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【リーンハルト:8歳】
第127話 樹海の役目
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いつもお読みいただきありがとうございます。
次の投稿は12月10日7:00です。
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しっかりと見られていたか。
僕の魔力を詰めたスケルトンフラワーの魔石だと答える。
カイル隊長一人に魔力を詰めてもらっていたけれど、僕も手伝い始めていた。
だけどこの前、我が家にきていたアルラウネに僕の魔法水あげると、
「隊長さんの魔法水のほうが美味しい。味が違う」と言われてしまい、ぼくの魔力を詰めたスケルトンフラワーの魔石数個がいらなくなってしまったから、ついでに温泉に入れたと話した。
ドラゴンを見るが全身は真っ黒のままだ。
ただ、温泉のお湯をみると黒っぽいものが浮かんでいるようにも見える。
「兄様たちの風魔法で、ドラゴンの体に温泉のお湯をかけることできない、できたら頭とかも」
できるというので兄様たちとラインハルト様で温泉のお湯を全身にかけていく、しばらく続けると一部が灰色に変わった。
「人間よ、助かった。礼をいう」と頭上から声がした。
ドラゴンの声のようだ。
「ドラゴンさん、まだ呪いは浄化できていないから、このままこの温泉につかっていてください」と僕が言うと
「もちろんだ。この温泉?で随分と痛みが和らいだ」
「まだお話しできますか?それとももう少し浄化できてからにしますか?」
「話すのは回復してからにしてほしい。人間の言葉で話すにも力がいるのだ」
「わかりました。もう一度全身に温泉のお湯をかけますね」
僕たちの会話を聞いていてクリス兄様たちが、ドラゴンの全身にお湯をかけた。
翌日、ドラゴンのところにいくと、呪いが薄くなったようで白っぽい灰色になっていた。
クリス兄様たちが数時間おきにドラゴンの全身にお湯をかける。
さらに次の日を朝、ドラゴンに会いに行くとさらに呪いが薄くなっていて、話をすることができた。
ホワイトドラゴンがいうには、この樹海はドラゴンが転生する場所らしい。
ホワイトドラゴンの寿命がそろそろ尽きるため転生の準備でこの樹海にきたら、魔力だまりの場所を見つけたので、最後に浄化してから転生しようとしたら逆に飲み込まれそうになり、なんとか魔力だまりから逃れてここまで来たけれど、次第に呪いに侵されて意識がほぼない状態だったそうだ。
やっぱり闇落ち寸前だったということか。
ちなみにドラゴンの年齢を聞くと3,000年以上は生きているという。
フェンリルがここにきて、この地から去ってほしいと会話したことを覚えているかと尋ねたら、何かが攻撃したので振り払った記憶はあるそうだ。
アトレの母親はドラゴンが呪われていると解っていたのに立ち向かったのか。
自分を犠牲にしても樹海を、そしてアトレを守りたかったのかもしれない。
あと温泉の浄化力が最初に比べて弱くなってきている。このままでは転生できないから何とかしてほしいとお願いされた。
「この樹海がドラゴンの転生する場所だったとは。樹海の魔力が濃い理由が解ったよ」
「魔力だまりって、たぶん獣人の国側だよな。聖女が転移してきたことを考えると・・・」
今、クリス兄様とジェラ兄様と僕の3人でテントの会話が外に漏れないようにする遮断する魔道具を使って話している。
「もしかして、ラウールたちがいた村の近くに魔力だまりがあったのではないでしょうか。トロールって魔力が多いところにいるのではないかと思ったのですが」
「ラウールたちがトロールを相手にしていたと言っていたし、今回もドラゴンの近くにいたからか」
「そうです」
「獣人の国のことまで我々にはできない。ウエストランド側の樹海に影響が出るのなら考えないといけないが、獣人の国に聖女がいるので大丈夫だろう」
「それよりもう一度、聖水と世界樹から世界樹の葉を貰ってここに来ないといけないな」
残りの聖水と世界樹の葉を使うことも考えたが、帰り道にまだ呪いの影響が残っている可能性が高いため、もう一度準備してくることになったのだ。
翌日、近いうちに再び来ることをドラゴンに言って世界樹経由で屋敷に戻った。
屋敷に戻ったが、また3日後にはドラゴンの所へ行く。
しばしの休息だ。
僕の部屋にジェラ兄様が来た。そして2人で話がしたいと言う。ジョルジュが席を外す。
ジェラ兄様は外部を遮断する魔道具を取り出した。
