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【リーンハルト:11歳】
第479話 追究
新街の屋敷に戻り、応接室にラジエルとローザ、2人が目の前にいる。
私とリアがとびっきりの笑顔で2人を出迎えたため、2人は居心地が悪そうだったが、ラジエルが口を開く。
「ご報告が遅れたことは申し訳ありません。最近婚約が整いまして、近々ご報告をする予定でした」
「婚約―?!」「まぁー!」
私とリアは驚きの声をあげた。
いや付き合い出しましたではないの?
2人が付き合いだしたら、あっという間に噂が広まるはずなのに、恋人期間すっ飛ばして婚約ですか!!
それとも極秘で付き合っていたとか?
どうやら結婚前提で付き合い出したのは数か月前だけれど、男爵を父親から引き継ぐことも決まったため婚約したそうだ。
知らない者同士ではないし、アリラン商会でラジエルが働いていた時に、ローザ側から2人の縁談話があったようだし、ラジエルの心が決まればトントン拍子だったのかもしれない。
詳しく聞くと2人で会うのはラジエルの実家で、昼食を一緒に取り、ラジエルの男爵就任の準備の手伝いをしていたらしく、休みがなかなか合わないため会うのも月1回ぐらいだったとか。
「仕事でしょっちゅう会うにしても、さすがにそれはひどくない?」
「ハルト、私たちなんてデートなんてしていないわよ。月1回でもするだけラジエルのほうがえらいわよ」
私がラジエルにツッコミを入れたら、ブーメランでリアから私へクレームが来た。
「リア、でもさ領内や樹海に一緒に行っているし、食事だっていつも一緒だし・・・・」
多少抵抗のため自分で弁明してみたが、この前の誕生日プレゼントを渡したときぐらいしか、2人っきりでゆっくり話したことがない気がする。
リアが何か言う前に話を変え、そしてリアのご機嫌取りは別に考えよう。
「ローザ、婚約者なのだから、ラジエルと休みを合わせて取ればいい。アメリアも催し日以外は戻ってくるしね」
ローザからそうさせていただきますと礼を言われた。
「結婚式はいつする予定なのかしら?」
「できれば秋ぐらいにと考えています」
リアの問いにラジエルが答えた。
ふーん、秋ね。
「ラジエル、結婚式なのだけれど新街でしない?」
ラジエルとローザがなぜ?という顔をする。
「秋だと新街の高級ホテルが、出来ているのではないかと思うからね」
ラジエルの父親であるヘンリーが支配人だ。
こけら落としではないが、ラジエルの披露宴をホテルでして、新婚さんが泊まる部屋に宿泊する第1号になってもらおうではないか。
今までラジエルには迷惑をかけっぱなしだったし、こうなれば披露宴の企画、演出を私がお礼にしようか。
そうなると新街の教会も、その頃稼働させたいな。
カルロにステンドグラスもどきがどこまでできるか確認して、教会の司教おじいちゃんにも相談しないといけない。
「ハルト、黙っているけれど何を考えているのかしら?」
リアが聞いてきたので、結婚パーティーの件と新婚さんが泊まる部屋第1号になって貰おうと考えていることを話す。
ラジエルとローザが私の話を聞いていて、なんかどんどん青ざめてきているぞ。
うん?どうした?
「大変ありがたいお話なのですが、ご辞退するわけには・・・・」
「ラジエル、自分の父親が采配するホテルで初パーティーだよ。宣伝にもなるし別に悪い話ではないよね」
ホテルにパーティー会場がないなら、庭かホテルのロビーラウンジが使えるのではないだろうか?
「男爵といっても土地持ちではない貴族が毎年貰える貴族金があるだけです」
ラジエルの男爵お披露目は、ウエストランド領内で昔から付き合いのある騎士爵位以上の方を招くだけだから、大きなものではないという。
「教会での結婚式や披露宴パーティーは?」
ラジエルの話だと、教会の結婚式は伯爵家以上が王都の教会でするだけで、普通は結婚パーティーだけで、両家の身内と友達を呼んでする小さいものだとか。
なんだって!教会での式が普通ではないなんて知らなかった。
「ハルト、ちなみに他に思いついたことってどんなことなの?」
ウェディングケーキははずせない。
お互いが食べさせ合って、残ったケーキは幸せのおすそ分けとして参加者で食べる。
みんなで見ている前で指輪の交換。
新街の教会で式を挙げて、ホテルに戻る道中は屋根なし馬車に乗り、観光客に祝福されながら戻るとかいいのではないかと私は思いつくままに話す。
「「無理です!!」」ラジエルとローザが声をそろえて、私の案に反対してきた。
「どれが一番無理そう?」
「屋根なし馬車です」「同じです」
「ハルト、屋根なし馬車に自分が乗りなさいといわれてできる?」
ラジエルとローザの言葉を聞いたリアが私に逆に問う。
うん、恥ずかしいな、悪ノリしすぎました、ごめんなさい。
私はラジエルとローザに謝った。
私とリアがとびっきりの笑顔で2人を出迎えたため、2人は居心地が悪そうだったが、ラジエルが口を開く。
「ご報告が遅れたことは申し訳ありません。最近婚約が整いまして、近々ご報告をする予定でした」
「婚約―?!」「まぁー!」
私とリアは驚きの声をあげた。
いや付き合い出しましたではないの?
