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ワクチンと血
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プラチナの会の教え、それは人による生命の営みや尊さを諭すものらしい。
人のあるがままを尊び、病ですらもその人の美しさとする。そして、生涯を通しての人間としての追求。
僕はそれを聞いて、少し怖くなった。
考えとしてはいいものだと思うのに、彼らのしていることを知ってしまうとすごく不気味だ。
(病気の人を軟禁なんて)
うすれ病の患者の血を集めて精製したワクチン。
出来ればそんなこと、知りたくなかった。
ワクチンを作るために、血液をどれだけ使ったかなんて、考えたくもない。
もしかしたら、中にはそれで亡くなった人もいるのかもしれない。
彼らは何がしたいんだろう。
変わり果てたミユの姿をふと、思い出す。
そうだ、神だ。
彼らは神を作ろうとしていたんだ。
そのための犠牲をいとわずに。
「加那?」
千尋が心配そうにこちらを見つめてくる。
僕は何でもないふりを装って笑って見せた。
千尋には、ずっと心配をかけてしまっている。
僕が落ち込んでいてどうするんだ。
プラチナの会はプラチナのセンター街とも呼べるべき場所にあった。
とても大きいビルで、一見すると普通の企業に見える。
チヒロさんからの話によると、政治家や、政府官僚の中にも多く信者がいるらしい。
この宗教は、プラチナの歴史に深く絡みついている。
僕達はここまで、チヒロさんの運転する車で来た。
彼方姫はラボに残ることになった。(この時点では彼方姫に魔力はあるはずだ)
チヒロさんが先程からミユの通信端末に電話をかけている。
「だめだ、出ないな」
チヒロさんが通信端末を握りながら言う。
それにしても変な感じだ。
空には黒い雲が浮かんでいて、時々稲光が走っている。
ぽつ、と雫が垂れてきた。
雨だ。
「どうするんだ?カムイ」
千尋が尋ねるとチヒロさんは息を吐いた。
「正面突破するしかないかもしれない。強引な手は嫌だが、緊急事態だしな」
やっぱりそれしかないのか。僕は手元のケースを見つめた。中にはもう一つのカプセルが入っている。
「チヒロさん、僕の話聞いてくれますか?」
チヒロさんが運転席から振り返って僕を見つめた。
なんて言おうかずっと考えていたのに、肝心な時に言葉は出てこなかった。
ただケースをチヒロさんの前に差し出す。
「加那太?これは?」
「カプセルです。彼方姫が作った。飲んでください」
「彼方姫が?」
チヒロさんは困惑しているようだった。
それは当然だろう。
彼方姫がこのカプセルを作るのはまだ先の話なんだから。それに僕たちはまだ初対面のはずだ。
チヒロさんは考えてこう言った。
「分かった。飲もう。お前たちは信頼してもいいと思う。あのミユが心を開いたんだ」
僕はチヒロさんを見つめた。この人はいつも僕たちを信じてくれる。
そしてミユを本当に大事に思っている。
チヒロさんはカプセルを口に放るとゴクリと飲み込んだ。
「これでいいのか?」
僕は頷いた。これでここでやるべきことは果たしたはずだ。
「加那太、千尋。車を隠してくる。ここで待っていてくれ」
僕たちは車を降りた。雨を避けるためにすぐビルの敷地内に移動する。どうやら地下に駐車場があるらしかった。
「加那、体は大丈夫か?」
「うん、眠ったら元気になったよ」
「それならよかった」
突然破裂音が響いた。
割れたガラスが道に落ちてくる。
僕たちは慌ててビルの中に入った。
中にはエレベーターと階段がある。
僕たちは階段を駆け上り始めた。
誰かの話し声がする。
それはミユの声のようだった。
「こんなものを作ってどうするつもり?」
「ミユ!」
僕達ははミユのそばに駆け寄った。
彼の周りには中年くらいのおじさんたちがひざまずいている。何だか異様だ。
「ミユ様、それはまだ完成していません。
どうか返してください」
「兄さんになんて言ったの?」
おじさんはそれを聞いて真っ青になってうずくまった。
もう彼はこれ以上話せそうにない。
ミユは相当怒っているようだ。
「ミユ、ここを出よう。
もう大丈夫だよ」
僕が声を掛けても、ミユは動こうとしなかった。
「ダメだよ」
「え?」
ミユが顔を上げる。
「こいつらは兄さんを利用したんだ。さっき職員を問い詰めたら、そいつが全部話してくれた。うすれ病の元は兄さんの血液だ」
ガラスが割れたのはその時か、と僕はふと思った。
「加那太、兄さんに伝えて。もうこいつらに縛られなくていいよって」
「ミユはどうするの?」
「僕はここでこいつらを殺す。このワクチンと一緒に」
あ、と思っている間にミユはワクチンを飲み干してしまう。
彼は笑った。目元には涙。
「加那太、さよならだ」
ミユを止めなくちゃ!
