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悪い弟子 レイ
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自慰/片思い/アナニー
時間軸は一部作目始まる前になります
「では行ってくる。くれぐれも、あまり夜更かしはしないように」
「わかってるよ師匠。仕事頑張ってな」
「ああ」
パタン、と短い返事の後に閉められた玄関のドア。その後しっかりと内から鍵をかけたことを確認すると、レイは己の自室に戻った。
ヤクは今晩は夜勤の日ということで、軍に向かう時間帯が遅かったのだ。いつものように己の師の見送りを終えたレイは、ベッドランプのみを灯してから、とある準備に取り掛かることにした。
明日は学園は休学日。そして夜勤であるヤクの帰りも、早くて翌日の昼前頃。今この家にいるのは自分一人だけ。そういった日は、彼一人の秘め事を行うには最適だ。寧ろそういった日でないと、コレが出来るわけがない。
クローゼットの奥に隠すようにしまい込んだ箱を引き出してから、その中に入っているものを取り出す。手にしたものはローションの入ったボトルと、成人男性の勃起した怒張を象った張り型。
張り型は本物に近付けている造りをしているのか、亀頭の部分は赤い染色で染められている。肌色の茎部分の所々には肉瘤も浮かんでいた。いつ見てもえげつない形をしていると思いながらも、喉をこくりと鳴らす。
それは以前、学友と共にその場のノリと勢いとやらで買ってしまった、いわゆるオトナの玩具。買った当初はテンションも上がっていたが、いざ帰宅して冷静になるとあまりにも気恥ずかしくなって、穴があったら入りたいくらいだった。とてもじゃないが使えないと躊躇い、開封もしないままクローゼットの奥の奥へと追いやったのだが。
ある時、今日と同じようにヤクが夜勤の時で己が家に一人でいたときに、思い浮かんでしまったのだ。こういう時にしか、アレは使えないのではないかと。そして思いついた時から時折こうしてレイは一人、自慰行為に耽る時間がある。
実のところレイは恩人でもあるヤクに対して、弟子として師への感謝以外の気持ちを抱いていた。それは己の弟子が師匠へ持つ憧れではなく、それは一人でないことをいつも思わせてくれる安心感ではなく、それは歳の離れた兄がいることで感じる家族愛のようなものではなく。
一人の人間として、男として、生物として。
好きな人に愛されたいという、ごく当たり前の感情。師匠とか恩人とかではなく、心からヤクの人となりに惹かれてしまった。厳しくも優しく接してくれる彼に、恋心を抱いてしまっていたのだ。そして彼から一人の男として、愛されたいと願ってしまっている。
「っ……」
レイは青春期真っ只中の若者。性行為の知識をある程度理解し、またそういった行為に興味をそそられる歳でもある。だから届けられない想いに耽りながら、一人こうして自慰行為に明け暮れるのだ。ヤクからこうされたいと、妄想を広げながら。
劣情極まりないとは、理解している。自分が想いを告白したら、相手にどんなに迷惑がかかるかも、重々心得ている。それでも止められない、逸る気持ちを一人だけで堪能するのは自由だろう、と。
行為を始めると止まらなくなりそうだからと、今のうちにたっぷりのローションを張り型に塗りたくった。次に下着ごとズボンを脱ぎ、汚れないようにとベッドの上に敷いたタオルの上に寝転がる。瞼を閉じてその裏側に目的の人物を思い浮かべながら、まったりと行為を始めていく。
「師匠……」
シャツの内側に手を潜り込ませ、肉の芽に指を這わす。指先でかりかりと引っ掻き、ぴりりとした痛みを与えていく。
