16 / 20
文化祭
ミスコンとたこ焼き
しおりを挟む
時は今から夏にさかのぼる。
僕の通う大平高校は、もうすぐ文化祭の準備が始まる。
高校に入って初めての文化祭だ。
何をするんだろう、なんて少し不安な気持ちと楽しみな気持ちがある。
ちら、と隣を見上げると、こちらを見つめられた。
「暑いな」
「そう、だね」
僕は慌てて視線を前に戻した。
なんだかこうして横に並んで一緒に歩くのも久しぶりだ。
中学生の時はこいつにあんなにべったりだったのに。
隣りにいる千尋は背が高くて、イケメンで、頭もいいと女子から評判がある。
男子からだって、(あいつはそうだよな)なんて納得されているくらいだ。
だから告白だってよくされるし、靴箱にラブレターなんて日常茶飯事だ。
でも当の本人ときたら、女の子やそういうことに全く興味がないらしい。
それでもまだ良かったのは、千尋が優しいことだ。
女の子に呼び出されればちゃんと行って断ってくる。男子も千尋がオーケーを出さないとわかりきっているので穏やかなものだ。
それより、他の少しかっこよくて女子にガツガツしている男子の方がよっぽど敵視される。
「加那、道ここであってんのか?」
「ここのはずだよ?」
文化祭の準備を始める前、僕達は文化祭実行委員なるものをクラスで決めた。
当然手なんて上がるわけもなく、見かねた先生がくじ引きをしたら、なんて提案をした。
そして、僕は当たりを引き当ててしまったのだった。
文化祭実行委員が嫌だったわけじゃない。
一緒にやるのが千尋じゃなければだけど。
僕達、実行委員は早速集められて、門の前にアーチを建てる話をされた。
必要かどうかはともかく、伝統だからと言われればやるしかない。
そして、その材料を僕たちが商店街に買いに来たというわけだ。
千尋が持っている地図を僕は覗き込んだ。
文房具屋さんは、この細い道を行ったところにあるらしい。商店街にあるとはとても言えないような場所にその店はあった。
「こっち」
僕は千尋を呼んで歩き出した。
千尋は素直に付いてくる。
(千尋ってば、相変わらず方向音痴だな。可愛い)
正直に言って、中学生の頃から、変わっていない千尋に少し嬉しさを感じていた。
千尋とちゃんと話さなくなってしばらく経つ。
(何いってんだよ、僕)
慌てて自分を諌める。
僕はもう、千尋を諦めたんだ。
気を引き締めて、文房具屋を探すと、すぐ見つかった。
中に入ると棚の上で小さい扇風機が回っている。涼しいとはとても言えなかったけど、ないよりはマシなのかな、なんて思う。
「いらっしゃい」
狭い店の奥に座っていたのは白髪のおばあさんだった。なんだかムスッとしているように見えて怖い。
「千代紙とケント紙が欲しいんですけど、あと」
全く気にせず千尋が言う。
勇気あるなぁ。こういう時に千尋がいると助かる。
おばあさんは少し考えているようだ。
そしてよろよろと立ち上がる。
大丈夫かな。
「大平のぼっちゃんたちね。息子から聞いてるよ」
よっこいしょ、とおばあさんが家に繋がっているらしい入り口にもたれかかる。
「シゲルー!ちょっとー!」
どうやらその息子さんを呼んだらしかった。
バタバタ、と音がする。
現れたのは気弱そうなお兄さんだった。
僕たちの制服を見て事情を察したらしい。
奥からダンボールを持って現れた。
「今年も文化祭のアーチ作るんだねー」
「あ、そうです」
にこにこと、声をかけられる。
「毎年ウチに注文してくれて助かるよー」
やっぱり不景気の波は強い。
返事に困っていると、お兄さんが箱の中身を確認し始めた。
「えーっと、ケント紙、千代紙、あとマジック、輪ゴム、うん、全部入ってるね」
言われた代金を支払う。
「ありがとうございました!」
千尋が何も言わずにダンボールを持ってくれた。
ちら、と見るとまた見つめ返される。
僕は気にしないことにして、先を歩き出した。
「加那」
千尋に声をかけられて、僕は立ち止まってしまった。
やってしまった。
「なあ加那?何をそんなに怒ってるんだよ」
「怒ってなんていないよ」
つい声がこわばる。これでは肯定したのと一緒じゃないか。
「加那、俺」
僕は振り返った。
千尋にこんな辛そうな顔をさせる権利なんて、僕にはない。
「千尋、一回しか言わない。よく聞いて?」
千尋に見つめられる。
「僕は千尋のこと、好きなんだ。気持ち悪いでしょ?」
千尋はしばらく黙っていた。
こうなることは想定内だ。
「加那」
静かに名前を呼ばれる。
何を言われるのか怖い。
「俺もお前が好きだ」
「は?」
何を言われたのかわからなかった。
今、すごくびっくりした気がする。
「千尋?」
「俺達、ずっと両想いだったんじゃないか」
そう呟かれて僕はようやく現状を認識した。
(ボクタチハリョウオモイ?)
