21 / 21
おまけ
千晶さんと遊園地③
しおりを挟む
「わー、人すげーな」
「連休ですもんね」
二人はデートの目的地であるネズミーシーワールドに到着していた。
もうすぐ開園だ。
今日は近くにホテルを取ったので、閉園時間までここで遊んでいられる。
(飼い猫のナキは加那太に預けてきた)
「よし、今日はいっぱい遊ぼうな」
「はい」
二人は入り口のゲートに向かって歩き出した。中に入ると早速、人気キャラクター達が出迎えてくれる。
「千晶、ブログ用に写真撮るか?」
「はい!」
真司は千晶が運営しているブログをとても応援してくれている。
千晶はスマートフォンを構えた。
(真司さんの写真も欲しいな…)
ちらり、と真司を見ると真司が駆け寄ってきてくれる。
「どうした?千晶」
「あ、あの二人で撮りませんか?ブログには載せないので!」
「ああ、その方がいいな」
二人は大きな噴水の前で写真を撮った。太陽光で虹がかかっている。
「わあ、見てください。虹ですよ!」
「ああ。なんかいいことが起こりそうだな。そうだ、千晶。腹減ってないか?
アイス食べよう」
「はい」
パーク内のあちらこちらには色々な食べ物を売るワゴンがある。
真司はそれぞれのワゴンがどこで何を売っているかよく知っているようだった。
「千晶、ブラッドオレンジ味でいいか?」
「わぁ可愛い」
アイスの形はこのテーマパークのキャラクターであるネズミーの形になっている。
一口齧ると甘さの中に酸味が広がって、とても美味しかった。
真司はシンプルなサイダー味にしたようである。千晶は慌ててアイスの写真を撮ったのだった。
「さ、乗り物行ってみるか。千晶はジェットコースターは乗れるか?」
「俺、遊園地は久しぶりで」
「そうか。なら、乗ってみるか」
「はい」
二人は手を繋いで園内を歩いた。
真司は千晶と手を繋ぐことを恥ずかしがったりしない。
それが千晶を勇気付けてくれる。
真司に愛されていると思える瞬間だ。
「真司さんの好きな物って、このネズミーリゾートなんですか?」
千晶がそう尋ねたら真司が笑った。
「まあここも好きだけど、一番好きなのは千晶。お前だよ」
「え…」
「だから言いたくなかったのに」
「う、嬉しいです」
「本当か?」
千晶は真司に抱き着いていた。
「それって、俺が一番ってことですよね?もっと早く言って欲しかった!!」
むむむ、と千晶が膨れると真司が笑っている。
「千晶は俺の一番、嫌じゃないか?」
「嫌なわけないです!!」
この後、めちゃくちゃ遊んだ!!
おわり
「連休ですもんね」
二人はデートの目的地であるネズミーシーワールドに到着していた。
もうすぐ開園だ。
今日は近くにホテルを取ったので、閉園時間までここで遊んでいられる。
(飼い猫のナキは加那太に預けてきた)
「よし、今日はいっぱい遊ぼうな」
「はい」
二人は入り口のゲートに向かって歩き出した。中に入ると早速、人気キャラクター達が出迎えてくれる。
「千晶、ブログ用に写真撮るか?」
「はい!」
真司は千晶が運営しているブログをとても応援してくれている。
千晶はスマートフォンを構えた。
(真司さんの写真も欲しいな…)
ちらり、と真司を見ると真司が駆け寄ってきてくれる。
「どうした?千晶」
「あ、あの二人で撮りませんか?ブログには載せないので!」
「ああ、その方がいいな」
二人は大きな噴水の前で写真を撮った。太陽光で虹がかかっている。
「わあ、見てください。虹ですよ!」
「ああ。なんかいいことが起こりそうだな。そうだ、千晶。腹減ってないか?
アイス食べよう」
「はい」
パーク内のあちらこちらには色々な食べ物を売るワゴンがある。
真司はそれぞれのワゴンがどこで何を売っているかよく知っているようだった。
「千晶、ブラッドオレンジ味でいいか?」
「わぁ可愛い」
アイスの形はこのテーマパークのキャラクターであるネズミーの形になっている。
一口齧ると甘さの中に酸味が広がって、とても美味しかった。
真司はシンプルなサイダー味にしたようである。千晶は慌ててアイスの写真を撮ったのだった。
「さ、乗り物行ってみるか。千晶はジェットコースターは乗れるか?」
「俺、遊園地は久しぶりで」
「そうか。なら、乗ってみるか」
「はい」
二人は手を繋いで園内を歩いた。
真司は千晶と手を繋ぐことを恥ずかしがったりしない。
それが千晶を勇気付けてくれる。
真司に愛されていると思える瞬間だ。
「真司さんの好きな物って、このネズミーリゾートなんですか?」
千晶がそう尋ねたら真司が笑った。
「まあここも好きだけど、一番好きなのは千晶。お前だよ」
「え…」
「だから言いたくなかったのに」
「う、嬉しいです」
「本当か?」
千晶は真司に抱き着いていた。
「それって、俺が一番ってことですよね?もっと早く言って欲しかった!!」
むむむ、と千晶が膨れると真司が笑っている。
「千晶は俺の一番、嫌じゃないか?」
「嫌なわけないです!!」
この後、めちゃくちゃ遊んだ!!
おわり
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
『2度目の世界で、あなたと……』 ― 魔法と番が支配する世界で、二度目の人生を ―
なの
BL
Ωとして生まれたリオナは、政略結婚の駒として生き、信じていた結婚相手に裏切られ、孤独の中で命を落とした。
――はずだった。
目を覚ますと、そこは同じ世界、同じ屋敷、同じ朝。
時間だけが巻き戻り、前世の記憶を持つのは自分だけ。
愛を知らないまま死んだ。今度こそ、本物の愛を知り、自ら選び取る人生を生きる。
これは、愛を知らず道具として生きてきたΩが、初めて出会った温もりに触れ、自らの意思で愛を選び直す物語。
「愛を知らず道具として生きてきたΩが転生を機に、
年上αの騎士と本物の愛を掴みます。
全6話+番外編完結済み!サクサク読めます。
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
路地裏の王子様と秘密のカフェ ―10年ぶりに再会した親友はトップアイドルでした―
たら昆布
BL
大学生の千秋がバイト帰りの路地裏で助けたのは、今をときめくアイドル『GALAXY』のセンター、レオだった。
以来、レオは変装して千秋の働くカフェへ毎日通い詰めるようになる。
「千秋に会うと疲れなんて全部消えちゃうんだ」
トップアイドルとは思えないほど素直に懐いてくるレオに、千秋は戸惑いながらも多忙な彼を支えたいと願うようになる。
しかし、千秋はまだ知らない。
レオが10年前に「また絶対会おう」と約束して別れた泣き虫な親友の玲央本人だということに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる