25 / 49
飛空の章
第二十五話 黄金星の落ちる日
しおりを挟む
太閤・秀吉の病が篤い。
そんな噂が流れたのは、二度目の朝鮮出兵から一年が過ぎた頃だった。
小早川秀秋を元帥として出立した十四万は、戦況を聞く限りでは前回のように破竹の進撃を続けていた。
半島は前回の戦で大きく戦力を減らしていたため、明軍頼りの防衛体制である事もあり、両軍が対峙する場面以外では敵ではなかったようだ。
次々と挙がる戦勝報告とは裏腹に、秀吉の衰弱が著しかった。
正月に参内した際も、息を切らせどこか目が虚ろであり、以前の覇気は失われているように見えた。
それでも自分の意思で指示を出すことだけは止めておらず、自ら焼き払った聚楽第の代わりに新たな屋敷を建てるようにと命を下していた。
三月に醍醐寺での花見をしたという話を最後に、そこから秀吉は病に伏せるようになった。
そして五月、五大老である徳川家康、前田利家、宇喜多秀家、上杉景勝、毛利輝元らとその嫡男、五奉行のうちの前田玄以、長束正家に宛てて遺言状を認めたという。
昨年に元服し豊臣秀頼となった拾丸殿を後継として指名し、主だった大名とも謁見させていた。
己の死期を見越しているのかと思う程、秀吉は身辺の整理をここ一年で進めてきていたのだ。
その年の七月、俺は伏見城へ参るようにと使者が伝えてきた。
俺は綱家や秀則など、秀吉と縁のある家臣たちを伴って京へと向かった。
◆
「太閤殿下、織田三郎秀信、ここに参りました」
「おお、秀信……よう参った」
既に起き上がるのも辛そうな様子で、秀吉は弱弱しい声で応える。
「のう、秀信。うぬと会うのはいつぶりか」
「正月以来でございます」
「そうか、正月か。ああ、遠く感じられるのう……」
周囲には奥方や医者や小姓など、多くの者が控えている。いつ、何があっても対応できるようにだろう。
「家康らにな、後は任すと伝えられた。秀頼はまだ幼いからのう……うぬも、秀頼と同じく幼くして家督を継いでおったな」
「はい。名ばかりの織田当主でしたが」
「うぬを抱え上げた日が懐かしいのう……あの頃は、ただ愉しかった。若かりし日よ」
秀吉の目は天井を、その先の記憶を見ているようだ。
「今の景色こそ我が終着の地であろうが、ふと思う。ただの藤吉郎であった日々の……ただ、目の前の山を登り続けていた……」
そこで咳き込み、周囲の者が動き出す。
だが、秀吉は寄るなと掌を突き出し、落ち着くとこちらを見遣る。
「……秀信、儂はうぬの中に、信長の影を見ておる」
影、という言葉に思わず身構えてしまった。
まさか、見えているのか? 俺と同じ、信長の亡霊が。
「幼くして、面影が残っておった。何があっても屈せぬ姿勢など、且つてのお館様を見ているようだった。ほんに、何もできない童のくせに、手を焼かされたわ」
「面目ございませぬ」
「だが、それでよい。うぬはあの魔王の血を受けておるのだ。ついぞ飼いならせなかったのは口惜しいが、それでこそだ」
すると秀吉は手招きし、俺は近づいた。
「秀頼を頼む。我が倅よ。秀頼と家康、そしてうぬ。豊臣と徳川と織田が力を合わせるならば、世は安泰じゃ。幼き我が子を、且つての己として支えてやってくれ。……頼む」
「秀吉様……」
まさか、秀吉からこんな弱気な言葉が出るとは思わなかった。
俺に対して「頼む」などと。
「天下取りの話を、憶えておるか」
「はい。今も鮮明に」
「そうか、ならよい。うぬはまだまだ戦を知らんが、それもすぐに馴れよう。戦に生きた者たちから、学べ。そしてうぬが、南蛮を喰らい尽くせ。魔王の孫なら、できるであろう」
「……なんと御答えすればよろしいでしょうか」
「ただ、征け。わしの見れなかった景色を、うぬが見てくるのじゃ。そして秀頼に……豊臣に、尽くせ」
「……はい」
その言葉を最後に、秀吉は再び横たわり、深く息を吐いた。
「太閤殿下はひどくお疲れです。お下がりください」
淀君に促され、頭を下げて退去する。
伏見城からの帰り道も、ずっと秀吉の言葉が頭を巡っていた。
恨むべき男が、俺に期待している。
俺に……夢を、託したのだ。
今なら理解できる。何故俺をここまで育てたのか。
最も身近に置いて、幼い俺に天下を語り続けていたのか。