「じゃあ千尋が今まで告白にOKしなかったのって」
「好きなやつがいるのにOKするわけない」
「えええ?」
この時人生で一番びっくりした。
僕達は学校に戻ってきていた。
講堂で女子生徒がダンスの練習をしていると誰かが言って、成り行きで見に行くことになった。
みんながなんだか浮かれている。
文化祭ってすごいなあ。
講堂では激しい音楽に合わせて踊っている女子がいっぱいいた。
あれだけ踊れるには相当練習が要りそうだ。
「あれ?文化祭のミスコンのポスターだ」
「グランプリにはたこ焼き一年分だって」
「いいなあ」
クラスでは明るいとされる男子三人組が呟いている。
「女子だけなんかずるいよね」
「え、これ女子だけなの?」
「ミスコンなんだから当たり前だろ」
そんなどうでもいいやり取りが続く。
「そうだ、本田っち、やればいいじゃん!」
「え?」
なんでこの流れで僕に話が飛んでくるの?
不思議に思っている間もなく、三人は盛り上がり始めた。
「本田っち、お母さんのお店で手伝ってるって言ってたじゃん」
「それはしてるけど」
それとミスコンに何の関係が?
僕の頭に疑問符が浮かぶ。
「本田っち普通に可愛いしいけるっしょ」
「どういうこと?」
まだ僕は事情が呑み込めなかった。
「女装して俺たちにたこ焼きを!」
「はあ?」
「あ、倉沢も頼むわ。お前、美人だしいけるって」
「何を言ってるんだ、お前ら。たこ焼きは俺達で食う」
流石に千尋も怒ったのかと思ったら違うベクトルだった。
「千尋!女装だよ?わかってる?」
「面白そうじゃないか」
意外とノリノリだった。
「じゃあ軽く申し込んでくる」
すたっと男子の一人が軽やかに申し込んでいる。推薦でもいいらしい。
いいのかなあ、これで。
まあ優勝なんてありえないよね。
なんて僕は軽く考えていた。
僕の通う大平高校は、もうすぐ文化祭の準備が始まる。
高校に入って初めての文化祭だ。
何をするんだろう、なんて少し不安な気持ちと楽しみな気持ちがある。
ちら、と隣を見上げると、こちらを見つめられた。
「暑いな」
「そう、だね」
僕は慌てて視線を前に戻した。
なんだかこうして横に並んで一緒に歩くのも久しぶりだ。
中学生の時はこいつにあんなにべったりだったのに。
隣りにいる千尋は背が高くて、イケメンで、頭もいいと女子から評判がある。
男子からだって、(あいつはそうだよな)なんて納得されているくらいだ。
だから告白だってよくされるし、靴箱にラブレターなんて日常茶飯事だ。
でも当の本人ときたら、女の子やそういうことに全く興味がないらしい。
それでもまだ良かったのは、千尋が優しいことだ。
女の子に呼び出されればちゃんと行って断ってくる。男子も千尋がオーケーを出さないとわかりきっているので穏やかなものだ。
それより、他の少しかっこよくて女子にガツガツしている男子の方がよっぽど敵視される。
「加那、道ここであってんのか?」
「ここのはずだよ?」
文化祭の準備を始める前、僕達は文化祭実行委員なるものをクラスで決めた。
当然手なんて上がるわけもなく、見かねた先生がくじ引きをしたら、なんて提案をした。
そして、僕は当たりを引き当ててしまったのだった。
文化祭実行委員が嫌だったわけじゃない。
一緒にやるのが千尋じゃなければだけど。
僕達、実行委員は早速集められて、門の前にアーチを建てる話をされた。
必要かどうかはともかく、伝統だからと言われればやるしかない。
そして、その材料を僕たちが商店街に買いに来たというわけだ。
千尋が持っている地図を僕は覗き込んだ。
文房具屋さんは、この細い道を行ったところにあるらしい。商店街にあるとはとても言えないような場所にその店はあった。
「こっち」
僕は千尋を呼んで歩き出した。
千尋は素直に付いてくる。
(千尋ってば、相変わらず方向音痴だな。可愛い)
正直に言って、中学生の頃から、変わっていない千尋に少し嬉しさを感じていた。
千尋とちゃんと話さなくなってしばらく経つ。
(何いってんだよ、僕)
慌てて自分を諌める。
僕はもう、千尋を諦めたんだ。
気を引き締めて、文房具屋を探すと、すぐ見つかった。
中に入ると棚の上で小さい扇風機が回っている。涼しいとはとても言えなかったけど、ないよりはマシなのかな、なんて思う。
「いらっしゃい」
狭い店の奥に座っていたのは白髪のおばあさんだった。なんだかムスッとしているように見えて怖い。
「千代紙とケント紙が欲しいんですけど、あと」
全く気にせず千尋が言う。
勇気あるなぁ。こういう時に千尋がいると助かる。
おばあさんは少し考えているようだ。
そしてよろよろと立ち上がる。
大丈夫かな。
「大平のぼっちゃんたちね。息子から聞いてるよ」
よっこいしょ、とおばあさんが家に繋がっているらしい入り口にもたれかかる。
「シゲルー!ちょっとー!」
どうやらその息子さんを呼んだらしかった。
バタバタ、と音がする。
現れたのは気弱そうなお兄さんだった。
僕たちの制服を見て事情を察したらしい。
奥からダンボールを持って現れた。
「今年も文化祭のアーチ作るんだねー」
「あ、そうです」
にこにこと、声をかけられる。
「毎年ウチに注文してくれて助かるよー」
