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ローゼと秋祭り②
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ローゼは今日、いつもより早起きをした。朝が特別苦手なローゼだが、今日は絶対に起きると普段なら使わない目覚まし時計を寝る前にセットしたのだ。早朝、けたたましく鳴り響く目覚まし時計を乱暴に叩いたローゼはしばらく眠気と戦い、ようやくベッドから起き上がった。
「起き…なければ…!」
ローゼがふらふらしながら階下に向かっていると、いい匂いがする。
「おはよう、ローゼ。ご飯出来てるから食べてね」
「おはよう、ふぁあ…失礼。ヴァルド、君は?」
思わず溢れてしまった欠伸を噛み殺しながらローゼは尋ねた。
「ふふ、まだ眠たいんだね。俺は会場の設営をしてくる。また迎えに来るから出掛ける準備をしておいてね」
「あぁ、心得たよ」
行ってくる、とヴァルドに額にキスを落とされ、ローゼの顔は爆発しそうなくらい熱くなった。
そう、今日は秋祭り当日である。昨日は生まれたばかりの乳児を見つけたりと混乱もあったが、祭りに支障はないだろうと国から判断された。入院している乳児の容体が安定しているということもある。
ローゼは食卓に着き、いただきますをした。今日の献立も美味しそうである。今日はハードパンのサンドイッチだ。ハムにチーズ、そして、薄くスライスした玉ねぎに、酸味のあるソースが挟まっている。ローゼががぶりと思い切りサンドイッチに齧りついてみたが具には辿り着かなかった。とにかくパンが硬いので、一生懸命咀嚼して飲み込む。
「ん…!」
ようやく具に辿り着き、ローゼは旨味を噛み締めた。ごくん、と飲み込み、次はスープを食べることにする。今日はコーンスープだった。ローゼの一番のお気に入りだ。
「お祭りの日にコーンスープだなんてヴァルドは分かっているね」
スープの温度で温かくなったマグカップを持ち、ローゼは息を吹きかけて冷ました。ようやく飲める頃合いだ。ローゼはごくっと一口飲んで、息を漏らした。
「あ!ゆっくり食べている場合ではなかったね」
ローゼは食べるのが遅い。そんなローゼをヴァルドはいつも急かさずに待っていてくれる。ローゼは自分の中では最大級の速さで朝食を食べ終えた。
「ふう…ごちそうさまでした。さあ、着替えをしなければね」
お腹がいっぱいになると横になりたくなる衝動が走るが、ローゼはそんな自分を諫めた。祭り用にとヴァルドがくれたワンピースに袖を通す。
「ん…なかなか可愛らしいデザインだね。さて、次はメイクだね」
ローゼはいつも化粧をしている。日焼け対策が主だが、ヴァルドにいつでも可愛いと思っていてもらいたいという気持ちからでもある。
「僕はヴァルドの為にメイクをしているからね」
メイク道具が入ったポーチを手にドレッサーの前に座った。ヴァルドがローゼのためにと作ってくれたものだ。
「さぁ、塗るかな」
化粧をする気合いを込めて、ローゼはメイクを始めた。
*
「ローゼ、お待たせ。準備…」
ヴァルドが固まっているのを見て、ローゼは首を傾げた。
「どうしたんだい?ヴァルド」
「ワンピースすごく可愛いよ。ローゼにとても似合うね」
「ふふっ、当たり前だろう」
「ローゼ、この髪飾りも付けてみたら?」
ヴァルドに手渡されたのは黄色いリボンの形をしたクリップだった。ローゼは右の耳元の髪の毛をまとめてクリップで留めた。
「可愛い…ローゼは本当にお姫様だよね」
「ありがとう。ヴァルド」
