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三章 地下迷宮
30話 未知なるもの
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小さな気泡が湧いた。それは鍋底に張り付いたまま振動を繰り返す。
まるで振り落とされぬよう耐えているかのようだ。
ポツポツポツ。次々と湧いてくる気泡たち。
気が付くと鍋底は無数の空気の粒で満たされていた。
やがてその中の一つが力尽き、ゆっくりと上へと向かって行く。
ポッポッポッ。
それに続けとばかりに小さな気泡が連続して飛び出した。そして、ゆらゆらと揺れながら上へと泳いでいく。
「アニキ沸いたよ」
アッシュが火にくべた鍋を手にとった。
いま、私達は小部屋で休息をとっている。
場所は地下二階に下りてきてすぐ、左の扉を開いた先だ。
ここは袋小路になっており、休憩するにはもってこいなのだ。
アッシュは器に湯を注いでいく。
器の中には粉末と固形物を四角く固めた何かが入っている。
携帯食料だ。ジャンタールの食料店で買ったもの。
こいつは水分が抜けきっているため非常に軽くかさばらない。しかも保存がきく。
そして湯を注ぐだけで、すぐに温かい食事となる。
時間も手間もかからない。なんと有難いのだろうか。
「できたよ」
アッシュから器を受け取る。
ホワンと食欲を誘う香りが漂ってきた。
――豚汁だ。
軽く目を閉じ、ゆっくりと口を付ける。
うまい!
食事を平らげると迷宮の奥へと足を進める。
行き先はアッシュの言う「いい場所」とやらだ。
コボルドと遭遇した通路を抜け、いくつかの分かれ道を通過する。
やがて、とある扉の前に辿り着いた。
警戒しながら扉を開く。中は十五メートル四方の部屋になっており、正面、両側面の壁に多数の扉がついていた。
「ここだよ、アニキ」
アッシュは得意げに胸をはる。
「すげーだろ。扉の数は全部で二十一個。中は全部小部屋になっていて、たいてい魔物が潜んでいるんだ。しかも部屋がせまいから、でてくるのは一匹か二匹ぐらいだし」
なるほどな。これなら少人数でも戦いやすい。
一人が扉を開け、残りの者が矢を射るのだ。以前やった方法と同じ。それを繰りかえせるつくりとなっている。
たしかに、最低限のリスクで稼げそうだ。
しかし……
どうもこちら側に有利すぎる気もするな。
探索者に配慮した建築構造に、若干の違和感を覚える。
ここだけの話ではない。この迷宮、松明のいらぬ通路、魔物が開けれぬ扉と、人にとって有利に働く場面が多いのだ。
魔物どもは強い。本来ならば中に立ち入った者は、たちどころに狩られるだろう。
もしやバランスを保っているのか?
探索する者が一方的に狩られぬよう、構造だけでも有利にと。
この迷宮は自然に出来たものでないのは明らかだ。作ったのは人か? いや、果たして人間にこのような物を作り上げる事が可能なのか。
人ではない? ならば誰がこれを作った? そしてその者の意図とは?
「え!? アニキ、気に入らなかった?」
アッシュが心配そうにこちらの顔をのぞきこんできた。
いかんな。つい考え込んでしまった。
今は目の前のことに集中しなくては。
アッシュはおのれの役割をしっかりこなしている。
ちゃんとそれに応えないとな。
「完璧だ」
「やった!!」
私が親指を立てるとアッシュは大きく喜ぶ。
そうだ。考えるのは何時でも出来る。生きてさえいれば――
「じゃあ、そっちの端から頼むよ」
アッシュの言葉どおり一番右側から攻めていく。
ノブをひねりゆっくりと押すと、扉は音もなく開いていった。
……誰もいない。
中は横幅二メートル程度、奥行は三メートルといったところか。その奥には扉などは無く、完全な袋小路となっている。
「ハズレだね。次お願い」
私がドアノブから手を離し後ろにさがると、目の前の扉は無音のまま滑るように閉まっていった。
次に開くのはすぐ隣の扉。
ちらりと後方のアッシュを確認してから扉を開く……
――いた。
上半身裸で異常なほどの筋肉質の大男。
口枷をはめ、目には包帯。両手には全てを押しつぶす事が出来るような巨大なハンマーを持っている。
出たな。またお前か。
すでにこちらの存在に気付いていたのか、大男はハンマーを頭上に振りかぶっており、私の姿を見るや振り下ろしてきた。
素早く後方に飛ぶ。
目前を通過する巨大なハンマー。床を打つと、大きな音を響かせる。
残念、ハズレだ。
だが、打った感触で気がついたのか、大男は私を探し鼻をひくつかせる。
その時、パシュンと風を切る音がした。
アッシュが矢を放ったのだ。
それは大男の胸に吸い込まれるように突き刺さる。
「何で狂信者がこんな所に……」
アッシュの口から出たのは命中した喜びではなく戸惑い。だが、それもすぐに驚愕へと変わった。
部屋中の扉が次々と開き、中から巨大なハンマーを持った大男たちが現れたからだ。
「ウソだろ……」
狂信者と呼ばれた大男の数は八。夢の館とやらで出て来た数に比べれば大したことはない。
だが問題は……
「んぐ~」
くぐもった声が聞こえる。発生源は目の前の矢が刺さった大男。
彼はクロスボウに射られた事などまるで無かったかの様に元気いっぱいハンマーを振りかぶった。
ゴン、ゴゴン。
ハンマーが床に転がる音がした。
私が大男がハンマーを振りかぶった瞬間、その首を切り落としたからだ。
大男どもは、いっせいに落ちたハンマーへと向き直る。
やはり彼らの索敵方法は、匂いと音。
アッシュに部屋から出るぞと指でしめす。
コクリとうなずきかえすアッシュ。
だがそのとき、スーと音もなく、ひとつの扉が開いた。
中にいたのは体長は一メートル程の奇妙な生き物。
蝙蝠のような羽を持ち、顔らしき場所からは細長い管が三つ、ニュッとつきだす。
管の先端にはそれぞれ大きな目と口が付いている。
その姿は鳥のようでもあり手足の長い赤ん坊のようでもある。
何だコイツは。てっきり老婆が出てくると思ったが。
パシュリと音がしてクロスボウの矢が飛ぶ。
アッシュの矢だ。狙いは新たに出現したグロデスクな化け物。
しかし、その矢は扉に当たり軌道を変える。
見ればグロデスクなバケモノから触手のようなものが伸び、ドアノブに絡みついていた。
あれで扉をふたたび閉めたのだろう。
「インプだ、早くアイツを!!」
焦るアッシュの声。
彼は次の矢を装填すべく、弦を引く手に力をこめる。
確かに嫌な感じがする。あれは得体が知れない。
腰に装着したスローイングナイフに手を伸ばす。
――敵に動きが見えた。
大男共が中央へと集まり始め、隊列を組もうとしている。
奴を守る気か。
だが遅い。
すでに私はナイフを投擲しており、それはもはや防ぐ事の出来ない位置にまで到達していた。
命中する、私がそう確信した瞬間、信じられない速度でインプは大男の陰に隠れてしまった。
後方の壁に当たりキンと音を立てるスローイングナイフ。
そんな馬鹿なと、凝らした目に映ったのは、大男の両腕に絡みつく触手だ。
なるほど、あのバケモノは触手を一気に引いて高速移動したのか。
これでは飛び道具は無理か。
インプのすがたは大男の影になって見えない。
ただ肩越しにのぞくカタツムリのような目が確認できるのみである。
そうこうしているうちに隊列は整いつつある。
インプを後方に置く魚鱗の陣である。三角形の形をしており正面の敵にはめっぽう強い。
「アッシュ! 引くぞ!!」
そんなものに付き合う義理はない。
陣を固めるのなら、こちらはその隙に逃れるだけだ。
剣をたずさえ、入ってきた扉へと向かう。
が、なにやらおかしな声が聞こえる。
「……de……ku………………o…………」
何だ? どこからだ?