やっぱり不景気の波は強い。
返事に困っていると、お兄さんが箱の中身を確認し始めた。
「えーっと、ケント紙、千代紙、あとマジック、輪ゴム、うん、全部入ってるね」
言われた代金を支払う。
「ありがとうございました!」
千尋が何も言わずにダンボールを持ってくれた。
ちら、と見るとまた見つめ返される。
僕は気にしないことにして、先を歩き出した。
「加那」
千尋に声をかけられて、僕は立ち止まってしまった。
やってしまった。
「なあ加那?何をそんなに怒ってるんだよ」
「怒ってなんていないよ」
つい声がこわばる。これでは肯定したのと一緒じゃないか。
「加那、俺」
僕は振り返った。
千尋にこんな辛そうな顔をさせる権利なんて、僕にはない。
「千尋、一回しか言わない。よく聞いて?」
千尋に見つめられる。
「僕は千尋のこと、好きなんだ。気持ち悪いでしょ?」
千尋はしばらく黙っていた。
こうなることは想定内だ。
「加那」
静かに名前を呼ばれる。
何を言われるのか怖い。
「俺もお前が好きだ」
「は?」
何を言われたのかわからなかった。
今、すごくびっくりした気がする。
「千尋?」
「俺達、ずっと両想いだったんじゃないか」
そう呟かれて僕はようやく現状を認識した。
(ボクタチハリョウオモイ?)
「じゃあ千尋が今まで告白にOKしなかったのって」
「好きなやつがいるのにOKするわけない」
「えええ?」
この時人生で一番びっくりした。
僕達は学校に戻ってきていた。
講堂で女子生徒がダンスの練習をしていると誰かが言って、成り行きで見に行くことになった。
みんながなんだか浮かれている。
文化祭ってすごいなあ。
講堂では激しい音楽に合わせて踊っている女子がいっぱいいた。
あれだけ踊れるには相当練習が要りそうだ。
「あれ?文化祭のミスコンのポスターだ」
「グランプリにはたこ焼き一年分だって」
「いいなあ」
クラスでは明るいとされる男子三人組が呟いている。
「女子だけなんかずるいよね」
「え、これ女子だけなの?」
「ミスコンなんだから当たり前だろ」
そんなどうでもいいやり取りが続く。
「そうだ、本田っち、やればいいじゃん!」
「え?」
なんでこの流れで僕に話が飛んでくるの?
不思議に思っている間もなく、三人は盛り上がり始めた。
「本田っち、お母さんのお店で手伝ってるって言ってたじゃん」
「それはしてるけど」
それとミスコンに何の関係が?
僕の頭に疑問符が浮かぶ。
「本田っち普通に可愛いしいけるっしょ」
「どういうこと?」
まだ僕は事情が呑み込めなかった。
「女装して俺たちにたこ焼きを!」
「はあ?」
「あ、倉沢も頼むわ。お前、美人だしいけるって」
「何を言ってるんだ、お前ら。たこ焼きは俺達で食う」
流石に千尋も怒ったのかと思ったら違うベクトルだった。
「千尋!女装だよ?わかってる?」
「面白そうじゃないか」
意外とノリノリだった。
「じゃあ軽く申し込んでくる」
すたっと男子の一人が軽やかに申し込んでいる。推薦でもいいらしい。
いいのかなあ、これで。
まあ優勝なんてありえないよね。
なんて僕は軽く考えていた。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
隊長さんとボク
ばたかっぷ
BL
ボクの名前はエナ。
エドリアーリアナ国の守護神獣だけど、斑色の毛並みのボクはいつもひとりぼっち。
そんなボクの前に現れたのは優しい隊長さんだった――。
王候騎士団隊長さんが大好きな小動物が頑張る、なんちゃってファンタジーです。
きゅ~きゅ~鳴くもふもふな小動物とそのもふもふを愛でる隊長さんで構成されています。
えろ皆無らぶ成分も極小ですσ(^◇^;)本格ファンタジーをお求めの方は回れ右でお願いします~m(_ _)m
過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます
水凪しおん
BL
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。
家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。
絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。
「大丈夫だ。俺がいる」
彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。
これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。
無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
悪役令息の兄って需要ありますか?
焦げたせんべい
BL
今をときめく悪役による逆転劇、ザマァやらエトセトラ。
その悪役に歳の離れた兄がいても、気が強くなければ豆電球すら光らない。
これは物語の終盤にチラッと出てくる、折衷案を出す兄の話である。
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる