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遅れてきた参加者 乾
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本館二階の廊下。食堂の前を横切ると、奥にリビングルームがあった。
時刻は午後十時。すっかり寝たはずなのに、眠気をだんだん感じるようになってきた。僕はマナさんにみちびかれ、リビングに入る。
一斉に顔がこちらに向く。雄二郎さんと姫代以外の人たちが全員ここに集まっていた。僕はどう反応すればよいのか困った。溺れたところを助けてもらったはずだけれど、その瞬間を覚えていない。誰がなにをしてくれたかわからないから、どう感謝すればよいかもわからなかった。
洋輔さんがソファから立ち上がって言う。
「やあ結城くん、もう体の方は大丈夫なのかい」
「え、ええ。みなさんのおかげでもうすっかり。本当にありがとうございました」
「いいんだよ。普段は人より重いものを持ち上げてるからね。きみ一人くらいへっちゃらさ」
洋輔さんは自分の上腕二頭筋をたたいた。トレーニングで鍛えているのだろう、彼の腕は僕の太ももくらいの太さである。
「美銀さんもありがとうございます」
「わたしは助けてないです……」
助けていなかったようだ。当てが外れた。
「いやその、心配してくれた、と思うので。そのおかげ的な」
彼女はだまりこんで気まずい目で僕を見ていた。心配すらしていなかったのか、と僕はしょげた。
「もうあんな場所には近づかないことです」
こっちは佳乃さんが厳しい口調で言った。マナさんはなにかに気がついたようにはっとする。僕のそばに寄ってきて耳元でささやいた。
「いちおう言っておくが、佳乃さんがわたしたちを呼んだから助かったんだ。しっかりと感謝しておけ」
「わかってますよ。頭では」
マナさんの裏拳が僕のお腹をおそう。僕はしぶしぶ、佳乃さんの方を向く。
「あの——助けていただいてありがとうございました」
僕が言い終える前に重ねて佳乃さんは発した。
「梅子さん、温かいお茶を。カフェインは入っていないものにして」
「え、はい。かしこまりました」
完全に無視されてしまった。やはり彼女とはうまくいかない星のもとに生まれているのだろう。
しばらくして梅子さんが戻ってきて、全員分のルイボスティーを淹れてくれた。僕はお茶をすすりながら、リビングの変な点に気づく。
ソファとテーブルの向かいにテレビが置かれている。見たことがないほど大きい。軽く百インチくらいあるだろうか。その画面が格子状に分割され、外の景色が映像で流れている。これはいったいなんだろう。
「ああ、それですか。結城さんはまだご覧になってませんでしたね。これは敷地の外をぐるっと監視カメラで映してるんです。屋敷が相続されるには『最後まで敷地から出ないこと』ですから、証拠になる監視カメラを設置したんです」
さらっと言っているが、監視カメラの費用はバカにならない。その金額を当たり前のように出せるなんて、鬼木家はいったいいくら持っているんだ。
テーブルにお茶がひとつ余っていることに気づく。僕はそれを梅子さんにきいた。
「それは乾さんの分ですわ」
乾。昼食のときも姿を見せなかった客の一人だ。頭の中でぼんやりと、ツンデレで茶髪ロン毛のイケメンを想像する。
「結城さん、彼に渡してきてくれますか。あちらの書斎にいますから」
リビングには入ってきた扉とは別にもうひとつ並んでいる。あれが書斎か。
僕はソーサーを左手で持って書斎に入った。
中は名前通り本で溢れていた。本棚はまるで壁を隠すようにずらっとしつらえてあって、わずかなすき間を残してカラフルな背表紙が並んでいた。
部屋のすみにある机で本を読みふける後ろ姿がある。おそるおそる声をかける。
「あの、お茶がはいったんですけど」
「ああ、どうも。そこに置いてください」
乾という男は振り返りもせず言った。そこってどこだ。聞き返すのも変に思い、僕はいっそ机に置いてしまおうと思った。
「ああ、わざわざどうも……」
彼は僕を見て言葉を失った。こんなことが今日、雄二郎さんと会ったときも起きた気がする。
「誰です?」
「ハハ、はじめまして」
なぜか笑ってしまった。男の手元には、子ども向けの植物図鑑が広げられていた。
話をすると大体のことがわかってきた。
彼は乾窓太郎。三十五歳。建設会社のサラリーマンで、このあたりのダム建設をきっかけに隠花亭を知ったらしい。金には困ったことがないらしく、この屋敷が手に入るならぜひ、と参戦を決めたそうだ。今日も一日会社で働いていたため、屋敷に到着するのが遅れたらしい。
「窓太郎さん、いや乾さん? どう呼べばいいですか」
「乾の方でお願いします。あまり自分の名前が好きじゃないので」
そうなのか。キラキラネームが恥ずかしいから、自分の名前が好きになれない、とは話に聞く。けれど窓太郎さんはさほど変わった名前ではないだろう。彼は続ける。
「俺が生まれる前に死んじゃった姉がいまして。名前が『窓香』なんですよ」
僕はなるほど、とうなずいた。
「俺が姉の代わりになるようにと両親は願ってたみたいです。でも男だったから無理やり『窓太郎』に。やっぱり字面が変だと思いますよね」
僕はどちらともつかないように答えた。どう答えても彼の気を悪くする気がしたからだ。僕は適当に新しい話題をふる。
「ところで、図鑑見てましたよね。なにか探しものですか」
「ああ、ええ。机の足元に写真が落ちてまして。つい気になって調べていたんです」
彼は四枚の花の写った写真を見せてくれた。赤、青、白、黄色の色鮮やかなラインナップだ。僕は赤い花の写真を指差す。
「これはシクラメン、じゃないですかね。うちの実家にありますよ。たしかクリスマスのプレゼントとかでよく渡されるやつです」
乾さんはペラペラとページをめくる。シクラメンの項目を見つけると声を上げて喜んだ。年齢に似合わずかわいい人だなと思った。僕は「スマホで写真検索してはどうですか」という言葉をぐっと飲み込んだ。
それから、僕と乾さんは図鑑を右へ左へ、一心不乱に花を探した。
「ありました。ミズアオイって言うらしいです」
「俺も見つけた。ウツギって名前ね」
「あった。エニシダだ」
男二人、図鑑の前で一喜一憂する様子は、はたから見れば奇妙だろう。けれど童心に帰ったような感覚は何事にも代えがたく、僕たちは夢中で楽しんでいた。
「ありがとう響斗くん。おかげですべて見つけられた」
「そんな、たいしたことないですよ。そういえば、どうして子ども用の図鑑なんてあったんでしょうね」
僕はなんの気なしに言った。けれど乾さんは突然、すんと無表情になってしまった。
彼はとなりの本棚に目を向ける。無意識に僕もそちらを向いてしまった。
僕の腰よりすこし低いぐらいの高さに、横線がビッと引かれている。よく見ると、その下にも三つほど線が引かれていて、下に行くほど昔に刻まれたもののようだった。
これはまるで——僕と乾さんの声が重なる。
「雄二郎さんに子どもはいなかったよね」
いないはずである。
「どうして身長を測ったり、子ども用の図鑑があったりするんだろう」
僕は無意識のうちにスマホを取り出していた。画面にはくっきりと、十二時と表示されていた。
参加者たちが屋敷を奪い合う三日間が、はじまった。
時刻は午後十時。すっかり寝たはずなのに、眠気をだんだん感じるようになってきた。僕はマナさんにみちびかれ、リビングに入る。
一斉に顔がこちらに向く。雄二郎さんと姫代以外の人たちが全員ここに集まっていた。僕はどう反応すればよいのか困った。溺れたところを助けてもらったはずだけれど、その瞬間を覚えていない。誰がなにをしてくれたかわからないから、どう感謝すればよいかもわからなかった。
洋輔さんがソファから立ち上がって言う。
「やあ結城くん、もう体の方は大丈夫なのかい」
「え、ええ。みなさんのおかげでもうすっかり。本当にありがとうございました」
「いいんだよ。普段は人より重いものを持ち上げてるからね。きみ一人くらいへっちゃらさ」
洋輔さんは自分の上腕二頭筋をたたいた。トレーニングで鍛えているのだろう、彼の腕は僕の太ももくらいの太さである。
「美銀さんもありがとうございます」
「わたしは助けてないです……」
助けていなかったようだ。当てが外れた。
「いやその、心配してくれた、と思うので。そのおかげ的な」
彼女はだまりこんで気まずい目で僕を見ていた。心配すらしていなかったのか、と僕はしょげた。
「もうあんな場所には近づかないことです」
こっちは佳乃さんが厳しい口調で言った。マナさんはなにかに気がついたようにはっとする。僕のそばに寄ってきて耳元でささやいた。
「いちおう言っておくが、佳乃さんがわたしたちを呼んだから助かったんだ。しっかりと感謝しておけ」
「わかってますよ。頭では」
マナさんの裏拳が僕のお腹をおそう。僕はしぶしぶ、佳乃さんの方を向く。
「あの——助けていただいてありがとうございました」
僕が言い終える前に重ねて佳乃さんは発した。
「梅子さん、温かいお茶を。カフェインは入っていないものにして」
「え、はい。かしこまりました」
完全に無視されてしまった。やはり彼女とはうまくいかない星のもとに生まれているのだろう。
しばらくして梅子さんが戻ってきて、全員分のルイボスティーを淹れてくれた。僕はお茶をすすりながら、リビングの変な点に気づく。
