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423話 詩音と赤ちゃんが来た・2
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私は詩音と先輩に新しい名刺を渡した。見てもらわないとね。
「私、個人事業主なんだよ。インスタもやっているんだ。私の作品も見る?」
うんうん、私が描いた挿絵が出ている雑誌を持ってきて見せた。
「うわ~すごーい!」先輩が「これ有名な雑誌社じゃないですか?」って言っていた。えへへへ。
「上田先生のおかげなんだけどね」なんとか色々と継続させてくれているんだ。
でも1日に描ける時間があまりないから、仕事をちょっと制限しているんだよ。
「春ちゃんがあんまりやらせてくれないんだよ」と私が言ったら、春ちゃんが吹き出していた。
「春ちゃんが身体第一って言うから、仕事が出来る時間の分しか受けないようにしているんだよ」
「ふっ、それはそうなんじゃないの?」って先輩が言っていた。
そうだ、夏はねえ、春ちゃんの大学病院でもう実習をしているんだよ。
今医大の5年生なんだよね?
「へえ~」って二人とも感心していた。
「浅田、お前は本当に努力家だよねえ。本当に偉いよ!」って褒めてくれていたから、夏は盛んに照れていたよ。
「お兄さん、夏は病院ではどんな感じなんですか?」詩音が聞くと、またまた夏が照れまくりだ。ふふふ。
「そうだねえ、一生懸命やっているんじゃないかな? 俺は一緒にやる機会がないから分からないんだけどね」
「浅田は、今どこにいるんだよ?」
「俺は今、内科ですよ。5年と6年はローテーションで、ずっといろんなところを回って実習をするんですよ」
「ふ~ん、そうなんだ。お兄さんと一緒に仕事をすることはないの?」
「いや~それはないかな。俺は非常勤だから、指導医はやらないんだよ。だからどうなんだろうねえ?まだわからないけどね。でもかなりくすぐったい感じだよね。きっと」なんて春ちゃんがニコニコして言うからなあ。
春ちゃんも夏に甘いんだよねえ。
ほら、そんなことを言うから、夏が頭を抱えて悶絶していたよ。
(そんなに意識していてどうする?バレバレだよ)
「私、個人事業主なんだよ。インスタもやっているんだ。私の作品も見る?」
うんうん、私が描いた挿絵が出ている雑誌を持ってきて見せた。
「うわ~すごーい!」先輩が「これ有名な雑誌社じゃないですか?」って言っていた。えへへへ。
「上田先生のおかげなんだけどね」なんとか色々と継続させてくれているんだ。
でも1日に描ける時間があまりないから、仕事をちょっと制限しているんだよ。
「春ちゃんがあんまりやらせてくれないんだよ」と私が言ったら、春ちゃんが吹き出していた。
「春ちゃんが身体第一って言うから、仕事が出来る時間の分しか受けないようにしているんだよ」
「ふっ、それはそうなんじゃないの?」って先輩が言っていた。
そうだ、夏はねえ、春ちゃんの大学病院でもう実習をしているんだよ。
今医大の5年生なんだよね?
「へえ~」って二人とも感心していた。
「浅田、お前は本当に努力家だよねえ。本当に偉いよ!」って褒めてくれていたから、夏は盛んに照れていたよ。
「お兄さん、夏は病院ではどんな感じなんですか?」詩音が聞くと、またまた夏が照れまくりだ。ふふふ。
「そうだねえ、一生懸命やっているんじゃないかな? 俺は一緒にやる機会がないから分からないんだけどね」
「浅田は、今どこにいるんだよ?」
「俺は今、内科ですよ。5年と6年はローテーションで、ずっといろんなところを回って実習をするんですよ」
「ふ~ん、そうなんだ。お兄さんと一緒に仕事をすることはないの?」
「いや~それはないかな。俺は非常勤だから、指導医はやらないんだよ。だからどうなんだろうねえ?まだわからないけどね。でもかなりくすぐったい感じだよね。きっと」なんて春ちゃんがニコニコして言うからなあ。
春ちゃんも夏に甘いんだよねえ。
ほら、そんなことを言うから、夏が頭を抱えて悶絶していたよ。
(そんなに意識していてどうする?バレバレだよ)
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