ヤクの指はすらりと長く、自分より白い肌はまるで陶磁器のようで綺麗なのだ。そんな指先で乳首を弄られる虚妄に、レイは魅了されていく。
「はぁ……ン……」
かりかり、くにくに。
弄るたびに吐き出される甘い吐息に、性的興奮が掻き立てられていく。レイの脳内では今ヤクから、硬くなりつつあるそこを指で弾かれていた。ぴん、と張り詰めていく胸の果実。息遣いは上擦って、艶かしささえ孕み始める。
「ぁン……し、しょ……」
淫靡な妄想は下腹部に熱を伝え、背筋に疼きを呼び起こす。もじもじと太腿を擦り合わせながら、悦楽に反応を示し始めた中心に手を伸ばした。
「……触って……ししょ、ぅ……」
空想に取り憑かれているレイの中では、股間に手を伸ばしているのは己ではなく、師であるヤクだ。片手で乳首への愛撫はやめず、もう片方の手が甘く勃ち始めた花茎を包む。
嬌声の篭った吐息を漏らせば、益々興奮が加速していく。
中途半端に硬くなり始めた陰茎の竿部分を、ゆっくり扱いてみる。時折牛の乳搾りをするように下から上へと力を込めながら揉んでいけば、下半身の中心から全身に行き渡る快楽の波が緩やかに広がっていく。
「あ、ァ……そこ、もッ……」
ぬちぬちと先走りで濡れている亀頭を親指で鈴口を割るように押してみれば、背中から一気に淫蕩な悪寒が全身に駆け巡る。足の指先が自ずと丸まり、快感に喉が震えた。
悦楽の影響で瞼の裏が明転し、師の姿を見失いそうになるも。ゆっくりと輪郭を取り戻した妄想は淫蕩な雰囲気のまま、レイに覆い被さる。幸福感で満たされる感覚に、爪の先まで丸呑みされていく。
「はぅ……ン、あぅ……師匠、ししょお……」
火照る身体。脳裏に渦巻く欲まみれの妄想の陰。粘着質な水音。レイはそれらが作り上げていく淫靡な海に溺れる。上下に動かす手を早め、昇りつめていく。
断続的な嬌声が零れ、やがて──。
「し、しょッ……んンぅーッ!」
限界まで張り詰めた先から、びゅくびゅくと手の中に白濁をぶち撒けた。肩で息をしながら前進を回る開放感に酔いしれる。でも、まだ今日は終わりじゃない。
疲労感に苛まれながらも、ゆっくりと指を菊門に這わす。指についた白い汚れを擦り付けるように、入口を解していく。
『慣らさんとお前を傷付けてしまうからな』
「ぁ……うん、わかってる、ぅ……ン……!」
瞼の裏にいるヤクが、優しく語りかける。静液を馴染ませるように入口をなぞっていた指が、つぷ、と中へ挿入されていく。じっくりと時間をかけて侵入させた指は己のものなのに、レイの脳内ではヤクのものへと変換されていた。その虚像を前に、満足そうな恍惚の吐息が漏れ出る。
「足りな、ぃよ……もッ、とぉ……」
『そう急かすな、挿れてやるから待ちなさい』
「あッ……!」
二本目の指も、ぬちゃりと粘着質な音を立てながら胎の中に沈んでくる。根元までぬっぷりと埋め込まれた指は、円を描くように動かしながら肉襞を押し広げる。途中小刻みに擽られると、一度離れていた悦楽が再び呼び起こされる感覚を覚えた。
「ン、ぁ……アぅん……ふ、ぅ……」
穏やかな肉欲の波が、血液に乗って循環していく。開いた口の端からだらしなく涎が垂れるも、レイはひたすらに虚妄との行為に没頭していた。
「し、しょう……ほし、ぃよ……!おれ、師匠ので、イきたぃ……」
それまで弄り倒していた手を乳首から離れさせてから、ベッドの上に放り投げていた張り型を握る。実際のそれはひんやりとした感触のものだ。
しかし今のレイはそれが師の肉棒と勘違いが出来るほどに、妄想の虜になっていた。自ら股を広げ中を解していた指を引き抜き、淫液に塗れた窪みにそれを宛てがう。
『……わかった。お前の我儘に付き合ってやるのも、師としての役割だ』
「あぅ……師匠、きて──ンぁあッ!」
