2
失われた都市ジャンタールには莫大な財宝が眠るという。 ある者は名声を、またある者は富を夢見、ジャンタールを追い求めた。 しかし財宝を持ち帰った者はおろか、場所すら分からず仕舞い。酔っ払いのざれごとのような噂と、行方不明者の数だけが積み上がっていった。 そんな中、主人公パリトの元に一通の手紙が届く。ジャンタールの座標が記された友人からの手紙だ。 導かれるように街へと足を踏み入れるパリト。 だが彼を待ち受けていたのは、財宝とは程遠いものだった。 深い霧とともに現れる、人ならざる怪物たち。こつぜんと消える入ってきたばかりの門。 もはや出る事が叶わぬ中、やっと一軒の宿屋を見つける。だが出迎えてくれたのは、なんとも薄気味悪い老婆で、とうぜん安眠などできるハズもなく…… ※この話は謎解きと戦闘に比重を置いたダークファンタジーです。 生身の人間としては極限の強さを誇る主人公ですが、魔物は強く陰湿で、街も迷宮も一筋縄ではいかない難易度になっております。
24h.ポイント 7pt
小説 34,956 位 / 184,004件 ファンタジー 5,325 位 / 41,867件
文字数 82,908 最終更新日 2022.01.05 登録日 2021.12.04
ある都市にウィルスがばらまかれた。ひとの脳をくるわせてしまう未知のウィルスだ。 またたくまに住人は感染、たがいに殺しあう。 物流はかんぜんに停滞。わずかに残った非感染者も、残り少ない物資を奪い合うのだ。 そんな街に閉じこめられた殺人鬼が、生き残りをかけて狂人たちとたたかう物語。 ※主人公アダムは血も涙もない殺人鬼です。 狂人だろうが、生存者だろうが、おのれが助かるために犠牲にします。 アダムの特殊能力は、会話した相手に乗り移ること。 会話可能な生存者は、スペアの体でしかなかったのです。 一体だれが、なんのためにウィルスをまいたのか? 脱出をこころみる殺人鬼は、なぞに迫っていきます。
24h.ポイント 0pt
小説 184,004 位 / 184,004件 ファンタジー 41,867 位 / 41,867件
文字数 102,669 最終更新日 2021.10.21 登録日 2021.09.14
2