「ミユ!!待って!!」
僕は声を張り上げた。でもミユは振り返らない。
「ミユ!行くな!!」
叫んだのはチヒロさんだった。
「兄さん?どうして?うぐ....ぐ」
「ミユ!」
ミユの様子がおかしい。
もしかしてもうワクチンの効果が出てきてるんだろうか。
ミユの背中からミシミシ、と音がする。
生えてきたのは禍々しいと表現するのにふさわしい翼だった。角まで生えてきている。
ミユは苦しさにもがいている。
「兄さん、いたいよ、くるしいよ」
ミユが泣いている。
あまりのことに僕達は動けずにいた。
「ミユ、負けるな!戦え!」
「にい、さん」
チヒロさんがミユに近づこうとする。
「ミユ!」
ミユが咆哮をあげた。
チヒロさんを弾き飛ばすほどの威圧。
ミユは普段の倍近くの大きさになっていた。
窓ガラスが割れる。
ミユはそこから飛び出した。
大変だ。
僕は無意識で翼を大きく広げていた。
まだある、ここにミユの力が。
「千尋、チヒロさん、掴まって」
「加那・・わかった」
「加那太、その翼は?」
「これ、ミユの物なんです。返さないと」
僕は二人が翼を掴んだのを確認してミユを追いかけた。
(ミユ、どこに行ったの?)
「加那太」
誰かが僕を呼ぶ声がする。
聞き覚えのある声。
それが誰の声かすぐ分かった。
彼方姫だ。
「加那太、聞こえる?」
「彼方姫、どうして?」
「念のため、あなたに通信機をつけておいてよかった」
彼方姫は抜かりない。
「ミユを捜しているのでしょう?」
「そうです」
「あたしの言うとおりに飛んで頂戴」
「分かりました」
彼方姫のナビを頼りに僕は飛んだ。
ミユは・・・いた!
彼が咆哮を上げながら、暴れている。
先程よりも大きくなっているようだ。
「ミユ!」
僕達は地面に降り立った。
ミユはずっと苦しんでいる。
助けたい。いや、必ず助ける。僕はミユに近づいた。
「加那太?どうするつもりなんだ?」
「チヒロさん、僕、ずっとミユに守られてきたんです」
大丈夫、必ず君を助けて見せる。君が僕を守ってくれたように。
僕は力を手のひらに集中した。
「ミユ、君の力は人を守る力だよね」
ミユに力を差し出すと辺りが真っ白になった。
人のあるがままを尊び、病ですらもその人の美しさとする。そして、生涯を通しての人間としての追求。
僕はそれを聞いて、少し怖くなった。
考えとしてはいいものだと思うのに、彼らのしていることを知ってしまうとすごく不気味だ。
(病気の人を軟禁なんて)
うすれ病の患者の血を集めて精製したワクチン。
出来ればそんなこと、知りたくなかった。
ワクチンを作るために、血液をどれだけ使ったかなんて、考えたくもない。
もしかしたら、中にはそれで亡くなった人もいるのかもしれない。
彼らは何がしたいんだろう。
変わり果てたミユの姿をふと、思い出す。
そうだ、神だ。
彼らは神を作ろうとしていたんだ。
そのための犠牲をいとわずに。
「加那?」
千尋が心配そうにこちらを見つめてくる。
僕は何でもないふりを装って笑って見せた。
千尋には、ずっと心配をかけてしまっている。
僕が落ち込んでいてどうするんだ。
プラチナの会はプラチナのセンター街とも呼べるべき場所にあった。
とても大きいビルで、一見すると普通の企業に見える。
チヒロさんからの話によると、政治家や、政府官僚の中にも多く信者がいるらしい。
この宗教は、プラチナの歴史に深く絡みついている。
僕達はここまで、チヒロさんの運転する車で来た。
彼方姫はラボに残ることになった。(この時点では彼方姫に魔力はあるはずだ)
チヒロさんが先程からミユの通信端末に電話をかけている。
「だめだ、出ないな」
チヒロさんが通信端末を握りながら言う。
それにしても変な感じだ。
空には黒い雲が浮かんでいて、時々稲光が走っている。
ぽつ、と雫が垂れてきた。
雨だ。
「どうするんだ?カムイ」
千尋が尋ねるとチヒロさんは息を吐いた。
「正面突破するしかないかもしれない。強引な手は嫌だが、緊急事態だしな」
やっぱりそれしかないのか。僕は手元のケースを見つめた。中にはもう一つのカプセルが入っている。
「チヒロさん、僕の話聞いてくれますか?」
チヒロさんが運転席から振り返って僕を見つめた。
なんて言おうかずっと考えていたのに、肝心な時に言葉は出てこなかった。
ただケースをチヒロさんの前に差し出す。
「加那太?これは?」
「カプセルです。彼方姫が作った。飲んでください」
