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チョコにミルクを溶かして(下)
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若干のNTR要素/触手(蔦)/和姦/搾乳/結腸責め
チョコにミルクを溶かして(上)の続き
レイは己の身体に起きた現象を前に、動揺を隠しきれなかった。男の身体の乳首から乳が出るだなんて。本来ならあり得ないはず。
一体どういうことなのか。問いかけるようにルヴェルに視線を向ければ、彼は待ち侘びていたと言葉を漏らしながら説明した。
「飴の効果が出てきたのだろうね」
「あの飴って、さっきの……?」
「あの飴には、絶頂する時に漏れ出た魔力を可視化させる効果があるのだよ。先程話したろう?男の魔術師はイクのと同時に魔力が漏れ出ると」
「じゃあ、俺のこれって……」
「ご推察通り。見た目は母乳そのものだが、それ自体はキミの魔力……正確には運命の女神から与えられたマナなのだよ」
つぅ、と乳首の先端から汁が漏れる。さりとて白濁としているそれは、どうしようもなく母乳にしか見えない。いくらそれが己のマナだと言われても、羞恥心が煽られる。そもそもそんな飴を開発した人物の気が知れない。
そんなレイの心情を悟ってか、ルヴェルは苦笑しながら言葉を紡ぐ。
「お気に召さなかったかな?だがマナの可視化は、救済の手助けにもなるのだよ。実際にどれだけ女神のマナがキミから抜けていくのかが、より分かりやすくなった」
「それだけのために食わせたとは、到底思えないんだけど……」
「はは、バレてしまったか。娼婦館ではその飴で、疑似的な搾乳や授乳のプレイを楽しむこともあるのだよ」
いよいよルヴェルの言葉に、絶句で返答することしかできなくなる。気でも狂っているのかと問いただしたくなった。
「いやなに、ただ蔦にマナを吸収させるだけでは味気ないと思ってね。ちょっとした悪戯を施してしまいたくなったのだよ」
「味気ないとか関係ないだろ……!」
「そうは言っても、何事もマンネリはよくない。安心したまえ、飴の効果が切れれば必然的に可視化は終わるのだから」
そういうことを言いたいわけではない。抗議の声を上げる前に、レイの乳首を嬲っていた蔦が動きを見せる。どうやら、白濁色の液体の存在に気付いたらしい。まるで狙いを定めるかのように蠢き始めた。
この蔦──ひいてはあの巨木の栄養素になるのは女神の巫女が持つ、運命の女神のマナ。その事実が思い出され、嫌な予感が掠める。ルヴェルもにんまりと笑みを浮かべ、レイに告げた。
「マナの母乳を、たっぷりと蔦たちに飲ませてあげるといい。巨木にとっての、大事な栄養分になるものだからね」
「そんな、まっ……ぁあッ!」
ルヴェルの言葉が合図だったかのように、蔦は先端からぱっくりと口を開いたかと思えば、勢いよくレイの乳首に吸い付いた。やがて内側からきゅうきゅうと吸い上げていく感覚に、背中にぞくりと快感の波が襲う。
「ひァ、あッ!や……ひぃ──」
ヒトの指でも舌でもない異質な感覚が全身を駆け巡る。喉を逸らし迫り来る悦楽から必死に逃れようとしても、執拗な蔦は何があってもレイの乳首から離れようとはしない。
吸われているのはあくまでも漏れ出たマナだ、実際の母乳ではない。しかし自身の身体から直接それが出ているわけではないにも拘らず、レイは身悶えた。胸の先から腹の奥へ、ダイレクトに快感が落ちる。
それはひとえに、乳が噴き出る感覚が射精の感覚と酷似していることが原因だった。身体の内側で溜まっていたものが、外からの刺激によって放出される、あの感覚。
「やぁッ……ア、くぅう……ッ!」
乳首を丸呑みした蔦の内側で、ビクビクとそれが震えているのが分かる。乳暈を甘噛みされるたびに母乳が弾け、貪られていく。それでもまだ足りないらしく、貪欲になった蔦に胸を揉み込まれ、母乳の出を促進させられる。吸引される痛みは淫靡な熱になって、じわりじわりと身体へ浸透していった。
「そんな、吸っちゃ……んぁア!?」
両胸ばかりに意識を持っていかれていたが、不意にレイの花茎を呑み込んでいる触手が振動を始めた。今の今まで忘れてしまっていたが、股間のものはまだ解放されてなどいなかった。
幹全体を擦り上げられ、亀頭を執拗に穿られてしまえば、ひとたまりもなく。無理矢理絶頂に追いやられては、噴出させた白濁を吸い尽くされる。腰は何度も跳ね、どろどろに溶かされそうな快楽に包まれていく。
「あぁン!そん、なぁ一気に、なんてぇ……むり、ィ!」
淫蕩に耽る間も無く、両方の乳首と屹立の三点を同時に責め立てられる。根本を締め上げられ、くびり出された乳首は弾かれるたびに汁を溢れさせた。吐精したばかりの中心も再び揉み込まれ、鎌首をもたげた先端にねっとりと絡みつく。
こうなってしまっては最早レイに逃げ場はない。暴力的なまでの淫靡な責めに、身体を出来る限り逸らしながら泣いて快楽を訴える。
「ひぅ、あッ、はげしぃ……はぁん!」
「すまないね、泣かせるつもりはなかったんだが……」
「そう、思ってんなら……これ、やめへ……んぁあッ!」
「こんな中途半端なところでやめては、後がつらくなってしまうだろう。最後まで面倒は見るから、泣かないでくれたまえよ」
子供をあやすかのように頭を撫でたルヴェルだが、レイの乳首を堪能している片方の蔦を握る。次の瞬間、じゅぼっ、と卑猥な音を立てながら蔦が引き剥がされた。
「ひぃ、あッ!」
突然のことだった。引き剥がされた時に閃光のように痛みが走る。外気に晒された乳首から母乳が垂れる。ルヴェルは愛おしそうにレイの晒された胸元に手を添え、舌舐めずりをしてから話し始めた。
「蔦があんまりにも美味しそうに飲んでいたものだからね、私にも味見させてくれたまえ」
「なに、ふざけ──んんぅ!」
片方だけとはいえ、ようやく蔦が乳首から離れたかと思えば、次は人間の生暖かい咥内に包まれる。ぷっくりと膨れた肉芽は無遠慮に舌先で転がされ突かれ、押し潰された。
その刺激に耐えれるはずもなく、はしたなく母乳が溢れていく。ルヴェルは迷うことなくそれを嚥下し、甘噛みしては乳を要求してきた。
「ひゃ、ア……す、吸わないでぇ……あン」
母乳を吸われながらの絶頂の繰り返しで、思考が溶ける。背骨が、全身の筋肉が、肉欲で蕩かされそうだ。
やがて堪能し終えたのか、ゆっくりとルヴェルが顔をあげ胸元から離れる。恍惚の笑みを浮かべた彼の表情から、満足していることが窺えた。
「キミの母乳は甘露のように甘くて濃厚なのだな。蔦たちが必死になって飲み干そうとするのも頷けるというものだ」
「だか、ら……母乳じゃ、ないって……」
「野暮なことを言ってはいけない。こういうのは楽しんだもの勝ちなのだよ。それに……此処も解さなくても良さそうだ」
「えっ……あッ!ン、あぁあ~……ッ」
ルヴェルの二本の指が、前触れもなくレイの窄まりに差し込まれた。既に何度も絶頂を迎えていたレイの内側は、すっかり濡れそぼっている。ルヴェルが少し指を動かすだけでも、くちゃくちゃと歓喜の声を漏らしてしまうほど。
「くぅ、ん……や、ぁ……」
「堪らないね、そんなに欲しがられては」
肉洞の状態を確認したルヴェルが指を引き抜く。二人がまぐわうことを悟ったのか、はたまたルヴェルが命令したのか。蔦の壁が蠢き、挿入を迎えるための体勢にさせられた。さながら蔦の寝台。寝転がされそのまま股を大きく開張させられてしまえば、ひくひくと呼吸する蕾が露わになる。
そしてルヴェルが、おもむろに自身の剃り立つ凶器を手に持つ。猛々しい姿で天を仰いでいるそれが、今から自分に埋め込まれる──そう思うと途端に腹の奥がきゅう、と疼いた。
「さぁ、今度はキミが私を存分にしゃぶるといい。味わってくれたまえよ?」
「あッ……!んぃい……~~ッ」
熱量のある先端がレイの肉輪をこじ開け、ゆっくりと押し入ってきた。蕩かされたはずの神経が敏感に悦楽を拾い上げ、指先までゾクゾクと駆け上がる。挿入されながら絶頂を迎えてしまい、晒されたままの乳首から母乳が噴出した。
