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最終章【長かった十年】
*初夜
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※R18
___________________________
「俺の天使、いや女神ヴィー。やっとこの日を迎えられた」
「アクセル様ヴィヴィも嬉しいです」
アクセルは湯あみが済み、ほのかにバラの香りが漂うヴィヴィアンの銀色の髪を梳くい口づける。
首から肩へと唇を滑らせから寝着のリボンを解くと、滑らかな布で出来たそれはするりと足元に落ちていった。露わになった胸を自分の手で覆い隠しているヴィヴィをも抱き上げてそのままベッドへ歩いていく。
壊れものを置くようにそっとヴィヴィを真っさらシーツの上に下ろす。彼女が身に着けているのはサイドを紐で結んだだけの小さな布切れだけ。
ヴィヴィは恥ずかしそうにずっと胸を隠したまま身動きできずにいる。
「綺麗だよ、ヴィー」
胸を隠している手を掴み顔の両脇に貼りつけ唇を重ねる。
深い口付けで息を漏らす口内に舌を忍ばせるとヴィヴィもそれに応えるようにお互いの舌が絡み合う。
アクセルの唾液がヴィヴィの喉に流れ白い喉が僅かに動いた。
「はぁ・・・」
二人は目を合わせ淫美に微笑み合う。
「ヴィー、大丈夫か?」
「・・・恥ずかしくて死にそう」
「これからもっと恥ずかしいことをするのに今からそれでは困るな」
「・・・アクセル様の意地悪」
ふふっと、アクセルは笑い、押さえ付けていた手を解きヴィヴィの身体に這わせていった。
白い肌に数か月ぶりに触れる。少しずつ彼女の身体を大人へと導いて来たが、途中で踏み留まり足踏み状態のままになってしまった。自分を戒めるために週一の添い寝を止め、半年以上ヴィヴィの肌には直接触れていない。この半年で更に女らしを増してきたとアクセルは思う。
侍女たちに磨き上げられた素肌は瑞々しく滑らかで、我慢に我慢を化させ重ねてきた男の欲情をそそった。
「俺のヴィー、愛してる。今夜君の全部を貰うよ」
菫色の瞳を潤ませてこくんと頷く。
「ヴィヴィもアクセル様の全部が欲しかった」
「ああ、俺だけの・・・」
アクセルは彼女の白い肌に自分だけの印を散らしながら柔らかな胸を揉みしだいていく。可愛らしいピンク色の蕾を指を転がすとヴィヴィから甘い声が漏れ、あっという間にツンと固く主張してきた。アクセルはそれを口に含みながらもう片方の胸を弄ぶのも忘れない。
柔らかいが弾力のある乳房は大きな手の中で形を変える。
「あぁ・・・」
可愛い声を聞こえ、蕾を口に含んでいる口元が緩む。
にやりと薄く笑みを浮かべて反対側の乳房の周りに舌を這わせ甘い肌を堪能していると早くこちらの蕾も口に入れてと言わんばかりに胸を突き出してきたので、少し焦らしてから蕾に吸い付き甘噛をする。
「んんっ・・・いや」
どんな表情をしているのか上目使いで伺うと、ヴィヴィはとろけるような瞳でアクセルを見下ろしていた。
欲情を煽るその瞳にアクセルの雄芯が反応する。
もう一度唇を奪いながら手を下へと滑らせ、下着の上から溝をなぞるように擦るとじんわりと濡れきたのが分かり嬉しくなる。
「ヴィー、こんなに濡らしてるなんていやらしいな」
「だって、アクセル様が・・・」
顔を真赤にして恥ずかしそうに身をよじる姿がたまらなく可愛い。
下着の紐を解き取り払うとそこはもう愛する人の為だけの蜜で溢れていた。
蜜を指ですくいヴィヴィに見せつけながらぺろりと舐めてみせる。
「そんなっ、」
アクセルの行為に驚くヴィヴィ。
「ヴィヴィの蜜は甘いよ」
アクセルは彼女の両足を広げて薄っすらとした茂みに顔を埋めた。
「アクセル様、そんな所?・・・んん、あっ、あん」
構わず花芽を探るように舌を動かしていく。
ヴィヴィの体はどこもかしこも甘い果実のようだ。
ざらついやた舌が別の生命を持った生き物のように動き、初めて受けるその刺激にヴィヴィは体を震わせた。
それに味をしめたアクセルは舌で刺激を与えながら指を蜜壺の中へと忍ばせていく。
入り口を弄りながら差し込まれた指はあまりの狭さに少し躊躇い、しばらくその位置で留まり肉癖を撫でるように出し入れを繰り返す。
早くここを貫きたいがヴィヴィを痛みで泣かせたくはない。
時間を掛けてゆっくりと解していく。
彼女の口から甘い息が漏れる度に蜜が溢れてくる。指の動きに合わせくちゅくちゅと水音が静かな部屋に響いた。
「ヴィー可愛い。いやらしい音をしながらどんどん蜜が溢れてくる」
「っ・恥ずかしいからそんな事言わないで」
「恥ずかしくないさ、ヴィーのここは喜んでいる」
アクセルは指を徐々に奥へと沈めていった。
「あっ・・・」
ヴィヴィが背中を少し浮かせる。
アクセルは指を動かしながら体を起こし、ヴィヴィの首元に頭をつけて今度は耳を舐め回した。耳からもくちゅりと音が聞こえ、ヴィヴィは自分の体の上下から聞こえる卑猥な音に身を悶えた。
「あ、アクセル様だめっ」
そんなヴィヴィの様子を横目で見ながら蜜壺にもう一本指を増やし入れていく。
指でヴィヴィを弄びながら空いた片手でシャツのボタンを器用に外し脱いでいくアクセル。
そんなアクセルの姿を朧げに見ながらヴィヴィは自分の中で自由に動く指に翻弄されいつの間にか快楽の中に身を投じていたのだった。
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「俺の天使、いや女神ヴィー。やっとこの日を迎えられた」
「アクセル様ヴィヴィも嬉しいです」
アクセルは湯あみが済み、ほのかにバラの香りが漂うヴィヴィアンの銀色の髪を梳くい口づける。
首から肩へと唇を滑らせから寝着のリボンを解くと、滑らかな布で出来たそれはするりと足元に落ちていった。露わになった胸を自分の手で覆い隠しているヴィヴィをも抱き上げてそのままベッドへ歩いていく。
壊れものを置くようにそっとヴィヴィを真っさらシーツの上に下ろす。彼女が身に着けているのはサイドを紐で結んだだけの小さな布切れだけ。
ヴィヴィは恥ずかしそうにずっと胸を隠したまま身動きできずにいる。
「綺麗だよ、ヴィー」
胸を隠している手を掴み顔の両脇に貼りつけ唇を重ねる。
深い口付けで息を漏らす口内に舌を忍ばせるとヴィヴィもそれに応えるようにお互いの舌が絡み合う。
アクセルの唾液がヴィヴィの喉に流れ白い喉が僅かに動いた。
「はぁ・・・」
二人は目を合わせ淫美に微笑み合う。
「ヴィー、大丈夫か?」
「・・・恥ずかしくて死にそう」
「これからもっと恥ずかしいことをするのに今からそれでは困るな」
「・・・アクセル様の意地悪」
ふふっと、アクセルは笑い、押さえ付けていた手を解きヴィヴィの身体に這わせていった。
白い肌に数か月ぶりに触れる。少しずつ彼女の身体を大人へと導いて来たが、途中で踏み留まり足踏み状態のままになってしまった。自分を戒めるために週一の添い寝を止め、半年以上ヴィヴィの肌には直接触れていない。この半年で更に女らしを増してきたとアクセルは思う。
侍女たちに磨き上げられた素肌は瑞々しく滑らかで、我慢に我慢を化させ重ねてきた男の欲情をそそった。
「俺のヴィー、愛してる。今夜君の全部を貰うよ」
菫色の瞳を潤ませてこくんと頷く。
「ヴィヴィもアクセル様の全部が欲しかった」
「ああ、俺だけの・・・」
アクセルは彼女の白い肌に自分だけの印を散らしながら柔らかな胸を揉みしだいていく。可愛らしいピンク色の蕾を指を転がすとヴィヴィから甘い声が漏れ、あっという間にツンと固く主張してきた。アクセルはそれを口に含みながらもう片方の胸を弄ぶのも忘れない。
柔らかいが弾力のある乳房は大きな手の中で形を変える。
「あぁ・・・」
可愛い声を聞こえ、蕾を口に含んでいる口元が緩む。
にやりと薄く笑みを浮かべて反対側の乳房の周りに舌を這わせ甘い肌を堪能していると早くこちらの蕾も口に入れてと言わんばかりに胸を突き出してきたので、少し焦らしてから蕾に吸い付き甘噛をする。
「んんっ・・・いや」
どんな表情をしているのか上目使いで伺うと、ヴィヴィはとろけるような瞳でアクセルを見下ろしていた。
欲情を煽るその瞳にアクセルの雄芯が反応する。
もう一度唇を奪いながら手を下へと滑らせ、下着の上から溝をなぞるように擦るとじんわりと濡れきたのが分かり嬉しくなる。
「ヴィー、こんなに濡らしてるなんていやらしいな」
「だって、アクセル様が・・・」
顔を真赤にして恥ずかしそうに身をよじる姿がたまらなく可愛い。
下着の紐を解き取り払うとそこはもう愛する人の為だけの蜜で溢れていた。
蜜を指ですくいヴィヴィに見せつけながらぺろりと舐めてみせる。
「そんなっ、」
アクセルの行為に驚くヴィヴィ。
「ヴィヴィの蜜は甘いよ」
アクセルは彼女の両足を広げて薄っすらとした茂みに顔を埋めた。
「アクセル様、そんな所?・・・んん、あっ、あん」
構わず花芽を探るように舌を動かしていく。
ヴィヴィの体はどこもかしこも甘い果実のようだ。
ざらついやた舌が別の生命を持った生き物のように動き、初めて受けるその刺激にヴィヴィは体を震わせた。
それに味をしめたアクセルは舌で刺激を与えながら指を蜜壺の中へと忍ばせていく。
入り口を弄りながら差し込まれた指はあまりの狭さに少し躊躇い、しばらくその位置で留まり肉癖を撫でるように出し入れを繰り返す。
早くここを貫きたいがヴィヴィを痛みで泣かせたくはない。
時間を掛けてゆっくりと解していく。
彼女の口から甘い息が漏れる度に蜜が溢れてくる。指の動きに合わせくちゅくちゅと水音が静かな部屋に響いた。
「ヴィー可愛い。いやらしい音をしながらどんどん蜜が溢れてくる」
「っ・恥ずかしいからそんな事言わないで」
「恥ずかしくないさ、ヴィーのここは喜んでいる」
アクセルは指を徐々に奥へと沈めていった。
「あっ・・・」
ヴィヴィが背中を少し浮かせる。
アクセルは指を動かしながら体を起こし、ヴィヴィの首元に頭をつけて今度は耳を舐め回した。耳からもくちゅりと音が聞こえ、ヴィヴィは自分の体の上下から聞こえる卑猥な音に身を悶えた。
「あ、アクセル様だめっ」
そんなヴィヴィの様子を横目で見ながら蜜壺にもう一本指を増やし入れていく。
指でヴィヴィを弄びながら空いた片手でシャツのボタンを器用に外し脱いでいくアクセル。
そんなアクセルの姿を朧げに見ながらヴィヴィは自分の中で自由に動く指に翻弄されいつの間にか快楽の中に身を投じていたのだった。
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