とあるマカイのよくある話。

黒谷

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後日譚①「死神と帝王」※BL・GL要素を含みます

02

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 人生で初めて、しくじった、と思ったのはハイゼットを奪われたとき。
 彼らとは別ルートでこの企みを知っていたというのに、止められなかったこと。
 駆け付けたときにはハイゼットの家は燃えていて、ファイナルが崩れ落ちていた。
 その光景は恐らく、終わりのない人生の中でも永遠に消えることがないのだろう。
 それこそ、そのほかのことなど、どうでもいい──と割り切れるくらいには。


「……ああ、目が覚めました? やはり貴方はタフですねえ」


 だから、この状況。
 手足を拘束され、半裸に剥かれ、目の前に『対象』であるドクトールが不敵に微笑んでいるという理解しがたいこの状況も、デスにとっては『どうでもいい』と思えることだった。
 ぼやけた視界が徐々に定まっていくのを、ゆっくりと待つ。


「覚えてますか? ゴルトに命令されて、私が貴方を生きたまま『解剖』したときのこと」


 ドクトールは何か作業をしているようだ。
 周囲の状況はよく見えない。
 あの通路から落ちるなんて思ってもみなかった。ここがどこかがよくわからない。
 つー、と頭から垂れてくる自分の生暖かい血液が、ただただ不快だった。


「あの時、ゴルトに命令されて私は貴方の心臓に『爆破』の術式をかけました。私の合図で貴方の心臓は破裂し、一時的に貴方を再起不能に追い込むという、ゴルトの最終手段でした」

「……へえ」


 正直なところ、そんな終わったことに興味はなかった。
 例えそれがあの戦いで起こったとしても、あの戦いはハイゼットの圧勝で終わった。
 そう断言できる自信がある。


「生まれながらの死神。美しい肢体に、整った顔立ちと、冷たい暴力を兼ね備えた、完璧な存在」


 うっとりと、ドクトールはこちらに視線を向けた。
 そういう視線は受け慣れている。とくに何も感じなかった。


「私は貴方に恋をしてしまった。永遠に手元に置いておきたい、とそう思ってしまったのです」


 思わず吹き出しそうになったが、それも上手くできなかった。
 どうやらまだ損傷した肉体の修復がうまくいってないらしい。
 あまり体に力がはいらない。ぼやけた視界は少しずつクリアにはなっているが、それも遅いと感じるほどだ。

(なんか薬物投与されてるっぽいな)

 それでも、彼はあまり焦ったりはしなかった。
 そんなことがなかったわけじゃない。
 それでも『死なない』というポテンシャルがそうさせているのもあるが、それとは別に、『ターゲットが『彼』である』ということもある。
 この感情が一ミリでもハイゼットに向けられていたならば、彼は即座に目の前のソレを殺しただろう。
 けれど彼自身がここから出ていく様子はなく、また、目的を自分だと明かしている。
 ともすれば、魔界の安全は保障されているようなものだ。
 とくに、さしたる危機もない。


「でも貴方は目を離すとすぐにどこかへいなくなってしまうでしょう。だから、ここで展示物にしてしまおうと思いまして」

「展示物?」

「ええ。特殊な薬品の開発に成功しました。これを貴方の肉体になじませて、薬品の水につけておけば栄養をとらずともその体はそのまま保存されるうえ、かなり強い筋弛緩剤を含んでいますので体を動かすことはままなりません」


 ドクトールはとても自慢げに、注射器を振りかざした。
 針の先から、つー、と液体が漏れていく。
 青色の蛍光色の液体。
 どうみても体によさそうなシロモノではない。

(なるほど。確かにまあ、力は入らねえわな)

 ぐ、と手のひらに力を入れようとしたが、それもままならない。
 まるで脳の指令がそこに到達していないようだ。


「意識はあるまま、貴方は私と、ここで永遠に生き続けるのです」

「っ、う」


 ぶす。
 首筋に鋭い痛みが走る。
 ドクトールが注射針を彼の首に突き刺していた。
 ぐぐ、と親指で薬品が体内に押し出されるのを感じる。じわじわと、まるで毒にでも侵されていくような感覚だ。


