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667話 面接・理学療法士+技師
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夏は早速、皮膚科医を呼んで、フットケアのスタッフを採用して教習を始めている。
場所がないのでRIKOカンパニーの会議室を借りている。カンパニーには本当に申し訳ない。
もちろんカンパニーのスタッフにはみんな練習台になってもらっている。
さて、土曜は午後から面接だ。夏が説明する。
「今日の予定は、臨床検査技師1名。放射線技師1名、理学療法士2名、受付事務が2名とリハビリ受付に2名です」
「そうか、何人来ている?」
「お兄さんの手間を省くために人数は募集人数と同じになっています」
「おい、夏、またかよ」
「はい、またです。だって楽でしょう?」
「じゃあ、まとめて全員入ってもらってください」
「はい、わかりました」
「皆さん、どうぞ全員お入りください」 次々に8人が入って来た。中々壮観だ。
俺は精一杯の笑顔で応対した。
「初めまして、病院長の北原です。今日はわざわざ面接にお越しくださってありがとうございます」
夏「ではご紹介します。右から理学療法士の加納聡さんと小林拓海さんです」
驚いた!二人ともなんて長身でイケメンなんだ!よく夏が選んだなあ。
「続きまして、放射線技師の萩野陽人さんと、臨床検査技師の三坂裕人さんです」
ええ??これまた二人とも爽やかなイケメンじゃないか。なんだ、俺を試してるのか?
夏「続きまして、受付事務の川田麻子さんと広野ゆり子さんです」
夏「最後はリハビリ受付の、谷川桂子さんと荻野陽子さんです。ちなみに荻野さんは放射線技師の荻野さんとご夫婦です。以上です」
「はい、ありがとうございます。どうぞ皆さん、お掛けください」
「荻野さんはご夫婦でいらしてくださったんですね。うれしいです。どうしてご夫婦でこちらに来ようと思われたのですか?決断には迷いもあったのではないでしょうか?」
夫婦で顔を見合わせ、どちらが答えるのか迷っているようだ。
「良いですよ。それぞれにお答えくださいますか?じゃあ、先にご主人の方からどうぞ」
「ええっと、僕はずっとインスタを見ていてファンなんです。それで、募集の記事を読んで迷わず応募しました。そしたら妻が僕の転職先が気になるらしくて一緒に応募するというので、連れてきました」
「はあ、そうなんですか?」奥さんの方を見た。
「はい、そうなんですが、やはりそばにいた方が安心できるかなと思いまして……」
なるほどね。確かにモテそうだし、見張っておかないと心配になるかもな。
場所がないのでRIKOカンパニーの会議室を借りている。カンパニーには本当に申し訳ない。
もちろんカンパニーのスタッフにはみんな練習台になってもらっている。
さて、土曜は午後から面接だ。夏が説明する。
「今日の予定は、臨床検査技師1名。放射線技師1名、理学療法士2名、受付事務が2名とリハビリ受付に2名です」
「そうか、何人来ている?」
「お兄さんの手間を省くために人数は募集人数と同じになっています」
「おい、夏、またかよ」
「はい、またです。だって楽でしょう?」
「じゃあ、まとめて全員入ってもらってください」
「はい、わかりました」
「皆さん、どうぞ全員お入りください」 次々に8人が入って来た。中々壮観だ。
俺は精一杯の笑顔で応対した。
「初めまして、病院長の北原です。今日はわざわざ面接にお越しくださってありがとうございます」
夏「ではご紹介します。右から理学療法士の加納聡さんと小林拓海さんです」
驚いた!二人ともなんて長身でイケメンなんだ!よく夏が選んだなあ。
「続きまして、放射線技師の萩野陽人さんと、臨床検査技師の三坂裕人さんです」
ええ??これまた二人とも爽やかなイケメンじゃないか。なんだ、俺を試してるのか?
夏「続きまして、受付事務の川田麻子さんと広野ゆり子さんです」
夏「最後はリハビリ受付の、谷川桂子さんと荻野陽子さんです。ちなみに荻野さんは放射線技師の荻野さんとご夫婦です。以上です」
「はい、ありがとうございます。どうぞ皆さん、お掛けください」
「荻野さんはご夫婦でいらしてくださったんですね。うれしいです。どうしてご夫婦でこちらに来ようと思われたのですか?決断には迷いもあったのではないでしょうか?」
夫婦で顔を見合わせ、どちらが答えるのか迷っているようだ。
「良いですよ。それぞれにお答えくださいますか?じゃあ、先にご主人の方からどうぞ」
「ええっと、僕はずっとインスタを見ていてファンなんです。それで、募集の記事を読んで迷わず応募しました。そしたら妻が僕の転職先が気になるらしくて一緒に応募するというので、連れてきました」
「はあ、そうなんですか?」奥さんの方を見た。
「はい、そうなんですが、やはりそばにいた方が安心できるかなと思いまして……」
なるほどね。確かにモテそうだし、見張っておかないと心配になるかもな。
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