きっと探し続けていたのだ。己の夢を託す器を。
決して憎しみは消えていない。
しかし、あの男はあまりにも大きかった。
憎しみの炎のみで相対するには、あまりにも。
真の天下取りの話をされた時、心の底から着いていきたいと思った。
しかし、あの男の策謀さえなければ俺の運命は狂わなかった。こんな、身の丈に合わない立場になる事も無かったのだ。
秀則や忠政、綱家、正守などの顔が浮かぶ。
運命が狂わなければ出会わなかった者たち。あの男のお陰で引き合わされた、友たち。
「……くそ」
心が酷く乱れている。
俺は、どうするべきなんだ。どうしたいんだ。どうなっていたら、良かったのだ。
母上……
最後に会った日よりひと月後に、天下人・豊臣秀吉は息を引き取った。
この日ノ本の歴史上、初めて天下を平定した男は、高貴な血筋でも英雄の血脈でも、ましてや大名の倅ですらない。
ただの百姓から成り上がった、ただの小男が、ここまで至ったのだ。
時に傍若無人で、時に寛容であり、多くの戦人に好まれた人たらし。
見据える先はまだ遥か遠く、道半ばではあったものの、それでも男は死するその時まで駆け続けた。
真なる天下平定、己の野望を、後に続く者たちに託し、夜空にひと際大きく輝いた金色の星は、落ちて消えた。
ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー
ここまでお読みくださった皆様、ありがとうございます!
『第二章 飛空の章』を閉じさせていただきます。
豊臣秀吉の死を区切りとしたのは、史実上でも恐らく、秀信にとって大きな影響があったと考えたからです。
史実でも秀信は、豊臣秀吉に大切にされていたと推測できます。中納言、従三位という高位の官職を与えられている事、天皇の行幸や様々な行事にも呼ばれていたようで、徳川家康や前田利家、豊臣秀勝、結城秀康らに次いで名前が見られたりなど、幼い頃も青年となった後も、常に傍にあったようです。
しかし豊臣秀吉は実質的に一代のみの天下人であったというのは、誰もがご存知の歴史でしょう。
秀吉という大き過ぎる存在を失った豊臣政権は、恐ろしい速度で瓦解していきます。
秀吉が亡くなった慶長三年は、西暦1598年です。
それからたった二年ほどで、史上最も有名な戦「関ヶ原の合戦」が勃発します。
心身ともに成長し、岐阜城主としてようやく安定してきた秀信ですが、大きな決断を迫られます。
何せ関ヶ原と岐阜城の位置関係は目と鼻の先、それも関ヶ原から見て岐阜城は東に寄った位置にあるのです。
東軍方についたとしても、西軍方についたとしても、最前線となるのは目に見えている地を居城としています。
織田秀信の数奇な運命の物語、その終章となる『第三章 墜天の章』、どうぞ最後までお付き合いください。
ー古道 庵ー
そんな噂が流れたのは、二度目の朝鮮出兵から一年が過ぎた頃だった。
小早川秀秋を元帥として出立した十四万は、戦況を聞く限りでは前回のように破竹の進撃を続けていた。
半島は前回の戦で大きく戦力を減らしていたため、明軍頼りの防衛体制である事もあり、両軍が対峙する場面以外では敵ではなかったようだ。
次々と挙がる戦勝報告とは裏腹に、秀吉の衰弱が著しかった。
正月に参内した際も、息を切らせどこか目が虚ろであり、以前の覇気は失われているように見えた。
それでも自分の意思で指示を出すことだけは止めておらず、自ら焼き払った聚楽第の代わりに新たな屋敷を建てるようにと命を下していた。
三月に醍醐寺での花見をしたという話を最後に、そこから秀吉は病に伏せるようになった。
そして五月、五大老である徳川家康、前田利家、宇喜多秀家、上杉景勝、毛利輝元らとその嫡男、五奉行のうちの前田玄以、長束正家に宛てて遺言状を認めたという。
昨年に元服し豊臣秀頼となった拾丸殿を後継として指名し、主だった大名とも謁見させていた。
己の死期を見越しているのかと思う程、秀吉は身辺の整理をここ一年で進めてきていたのだ。
その年の七月、俺は伏見城へ参るようにと使者が伝えてきた。
俺は綱家や秀則など、秀吉と縁のある家臣たちを伴って京へと向かった。
◆
「太閤殿下、織田三郎秀信、ここに参りました」