「……厄介なストーカーだな、お前。俺があの通路通るのを、ずーっと待ってたってことか?」

「ええ。幸い私、今、体の細胞が劣化していかないように薬品を自分の体に投与しておりますので。ふふ、一応、永遠を生きられる予想です」

「そりゃ何よりだ」


 からかうような微笑みに、ドクトールは不思議そうに小首を傾げた。


「貴方、どうしてそんなに余裕なんです?」


 胸のあたりが熱い。
 修復をしようと細胞がオーバーヒートしているようだ。
 けれどそれを、投与された薬品が邪魔している。
 まるで戦争のようだ。


「もっと抵抗すると思って、こちらは色々拷問具まで用意しましたのに」

「なんだ、使いたかったのかよ」

「それは、まあ……少し想像して昂りもしましたが」

「変態もそこまでいくと笑えてくるな。その感情の矛先が俺で本当によかったと思うわ」


 ようやくのこと、視界はクリアになった。
 辺りは薄暗く、明かりというものがこの辺りにしかない。
 ドクトールがどうやってか改造を施したのだろう。この通路の底には、何もなかったはずだ。
 しかし目の前にはまるで実験施設のような機会類が見える。
 彼が拘束されているこの器具も、ドクトールがどういう手段を講じてか持ってきたものなのだろう。

(さて、どうしたもんか)

 どれほど深い場所に落ちたのかはわからないが、飛べないことはなさそうだ。
 もう少し、いや、もうしばらく回復に専念させれば、『能力』も使えることだろう。


「ああ」


 ドクトールは何か思いついたように声を上げた。


「そうだ、そうそう。貴方のあの青い炎。冷たい『死』ですが」

「?」

「あれを使われては困りますので貴方を保管する容器には『魔力』の吸引具をつけますね」


 デスは少し目を細めた。
 それは、少し都合が悪い。


「ご安心下さい。貴方さえ手に入れば、私はここから出ることはないし、誰に危害を及ぼす可能性もない」

「…………」

「貴方一人の犠牲で、魔界から一つ危険要因が消えるのです。素晴らしいことだと思いませんか?」


 それきり、デスは押し黙った。
 魔力の回復が先か、あるいは、彼がデスをその容器とやらに押し込むのが先か。

(この回復状況だと、ダメだ、間に合うかどうか)

 ──けれども。
 ふと脳裏によぎったのは、『それでラクになれる』というものだった。
 それに閉じ込められてしまえば、ため息をつきながら何かの後始末をする必要はない。
 ハイゼットはファイナルと二人で生きようとするだろう。
 それこそ、夫婦のあるべき形だ。
 こんなふうに身を隠してさえいれば、見つかることは恐らくないのだ。
 であれば、それもまあ。

(悪くない終わり方か?)

 ずっと走ってきた。
 この時のために、ずっとだ。
 あとは裏方に消えよう、と思っていたが、それからすらも退場したって誰も怒りはしないだろう。

(……妹たちもまあ、帝王城にいるらしいし、安泰だろ)

 自分の役目など、もはや。
 とうにないに等しいのだから。



「デス────っ!」



 不意に、耳に届いたのは。
 馬鹿みたいに声を荒げて落ちてくる、親友の怒鳴り声だった。


「は」


 思わず目を丸くした。
 ここには絶対に落ちるなとあれだけいったのに、とか。
 そもそもどうやってこの通路を見つけたのか、とか。
 仕事を放り出して何をやってんだお前は、とか。
 言おうとした言葉が喉の奥で詰まって渋滞中だ。


「て、帝王!?」


 ドクトールは、慌てて退こうとして尻餅をついた。
 それはそうだろう。デスだって拘束などされていなければそうなっていたかもしれない。


「デスっ、デスっ、しっかりして、大丈夫? 俺のことわかる?」


 ハイゼットは、すちゃっと着地するやいなや、真っ先にデスに駆け寄った。
 それから、その体にぺたぺたと触れる。まるで確認するかのようだった。
 ドクトールのことは全くの無視である。
 そのひどく困惑した顔が近づいてきて、デスは残っていた力の全てをつぎ込んで、彼に頭突きをかました。


「いだあ!?」


 これには、ハイゼットも悲鳴である。
 助けに来たのに! といわんばかりの目に、デスはため息をつく。


「何やってんだお前! ここには降りるなって言っただろ! それに仕事はどうした!」

「や、だって、デスがいなくって、それで」

「俺がいない程度で放り出していいわけねえだろうが!」

「いない程度だって!? 違うよ、デスがいないって重大な案件なんだよ! ほかの仕事なんかより、よっぽど!」


 痴話げんか勃発である。
 ドクトールは、そーっと注射器を手に取った。
 そろり、そろり、と帝王の背後へ近寄っていく。
 しかし。


「ハイゼット! 後ろ見ろ馬鹿!」

「わかってるよ! 忘れてないよ別に!」


 思い切り振り回されたハイゼットの羽根に注射器は遠くに払い飛ばされ。


「ドクトールでしょ!? 今から説教するとこだから!」

「あぐ!?」


 不用意に伸ばされた彼の腕は、ドクトールの頬へドッと入り。
 彼はハイゼットの意識外の暴力の前に、地面に膝をついた。
 目をぱちぱちと見開く。
 デスからの暴力は覚悟していたが、ハイゼットからのそれは覚悟していなかったゆえの混乱である。


「あ、あれ?」

「足元だ。お前のパンチくらって奴さん、口からぼたぼた血ィ流してるぞ」

「あれー!? なんで? どうして? ご、ごめん!」


 ハイゼットは慌ててドクトールの傍にしゃがみこんだ。
 が、ドクトールはその勝機を逃さなかった。
 覗き込んできたハイゼットの頭に、デス同様頭突きを食らわせて、すぐに退いた。


「いった、ちょ、何。頭突き流行ってるの?」


 ハイゼットは涙目である。


「くそ、帝王め……、どうして、ここが!」

「どうして? 変なこときくね」


 す、とハイゼットの目が据わる。 
 その銀色の視線に撫でられて、ドクトールはびくりと震えた。


「ここは俺の城だよ。俺が把握していないことなんてない。……それに」


 ハイゼットは、ちらりとデスを見た。
 彼の体はいまだに拘束されたままである。


「デスは、俺のものだ。誰にも渡さない。だから、俺がここに駆け付けるのは必然なんだよ」

「ひ、い!?」


 彼が何かする前に、ハイゼットの魔法がドクトールを捕えた。
 魔力壁が、四方八方から現れ、彼の体を箱詰めするように固まった。
 それを見てから、ハイゼットは改めてデスに向き直った。
 すでに彼の体は表面が回復している。目立った外傷はないように見える。

(でも、拘束具を解く気配がない)

 そ、とその体に触れる。
 デスはとくに抵抗する様子がない。


「死ぬほど心配したんだけど」

「……そうかよ」

「勝手にいなくならないでよ」


 ハイゼットは、ぎゅ、とその身動きできない体に抱き着いた。
 必然的にドクトールに見せつけるような形となる。
 計画的犯行なのか、無垢なのか、天然なのか、ドクトールはぎり、と奥歯を噛み締めた。


「あのね、デス。俺は──」

「! 馬鹿、後ろ!」

「!」


 ドン、という大きな音の後に、真っ白な光が辺り一帯を覆った。
 それから、ものすごい衝撃波だ。
 光に飲まれながら、ドクトールが何かのスイッチを押すのを、デスは視認していた。
 おそらくは自爆だ。
 用心深い彼のことだ、何か不手際があれば、そうするつもりだったのだろう。
 この空間すべてを破壊して、何もかも道ずれにして。

(……だが、まあ)

 ハイゼットは、微動だにしなかった。
 ただその視線を向けただけで、強固な防御魔法を発動。
 デスをも一緒に庇うように発動して、ドクトールの最後の一撃からあっさりと身を守ってしまった。

(帝王なんだなあ)

 しみじみと思う。
 自分だったら、この規模の魔法を条件反射的には発動できない。
 せいぜい、ハイゼットをかばってどこかへ転がり込み、自分の体を盾にするくらいだ。


「くそ……」


 光が終わると、ハイゼットは小さくそう呟いた。
 ドクトールの体は木っ端みじんに消えていて、その魂だけが、ふよふよと漂っていた。
 咄嗟のことで、彼までは守り切れなかったのか。
 頭に血が上っていて、守ろうとしなかったのか。
 ほどなくして、ハイゼットはデスの体を拘束具から解いた。
 自由になった体で多少ふらつきながら、デスはドクトールの魂をがしりと鷲掴みにした。


「それ……」


 どうするの、とは続かなかった。
 デスはそうされる前に手のひらから青い炎を出して、その魂をはらはらと灰へ変えてしまった。
 ほどなくして、あちこちからパキパキとひび割れるような音がした。
 空間が壊れ始めているらしかった。


「デス!」


 同時に、デスも床へと崩れ落ちた。
 先ほどまでは開いていた瞼が、閉じられていて呼び掛けに反応する気配もない。

(もう、無茶をするから!)

 ハイゼットの脳裏には、あの青い炎が思い浮かんだ。
 きっと最後のあれがよくなかったに違いない、とデスを抱え上げると、彼は地面を強く蹴って上へと舞い上がった。
 落ちてくる天井の破片を避けながらドアの方に向かって飛び込む。
 通路が完全に崩れ落ちて空間が壊れるのと、ハイゼットらが脱出するのはほぼ同時のことだった。


 
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