[ＢＬ]王の独占、騎士の憂鬱

月の回廊3

グッジョブ大臣「そこでワシの登場じゃ」


グッジョブ大臣「ワシもお主には情がある、なんとしても助けてやりたい！お前が国家追放されて、野垂れ死にしたとなったらワシも夢見が悪いワイ」


オレオ「野垂れ死に…！」


グッジョブ大臣「お前は今国家反逆罪…つまりスパイ容疑があるんじゃ」


オレオ「………はい…」


グッジョブ大臣「しかもお前はギル殿下にたいそう気に入られたそうじゃないか」


グッジョブ大臣「青宮にまで誘われたと聞いておる」


オレオ（グッジョブ大臣…なんでこんな事まで知っているんだ？…さては…リチャードか…）


グッジョブ大臣「そこでじゃ、お前が逆スパイとしてギル殿下の青宮に潜り込む、そばでギル殿を見張るんじゃ」


オレオ「……え…ちょ、ちょっと待ってください！」


オレオ「…潜入って…そんな簡単に出来る訳がない！」


グッジョブ大臣「…何を言う？ハレムの城でこその潜入計画じゃろうが」


オレオ「…え……！ハ、ハレムに入るんですか…！俺…！」