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「しる、り、るッ、好きだッ、シルリルっ、好きだ……!」
「ッ、こ、……ッ、────」
俺は幼馴染の粘膜で性器を扱きながら、愛の告白をしている。気が狂っている。頭がおかしい。
でも、止められなかった。苦しんでいるシルリルさえも、汚れている口元さえも、涙ぐむ姿さえも、俺にとっては全てが眼福だった。
「あっ、あっ、いく、……イくッ、シルリル、っ」
情けなく声を漏らし、ヘコヘコと腰を動かした。頭の奥がぼんやりとして、目の前が霞む。
俺は呆気なく、シルリルの喉奥で果てた。シルリルは額に汗を滲ませて喉を震わせている。きっと吐き出された精液のせいで咳き込みたいのだろう。
しかし、俺はそれを拒むように、さらに腰を押し付けた。
「シルリル、全部飲んでくれ」
瞑られた彼の目から、涙が溢れる。ゆっくりと頷いたシルリルから、性器を引き摺り出した。
シルリルは咳き込みながらも、白い喉を上下する。唾液と精液を嚥下する彼は、ため息が出るほど美しい。
「シルリル……」
声をかけると、シルリルが顔を上げた。やがて、口を大きく開いた。喉の奥まで晒した彼は舌をわざとらしく伸ばし、俺へ見せつける。
飲み干したと俺へ証明しているのだ。その謙虚さに俺は胸が締め付けられた。
シルリルの視線にまで降り、彼を抱きしめる。
「シルリル……俺……」
途端、シルリルから力が抜けた。ガクンと後ろに倒れた彼を、慌てて抱き寄せる。
────もしかして……。
俺はシルリルを地面へ寝かせ、ズボンを引き上げた。乱れた服を整えていると、不意にシルリルが起き上がる。
「あ……?」
シルリルは不快そうに顔を歪め、目を擦った。辺りをキョロキョロと見渡し、片眉を上げて俺を見上げる。
「なに? 俺、寝てた?」
「あ……あぁ、なんか急に倒れた。寝不足なのかもな」
俺は額に滲んでいた汗を拭う。破裂しそうなほど脈打つ心臓を抑えるため、深呼吸を繰り返す。
ソワソワしている俺を他所に、シルリルは「ふぅん」と息を漏らした。
やがて、喉をわざとらしく上下させ、口を動かした。
「なんか……変な味する」
口元を覆ったシルリルは眉間に皺を寄せた。その仕草に俺は跳ねる。
────バレたか?
嚥下したとはいえ、精液を飲み下したのだ。違和感は残っているだろう。
俺は「え、な、……どうした?」とわざとらしく心配する。
「気絶してる間に、ゲロが込み上げたのかも。ちょっと、口を濯いでくるわ」
しかし、シルリルは舌を突き出し「おぇ」と汚い声を漏らしながら川のほとりへ向かう。
その背中をぼんやりと眺めた。
シルリルは、全くと言っていいほど俺に疑いの目を向けなかった。
そのことにホッとしつつ、俺はとんでもないことをしでかしてしまった、と頭を抱えた。
「ッ、こ、……ッ、────」
俺は幼馴染の粘膜で性器を扱きながら、愛の告白をしている。気が狂っている。頭がおかしい。
でも、止められなかった。苦しんでいるシルリルさえも、汚れている口元さえも、涙ぐむ姿さえも、俺にとっては全てが眼福だった。
「あっ、あっ、いく、……イくッ、シルリル、っ」
情けなく声を漏らし、ヘコヘコと腰を動かした。頭の奥がぼんやりとして、目の前が霞む。
俺は呆気なく、シルリルの喉奥で果てた。シルリルは額に汗を滲ませて喉を震わせている。きっと吐き出された精液のせいで咳き込みたいのだろう。
しかし、俺はそれを拒むように、さらに腰を押し付けた。
「シルリル、全部飲んでくれ」
瞑られた彼の目から、涙が溢れる。ゆっくりと頷いたシルリルから、性器を引き摺り出した。
シルリルは咳き込みながらも、白い喉を上下する。唾液と精液を嚥下する彼は、ため息が出るほど美しい。
「シルリル……」
声をかけると、シルリルが顔を上げた。やがて、口を大きく開いた。喉の奥まで晒した彼は舌をわざとらしく伸ばし、俺へ見せつける。
飲み干したと俺へ証明しているのだ。その謙虚さに俺は胸が締め付けられた。
シルリルの視線にまで降り、彼を抱きしめる。
「シルリル……俺……」
途端、シルリルから力が抜けた。ガクンと後ろに倒れた彼を、慌てて抱き寄せる。
────もしかして……。
俺はシルリルを地面へ寝かせ、ズボンを引き上げた。乱れた服を整えていると、不意にシルリルが起き上がる。
「あ……?」
シルリルは不快そうに顔を歪め、目を擦った。辺りをキョロキョロと見渡し、片眉を上げて俺を見上げる。
「なに? 俺、寝てた?」
「あ……あぁ、なんか急に倒れた。寝不足なのかもな」
俺は額に滲んでいた汗を拭う。破裂しそうなほど脈打つ心臓を抑えるため、深呼吸を繰り返す。
ソワソワしている俺を他所に、シルリルは「ふぅん」と息を漏らした。
やがて、喉をわざとらしく上下させ、口を動かした。
「なんか……変な味する」
口元を覆ったシルリルは眉間に皺を寄せた。その仕草に俺は跳ねる。
────バレたか?
嚥下したとはいえ、精液を飲み下したのだ。違和感は残っているだろう。
俺は「え、な、……どうした?」とわざとらしく心配する。
「気絶してる間に、ゲロが込み上げたのかも。ちょっと、口を濯いでくるわ」
しかし、シルリルは舌を突き出し「おぇ」と汚い声を漏らしながら川のほとりへ向かう。
その背中をぼんやりと眺めた。
シルリルは、全くと言っていいほど俺に疑いの目を向けなかった。
そのことにホッとしつつ、俺はとんでもないことをしでかしてしまった、と頭を抱えた。
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