いつの間にかヴァルドに抱き寄せられている。
「ローゼ、今日はよろしくね」
「あぁ、もちろんさ。今日の君はパートナーであり戦友なのだからね」
「そうだね」
二人は手を繋いで屋敷から出た。ローゼは町の飾り付けに驚いた。昨日の時点ではなかった飾りが増えていたからだ。
「さっき飾ったのかい?」
「うん。もうこのあたりの人たちは準備に慣れているからね」
更に歩いていくと町の中央にある広場に着いた。屋台がいくつも並んでいる。この屋台も先程建てたらしい。ヴァルドは迷いなく1つの屋台に入った。
「俺たちのお店はここ。売り切れたらおしまいだから頑張ろうね」
「分かったよ」
ヴァルドが保管していたジャムを屋台に並べ、ローゼ手製の値札を飾った。
「ヴァルド様!ここにいらっしゃいましたか!」
「久しぶりだね、じぃ。ローゼ、この人の事知ってるよね?」
「もちろんだとも。父がお世話になっております。国防長官様」
ローゼはワンピースの裾を摘んで挨拶をした。
「ローゼ嬢は本当にお美しい…よかったですな、殿下」
「もう殿下じゃないよ。で、なにかあったの?」
彼は辺りを見回して、ヴァルドに何やら耳打ちした。
「そう…後でいい?」
「構いません。では私はこれで」
頭を下げて彼は行ってしまった。
「どうしたんだい?ヴァルド?」
「…昨日の乳児の母親が見つかったんだ」
「そうか。きっと大変な思いをしただろうね」
「そうだね…」
ヴァルドの拳が震えていることにローゼは気が付いていた。だが、それには敢えて触れなかった。
「ヴァルド、僕にはちょっとした特技があってね?」
「?」
きょとんとしたヴァルドにローゼは妖艶に笑い掛けた。屋台の間を華麗に駆け抜けて広場の真ん中に向かう。そこでローゼは激しいステップで踊った。ヴァルドの気をとにかく引きたかった。彼の怒りを少しでも鎮めたかった。
そこにちょうど居合わせた打楽器を持った男たちがローゼの舞にリズムを合わせてくれる。そうなったことで、ローゼのダンスは他の者の目にも留まることになった。ローゼがヴァルドに向けてポーズを決めると周りから拍手が起きる。ヴァルドもはじめは困惑していたようだが、最終的には拍手してくれた。
「ローゼ、君って子は」
ヴァルドにぎゅっと抱き締められる。ローゼも遠慮なく抱き着いていた。周りから二人を祝福する歓声が起きた。
*
「はい、これが最後だよ。ありがとう」
ヴァルドが客にジャムを手渡している。ローゼは横でそれを見ていた。日は短くなり既に暗くなっている。少し風も出てきた。
「ローゼ」
ヴァルドが自分の上着をローゼに羽織らせてくれた。
「ありがとう、ヴァルド」
「…ね、ローゼ?」
珍しくヴァルドの声のトーンが低い。
「どうしたんだい?」
「今朝は俺のために踊ってくれたんだよね?」
「あぁ。結果悪目立ちをしてしまったがね」
「悪目立ちなんてそんな…。ローゼが天使に見えた。すごく綺麗だった。今も」
ぎゅっとヴァルドに抱き寄せられてローゼは微笑んだ。
「君を愛しているのだから当然だろう?」
「俺は君のようには出来ないけれど…俺も君を愛しているよ」
「ヴァルドが僕を愛していることくらいとっくに知っている」
二人は笑って口づけ合った。
「あのね、ローゼ」
「分かっているよ。乳児の母親に会うんだろう?」
「そう。俺、本気で怒ってる」
「奇遇だね、僕もさ。頰を張り飛ばしたいくらいだよ」
「女の子の顔を殴るのはちょっと…」
「子どもなのかい?」
「16歳って聞いた。怖くて誰にも言えなかったって。父親も誰か分かってる」
「そうか…」
二人は頷き合っていた。