ソファとテーブルの向かいにテレビが置かれている。見たことがないほど大きい。軽く百インチくらいあるだろうか。その画面が格子状に分割され、外の景色が映像で流れている。これはいったいなんだろう。
「ああ、それですか。結城さんはまだご覧になってませんでしたね。これは敷地の外をぐるっと監視カメラで映してるんです。屋敷が相続されるには『最後まで敷地から出ないこと』ですから、証拠になる監視カメラを設置したんです」
さらっと言っているが、監視カメラの費用はバカにならない。その金額を当たり前のように出せるなんて、鬼木家はいったいいくら持っているんだ。
テーブルにお茶がひとつ余っていることに気づく。僕はそれを梅子さんにきいた。
「それは乾さんの分ですわ」
乾。昼食のときも姿を見せなかった客の一人だ。頭の中でぼんやりと、ツンデレで茶髪ロン毛のイケメンを想像する。
「結城さん、彼に渡してきてくれますか。あちらの書斎にいますから」
リビングには入ってきた扉とは別にもうひとつ並んでいる。あれが書斎か。
僕はソーサーを左手で持って書斎に入った。
中は名前通り本で溢れていた。本棚はまるで壁を隠すようにずらっとしつらえてあって、わずかなすき間を残してカラフルな背表紙が並んでいた。
部屋のすみにある机で本を読みふける後ろ姿がある。おそるおそる声をかける。
「あの、お茶がはいったんですけど」
「ああ、どうも。そこに置いてください」
乾という男は振り返りもせず言った。そこってどこだ。聞き返すのも変に思い、僕はいっそ机に置いてしまおうと思った。
「ああ、わざわざどうも……」
彼は僕を見て言葉を失った。こんなことが今日、雄二郎さんと会ったときも起きた気がする。
「誰です?」
「ハハ、はじめまして」
なぜか笑ってしまった。男の手元には、子ども向けの植物図鑑が広げられていた。
話をすると大体のことがわかってきた。
彼は乾窓太郎。三十五歳。建設会社のサラリーマンで、このあたりのダム建設をきっかけに隠花亭を知ったらしい。金には困ったことがないらしく、この屋敷が手に入るならぜひ、と参戦を決めたそうだ。今日も一日会社で働いていたため、屋敷に到着するのが遅れたらしい。
「窓太郎さん、いや乾さん? どう呼べばいいですか」
「乾の方でお願いします。あまり自分の名前が好きじゃないので」
そうなのか。キラキラネームが恥ずかしいから、自分の名前が好きになれない、とは話に聞く。けれど窓太郎さんはさほど変わった名前ではないだろう。彼は続ける。
「俺が生まれる前に死んじゃった姉がいまして。名前が『窓香』なんですよ」
僕はなるほど、とうなずいた。
「俺が姉の代わりになるようにと両親は願ってたみたいです。でも男だったから無理やり『窓太郎』に。やっぱり字面が変だと思いますよね」
僕はどちらともつかないように答えた。どう答えても彼の気を悪くする気がしたからだ。僕は適当に新しい話題をふる。
「ところで、図鑑見てましたよね。なにか探しものですか」
「ああ、ええ。机の足元に写真が落ちてまして。つい気になって調べていたんです」
彼は四枚の花の写った写真を見せてくれた。赤、青、白、黄色の色鮮やかなラインナップだ。僕は赤い花の写真を指差す。
「これはシクラメン、じゃないですかね。うちの実家にありますよ。たしかクリスマスのプレゼントとかでよく渡されるやつです」
乾さんはペラペラとページをめくる。シクラメンの項目を見つけると声を上げて喜んだ。年齢に似合わずかわいい人だなと思った。僕は「スマホで写真検索してはどうですか」という言葉をぐっと飲み込んだ。
それから、僕と乾さんは図鑑を右へ左へ、一心不乱に花を探した。
「ありました。ミズアオイって言うらしいです」
「俺も見つけた。ウツギって名前ね」
「あった。エニシダだ」
男二人、図鑑の前で一喜一憂する様子は、はたから見れば奇妙だろう。けれど童心に帰ったような感覚は何事にも代えがたく、僕たちは夢中で楽しんでいた。
「ありがとう響斗くん。おかげですべて見つけられた」
「そんな、たいしたことないですよ。そういえば、どうして子ども用の図鑑なんてあったんでしょうね」
僕はなんの気なしに言った。けれど乾さんは突然、すんと無表情になってしまった。
彼はとなりの本棚に目を向ける。無意識に僕もそちらを向いてしまった。
僕の腰よりすこし低いぐらいの高さに、横線がビッと引かれている。よく見ると、その下にも三つほど線が引かれていて、下に行くほど昔に刻まれたもののようだった。
これはまるで——僕と乾さんの声が重なる。
「雄二郎さんに子どもはいなかったよね」
いないはずである。
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