「彼方姫が?」
チヒロさんは困惑しているようだった。
それは当然だろう。
彼方姫がこのカプセルを作るのはまだ先の話なんだから。それに僕たちはまだ初対面のはずだ。
チヒロさんは考えてこう言った。
「分かった。飲もう。お前たちは信頼してもいいと思う。あのミユが心を開いたんだ」
僕はチヒロさんを見つめた。この人はいつも僕たちを信じてくれる。
そしてミユを本当に大事に思っている。
チヒロさんはカプセルを口に放るとゴクリと飲み込んだ。
「これでいいのか?」
僕は頷いた。これでここでやるべきことは果たしたはずだ。
「加那太、千尋。車を隠してくる。ここで待っていてくれ」
僕たちは車を降りた。雨を避けるためにすぐビルの敷地内に移動する。どうやら地下に駐車場があるらしかった。
「加那、体は大丈夫か?」
「うん、眠ったら元気になったよ」
「それならよかった」
突然破裂音が響いた。
割れたガラスが道に落ちてくる。
僕たちは慌ててビルの中に入った。
中にはエレベーターと階段がある。
僕たちは階段を駆け上り始めた。
誰かの話し声がする。
それはミユの声のようだった。
「こんなものを作ってどうするつもり?」
「ミユ!」
僕達ははミユのそばに駆け寄った。
彼の周りには中年くらいのおじさんたちがひざまずいている。何だか異様だ。
「ミユ様、それはまだ完成していません。
どうか返してください」
「兄さんになんて言ったの?」
おじさんはそれを聞いて真っ青になってうずくまった。
もう彼はこれ以上話せそうにない。
ミユは相当怒っているようだ。
「ミユ、ここを出よう。
もう大丈夫だよ」
僕が声を掛けても、ミユは動こうとしなかった。
「ダメだよ」
「え?」
ミユが顔を上げる。
「こいつらは兄さんを利用したんだ。さっき職員を問い詰めたら、そいつが全部話してくれた。うすれ病の元は兄さんの血液だ」
ガラスが割れたのはその時か、と僕はふと思った。
「加那太、兄さんに伝えて。もうこいつらに縛られなくていいよって」
「ミユはどうするの?」
「僕はここでこいつらを殺す。このワクチンと一緒に」
あ、と思っている間にミユはワクチンを飲み干してしまう。
彼は笑った。目元には涙。
「加那太、さよならだ」
ミユを止めなくちゃ!
「ミユ!!待って!!」
僕は声を張り上げた。でもミユは振り返らない。
「ミユ!行くな!!」
叫んだのはチヒロさんだった。
「兄さん?どうして?うぐ....ぐ」
「ミユ!」
ミユの様子がおかしい。
もしかしてもうワクチンの効果が出てきてるんだろうか。
ミユの背中からミシミシ、と音がする。
生えてきたのは禍々しいと表現するのにふさわしい翼だった。角まで生えてきている。
ミユは苦しさにもがいている。
「兄さん、いたいよ、くるしいよ」
ミユが泣いている。
あまりのことに僕達は動けずにいた。
「ミユ、負けるな!戦え!」
「にい、さん」
チヒロさんがミユに近づこうとする。
「ミユ!」
ミユが咆哮をあげた。
チヒロさんを弾き飛ばすほどの威圧。
ミユは普段の倍近くの大きさになっていた。
窓ガラスが割れる。
ミユはそこから飛び出した。
大変だ。
僕は無意識で翼を大きく広げていた。
まだある、ここにミユの力が。
「千尋、チヒロさん、掴まって」
「加那・・わかった」
「加那太、その翼は?」
「これ、ミユの物なんです。返さないと」
僕は二人が翼を掴んだのを確認してミユを追いかけた。
(ミユ、どこに行ったの?)
「加那太」
誰かが僕を呼ぶ声がする。
聞き覚えのある声。
それが誰の声かすぐ分かった。
彼方姫だ。
「加那太、聞こえる?」
「彼方姫、どうして?」
「念のため、あなたに通信機をつけておいてよかった」
彼方姫は抜かりない。
「ミユを捜しているのでしょう?」
「そうです」
「あたしの言うとおりに飛んで頂戴」
「分かりました」
彼方姫のナビを頼りに僕は飛んだ。
ミユは・・・いた!
彼が咆哮を上げながら、暴れている。
先程よりも大きくなっているようだ。
「ミユ!」
僕達は地面に降り立った。
ミユはずっと苦しんでいる。
助けたい。いや、必ず助ける。僕はミユに近づいた。
「加那太?どうするつもりなんだ?」
「チヒロさん、僕、ずっとミユに守られてきたんです」
大丈夫、必ず君を助けて見せる。君が僕を守ってくれたように。
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