*
二人は病院に来ている。すぐさま病室に案内された。二人が中に入ると重苦しい沈黙が流れている。
「君がお母さんかな?」
ローゼの問いかけに、ベッドで下を向いていた少女が肩を震わせた。
「君がお父さん?」
ベッドの脇にいたのは、少女と同年代に見える少年である。彼もまた身体に力を入れる。
「君たちがやろうとしたことは殺人なんだ」
ローゼの言葉に二人が嗚咽を漏らした。
「赤ちゃんが出来るなんて思わなくて…私たち…」
少女が弱々しい声で訴えてくる。
「避妊しなかったのかい?」
「しなかった…危ないなんて思わなかった」
ローゼはヴァルドを見て頷いた。
「赤ん坊はちゃんと育ててくれる里親を探せるようになるまでの間、僕たちが育てる。君たちはこれから一切赤ん坊に近付くな。いいね?」
「わかりました」
二人は渋々といった様子で頷き、俯いた。
*
ローゼとヴァルドは屋敷に戻ってきている。ローゼは湯浴みをして、ネグリジェに着替えていた。
「あの子たちが家族になるのは難しかったかな?」
「そうだね。彼女たちがちゃんと周りに助けを求められていたらもしかしたら」
「君はもう怒っていないのかい?」
「ローゼが俺の分まで怒ってくれたもの」
「もしかして僕は鬼に見えるのかな?」
ローゼがそうヴァルドに問い掛けると彼は笑った。
「鬼は美しい存在でもあるらしいからそうかもしれないね」
先程乳児の様子も見てきたが、まだ自発呼吸すら難しいようだった。
「あの子に名前をあげたいな」
「そうだね、女の子だしローゼみたいな綺麗な響きの名前がいいな」
二人は考えた。
「リズウィットはどうだい?」
「可愛いね。そうしようか。リズウィットの為に俺たちも頑張らなくちゃだね」
「あぁ、頑張ろう。どうやら僕たちはずっと戦友のままのようだね」
「たまにはパートナーさせて」
ヴァルドがローゼを抱き上げてベッドに押し倒す。彼との性行為にまだ慣れていないローゼである。
「優しくしてくれ」
「約束する。ローゼ、愛してるよ」
「起き…なければ…!」
ローゼがふらふらしながら階下に向かっていると、いい匂いがする。
「おはよう、ローゼ。ご飯出来てるから食べてね」
「おはよう、ふぁあ…失礼。ヴァルド、君は?」
思わず溢れてしまった欠伸を噛み殺しながらローゼは尋ねた。
「ふふ、まだ眠たいんだね。俺は会場の設営をしてくる。また迎えに来るから出掛ける準備をしておいてね」
「あぁ、心得たよ」
行ってくる、とヴァルドに額にキスを落とされ、ローゼの顔は爆発しそうなくらい熱くなった。
そう、今日は秋祭り当日である。昨日は生まれたばかりの乳児を見つけたりと混乱もあったが、祭りに支障はないだろうと国から判断された。入院している乳児の容体が安定しているということもある。
ローゼは食卓に着き、いただきますをした。今日の献立も美味しそうである。今日はハードパンのサンドイッチだ。ハムにチーズ、そして、薄くスライスした玉ねぎに、酸味のあるソースが挟まっている。ローゼががぶりと思い切りサンドイッチに齧りついてみたが具には辿り着かなかった。とにかくパンが硬いので、一生懸命咀嚼して飲み込む。
「ん…!」
ようやく具に辿り着き、ローゼは旨味を噛み締めた。ごくん、と飲み込み、次はスープを食べることにする。今日はコーンスープだった。ローゼの一番のお気に入りだ。
「お祭りの日にコーンスープだなんてヴァルドは分かっているね」
スープの温度で温かくなったマグカップを持ち、ローゼは息を吹きかけて冷ました。ようやく飲める頃合いだ。ローゼはごくっと一口飲んで、息を漏らした。
「あ!ゆっくり食べている場合ではなかったね」
ローゼは食べるのが遅い。そんなローゼをヴァルドはいつも急かさずに待っていてくれる。ローゼは自分の中では最大級の速さで朝食を食べ終えた。
「ふう…ごちそうさまでした。さあ、着替えをしなければね」
お腹がいっぱいになると横になりたくなる衝動が走るが、ローゼはそんな自分を諫めた。祭り用にとヴァルドがくれたワンピースに袖を通す。
「ん…なかなか可愛らしいデザインだね。さて、次はメイクだね」
ローゼはいつも化粧をしている。日焼け対策が主だが、ヴァルドにいつでも可愛いと思っていてもらいたいという気持ちからでもある。
「僕はヴァルドの為にメイクをしているからね」
メイク道具が入ったポーチを手にドレッサーの前に座った。ヴァルドがローゼのためにと作ってくれたものだ。
「さぁ、塗るかな」
化粧をする気合いを込めて、ローゼはメイクを始めた。
*
「ローゼ、お待たせ。準備…」
ヴァルドが固まっているのを見て、ローゼは首を傾げた。
「どうしたんだい?ヴァルド」
「ワンピースすごく可愛いよ。ローゼにとても似合うね」
「ふふっ、当たり前だろう」
「ローゼ、この髪飾りも付けてみたら?」
ヴァルドに手渡されたのは黄色いリボンの形をしたクリップだった。ローゼは右の耳元の髪の毛をまとめてクリップで留めた。
「可愛い…ローゼは本当にお姫様だよね」
「ありがとう。ヴァルド」
いつの間にかヴァルドに抱き寄せられている。
「ローゼ、今日はよろしくね」
「あぁ、もちろんさ。今日の君はパートナーであり戦友なのだからね」
「そうだね」
二人は手を繋いで屋敷から出た。ローゼは町の飾り付けに驚いた。昨日の時点ではなかった飾りが増えていたからだ。
「さっき飾ったのかい?」
「うん。もうこのあたりの人たちは準備に慣れているからね」
更に歩いていくと町の中央にある広場に着いた。屋台がいくつも並んでいる。この屋台も先程建てたらしい。ヴァルドは迷いなく1つの屋台に入った。
「俺たちのお店はここ。売り切れたらおしまいだから頑張ろうね」
「分かったよ」
ヴァルドが保管していたジャムを屋台に並べ、ローゼ手製の値札を飾った。
「ヴァルド様!ここにいらっしゃいましたか!」
「久しぶりだね、じぃ。ローゼ、この人の事知ってるよね?」
「もちろんだとも。父がお世話になっております。国防長官様」
ローゼはワンピースの裾を摘んで挨拶をした。
「ローゼ嬢は本当にお美しい…よかったですな、殿下」
「もう殿下じゃないよ。で、なにかあったの?」
彼は辺りを見回して、ヴァルドに何やら耳打ちした。
「そう…後でいい?」
「構いません。では私はこれで」
頭を下げて彼は行ってしまった。
「どうしたんだい?ヴァルド?」
「…昨日の乳児の母親が見つかったんだ」
「そうか。きっと大変な思いをしただろうね」
「そうだね…」
ヴァルドの拳が震えていることにローゼは気が付いていた。だが、それには敢えて触れなかった。
「ヴァルド、僕にはちょっとした特技があってね?」
「?」
きょとんとしたヴァルドにローゼは妖艶に笑い掛けた。屋台の間を華麗に駆け抜けて広場の真ん中に向かう。そこでローゼは激しいステップで踊った。ヴァルドの気をとにかく引きたかった。彼の怒りを少しでも鎮めたかった。
そこにちょうど居合わせた打楽器を持った男たちがローゼの舞にリズムを合わせてくれる。そうなったことで、ローゼのダンスは他の者の目にも留まることになった。ローゼがヴァルドに向けてポーズを決めると周りから拍手が起きる。ヴァルドもはじめは困惑していたようだが、最終的には拍手してくれた。
「ローゼ、君って子は」
ヴァルドにぎゅっと抱き締められる。ローゼも遠慮なく抱き着いていた。周りから二人を祝福する歓声が起きた。
*
「はい、これが最後だよ。ありがとう」
ヴァルドが客にジャムを手渡している。ローゼは横でそれを見ていた。日は短くなり既に暗くなっている。少し風も出てきた。
「ローゼ」
ヴァルドが自分の上着をローゼに羽織らせてくれた。
「ありがとう、ヴァルド」
「…ね、ローゼ?」
珍しくヴァルドの声のトーンが低い。
「どうしたんだい?」
「今朝は俺のために踊ってくれたんだよね?」
「あぁ。結果悪目立ちをしてしまったがね」
「悪目立ちなんてそんな…。ローゼが天使に見えた。すごく綺麗だった。今も」
ぎゅっとヴァルドに抱き寄せられてローゼは微笑んだ。
「君を愛しているのだから当然だろう?」
「俺は君のようには出来ないけれど…俺も君を愛しているよ」
「ヴァルドが僕を愛していることくらいとっくに知っている」
二人は笑って口づけ合った。
「あのね、ローゼ」
「分かっているよ。乳児の母親に会うんだろう?」
「そう。俺、本気で怒ってる」
「奇遇だね、僕もさ。頰を張り飛ばしたいくらいだよ」
「女の子の顔を殴るのはちょっと…」
「子どもなのかい?」
「16歳って聞いた。怖くて誰にも言えなかったって。父親も誰か分かってる」
「そうか…」
二人は頷き合っていた。
*
二人は病院に来ている。すぐさま病室に案内された。二人が中に入ると重苦しい沈黙が流れている。
「君がお母さんかな?」
ローゼの問いかけに、ベッドで下を向いていた少女が肩を震わせた。
「君がお父さん?」
ベッドの脇にいたのは、少女と同年代に見える少年である。彼もまた身体に力を入れる。
「君たちがやろうとしたことは殺人なんだ」
ローゼの言葉に二人が嗚咽を漏らした。
「赤ちゃんが出来るなんて思わなくて…私たち…」
少女が弱々しい声で訴えてくる。
「避妊しなかったのかい?」
「しなかった…危ないなんて思わなかった」
ローゼはヴァルドを見て頷いた。
「赤ん坊はちゃんと育ててくれる里親を探せるようになるまでの間、僕たちが育てる。君たちはこれから一切赤ん坊に近付くな。いいね?」
「わかりました」
二人は渋々といった様子で頷き、俯いた。
*
ローゼとヴァルドは屋敷に戻ってきている。ローゼは湯浴みをして、ネグリジェに着替えていた。
「あの子たちが家族になるのは難しかったかな?」
「そうだね。彼女たちがちゃんと周りに助けを求められていたらもしかしたら」
「君はもう怒っていないのかい?」
「ローゼが俺の分まで怒ってくれたもの」
「もしかして僕は鬼に見えるのかな?」
ローゼがそうヴァルドに問い掛けると彼は笑った。
「鬼は美しい存在でもあるらしいからそうかもしれないね」
先程乳児の様子も見てきたが、まだ自発呼吸すら難しいようだった。
「あの子に名前をあげたいな」
「そうだね、女の子だしローゼみたいな綺麗な響きの名前がいいな」
二人は考えた。
「リズウィットはどうだい?」
「可愛いね。そうしようか。リズウィットの為に俺たちも頑張らなくちゃだね」
「あぁ、頑張ろう。どうやら僕たちはずっと戦友のままのようだね」
「たまにはパートナーさせて」
ヴァルドがローゼを抱き上げてベッドに押し倒す。彼との性行為にまだ慣れていないローゼである。
「優しくしてくれ」
「約束する。ローゼ、愛してるよ」
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