動きがピタリと止まる。吐き出せるかと思われた快楽は突然の責め苦からの解放で、出口を見失いぐるぐると腹の底でうねりをあげる。
 どうして、と瞳が切なく震えるも、触手たちは決して責め苦をやめたわけではなかった。今までよりもさらに強い刺激を与えるためにと触手の海が割れ、そこからまた新たな触手が現れる。

 ヤクの前には細い触手が複数も絡み合い複雑に蠢めいている、一本の太い触手となったものが。レイセンの前には程々の太さを持つ二本の触手がツイスト状になり、一本の触手となったものが。人間の物とはかけ離れたそれを目の前に、ヤクとレイセンは思わず息を飲んだ。
 彼らの動揺をよそに、それぞれの触手が卑猥に呼吸していた彼らの淫孔に、ピタリと先端を宛てがう。既に触手の粘液によって濡れていた蕾はヒクヒクと浅く呼吸を繰り返していたが、熱を持った触手が触れると切なくそれに吸い付こうと、くぱくぱと開閉する。

「あッ……ま、待て、それは、そんなのッ……くァア、あァン!!」
「やめ、やめてくれ、い、今挿れられたら、わたしっ……ヒィ!ンぉオ!ふァあッ!!」

 ヤクとレイセンの懇願も虚しく、触手たちはめりめりと媚肉を割りながら、各々肉筒内へと侵入するのだった。限界まで快楽でとろとろに蕩けさせられた肉襞は、挿入された触手に悦びの声を上げて離さんばかりに締め付けを施す。
 燃えるような熱杭が腹の中に入ってきた事実と、その様子を大切な人に見られたという事実に、ヤクとレイセンの意思が粉々に砕けていく。股を大きく広げられ秘孔に触手を挿入させられた、あられもない状態を晒さしてしまっている事実に、プライドはズタズタに切り裂かれた。結合部をわざとレイとアクアに見せびらかせるような体勢にさせられ、自然と涙が溢れる。

「いや、ぁ……見ない、でくださぃ……ご主人、さまぁ……ッ」
「れ……レイセン、くんッ……!」
「すま、なぃ……レイ……おま、えをッ……ぁ……まもれ、なく、てッ……」
「師匠……ッ!もう、やめてくれよっ……!」

 その現実に絶望しているのは、何も出来ずにいたレイとアクアも同じだった。自らが不甲斐ないせいで、己の大切な人が目の前で陵辱されているのだから。
 そんな四人の絶望を嘲笑うかのように、巨体ゴブリンが残酷に告げた。

「そのまま中出ししろ」
「ケツアクメ、キめさせろ」

 それを命令と捉えたのだろう。馴染むように挿入していただけだった触手たちが、ヤクとレイセンの肉壺をかき回し始める。わざとらしく淫靡な水音を立てながら、媚肉を容赦なく擦り上げていく。圧倒的な異物感と圧迫感に、内臓が無理矢理押し上げられる感覚。それらが二人の喉から嬌声を漏らしていく。

「あぁア!あぅ、ぉあンッ、だめッ……ナカ擦る、のはッ!はぁアん!」
「ぃあッ!やめぇッ、ぉく、奥までッ、ふぅう、アぁあんッ!!やめてぇ!」

 もはや自尊心はかなぐり捨て、容赦無い突き上げにわななくしか二人には出来なかった。蕩かされた肉壁から分泌された体液と触手の粘液が潤滑油代わりになり、抽挿の手助けをしている。
 淫孔は蜜の涎を垂らしながら、一心不乱に肉壺を抉る触手を食む。加えて抽挿の間も乳首や花茎への刺激は止まず、全身が性感帯に作り変えられてしまっているような錯覚に陥った。

「だめぇ!だめ、やっ、ひぃ!おぉン!」
「イくッ、もうイく!ぃあ、ぁアあッ!!」

 ヤクもレイセンも弱点となる部分がガツガツと絶え間なく刺激され、体を強制的に雌に変えさせられていく。パンパンに張り詰めた陰嚢を細めの触手に揉まれ、吸われたことで、彼らの中で何かがプツリと音を立てて切れた。

「アッ──……ヒ、ァ──」
「ンぁ──ぁ──……ッ──」

 崖から突き飛ばされた時のような、一瞬の浮遊感のあと。脳天までをも焼き切るような激しい快楽に、体が大きく痙攣する。触手が肉壁に塗りたくっていた粘液を丸ごと搾り取るように襞は蠢き、淫らに広げられた蕾は熱い抱擁を触手に施す。肉壁の痙攣が伝わった触手の先端からは何かしらの液体がどぷりと放出し、ヤクとレイセンの腹の中を強制的に満たしていく。

 その瞬間を待ち望んでいたかのように、レイセンの花茎を擦り上げていた触手は彼の先端を強く吸い上げ、ヤクの尿道に侵入していた触手はズルッと勢いをつけて引き抜かれる。痛いほどに張り詰めた陰茎は圧倒的な絶頂感を前に、先端から留まることなく精を吐き出していく。目を見開き口を大きく開けながら、二人は強烈すぎる快感に打ちのめされていた。

 やがて残滓の一滴まで出し切った触手が引き抜かれ、ヤクとレイセンは触手の海に沈む。しかしもはや二人に抵抗する力はなく、未だ残っていた快楽に、ぴくぴくと小さく痙攣する。中に出された影響か、臍下あたりが猛烈に熱い。何が起こったのかとゆっくり目線を落とせば、そこには奇妙な形の紋が刻まれていた。

 まるでバラの蕾を象ったような紋が、荊棘の蔓のような紋に囲まれている。臍の下から陰毛の上まで、痣のように赤く浮き上がったそれは、さながら──。

「それは"淫紋"ダ。お前らのナカに出した、粘液の効果」

 頭の中に浮かんだ答えを当てるかのように、声が二人に届く。先程までレイとアクアの隣にいた巨体のゴブリンが、ヤクとレイセンの前まで来ていたのだ。
 大きく膨らんでそそり勃つ剛直を隠しもせず、堂々と晒している。その巨根は、女性の細腕くらいの太さはあるだろうか。加えて亀頭の部分は、拳大くらいありそうだ。

 それを視界に捉えた瞬間、散々嬲られた筈の淫孔が切なく蠢いたことに、ヤクとレイセンは気付いてしまう。混乱する二人に説明するように、巨体ゴブリンが言葉を続ける。

「この触手は、捕食した生命に徴を与えて、より強い快楽をその生命に与えようとする。ゆえに、それと性交を行なった対象には"淫紋の呪い"を施す」
「淫紋はお前たちがイくごとに成長する。蕾が開き花が満開になると、お前たちの全身が全て性感帯になる」
「花が開いた後は、イけばイくほど花弁が増える。その分快楽も強くなる」
「お前タチはどこまで耐えられる?」

 二人は巨体ゴブリンに股をM字に開脚させられる形で抱えられ、持ち上げられる。挿入の瞬間をレイとアクアに見せつけるように、限界まで股は開かれた。抵抗できないようにと、細めの触手が手を後ろ手に縛られる。

「はぁン……た、たのむ……も、やめ……」
「これ以上、されたら……わ、わたし……」

 震える二人を無視して、巨体ゴブリンは彼らをゆっくりと己の股間へ下ろしていく。ぐりぐりと淫孔の入口に亀頭を押し当ててから、ぐっとそれを彼らの体に埋め込んでいくのであった。
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