ちらりと見えたのは隊列を組んだ大男の隙間から覗かせる、細長い管の先端についた口。
それが気持ち悪く動き、声を発している。
何と言っているか聞き取れない。耳慣れない言語だ。
「…………………clumsy hand」
ガシャンと音がした。
足元には剣が落ちている。
これは――私の剣だ。
硬く握り込んだはずの手から剣がするりと滑り落ち、床に落ちたのだ。
まるで振り落とされぬよう耐えているかのようだ。
ポツポツポツ。次々と湧いてくる気泡たち。
気が付くと鍋底は無数の空気の粒で満たされていた。
やがてその中の一つが力尽き、ゆっくりと上へと向かって行く。
ポッポッポッ。
それに続けとばかりに小さな気泡が連続して飛び出した。そして、ゆらゆらと揺れながら上へと泳いでいく。
「アニキ沸いたよ」
アッシュが火にくべた鍋を手にとった。
いま、私達は小部屋で休息をとっている。
場所は地下二階に下りてきてすぐ、左の扉を開いた先だ。
ここは袋小路になっており、休憩するにはもってこいなのだ。
アッシュは器に湯を注いでいく。
器の中には粉末と固形物を四角く固めた何かが入っている。
携帯食料だ。ジャンタールの食料店で買ったもの。
こいつは水分が抜けきっているため非常に軽くかさばらない。しかも保存がきく。
そして湯を注ぐだけで、すぐに温かい食事となる。
時間も手間もかからない。なんと有難いのだろうか。
「できたよ」
アッシュから器を受け取る。
ホワンと食欲を誘う香りが漂ってきた。
――豚汁だ。
軽く目を閉じ、ゆっくりと口を付ける。
うまい!
食事を平らげると迷宮の奥へと足を進める。
行き先はアッシュの言う「いい場所」とやらだ。
コボルドと遭遇した通路を抜け、いくつかの分かれ道を通過する。
やがて、とある扉の前に辿り着いた。
警戒しながら扉を開く。中は十五メートル四方の部屋になっており、正面、両側面の壁に多数の扉がついていた。
「ここだよ、アニキ」
アッシュは得意げに胸をはる。
「すげーだろ。扉の数は全部で二十一個。中は全部小部屋になっていて、たいてい魔物が潜んでいるんだ。しかも部屋がせまいから、でてくるのは一匹か二匹ぐらいだし」
なるほどな。これなら少人数でも戦いやすい。
一人が扉を開け、残りの者が矢を射るのだ。以前やった方法と同じ。それを繰りかえせるつくりとなっている。
たしかに、最低限のリスクで稼げそうだ。
しかし……
どうもこちら側に有利すぎる気もするな。
探索者に配慮した建築構造に、若干の違和感を覚える。
ここだけの話ではない。この迷宮、松明のいらぬ通路、魔物が開けれぬ扉と、人にとって有利に働く場面が多いのだ。
魔物どもは強い。本来ならば中に立ち入った者は、たちどころに狩られるだろう。
もしやバランスを保っているのか?
探索する者が一方的に狩られぬよう、構造だけでも有利にと。
この迷宮は自然に出来たものでないのは明らかだ。作ったのは人か? いや、果たして人間にこのような物を作り上げる事が可能なのか。
人ではない? ならば誰がこれを作った? そしてその者の意図とは?
「え!? アニキ、気に入らなかった?」
アッシュが心配そうにこちらの顔をのぞきこんできた。
いかんな。つい考え込んでしまった。
今は目の前のことに集中しなくては。
アッシュはおのれの役割をしっかりこなしている。
ちゃんとそれに応えないとな。
「完璧だ」
「やった!!」
私が親指を立てるとアッシュは大きく喜ぶ。
そうだ。考えるのは何時でも出来る。生きてさえいれば――
「じゃあ、そっちの端から頼むよ」
アッシュの言葉どおり一番右側から攻めていく。
ノブをひねりゆっくりと押すと、扉は音もなく開いていった。
……誰もいない。
中は横幅二メートル程度、奥行は三メートルといったところか。その奥には扉などは無く、完全な袋小路となっている。
「ハズレだね。次お願い」
私がドアノブから手を離し後ろにさがると、目の前の扉は無音のまま滑るように閉まっていった。
次に開くのはすぐ隣の扉。
ちらりと後方のアッシュを確認してから扉を開く……
――いた。
上半身裸で異常なほどの筋肉質の大男。
口枷をはめ、目には包帯。両手には全てを押しつぶす事が出来るような巨大なハンマーを持っている。
出たな。またお前か。
すでにこちらの存在に気付いていたのか、大男はハンマーを頭上に振りかぶっており、私の姿を見るや振り下ろしてきた。
素早く後方に飛ぶ。
目前を通過する巨大なハンマー。床を打つと、大きな音を響かせる。
残念、ハズレだ。
だが、打った感触で気がついたのか、大男は私を探し鼻をひくつかせる。
その時、パシュンと風を切る音がした。
アッシュが矢を放ったのだ。
それは大男の胸に吸い込まれるように突き刺さる。
「何で狂信者がこんな所に……」
アッシュの口から出たのは命中した喜びではなく戸惑い。だが、それもすぐに驚愕へと変わった。
部屋中の扉が次々と開き、中から巨大なハンマーを持った大男たちが現れたからだ。
「ウソだろ……」
狂信者と呼ばれた大男の数は八。夢の館とやらで出て来た数に比べれば大したことはない。
だが問題は……
「んぐ~」
くぐもった声が聞こえる。発生源は目の前の矢が刺さった大男。
彼はクロスボウに射られた事などまるで無かったかの様に元気いっぱいハンマーを振りかぶった。
ゴン、ゴゴン。
ハンマーが床に転がる音がした。
私が大男がハンマーを振りかぶった瞬間、その首を切り落としたからだ。
大男どもは、いっせいに落ちたハンマーへと向き直る。
やはり彼らの索敵方法は、匂いと音。
アッシュに部屋から出るぞと指でしめす。
コクリとうなずきかえすアッシュ。
だがそのとき、スーと音もなく、ひとつの扉が開いた。
中にいたのは体長は一メートル程の奇妙な生き物。
蝙蝠のような羽を持ち、顔らしき場所からは細長い管が三つ、ニュッとつきだす。
管の先端にはそれぞれ大きな目と口が付いている。
その姿は鳥のようでもあり手足の長い赤ん坊のようでもある。
何だコイツは。てっきり老婆が出てくると思ったが。
パシュリと音がしてクロスボウの矢が飛ぶ。
アッシュの矢だ。狙いは新たに出現したグロデスクな化け物。
しかし、その矢は扉に当たり軌道を変える。
見ればグロデスクなバケモノから触手のようなものが伸び、ドアノブに絡みついていた。
あれで扉をふたたび閉めたのだろう。
「インプだ、早くアイツを!!」
焦るアッシュの声。
彼は次の矢を装填すべく、弦を引く手に力をこめる。
確かに嫌な感じがする。あれは得体が知れない。
腰に装着したスローイングナイフに手を伸ばす。
――敵に動きが見えた。
大男共が中央へと集まり始め、隊列を組もうとしている。
奴を守る気か。
だが遅い。
すでに私はナイフを投擲しており、それはもはや防ぐ事の出来ない位置にまで到達していた。
命中する、私がそう確信した瞬間、信じられない速度でインプは大男の陰に隠れてしまった。
後方の壁に当たりキンと音を立てるスローイングナイフ。
そんな馬鹿なと、凝らした目に映ったのは、大男の両腕に絡みつく触手だ。
なるほど、あのバケモノは触手を一気に引いて高速移動したのか。
これでは飛び道具は無理か。
インプのすがたは大男の影になって見えない。
ただ肩越しにのぞくカタツムリのような目が確認できるのみである。
そうこうしているうちに隊列は整いつつある。
インプを後方に置く魚鱗の陣である。三角形の形をしており正面の敵にはめっぽう強い。
「アッシュ! 引くぞ!!」
そんなものに付き合う義理はない。
陣を固めるのなら、こちらはその隙に逃れるだけだ。
剣をたずさえ、入ってきた扉へと向かう。
が、なにやらおかしな声が聞こえる。
「……de……ku………………o…………」
何だ? どこからだ?
ちらりと見えたのは隊列を組んだ大男の隙間から覗かせる、細長い管の先端についた口。
それが気持ち悪く動き、声を発している。
何と言っているか聞き取れない。耳慣れない言語だ。
「…………………clumsy hand」
ガシャンと音がした。
足元には剣が落ちている。
これは――私の剣だ。
硬く握り込んだはずの手から剣がするりと滑り落ち、床に落ちたのだ。
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