「どうしたの、ジェラ兄様」
「ハルト、ドラゴンの所で使った世界樹の実。裏庭で使った世界樹の実の倍以上の大きさだった。お前何をした?」
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カイル隊長一人に魔力を詰めてもらっていたけれど、僕も手伝い始めていた。
だけどこの前、我が家にきていたアルラウネに僕の魔法水あげると、
「隊長さんの魔法水のほうが美味しい。味が違う」と言われてしまい、ぼくの魔力を詰めたスケルトンフラワーの魔石数個がいらなくなってしまったから、ついでに温泉に入れたと話した。
ドラゴンを見るが全身は真っ黒のままだ。
ただ、温泉のお湯をみると黒っぽいものが浮かんでいるようにも見える。
「兄様たちの風魔法で、ドラゴンの体に温泉のお湯をかけることできない、できたら頭とかも」
できるというので兄様たちとラインハルト様で温泉のお湯を全身にかけていく、しばらく続けると一部が灰色に変わった。
「人間よ、助かった。礼をいう」と頭上から声がした。
ドラゴンの声のようだ。
「ドラゴンさん、まだ呪いは浄化できていないから、このままこの温泉につかっていてください」と僕が言うと
「もちろんだ。この温泉?で随分と痛みが和らいだ」
「まだお話しできますか?それとももう少し浄化できてからにしますか?」
「話すのは回復してからにしてほしい。人間の言葉で話すにも力がいるのだ」
「わかりました。もう一度全身に温泉のお湯をかけますね」
僕たちの会話を聞いていてクリス兄様たちが、ドラゴンの全身にお湯をかけた。
翌日、ドラゴンのところにいくと、呪いが薄くなったようで白っぽい灰色になっていた。
クリス兄様たちが数時間おきにドラゴンの全身にお湯をかける。
さらに次の日を朝、ドラゴンに会いに行くとさらに呪いが薄くなっていて、話をすることができた。
ホワイトドラゴンがいうには、この樹海はドラゴンが転生する場所らしい。
ホワイトドラゴンの寿命がそろそろ尽きるため転生の準備でこの樹海にきたら、魔力だまりの場所を見つけたので、最後に浄化してから転生しようとしたら逆に飲み込まれそうになり、なんとか魔力だまりから逃れてここまで来たけれど、次第に呪いに侵されて意識がほぼない状態だったそうだ。
やっぱり闇落ち寸前だったということか。
ちなみにドラゴンの年齢を聞くと3,000年以上は生きているという。
フェンリルがここにきて、この地から去ってほしいと会話したことを覚えているかと尋ねたら、何かが攻撃したので振り払った記憶はあるそうだ。
アトレの母親はドラゴンが呪われていると解っていたのに立ち向かったのか。
自分を犠牲にしても樹海を、そしてアトレを守りたかったのかもしれない。
あと温泉の浄化力が最初に比べて弱くなってきている。このままでは転生できないから何とかしてほしいとお願いされた。
「この樹海がドラゴンの転生する場所だったとは。樹海の魔力が濃い理由が解ったよ」
「魔力だまりって、たぶん獣人の国側だよな。聖女が転移してきたことを考えると・・・」
今、クリス兄様とジェラ兄様と僕の3人でテントの会話が外に漏れないようにする遮断する魔道具を使って話している。
「もしかして、ラウールたちがいた村の近くに魔力だまりがあったのではないでしょうか。トロールって魔力が多いところにいるのではないかと思ったのですが」
「ラウールたちがトロールを相手にしていたと言っていたし、今回もドラゴンの近くにいたからか」
「そうです」
「獣人の国のことまで我々にはできない。ウエストランド側の樹海に影響が出るのなら考えないといけないが、獣人の国に聖女がいるので大丈夫だろう」
「それよりもう一度、聖水と世界樹から世界樹の葉を貰ってここに来ないといけないな」
残りの聖水と世界樹の葉を使うことも考えたが、帰り道にまだ呪いの影響が残っている可能性が高いため、もう一度準備してくることになったのだ。
翌日、近いうちに再び来ることをドラゴンに言って世界樹経由で屋敷に戻った。
屋敷に戻ったが、また3日後にはドラゴンの所へ行く。
しばしの休息だ。
僕の部屋にジェラ兄様が来た。そして2人で話がしたいと言う。ジョルジュが席を外す。
ジェラ兄様は外部を遮断する魔道具を取り出した。
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「ハルト、ドラゴンの所で使った世界樹の実。裏庭で使った世界樹の実の倍以上の大きさだった。お前何をした?」
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