言うが早いか、張り型は一気にレイの体内へ埋め込まれた。根元の陰嚢部分が臀部に衝突して、一度止まる。
指とは比べ物にならないほどの太ましさ。肉壁は一気に拡張され、ピクピクと痙攣している。しかし襞の一つ一つがしっかりと形を覚えるように、魔羅に密着しているのがわかる。
「ししょうの、ばかぁ……一気にな、んてぇ……イきそ、だった……」
『お前が煽るのが悪い』
「いじわ、る……」
『うるさいぞ、文句を言うなら終わらせるが?』
「や、だぁ……!師匠ので、イきたい……!」
『ならつべこべ言わずに私に委ねろ』
その言葉の後、媚肉を割るような抽挿が始まった。無遠慮にレイを堪能しているのは実際のところは偽物の張り型なのだが、ドロドロに溶けた思考ではそれをヤクのものだと感じるのも容易なことだった。
奥まで突き入れるたびにカリの部分で前立腺をこれでもかと擦られ、引き抜かれるたびに喪失感に淫猥な肉は愛液を分泌させながら必死にそれを頬張る。
「あァん、ふぁ……ししょ、ンぁあッ!」
『ッ……レイ……』
「す、き……おれぇ、師匠の……こと、ァ、ん……ッ!大好きッ……」
張り型を抜き差しする手を早めた。へこへこと腰をくねらせ、その時を待ちわびる。瞼の裏に恋い焦がれる師の姿を鮮明に思い浮かべながらの行為に、強い背徳感と快感を全身で味わいながら。
限界まで張り型を引き抜き、最後の一突きを再奥へ、これでもかという勢いで押し入れた。その瞬間瞼の裏の光景は白く弾け、花芯から嬌声と共に淫欲が迸る。衝撃に背中を弓なりにそらし、レイは駆け巡る悦楽に身を委ねるのであった。
絶頂感を堪能したレイは息を整えながら、射精後もずっと咥えていた張り型をゆっくりと引き抜く。その手とは反対の、己の淫液で汚れた手をうっそりと眺めてから、誰に聞かせるわけでもなく呟いた。
「師匠……大好き……。一番、好きだよ……」
きっとこの想いが届くことはないだろう。でも、今はそれでいい。こうして師を思いながら自慰に耽る時間は、幸せなのだから。
時間軸は一部作目始まる前になります
「では行ってくる。くれぐれも、あまり夜更かしはしないように」
「わかってるよ師匠。仕事頑張ってな」
「ああ」
パタン、と短い返事の後に閉められた玄関のドア。その後しっかりと内から鍵をかけたことを確認すると、レイは己の自室に戻った。
ヤクは今晩は夜勤の日ということで、軍に向かう時間帯が遅かったのだ。いつものように己の師の見送りを終えたレイは、ベッドランプのみを灯してから、とある準備に取り掛かることにした。
明日は学園は休学日。そして夜勤であるヤクの帰りも、早くて翌日の昼前頃。今この家にいるのは自分一人だけ。そういった日は、彼一人の秘め事を行うには最適だ。寧ろそういった日でないと、コレが出来るわけがない。
クローゼットの奥に隠すようにしまい込んだ箱を引き出してから、その中に入っているものを取り出す。手にしたものはローションの入ったボトルと、成人男性の勃起した怒張を象った張り型。
張り型は本物に近付けている造りをしているのか、亀頭の部分は赤い染色で染められている。肌色の茎部分の所々には肉瘤も浮かんでいた。いつ見てもえげつない形をしていると思いながらも、喉をこくりと鳴らす。
それは以前、学友と共にその場のノリと勢いとやらで買ってしまった、いわゆるオトナの玩具。買った当初はテンションも上がっていたが、いざ帰宅して冷静になるとあまりにも気恥ずかしくなって、穴があったら入りたいくらいだった。とてもじゃないが使えないと躊躇い、開封もしないままクローゼットの奥の奥へと追いやったのだが。
ある時、今日と同じようにヤクが夜勤の時で己が家に一人でいたときに、思い浮かんでしまったのだ。こういう時にしか、アレは使えないのではないかと。そして思いついた時から時折こうしてレイは一人、自慰行為に耽る時間がある。