「おお、秀信……よう参った」
既に起き上がるのも辛そうな様子で、秀吉は弱弱しい声で応える。
「のう、秀信。うぬと会うのはいつぶりか」
「正月以来でございます」
「そうか、正月か。ああ、遠く感じられるのう……」
周囲には奥方や医者や小姓など、多くの者が控えている。いつ、何があっても対応できるようにだろう。
「家康らにな、後は任すと伝えられた。秀頼はまだ幼いからのう……うぬも、秀頼と同じく幼くして家督を継いでおったな」
「はい。名ばかりの織田当主でしたが」
「うぬを抱え上げた日が懐かしいのう……あの頃は、ただ愉しかった。若かりし日よ」
秀吉の目は天井を、その先の記憶を見ているようだ。
「今の景色こそ我が終着の地であろうが、ふと思う。ただの藤吉郎であった日々の……ただ、目の前の山を登り続けていた……」
そこで咳き込み、周囲の者が動き出す。
だが、秀吉は寄るなと掌を突き出し、落ち着くとこちらを見遣る。
「……秀信、儂はうぬの中に、信長の影を見ておる」
影、という言葉に思わず身構えてしまった。
まさか、見えているのか? 俺と同じ、信長の亡霊が。
「幼くして、面影が残っておった。何があっても屈せぬ姿勢など、且つてのお館様を見ているようだった。ほんに、何もできない童のくせに、手を焼かされたわ」
「面目ございませぬ」
「だが、それでよい。うぬはあの魔王の血を受けておるのだ。ついぞ飼いならせなかったのは口惜しいが、それでこそだ」
すると秀吉は手招きし、俺は近づいた。
「秀頼を頼む。我が倅よ。秀頼と家康、そしてうぬ。豊臣と徳川と織田が力を合わせるならば、世は安泰じゃ。幼き我が子を、且つての己として支えてやってくれ。……頼む」
「秀吉様……」
まさか、秀吉からこんな弱気な言葉が出るとは思わなかった。
俺に対して「頼む」などと。
「天下取りの話を、憶えておるか」
「はい。今も鮮明に」
「そうか、ならよい。うぬはまだまだ戦を知らんが、それもすぐに馴れよう。戦に生きた者たちから、学べ。そしてうぬが、南蛮を喰らい尽くせ。魔王の孫なら、できるであろう」
「……なんと御答えすればよろしいでしょうか」
「ただ、征け。わしの見れなかった景色を、うぬが見てくるのじゃ。そして秀頼に……豊臣に、尽くせ」
「……はい」
その言葉を最後に、秀吉は再び横たわり、深く息を吐いた。
「太閤殿下はひどくお疲れです。お下がりください」
淀君に促され、頭を下げて退去する。
伏見城からの帰り道も、ずっと秀吉の言葉が頭を巡っていた。
恨むべき男が、俺に期待している。
俺に……夢を、託したのだ。
今なら理解できる。何故俺をここまで育てたのか。
最も身近に置いて、幼い俺に天下を語り続けていたのか。
きっと探し続けていたのだ。己の夢を託す器を。
決して憎しみは消えていない。
しかし、あの男はあまりにも大きかった。
憎しみの炎のみで相対するには、あまりにも。
真の天下取りの話をされた時、心の底から着いていきたいと思った。
しかし、あの男の策謀さえなければ俺の運命は狂わなかった。こんな、身の丈に合わない立場になる事も無かったのだ。
秀則や忠政、綱家、正守などの顔が浮かぶ。
運命が狂わなければ出会わなかった者たち。あの男のお陰で引き合わされた、友たち。
「……くそ」
心が酷く乱れている。
俺は、どうするべきなんだ。どうしたいんだ。どうなっていたら、良かったのだ。
母上……
最後に会った日よりひと月後に、天下人・豊臣秀吉は息を引き取った。
この日ノ本の歴史上、初めて天下を平定した男は、高貴な血筋でも英雄の血脈でも、ましてや大名の倅ですらない。
ただの百姓から成り上がった、ただの小男が、ここまで至ったのだ。
時に傍若無人で、時に寛容であり、多くの戦人に好まれた人たらし。
見据える先はまだ遥か遠く、道半ばではあったものの、それでも男は死するその時まで駆け続けた。
真なる天下平定、己の野望を、後に続く者たちに託し、夜空にひと際大きく輝いた金色の星は、落ちて消えた。
ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー
ここまでお読みくださった皆様、ありがとうございます!