これまで何度もこの肉棒を受け入れているが、挿入の瞬間に齎される快楽は毎回レイを惑わせた。腹の中をいっぱいに満たされ、一人ではないと思える切ないまでの歓喜に、全身が震えるのだ。
奥へと闊歩してきたルヴェルのそれが脈打っているのが直に伝わるように、ぎっちり埋め込まれた熱を肉襞で抱え込む。熱り勃つ形を覚えるかのように締め上げながら、ルヴェルの動作を待った。その痴態に、ルヴェルは熱ぼったい吐息を漏らす。
「嗚呼、今日はまた一段と熱くて狭くて蕩けて……。それに積極的だね。これはなかなかどうして、堪らないものがあるよ」
「ひぃ!あッ……あぁン、んッ」
ずりゅ、と引き抜かれ根元まで埋め込まれる。凶暴なそれに擦り上げられる媚肉は、愛液を垂らしながら悦びの声を上げた。一突きごとに肉洞が掻き回される感覚に、身を捩りながら涕泣する。
「ァ、あぁん……ふぅ、おッ……!」
「どうだい、私の味は。自分で言うのもなんだが、悪くないだろう?」
「はぅうッ!ひぃ……ぉ、おっき、いし……ちから、つよ、ぉうッ……」
「そうかい、嬉しいことを言ってくれる。ならば期待に応えてあげよう」
その言葉を皮切りに、ルヴェルの先端がレイの弱いところをしきりに抉る。何度もしこりを押し上げられ、たまらず媚肉が痙攣を起こした。
「あひィ──ッ、あぁあア!」
何度目かの絶頂。意識が白飛びしそうになるが、それを蔦が許さない。乳暈を甘噛みする痛みと花茎を力強く吸引される痛みに、意識が現実へと戻される。
「それにしてもこんなに溢して、勿体無いじゃないか」
「え、ぁ……?ンぅう──ッ!」
ルヴェルの言葉の意味は、彼が再びレイの乳首にしゃぶりついたことで理解した。溢れる母乳をこくこくと味わいながらも、ルヴェルは腰の律動を止めはしない。止まることのない愉悦に全身が爛れてしまう。
「くひ、ぃ……あッ、い、ぃい……」
「この調子なら、今日は奥の奥まで行けそうじゃないか。試させてもらおうかな」
「お、く……?」
「そうさ。とても、悦くなる場所だよ」
ルヴェルの甘い吐息混じりの声が鼓膜を震わせる。じん、と腹の底で響くような声にレイの身体から緊張が少し解れた。ルヴェルの張り詰めた先端を包んでいた肉壁が緩み、最奥へ至る道が僅かに開く。その瞬間を、ルヴェルは逃さなかった。
収縮して道が閉ざされる前に、ルヴェルの先端が隙間をくぐり抜ける。ぐぽ、と腹の中で何かが嵌まった音が鳴ったような気さえした。無垢な最奥の肉壁に亀頭がごつん、と衝突した瞬間──。
「あひぃいぃいッ!」
得も言えぬ快楽の大波が、レイを襲った。脳天を突き抜ける情欲は、レイの許容量を軽々と超える。丸々とした肉芽と股間からの汁の噴射が止まらない。達しているのに達し続けてしまい、ビリビリと痺れが駆け巡った。
「ふふ、入れたようだ。気が狂うほどの心地良さだろう?」
「ぁ、あひッ!ぉく、くぅう……ッ」
甘美な法悦に浸る間も無く襞を蹂躙される。自分が今、どんな声で泣いているのか理解できずにいた。ただただ腹の底から茹だるような快楽が広がり、下腹がうねる。自身の身体が意識の支配から逃れるかのようにのたうつ姿はまるで、干上がった魚のよう。
「イく、イッてぇ、るのぉ……ッ!」
「おしゃぶり上手なキミに、私からのご褒美だ。堪能してくれたまえよ」
「あッ、はぁ、ひぎッ……むぅ、ン」
覆いかぶさってきたルヴェルから口付けを施されながら最奥を穿たれる。小刻みだったピストンが大きなストロークへと変化し、重い一突きとなってレイを貫く。
「んむぅ、うーッ!ぁふ、ン!」
ごりごりと肉襞が削られていくような、強烈な突き。やがて、ずうん、と一際重い突き上げを受けた直後。腹の中で熱が爆ぜたのが分かった。傍若無人に暴れ回るルヴェルの先端から溢れる灼熱の白濁が、どぷどぷと奥に叩きつけられる。
口付けされたまま声にならない悲鳴をあげ、レイも迸りを放つ。とはいえ反り返った屹立から溢れた白濁も、喰われたままの乳首から飛び出した母乳も、それら全てが蔦に吸引され飲み込まれる。快楽の余韻は大きく、ようやく口付けが解かれてもレイの身体は小刻みに震えていた。
「あぅ……ア……まだ、イッてぇ……」
「そのようだね。しかし惜しいな。もし此処が子宮だったら、今ので私の子を孕んでくれていたかもしれないというのに」
ルヴェルの言葉の卑猥さに、己の意思とは関係なしに腹の奥が締まる。ところがルヴェルはそれを好意と受け取ったのか、愉悦の表情で見下ろしてきた。
「奥が締まったね。もしや、その気になってしまったのかな?」
「調子に、のんな……変なコト、言うから……あぅン!」
「それは失敬。だが今宵はまだ長い。たとえ孕まなくとも、腹の中に私の子種をたっぷりと注いであげよう。愛情の印としてね」
そう言うなり、ルヴェルは腰をゆする。挿入したままの状態でゆったりと揺さぶられ、甘い愉悦が全身に広がった。散々嬲られたというのに、身体はまだ浅ましく快楽を求める。
「あぅ、ン……」
「それにまだ母乳も出ているのだから、飴の効果が切れるまでは楽しもうじゃないか。キミの乳は魅惑の味わいなのだよ?」
ルヴェルが身を屈め、三度目の授乳を楽しまれる。舌で撫で上げられ、捏ね回されるだけで溢れてしまうようになった母乳。それを口に含んだままルヴェルが顔をあげ、流れるようにキスを施される。
「んむ……むぅー……」
流し込まれた己の母乳は確かに甘く、砂糖入りのミルク味を彷彿させられる。己が出した乳を飲まされるなんて、正直思ってもいなかったし考えたくもなかったが。
ルヴェルに母乳を擦り付けるように咥内を舐め回され、唾液が口の端から垂れる。ねっとりと絡みつく濃密なキスに、腹の中に埋め込まれている陰茎が硬くなったことに気付く。奥からの脈動を感じてしまった。
「ふふ……キスをしたら、また昂ってきてしまったよ。私も大概だが、キミもおしゃぶりが好きなようだね。熱い肉がうねって、私を揉み込んで……実に心地良い」
「うるせ……ヤるなら、早く──あぁン!」
「もちろん、お望み通りに。私も今宵は、出し惜しみはしないと決めたよ。付き合ってもらおう。愛しているよ、レイ・アルマ」
その後も飴の効果が切れるまで、ルヴェルと蔦から執拗に体液と女神のマナを搾られることになる。レイの意識が途切れる頃には、腹の中はたっぷりのルヴェルの子種で満杯に。最後はルヴェルの全てを飲み込みきれず、逆流する形で結合部から勢いよく噴出させてしまうのであった。
チョコにミルクを溶かして(上)の続き
レイは己の身体に起きた現象を前に、動揺を隠しきれなかった。男の身体の乳首から乳が出るだなんて。本来ならあり得ないはず。
一体どういうことなのか。問いかけるようにルヴェルに視線を向ければ、彼は待ち侘びていたと言葉を漏らしながら説明した。
「飴の効果が出てきたのだろうね」
「あの飴って、さっきの……?」
「あの飴には、絶頂する時に漏れ出た魔力を可視化させる効果があるのだよ。先程話したろう?男の魔術師はイクのと同時に魔力が漏れ出ると」
「じゃあ、俺のこれって……」
「ご推察通り。見た目は母乳そのものだが、それ自体はキミの魔力……正確には運命の女神から与えられたマナなのだよ」
つぅ、と乳首の先端から汁が漏れる。さりとて白濁としているそれは、どうしようもなく母乳にしか見えない。いくらそれが己のマナだと言われても、羞恥心が煽られる。そもそもそんな飴を開発した人物の気が知れない。
そんなレイの心情を悟ってか、ルヴェルは苦笑しながら言葉を紡ぐ。
「お気に召さなかったかな?だがマナの可視化は、救済の手助けにもなるのだよ。実際にどれだけ女神のマナがキミから抜けていくのかが、より分かりやすくなった」
「それだけのために食わせたとは、到底思えないんだけど……」
「はは、バレてしまったか。娼婦館ではその飴で、疑似的な搾乳や授乳のプレイを楽しむこともあるのだよ」
いよいよルヴェルの言葉に、絶句で返答することしかできなくなる。気でも狂っているのかと問いただしたくなった。
「いやなに、ただ蔦にマナを吸収させるだけでは味気ないと思ってね。ちょっとした悪戯を施してしまいたくなったのだよ」
「味気ないとか関係ないだろ……!」
「そうは言っても、何事もマンネリはよくない。安心したまえ、飴の効果が切れれば必然的に可視化は終わるのだから」