2人が付き合いだしたら、あっという間に噂が広まるはずなのに、恋人期間すっ飛ばして婚約ですか!!
それとも極秘で付き合っていたとか?
どうやら結婚前提で付き合い出したのは数か月前だけれど、男爵を父親から引き継ぐことも決まったため婚約したそうだ。
知らない者同士ではないし、アリラン商会でラジエルが働いていた時に、ローザ側から2人の縁談話があったようだし、ラジエルの心が決まればトントン拍子だったのかもしれない。
詳しく聞くと2人で会うのはラジエルの実家で、昼食を一緒に取り、ラジエルの男爵就任の準備の手伝いをしていたらしく、休みがなかなか合わないため会うのも月1回ぐらいだったとか。
「仕事でしょっちゅう会うにしても、さすがにそれはひどくない?」
「ハルト、私たちなんてデートなんてしていないわよ。月1回でもするだけラジエルのほうがえらいわよ」
私がラジエルにツッコミを入れたら、ブーメランでリアから私へクレームが来た。
「リア、でもさ領内や樹海に一緒に行っているし、食事だっていつも一緒だし・・・・」
多少抵抗のため自分で弁明してみたが、この前の誕生日プレゼントを渡したときぐらいしか、2人っきりでゆっくり話したことがない気がする。
リアが何か言う前に話を変え、そしてリアのご機嫌取りは別に考えよう。
「ローザ、婚約者なのだから、ラジエルと休みを合わせて取ればいい。アメリアも催し日以外は戻ってくるしね」
ローザからそうさせていただきますと礼を言われた。
「結婚式はいつする予定なのかしら?」
「できれば秋ぐらいにと考えています」
リアの問いにラジエルが答えた。
ふーん、秋ね。
「ラジエル、結婚式なのだけれど新街でしない?」
ラジエルとローザがなぜ?という顔をする。
「秋だと新街の高級ホテルが、出来ているのではないかと思うからね」
ラジエルの父親であるヘンリーが支配人だ。
こけら落としではないが、ラジエルの披露宴をホテルでして、新婚さんが泊まる部屋に宿泊する第1号になってもらおうではないか。
今までラジエルには迷惑をかけっぱなしだったし、こうなれば披露宴の企画、演出を私がお礼にしようか。
そうなると新街の教会も、その頃稼働させたいな。
カルロにステンドグラスもどきがどこまでできるか確認して、教会の司教おじいちゃんにも相談しないといけない。
「ハルト、黙っているけれど何を考えているのかしら?」
リアが聞いてきたので、結婚パーティーの件と新婚さんが泊まる部屋第1号になって貰おうと考えていることを話す。
ラジエルとローザが私の話を聞いていて、なんかどんどん青ざめてきているぞ。
うん?どうした?
「大変ありがたいお話なのですが、ご辞退するわけには・・・・」
「ラジエル、自分の父親が采配するホテルで初パーティーだよ。宣伝にもなるし別に悪い話ではないよね」
ホテルにパーティー会場がないなら、庭かホテルのロビーラウンジが使えるのではないだろうか?
「男爵といっても土地持ちではない貴族が毎年貰える貴族金があるだけです」
ラジエルの男爵お披露目は、ウエストランド領内で昔から付き合いのある騎士爵位以上の方を招くだけだから、大きなものではないという。
「教会での結婚式や披露宴パーティーは?」
ラジエルの話だと、教会の結婚式は伯爵家以上が王都の教会でするだけで、普通は結婚パーティーだけで、両家の身内と友達を呼んでする小さいものだとか。
なんだって!教会での式が普通ではないなんて知らなかった。
「ハルト、ちなみに他に思いついたことってどんなことなの?」
ウェディングケーキははずせない。
お互いが食べさせ合って、残ったケーキは幸せのおすそ分けとして参加者で食べる。
みんなで見ている前で指輪の交換。
新街の教会で式を挙げて、ホテルに戻る道中は屋根なし馬車に乗り、観光客に祝福されながら戻るとかいいのではないかと私は思いつくままに話す。
「「無理です!!」」ラジエルとローザが声をそろえて、私の案に反対してきた。
「どれが一番無理そう?」
「屋根なし馬車です」「同じです」
「ハルト、屋根なし馬車に自分が乗りなさいといわれてできる?」
ラジエルとローザの言葉を聞いたリアが私に逆に問う。
うん、恥ずかしいな、悪ノリしすぎました、ごめんなさい。
私はラジエルとローザに謝った。
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