実のところレイは恩人でもあるヤクに対して、弟子として師への感謝以外の気持ちを抱いていた。それは己の弟子が師匠へ持つ憧れではなく、それは一人でないことをいつも思わせてくれる安心感ではなく、それは歳の離れた兄がいることで感じる家族愛のようなものではなく。
一人の人間として、男として、生物として。
好きな人に愛されたいという、ごく当たり前の感情。師匠とか恩人とかではなく、心からヤクの人となりに惹かれてしまった。厳しくも優しく接してくれる彼に、恋心を抱いてしまっていたのだ。そして彼から一人の男として、愛されたいと願ってしまっている。
「っ……」
レイは青春期真っ只中の若者。性行為の知識をある程度理解し、またそういった行為に興味をそそられる歳でもある。だから届けられない想いに耽りながら、一人こうして自慰行為に明け暮れるのだ。ヤクからこうされたいと、妄想を広げながら。
劣情極まりないとは、理解している。自分が想いを告白したら、相手にどんなに迷惑がかかるかも、重々心得ている。それでも止められない、逸る気持ちを一人だけで堪能するのは自由だろう、と。
行為を始めると止まらなくなりそうだからと、今のうちにたっぷりのローションを張り型に塗りたくった。次に下着ごとズボンを脱ぎ、汚れないようにとベッドの上に敷いたタオルの上に寝転がる。瞼を閉じてその裏側に目的の人物を思い浮かべながら、まったりと行為を始めていく。
「師匠……」
シャツの内側に手を潜り込ませ、肉の芽に指を這わす。指先でかりかりと引っ掻き、ぴりりとした痛みを与えていく。
ヤクの指はすらりと長く、自分より白い肌はまるで陶磁器のようで綺麗なのだ。そんな指先で乳首を弄られる虚妄に、レイは魅了されていく。
「はぁ……ン……」
かりかり、くにくに。
弄るたびに吐き出される甘い吐息に、性的興奮が掻き立てられていく。レイの脳内では今ヤクから、硬くなりつつあるそこを指で弾かれていた。ぴん、と張り詰めていく胸の果実。息遣いは上擦って、艶かしささえ孕み始める。
「ぁン……し、しょ……」
淫靡な妄想は下腹部に熱を伝え、背筋に疼きを呼び起こす。もじもじと太腿を擦り合わせながら、悦楽に反応を示し始めた中心に手を伸ばした。
「……触って……ししょ、ぅ……」
空想に取り憑かれているレイの中では、股間に手を伸ばしているのは己ではなく、師であるヤクだ。片手で乳首への愛撫はやめず、もう片方の手が甘く勃ち始めた花茎を包む。
嬌声の篭った吐息を漏らせば、益々興奮が加速していく。
中途半端に硬くなり始めた陰茎の竿部分を、ゆっくり扱いてみる。時折牛の乳搾りをするように下から上へと力を込めながら揉んでいけば、下半身の中心から全身に行き渡る快楽の波が緩やかに広がっていく。
「あ、ァ……そこ、もッ……」
ぬちぬちと先走りで濡れている亀頭を親指で鈴口を割るように押してみれば、背中から一気に淫蕩な悪寒が全身に駆け巡る。足の指先が自ずと丸まり、快感に喉が震えた。
悦楽の影響で瞼の裏が明転し、師の姿を見失いそうになるも。ゆっくりと輪郭を取り戻した妄想は淫蕩な雰囲気のまま、レイに覆い被さる。幸福感で満たされる感覚に、爪の先まで丸呑みされていく。
「はぅ……ン、あぅ……師匠、ししょお……」
火照る身体。脳裏に渦巻く欲まみれの妄想の陰。粘着質な水音。レイはそれらが作り上げていく淫靡な海に溺れる。上下に動かす手を早め、昇りつめていく。
断続的な嬌声が零れ、やがて──。
「し、しょッ……んンぅーッ!」
限界まで張り詰めた先から、びゅくびゅくと手の中に白濁をぶち撒けた。肩で息をしながら前進を回る開放感に酔いしれる。でも、まだ今日は終わりじゃない。
疲労感に苛まれながらも、ゆっくりと指を菊門に這わす。指についた白い汚れを擦り付けるように、入口を解していく。
『慣らさんとお前を傷付けてしまうからな』
「ぁ……うん、わかってる、ぅ……ン……!」
瞼の裏にいるヤクが、優しく語りかける。静液を馴染ませるように入口をなぞっていた指が、つぷ、と中へ挿入されていく。じっくりと時間をかけて侵入させた指は己のものなのに、レイの脳内ではヤクのものへと変換されていた。その虚像を前に、満足そうな恍惚の吐息が漏れ出る。
「足りな、ぃよ……もッ、とぉ……」
『そう急かすな、挿れてやるから待ちなさい』
「あッ……!」
二本目の指も、ぬちゃりと粘着質な音を立てながら胎の中に沈んでくる。根元までぬっぷりと埋め込まれた指は、円を描くように動かしながら肉襞を押し広げる。途中小刻みに擽られると、一度離れていた悦楽が再び呼び起こされる感覚を覚えた。
「ン、ぁ……アぅん……ふ、ぅ……」
穏やかな肉欲の波が、血液に乗って循環していく。開いた口の端からだらしなく涎が垂れるも、レイはひたすらに虚妄との行為に没頭していた。
「し、しょう……ほし、ぃよ……!おれ、師匠ので、イきたぃ……」
それまで弄り倒していた手を乳首から離れさせてから、ベッドの上に放り投げていた張り型を握る。実際のそれはひんやりとした感触のものだ。
しかし今のレイはそれが師の肉棒と勘違いが出来るほどに、妄想の虜になっていた。自ら股を広げ中を解していた指を引き抜き、淫液に塗れた窪みにそれを宛てがう。
『……わかった。お前の我儘に付き合ってやるのも、師としての役割だ』
「あぅ……師匠、きて──ンぁあッ!」
言うが早いか、張り型は一気にレイの体内へ埋め込まれた。根元の陰嚢部分が臀部に衝突して、一度止まる。
指とは比べ物にならないほどの太ましさ。肉壁は一気に拡張され、ピクピクと痙攣している。しかし襞の一つ一つがしっかりと形を覚えるように、魔羅に密着しているのがわかる。
「ししょうの、ばかぁ……一気にな、んてぇ……イきそ、だった……」
『お前が煽るのが悪い』
「いじわ、る……」
『うるさいぞ、文句を言うなら終わらせるが?』
「や、だぁ……!師匠ので、イきたい……!」
『ならつべこべ言わずに私に委ねろ』
その言葉の後、媚肉を割るような抽挿が始まった。無遠慮にレイを堪能しているのは実際のところは偽物の張り型なのだが、ドロドロに溶けた思考ではそれをヤクのものだと感じるのも容易なことだった。
奥まで突き入れるたびにカリの部分で前立腺をこれでもかと擦られ、引き抜かれるたびに喪失感に淫猥な肉は愛液を分泌させながら必死にそれを頬張る。
「あァん、ふぁ……ししょ、ンぁあッ!」
『ッ……レイ……』
「す、き……おれぇ、師匠の……こと、ァ、ん……ッ!大好きッ……」
張り型を抜き差しする手を早めた。へこへこと腰をくねらせ、その時を待ちわびる。瞼の裏に恋い焦がれる師の姿を鮮明に思い浮かべながらの行為に、強い背徳感と快感を全身で味わいながら。
限界まで張り型を引き抜き、最後の一突きを再奥へ、これでもかという勢いで押し入れた。その瞬間瞼の裏の光景は白く弾け、花芯から嬌声と共に淫欲が迸る。衝撃に背中を弓なりにそらし、レイは駆け巡る悦楽に身を委ねるのであった。
絶頂感を堪能したレイは息を整えながら、射精後もずっと咥えていた張り型をゆっくりと引き抜く。その手とは反対の、己の淫液で汚れた手をうっそりと眺めてから、誰に聞かせるわけでもなく呟いた。
「師匠……大好き……。一番、好きだよ……」
きっとこの想いが届くことはないだろう。でも、今はそれでいい。こうして師を思いながら自慰に耽る時間は、幸せなのだから。
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