そういうことを言いたいわけではない。抗議の声を上げる前に、レイの乳首を嬲っていた蔦が動きを見せる。どうやら、白濁色の液体の存在に気付いたらしい。まるで狙いを定めるかのように蠢き始めた。
この蔦──ひいてはあの巨木の栄養素になるのは女神の巫女が持つ、運命の女神のマナ。その事実が思い出され、嫌な予感が掠める。ルヴェルもにんまりと笑みを浮かべ、レイに告げた。
「マナの母乳を、たっぷりと蔦たちに飲ませてあげるといい。巨木にとっての、大事な栄養分になるものだからね」
「そんな、まっ……ぁあッ!」
ルヴェルの言葉が合図だったかのように、蔦は先端からぱっくりと口を開いたかと思えば、勢いよくレイの乳首に吸い付いた。やがて内側からきゅうきゅうと吸い上げていく感覚に、背中にぞくりと快感の波が襲う。
「ひァ、あッ!や……ひぃ──」
ヒトの指でも舌でもない異質な感覚が全身を駆け巡る。喉を逸らし迫り来る悦楽から必死に逃れようとしても、執拗な蔦は何があってもレイの乳首から離れようとはしない。
吸われているのはあくまでも漏れ出たマナだ、実際の母乳ではない。しかし自身の身体から直接それが出ているわけではないにも拘らず、レイは身悶えた。胸の先から腹の奥へ、ダイレクトに快感が落ちる。
それはひとえに、乳が噴き出る感覚が射精の感覚と酷似していることが原因だった。身体の内側で溜まっていたものが、外からの刺激によって放出される、あの感覚。
「やぁッ……ア、くぅう……ッ!」
乳首を丸呑みした蔦の内側で、ビクビクとそれが震えているのが分かる。乳暈を甘噛みされるたびに母乳が弾け、貪られていく。それでもまだ足りないらしく、貪欲になった蔦に胸を揉み込まれ、母乳の出を促進させられる。吸引される痛みは淫靡な熱になって、じわりじわりと身体へ浸透していった。
「そんな、吸っちゃ……んぁア!?」
両胸ばかりに意識を持っていかれていたが、不意にレイの花茎を呑み込んでいる触手が振動を始めた。今の今まで忘れてしまっていたが、股間のものはまだ解放されてなどいなかった。
幹全体を擦り上げられ、亀頭を執拗に穿られてしまえば、ひとたまりもなく。無理矢理絶頂に追いやられては、噴出させた白濁を吸い尽くされる。腰は何度も跳ね、どろどろに溶かされそうな快楽に包まれていく。
「あぁン!そん、なぁ一気に、なんてぇ……むり、ィ!」
淫蕩に耽る間も無く、両方の乳首と屹立の三点を同時に責め立てられる。根本を締め上げられ、くびり出された乳首は弾かれるたびに汁を溢れさせた。吐精したばかりの中心も再び揉み込まれ、鎌首をもたげた先端にねっとりと絡みつく。
こうなってしまっては最早レイに逃げ場はない。暴力的なまでの淫靡な責めに、身体を出来る限り逸らしながら泣いて快楽を訴える。
「ひぅ、あッ、はげしぃ……はぁん!」
「すまないね、泣かせるつもりはなかったんだが……」
「そう、思ってんなら……これ、やめへ……んぁあッ!」
「こんな中途半端なところでやめては、後がつらくなってしまうだろう。最後まで面倒は見るから、泣かないでくれたまえよ」
子供をあやすかのように頭を撫でたルヴェルだが、レイの乳首を堪能している片方の蔦を握る。次の瞬間、じゅぼっ、と卑猥な音を立てながら蔦が引き剥がされた。
「ひぃ、あッ!」
突然のことだった。引き剥がされた時に閃光のように痛みが走る。外気に晒された乳首から母乳が垂れる。ルヴェルは愛おしそうにレイの晒された胸元に手を添え、舌舐めずりをしてから話し始めた。
「蔦があんまりにも美味しそうに飲んでいたものだからね、私にも味見させてくれたまえ」
「なに、ふざけ──んんぅ!」
片方だけとはいえ、ようやく蔦が乳首から離れたかと思えば、次は人間の生暖かい咥内に包まれる。ぷっくりと膨れた肉芽は無遠慮に舌先で転がされ突かれ、押し潰された。
その刺激に耐えれるはずもなく、はしたなく母乳が溢れていく。ルヴェルは迷うことなくそれを嚥下し、甘噛みしては乳を要求してきた。
「ひゃ、ア……す、吸わないでぇ……あン」
母乳を吸われながらの絶頂の繰り返しで、思考が溶ける。背骨が、全身の筋肉が、肉欲で蕩かされそうだ。
やがて堪能し終えたのか、ゆっくりとルヴェルが顔をあげ胸元から離れる。恍惚の笑みを浮かべた彼の表情から、満足していることが窺えた。
「キミの母乳は甘露のように甘くて濃厚なのだな。蔦たちが必死になって飲み干そうとするのも頷けるというものだ」
「だか、ら……母乳じゃ、ないって……」
「野暮なことを言ってはいけない。こういうのは楽しんだもの勝ちなのだよ。それに……此処も解さなくても良さそうだ」
「えっ……あッ!ン、あぁあ~……ッ」
ルヴェルの二本の指が、前触れもなくレイの窄まりに差し込まれた。既に何度も絶頂を迎えていたレイの内側は、すっかり濡れそぼっている。ルヴェルが少し指を動かすだけでも、くちゃくちゃと歓喜の声を漏らしてしまうほど。
「くぅ、ん……や、ぁ……」
「堪らないね、そんなに欲しがられては」
肉洞の状態を確認したルヴェルが指を引き抜く。二人がまぐわうことを悟ったのか、はたまたルヴェルが命令したのか。蔦の壁が蠢き、挿入を迎えるための体勢にさせられた。さながら蔦の寝台。寝転がされそのまま股を大きく開張させられてしまえば、ひくひくと呼吸する蕾が露わになる。
そしてルヴェルが、おもむろに自身の剃り立つ凶器を手に持つ。猛々しい姿で天を仰いでいるそれが、今から自分に埋め込まれる──そう思うと途端に腹の奥がきゅう、と疼いた。
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これまで何度もこの肉棒を受け入れているが、挿入の瞬間に齎される快楽は毎回レイを惑わせた。腹の中をいっぱいに満たされ、一人ではないと思える切ないまでの歓喜に、全身が震えるのだ。
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「嗚呼、今日はまた一段と熱くて狭くて蕩けて……。それに積極的だね。これはなかなかどうして、堪らないものがあるよ」
「ひぃ!あッ……あぁン、んッ」
ずりゅ、と引き抜かれ根元まで埋め込まれる。凶暴なそれに擦り上げられる媚肉は、愛液を垂らしながら悦びの声を上げた。一突きごとに肉洞が掻き回される感覚に、身を捩りながら涕泣する。
「ァ、あぁん……ふぅ、おッ……!」
「どうだい、私の味は。自分で言うのもなんだが、悪くないだろう?」
「はぅうッ!ひぃ……ぉ、おっき、いし……ちから、つよ、ぉうッ……」
「そうかい、嬉しいことを言ってくれる。ならば期待に応えてあげよう」
その言葉を皮切りに、ルヴェルの先端がレイの弱いところをしきりに抉る。何度もしこりを押し上げられ、たまらず媚肉が痙攣を起こした。
「あひィ──ッ、あぁあア!」
何度目かの絶頂。意識が白飛びしそうになるが、それを蔦が許さない。乳暈を甘噛みする痛みと花茎を力強く吸引される痛みに、意識が現実へと戻される。
「それにしてもこんなに溢して、勿体無いじゃないか」
「え、ぁ……?ンぅう──ッ!」
ルヴェルの言葉の意味は、彼が再びレイの乳首にしゃぶりついたことで理解した。溢れる母乳をこくこくと味わいながらも、ルヴェルは腰の律動を止めはしない。止まることのない愉悦に全身が爛れてしまう。
「くひ、ぃ……あッ、い、ぃい……」
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収縮して道が閉ざされる前に、ルヴェルの先端が隙間をくぐり抜ける。ぐぽ、と腹の中で何かが嵌まった音が鳴ったような気さえした。無垢な最奥の肉壁に亀頭がごつん、と衝突した瞬間──。
「あひぃいぃいッ!」
得も言えぬ快楽の大波が、レイを襲った。脳天を突き抜ける情欲は、レイの許容量を軽々と超える。丸々とした肉芽と股間からの汁の噴射が止まらない。達しているのに達し続けてしまい、ビリビリと痺れが駆け巡った。
「ふふ、入れたようだ。気が狂うほどの心地良さだろう?」
「ぁ、あひッ!ぉく、くぅう……ッ」
甘美な法悦に浸る間も無く襞を蹂躙される。自分が今、どんな声で泣いているのか理解できずにいた。ただただ腹の底から茹だるような快楽が広がり、下腹がうねる。自身の身体が意識の支配から逃れるかのようにのたうつ姿はまるで、干上がった魚のよう。
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「おしゃぶり上手なキミに、私からのご褒美だ。堪能してくれたまえよ」
「あッ、はぁ、ひぎッ……むぅ、ン」
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口付けされたまま声にならない悲鳴をあげ、レイも迸りを放つ。とはいえ反り返った屹立から溢れた白濁も、喰われたままの乳首から飛び出した母乳も、それら全てが蔦に吸引され飲み込まれる。快楽の余韻は大きく、ようやく口付けが解かれてもレイの身体は小刻みに震えていた。
「あぅ……ア……まだ、イッてぇ……」
「そのようだね。しかし惜しいな。もし此処が子宮だったら、今ので私の子を孕んでくれていたかもしれないというのに」
ルヴェルの言葉の卑猥さに、己の意思とは関係なしに腹の奥が締まる。ところがルヴェルはそれを好意と受け取ったのか、愉悦の表情で見下ろしてきた。
「奥が締まったね。もしや、その気になってしまったのかな?」
「調子に、のんな……変なコト、言うから……あぅン!」
「それは失敬。だが今宵はまだ長い。たとえ孕まなくとも、腹の中に私の子種をたっぷりと注いであげよう。愛情の印としてね」
そう言うなり、ルヴェルは腰をゆする。挿入したままの状態でゆったりと揺さぶられ、甘い愉悦が全身に広がった。散々嬲られたというのに、身体はまだ浅ましく快楽を求める。
「あぅ、ン……」
「それにまだ母乳も出ているのだから、飴の効果が切れるまでは楽しもうじゃないか。キミの乳は魅惑の味わいなのだよ?」
ルヴェルが身を屈め、三度目の授乳を楽しまれる。舌で撫で上げられ、捏ね回されるだけで溢れてしまうようになった母乳。それを口に含んだままルヴェルが顔をあげ、流れるようにキスを施される。
「んむ……むぅー……」
流し込まれた己の母乳は確かに甘く、砂糖入りのミルク味を彷彿させられる。己が出した乳を飲まされるなんて、正直思ってもいなかったし考えたくもなかったが。
ルヴェルに母乳を擦り付けるように咥内を舐め回され、唾液が口の端から垂れる。ねっとりと絡みつく濃密なキスに、腹の中に埋め込まれている陰茎が硬くなったことに気付く。奥からの脈動を感じてしまった。
「ふふ……キスをしたら、また昂ってきてしまったよ。私も大概だが、キミもおしゃぶりが好きなようだね。熱い肉がうねって、私を揉み込んで……実に心地良い」
「うるせ……ヤるなら、早く──あぁン!」
「もちろん、お望み通りに。私も今宵は、出し惜しみはしないと決めたよ。付き合ってもらおう。愛しているよ、レイ・アルマ」
その後も飴の効果が切れるまで、ルヴェルと蔦から執拗に体液と女神のマナを搾られることになる。レイの意識が途切れる頃には、腹の中はたっぷりのルヴェルの子種で満杯に。最後はルヴェルの全てを飲み込みきれず、逆流する形で結合部から勢いよく噴出させてしまうのであった。
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「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
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戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
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「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
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