『第二章 飛空の章』を閉じさせていただきます。
豊臣秀吉の死を区切りとしたのは、史実上でも恐らく、秀信にとって大きな影響があったと考えたからです。
史実でも秀信は、豊臣秀吉に大切にされていたと推測できます。中納言、従三位という高位の官職を与えられている事、天皇の行幸や様々な行事にも呼ばれていたようで、徳川家康や前田利家、豊臣秀勝、結城秀康らに次いで名前が見られたりなど、幼い頃も青年となった後も、常に傍にあったようです。
しかし豊臣秀吉は実質的に一代のみの天下人であったというのは、誰もがご存知の歴史でしょう。
秀吉という大き過ぎる存在を失った豊臣政権は、恐ろしい速度で瓦解していきます。
秀吉が亡くなった慶長三年は、西暦1598年です。
それからたった二年ほどで、史上最も有名な戦「関ヶ原の合戦」が勃発します。
心身ともに成長し、岐阜城主としてようやく安定してきた秀信ですが、大きな決断を迫られます。
何せ関ヶ原と岐阜城の位置関係は目と鼻の先、それも関ヶ原から見て岐阜城は東に寄った位置にあるのです。
東軍方についたとしても、西軍方についたとしても、最前線となるのは目に見えている地を居城としています。
織田秀信の数奇な運命の物語、その終章となる『第三章 墜天の章』、どうぞ最後までお付き合いください。
ー古道 庵ー
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
信忠 ~“奇妙”と呼ばれた男~
佐倉伸哉
歴史・時代
その男は、幼名を“奇妙丸”という。人の名前につけるような単語ではないが、名付けた父親が父親だけに仕方がないと思われた。
父親の名前は、織田信長。その男の名は――織田信忠。
稀代の英邁を父に持ち、その父から『天下の儀も御与奪なさるべき旨』と認められた。しかし、彼は父と同じ日に命を落としてしまう。
明智勢が本能寺に殺到し、信忠は京から脱出する事も可能だった。それなのに、どうして彼はそれを選ばなかったのか? その決断の裏には、彼の辿って来た道が関係していた――。
◇この作品は『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n9394ie/)』でも同時掲載しています◇
九州のイチモツ 立花宗茂
三井 寿
歴史・時代
豊臣秀吉が愛し、徳川家康が怖れた猛将“立花宗茂”。
義父“立花道雪”、父“高橋紹運”の凄まじい合戦と最期を目の当たりにし、男としての仁義を貫いた”立花宗茂“と“誾千代姫”との哀しい別れの物語です。
下剋上の戦国時代、九州では“大友・龍造寺・島津”三つ巴の戦いが続いている。
大友家を支えるのが、足が不自由にもかかわらず、輿に乗って戦い、37戦常勝無敗を誇った“九州一の勇将”立花道雪と高橋紹運である。立花道雪は1人娘の誾千代姫に家督を譲るが、勢力争いで凋落する大友宗麟を支える為に高橋紹運の跡継ぎ統虎(立花宗茂)を婿に迎えた。
女城主として育てられた誾千代姫と統虎は激しく反目しあうが、父立花道雪の死で2人は強く結ばれた。
だが、立花道雪の死を好機と捉えた島津家は、九州制覇を目指して出陣する。大友宗麟は豊臣秀吉に出陣を願ったが、島津軍は5万の大軍で筑前へ向かった。
その島津軍5万に挑んだのが、高橋紹運率いる岩屋城736名である。岩屋城に籠る高橋軍は14日間も島津軍を翻弄し、最期は全員が壮絶な討ち死にを遂げた。命を賭けた時間稼ぎにより、秀吉軍は筑前に到着し、立花宗茂と立花城を救った。
島津軍は撤退したが、立花宗茂は5万の島津軍を追撃し、筑前国領主としての意地を果たした。豊臣秀吉は立花宗茂の武勇を讃え、“九州之一物”と呼び、多くの大名の前で激賞した。その後、豊臣秀吉は九州征伐・天下統一へと突き進んでいく。
その後の朝鮮征伐、関ヶ原の合戦で“立花宗茂”は己の仁義と意地の為に戦うこととなる。
本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~
bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
戦国終わらず ~家康、夏の陣で討死~
川野遥
歴史・時代
長きに渡る戦国時代も大坂・夏の陣をもって終わりを告げる
…はずだった。
まさかの大逆転、豊臣勢が真田の活躍もありまさかの逆襲で徳川家康と秀忠を討ち果たし、大坂の陣の勝者に。果たして彼らは新たな秩序を作ることができるのか?
敗北した徳川勢も何とか巻き返しを図ろうとするが、徳川に臣従したはずの大名達が新たな野心を抱き始める。
文治系藩主は頼りなし?
暴れん坊藩主がまさかの活躍?
参考情報一切なし、全てゼロから切り開く戦国ifストーリーが始まる。
更新は週5~6予定です。
※ノベルアップ+とカクヨムにも掲載しています。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる