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第2章*王子とアンナ
5出会い②
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バルコニーから廊下を抜けホールへと入って来た二人に会場内がどよめき、プラチナピンクの髪の少女の手をとりダンスの輪の中へ入っていく精悍な顔つきをした美男子の姿に周囲は驚いた。
「バージル殿下ですわよ」
「殿下がダンスをなさるなんてあの時以来ではございませんこと?」
「ええ、ええ。」
「まぁ。可愛らしいお嬢様とご一緒ですわよ。どなたでしょう」
そのざわめきの中で呆気の取られている家族オレガノ家。
第二王子に連れられて入って来たのは我が娘ジュリアンナなのだ。
いったいどうしてこうなった・・・
家族の疑問をよそに次の曲が始まる。
突然王子と踊ることになってしまったアンナだがダンスは完璧だ。
ジュリアーナの【優れた身体能力】を備えているのだから少し習っただけですべてのダンスのステップを踏めるようになっていた。
バージルのリードも完璧だった。
優雅に踊る美しい二人を会場の全ての女性が人がうっとりと眺めている。
家族の元に兄イーサンが戻って来た。
「イーサン、これはどういう事なんだ!」
父であるアドルフが問いただす。
「何故バージル殿下と?」
母マリアンヌも驚きを隠せない。
「どうやら弟はジュリアンナ嬢に一目惚れしたようですよ」
イーサンの後ろから聞こえた声の主にもう一度驚かされる事となったオレガノファミリー。
「こ、これはデオドール殿下」
アドルフが一礼をするとマリアンヌとマリエッタもスカートを摘み礼をとる。
まだショックを隠せず落ち込むイーサンに変わりデオドールが事の次第を楽しそうに説明し始めました。
「なんて事だ・・・」
アドルフとイーサンは頭を抱えて途方に暮れているがマリアンヌとマリエッタの母娘は至って冷静でした。
世界一可愛い娘(妹)が王子に見初められても不思議ではない。と思っているのだ。
二人はバージルとアンナが躍る姿を見て満足気に微笑んでいる。
「時にマリエッタ嬢は本日お一人の様だがアンナちゃんの付き添いで壁の華になるおつもりかな」
「まぁ、殿下、ジュリアンナの事をもうアンナとお呼びですか?」
アンナちゃんといったデオドールに驚く三人。
「先ほど親しくなったからね、そうだな、イーサン?」
「くっ、知りませんよ私は。」
イーサンは悔しそうにデオドールを見返します。
「ははは。もしかしたら将来お前とは義兄弟になるかも知れないのだよ。仲よくしようではないか」
「殿下。こんな公の場でそのようなお戯れ事を・・・(トホホ)」
アドルフは狼狽しながら訴える。
「あはは、冗談だ。弟がどういう意図でアンナ譲を誘ったのかはまだ分からないしな。少し様子を見たらどうかな。という事で、壁の華のマリエッタ嬢私と一曲」
デオドールの誘いに
「喜んで」とデオドールの手を取り堂々と中央へと進んでいくマリエッタ。
そんな二人の姿に会場がまたざわめく。
第一王子のデオドールと第二王子のバージルが同じオレガノ家の娘二人と踊る姿に歓喜と悲観の声が入り混じり色々な憶測が飛び交ったのは言うまでもない事でした。
ところで肝心の二人はというと・・・・・・・・・・
「ジュリアンナ嬢。私もアンナと呼んで良いだろうか」
「えっ、あっ、はい。。。」
「君はダンスが上手だな。とてもリードし易い。あっいや、先に謝らなければなるまい。突然ダンスに誘い連れ出して申し訳なかった。どうしても確かめたい事があったんだ」
「確かめたい事?」
「ああそうだ。アンナは魔法が使えるね」
「え、魔法ですか。多少は・・・」
「多少?これだけの魔力を持っていて多少という事はないだろう」
「どういう事でしょう。何故そう思われるのですか?」
バージルにターンをさせられても優雅に会話をしながら踊るアンナ。
「さっき君と目が合った時に美しさに見とれ思わず手を取ったが、指先に口づけた時にアンナの指先から魔力が伝わってきたのだ」
「そんな事がお分かりになるんですか?」
「分かるとも私も魔力持ちだからね」
「・・・」
うわぁーどうしよう、急いでビオラに念話を送る。
『確かに王子は魔力持ちだわ。白を切るのは無理そう。でも悪意が無いのは分かるし魔力量から聖女だとまでは分からないから大丈夫よ』
『分かったわ』
「それにこうして君に触れて君の魔力の強さに驚いている。私は普段人に触れることは無いんだ」
「どうしてですか」
「握手ぐらいなら問題ないが、私の持つ魔力が強すぎて少し長く触れると相手が魔力酔いを起こし倒れてしまうのだ。だからここまで密着して一曲踊るなんてことは有り得ない。アンナは何ともないだろう?」
「ええ、まぁ」
「という事は君の魔力量は私と同じかそれ以上と云う事になる」
「そ、そんな事は。。。あっ、もしかしたら魔力酔いし難い特異体質なのかもしれないです!」
「ふふ、君は自分で分かっているんだな。誤魔化せないよ。こうしている間にも僕にアンナの魔力が流れてきているのを感じるのだから」
ここまで言われたなら開き直るしかないわね。
「はぁ、ええバージル殿下の仰る通り私は魔力持ちです。家族も魔力持ちだとは知っていますが一般的な魔力に毛が生えた位と思っておりますので呉々も内密にお願いします」
「そういえばイーサンも防御魔法は多少使えていたな」
「はい、我が家は平均的な魔力で魔法を使う事は皆出来ます」
「君はその中でも特別という事か。だとしても君の力はこの城の一つを簡単に吹き飛ばすことが出来るだけの魔力量だぞ。どういうことだ?」
「そんなこと私に言われて分かりません」
「まあいい。明日迎えを出すからゆっくりと話をしよう」
「えっ、迎え?そんな。。。悪さはしませんので放って置いてください」
「知ってしまった以上そう云う訳にもいかない。君の魔力の事はまだ陛下にも今は知らせないで置く。私とアンナだけの秘密と云う事だ」
「・・・分かりました。でもお城に向かう理由がありませんと父も納得しないと思いますが」
「ふむ、それもそうだな。私がアンナを気に入ったからで良いだろう?」
「えっ、そんなの直ぐにバレちゃいますし、王家の方が男爵家の娘となんて噂になったらお困りになりますよ」
「別に構わないだろう、君を気に入ったのは本当の事なんだから」
バージルは目を細め優しく微笑む。
「うそ・・・・」
「嘘ではない。こうしてアンナの手を握っていると不思議と安心して心地よい。誰の手でもいい訳では無いよ。君だからだ」
「君だからだ」なんて、何言っちゃってるんですか殿下~~~(汗)
どうしよう、信じられない・・・そんな事。
殿下は私を家族の元までエスコートすると父に向かい
「ジュリアンナ嬢ともっとお話させて頂きたいので明日こちらから迎えを出します」と告げ去って行きました。
「アンナ~、どういう事だよ~」
「父さま私にだって分かりません」
私が涙目で父さまと抱き合うのを横目で見ながら母様とデオドール殿下とのダンスを終えた姉さまは明日私が着て行くドレスの相談を始めていたのでした。
あれ?兄さまは。。。
あー。テーブルのお酒を片っ端から飲んでやけ酒の真っ最中でありました。
「バージル殿下ですわよ」
「殿下がダンスをなさるなんてあの時以来ではございませんこと?」
「ええ、ええ。」
「まぁ。可愛らしいお嬢様とご一緒ですわよ。どなたでしょう」
そのざわめきの中で呆気の取られている家族オレガノ家。
第二王子に連れられて入って来たのは我が娘ジュリアンナなのだ。
いったいどうしてこうなった・・・
家族の疑問をよそに次の曲が始まる。
突然王子と踊ることになってしまったアンナだがダンスは完璧だ。
ジュリアーナの【優れた身体能力】を備えているのだから少し習っただけですべてのダンスのステップを踏めるようになっていた。
バージルのリードも完璧だった。
優雅に踊る美しい二人を会場の全ての女性が人がうっとりと眺めている。
家族の元に兄イーサンが戻って来た。
「イーサン、これはどういう事なんだ!」
父であるアドルフが問いただす。
「何故バージル殿下と?」
母マリアンヌも驚きを隠せない。
「どうやら弟はジュリアンナ嬢に一目惚れしたようですよ」
イーサンの後ろから聞こえた声の主にもう一度驚かされる事となったオレガノファミリー。
「こ、これはデオドール殿下」
アドルフが一礼をするとマリアンヌとマリエッタもスカートを摘み礼をとる。
まだショックを隠せず落ち込むイーサンに変わりデオドールが事の次第を楽しそうに説明し始めました。
「なんて事だ・・・」
アドルフとイーサンは頭を抱えて途方に暮れているがマリアンヌとマリエッタの母娘は至って冷静でした。
世界一可愛い娘(妹)が王子に見初められても不思議ではない。と思っているのだ。
二人はバージルとアンナが躍る姿を見て満足気に微笑んでいる。
「時にマリエッタ嬢は本日お一人の様だがアンナちゃんの付き添いで壁の華になるおつもりかな」
「まぁ、殿下、ジュリアンナの事をもうアンナとお呼びですか?」
アンナちゃんといったデオドールに驚く三人。
「先ほど親しくなったからね、そうだな、イーサン?」
「くっ、知りませんよ私は。」
イーサンは悔しそうにデオドールを見返します。
「ははは。もしかしたら将来お前とは義兄弟になるかも知れないのだよ。仲よくしようではないか」
「殿下。こんな公の場でそのようなお戯れ事を・・・(トホホ)」
アドルフは狼狽しながら訴える。
「あはは、冗談だ。弟がどういう意図でアンナ譲を誘ったのかはまだ分からないしな。少し様子を見たらどうかな。という事で、壁の華のマリエッタ嬢私と一曲」
デオドールの誘いに
「喜んで」とデオドールの手を取り堂々と中央へと進んでいくマリエッタ。
そんな二人の姿に会場がまたざわめく。
第一王子のデオドールと第二王子のバージルが同じオレガノ家の娘二人と踊る姿に歓喜と悲観の声が入り混じり色々な憶測が飛び交ったのは言うまでもない事でした。
ところで肝心の二人はというと・・・・・・・・・・
「ジュリアンナ嬢。私もアンナと呼んで良いだろうか」
「えっ、あっ、はい。。。」
「君はダンスが上手だな。とてもリードし易い。あっいや、先に謝らなければなるまい。突然ダンスに誘い連れ出して申し訳なかった。どうしても確かめたい事があったんだ」
「確かめたい事?」
「ああそうだ。アンナは魔法が使えるね」
「え、魔法ですか。多少は・・・」
「多少?これだけの魔力を持っていて多少という事はないだろう」
「どういう事でしょう。何故そう思われるのですか?」
バージルにターンをさせられても優雅に会話をしながら踊るアンナ。
「さっき君と目が合った時に美しさに見とれ思わず手を取ったが、指先に口づけた時にアンナの指先から魔力が伝わってきたのだ」
「そんな事がお分かりになるんですか?」
「分かるとも私も魔力持ちだからね」
「・・・」
うわぁーどうしよう、急いでビオラに念話を送る。
『確かに王子は魔力持ちだわ。白を切るのは無理そう。でも悪意が無いのは分かるし魔力量から聖女だとまでは分からないから大丈夫よ』
『分かったわ』
「それにこうして君に触れて君の魔力の強さに驚いている。私は普段人に触れることは無いんだ」
「どうしてですか」
「握手ぐらいなら問題ないが、私の持つ魔力が強すぎて少し長く触れると相手が魔力酔いを起こし倒れてしまうのだ。だからここまで密着して一曲踊るなんてことは有り得ない。アンナは何ともないだろう?」
「ええ、まぁ」
「という事は君の魔力量は私と同じかそれ以上と云う事になる」
「そ、そんな事は。。。あっ、もしかしたら魔力酔いし難い特異体質なのかもしれないです!」
「ふふ、君は自分で分かっているんだな。誤魔化せないよ。こうしている間にも僕にアンナの魔力が流れてきているのを感じるのだから」
ここまで言われたなら開き直るしかないわね。
「はぁ、ええバージル殿下の仰る通り私は魔力持ちです。家族も魔力持ちだとは知っていますが一般的な魔力に毛が生えた位と思っておりますので呉々も内密にお願いします」
「そういえばイーサンも防御魔法は多少使えていたな」
「はい、我が家は平均的な魔力で魔法を使う事は皆出来ます」
「君はその中でも特別という事か。だとしても君の力はこの城の一つを簡単に吹き飛ばすことが出来るだけの魔力量だぞ。どういうことだ?」
「そんなこと私に言われて分かりません」
「まあいい。明日迎えを出すからゆっくりと話をしよう」
「えっ、迎え?そんな。。。悪さはしませんので放って置いてください」
「知ってしまった以上そう云う訳にもいかない。君の魔力の事はまだ陛下にも今は知らせないで置く。私とアンナだけの秘密と云う事だ」
「・・・分かりました。でもお城に向かう理由がありませんと父も納得しないと思いますが」
「ふむ、それもそうだな。私がアンナを気に入ったからで良いだろう?」
「えっ、そんなの直ぐにバレちゃいますし、王家の方が男爵家の娘となんて噂になったらお困りになりますよ」
「別に構わないだろう、君を気に入ったのは本当の事なんだから」
バージルは目を細め優しく微笑む。
「うそ・・・・」
「嘘ではない。こうしてアンナの手を握っていると不思議と安心して心地よい。誰の手でもいい訳では無いよ。君だからだ」
「君だからだ」なんて、何言っちゃってるんですか殿下~~~(汗)
どうしよう、信じられない・・・そんな事。
殿下は私を家族の元までエスコートすると父に向かい
「ジュリアンナ嬢ともっとお話させて頂きたいので明日こちらから迎えを出します」と告げ去って行きました。
「アンナ~、どういう事だよ~」
「父さま私にだって分かりません」
私が涙目で父さまと抱き合うのを横目で見ながら母様とデオドール殿下とのダンスを終えた姉さまは明日私が着て行くドレスの相談を始めていたのでした。
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あー。テーブルのお酒を片っ端から飲んでやけ酒の真っ最中でありました。
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