38 / 49
04:ふたりぼっち、春は未だ来ず
春宵レジスタンス 3
しおりを挟む
△▽△▼△▽△▼△▽△▼△▽△▼△▽△▼△▽△▼△▽△▼△▽△▼△▽△
どれくらいの時間、そうしていただろう。
静まり返った春の夜の中、モゾモゾと体を動かしてゆっくりと起き上がる。衣擦れの音と、固まった関節がパキパキと鳴って解れていく音ががらんどうのリビングに響いた。
額から流れる落ちる血はいつの間にか止まっていた。触ると固まった血の欠片がパラパラと音もなく落ちていく。背中と腹と、それから額がじくじくと熱を持っている。このままだとひどい青痣になるだろう。
明々後日から学校だ。どうやって誤魔化そう、なんて思いながら腹の中に抱えていた宝物を見下ろす。
酷い有様だった。
綺麗なレリーフが彫られていた天板はところどころ欠けていて、角には黒く固まった血液が付着している。蓋はもうちゃんと閉まらない。開けても明呉を慰めるような穏やかな音楽はならない。
這いつくばって、少し遠くに放り出されている引き出しを手に取り元に戻そうとする。だが、度重なる衝撃のせいで引き出し自体が歪んでしまったのか、上手く中に収めることが出来なかった。
「…………」
壊されてしまった。否、自分で壊したのだ。あの日、調子に乗らずに断ればよかったのだ。
この男の特別になれるかもしれないと少しだけでも期待してしまったから、壊されるかも、と言いながらも受け取った。あの瞬間、自分が選ばれたと錯覚して舞い上がらなければよかった。
そうすれば、きっと渡來の宝物はあの部屋でつやつやと輝いていたに違いない。自分が、こんな家に連れて帰ってきてしまったから。
なんでいつも壊されてしまうんだろう。いつも壊してしまうんだろう。
結局自分もあの男と同じなのだ。どこまでも自分の事しか考えていなくて、自分は他と違うんだと、それを言い訳にして怠けて生きている。
男が言い放つ言葉たちはどれも正論で、きっとそれらは明呉から跳ね返ってあの男自身さえも貫いている。
あの男もきっと妻となる女と出会った時、特別になれたと舞い上がったのだ。自分は欠けている人間だというのに身の程を知らずに手に入れようとして、結局今こうなっている。同じ血が流れているから、同じ轍を踏んでいる。
ぞっとする。何十年後かには、明呉が誰かに汚く唾を撒き散らして罵倒を浴びせているかもしれない。
結局血は争えない。蛙の子は蛙で、白鳥になれるのは白鳥の子だけ。正真正銘の醜いアヒルの子は、大空を飛ぶことも出来ず地面で喧しく鳴くだけだ。
――だから、もう、良いかなって。
どれだけ言い訳したって、この箱庭から、そして血という呪いから逃れられないというのなら。
もう、全部が全部どうでもいいかもしれない。
心の中でぷつりと何かが壊れた明呉は、フラフラと立ち上がって、それでも確固たる足取りでキッチンへと向かった。
そうして、そのまま薄暗い廊下を歩いて、息を殺しながら父親の寝室へと向かう。明呉が足を踏み締めるたびに床板がギシギシと音を立てて唸った。
部屋のドアを開ける。少しだけ開いたカーテンの隙間から覗く空は薄墨色の雲で覆われていた。春は全ての色がぼんやりしている。
男はもうすっかり夢の中だった。首までしっかりと布団に埋もれて、汚い鼾をかいて現実から逃げるように寝ている。
眉間に皺が寄っている。夢の中でさえも誰にも愛されない可哀想な獣に、生きている価値があるだろうか。
少しだけ開いたカーテンの隙間から覗く薄墨色の雲が風に流され、その合間から少しだけ顔を覗かせた月が、部屋の中を照らした。
照らした。
明呉が手に持っている包丁を、照らした。
ギラギラと光る刃先は明呉の思考回路を鋭利に研いでいく。
楽にしてやらなきゃ。楽になりたい。楽にさせてくれ。これ以上壊されないために。これ以上壊さないために。
「は、っは、ハッ、…………、」
胸の前で両手で握りしめた包丁が今更ながらにガタガタと震えだす。
このままこれを振り上げて、布団を通り抜けて生温い肉の塊に突き刺して。叫ぶ前に枕を押し付けて声を殺そう。きっと大暴れするから初手を間違えないように、真ん中を、よく狙って。
これが発覚したとして、皆はどう思うだろうか。学校の奴らはどうだろう。眉を顰めるけど誰だって明呉の心配はしないだろう。
適当な着色をされてゴシップとしてファーストフードのように味わわれて、ある程度味がしなくなったら捨てられて忘れ去られていくだろう。彼らに何の思い入れも無いから別にいい。
ごくり、と唾液を飲み込んで一歩踏み出す。仰向けに眠る男の心臓の位置を、乾きそうな目でじっと見つめる。
でも、と浮かんだのは、店長を始めとした喫茶店に集う人々だった。明呉の人生で出逢った尊敬できる大人たち。彼らはきっと明呉の名をニュースで見て心を痛めるだろう。
自分たちにもっと何か出来ることがあったんじゃないか、と自分を責めてしまうかもしれない。
ごめんなさい、違うんです。結局これはもう全部自分のせいで、上手く出来なかったから自分で後始末をするだけなんです。
貴方たちはこの瞬間を遅らせてくれたんです。貴方たちのおかげで、俺はこの歳まで、この獣と同じ檻で生きて来れました。
ごめんなさい、ごめんなさい、どうか気にしないで。
震えが収まらない腕を、それでも何とか持ち上げる。逆手に持った包丁の柄が、手に浮いた汗のせいで滑り落ちてしまいそうだった。自分の荒い息は全て鼾にかき消されている。
今、今なら――。
『ね、来年はさ、あそこで見ない?』
『ちゃんとお祭りに行こう、二人で。きっとここよりも眺めは悪いし、人もいっぱいで鬱陶しいだろうけど。俺は、明呉と二人でまた花火が見たいな』
脳の奥でカチン、とガラス同士がぶつかる音がした。遠い記憶の彼方で腹の底を震わせるような轟音が鳴り響く。
ぶわり、と視界を埋め尽くしたのは、濃紺の空に浮かぶ息を呑むほど巨大な金色の花火。
『ね、約束』
遠くで――渡來が笑った。子供みたいに。楽しそうに。
明呉の為だけに、笑った。
「あ、ぁ、あ…………!」
途端にぶるぶると震えだした腕から包丁が滑り落ち、ゴン、と鈍い音をしてカーペットの上に落ちた。
約束が、果たせていない。
この期に及んで何をと自分でも思うが、それでも、あの茹だる様な夏の夜に交わされた約束が楔となって、獣に成ろうとする明呉の首根っこを引っ掴んで引き戻した。
「は、ぁ、ッ、」
その場にへたり込んだ明呉は、自分の両手を見つめながらわなわなと震えた。ガチガチと歯の根が合わず震えるせいで、癒着しかけていた唇の皮が切れてまた血が滲んでいく。
今、自分は何をしようと。
自分の中に流れている抗えない呪いを突きつけられて、明呉は過呼吸気味になりながらも、包丁を引っ掴んで逃げるように寝室を後にした。
「わ、たら、」
渡來。わたらい。渡來の声が聴きたい。
あの柔らかで穏やかな声で名前を呼ばれたい。どうしたのって優しく聞いて、大丈夫だよって擽るような囁き声で自分を許して欲しい。
嘘、嘘だ、許さないで。お前の大切なものを壊してしまった俺を許さないで。なんでもいいから、俺の名前を呼んで俺を叱って、俺を俺に戻して。
めちゃくちゃになって溶け出してしまいそうな思考回路を必死で取り繕いながら、明呉は逃げるようにリビングへと駆け出す。壊されてしまった残骸をかき集めるために。
どれくらいの時間、そうしていただろう。
静まり返った春の夜の中、モゾモゾと体を動かしてゆっくりと起き上がる。衣擦れの音と、固まった関節がパキパキと鳴って解れていく音ががらんどうのリビングに響いた。
額から流れる落ちる血はいつの間にか止まっていた。触ると固まった血の欠片がパラパラと音もなく落ちていく。背中と腹と、それから額がじくじくと熱を持っている。このままだとひどい青痣になるだろう。
明々後日から学校だ。どうやって誤魔化そう、なんて思いながら腹の中に抱えていた宝物を見下ろす。
酷い有様だった。
綺麗なレリーフが彫られていた天板はところどころ欠けていて、角には黒く固まった血液が付着している。蓋はもうちゃんと閉まらない。開けても明呉を慰めるような穏やかな音楽はならない。
這いつくばって、少し遠くに放り出されている引き出しを手に取り元に戻そうとする。だが、度重なる衝撃のせいで引き出し自体が歪んでしまったのか、上手く中に収めることが出来なかった。
「…………」
壊されてしまった。否、自分で壊したのだ。あの日、調子に乗らずに断ればよかったのだ。
この男の特別になれるかもしれないと少しだけでも期待してしまったから、壊されるかも、と言いながらも受け取った。あの瞬間、自分が選ばれたと錯覚して舞い上がらなければよかった。
そうすれば、きっと渡來の宝物はあの部屋でつやつやと輝いていたに違いない。自分が、こんな家に連れて帰ってきてしまったから。
なんでいつも壊されてしまうんだろう。いつも壊してしまうんだろう。
結局自分もあの男と同じなのだ。どこまでも自分の事しか考えていなくて、自分は他と違うんだと、それを言い訳にして怠けて生きている。
男が言い放つ言葉たちはどれも正論で、きっとそれらは明呉から跳ね返ってあの男自身さえも貫いている。
あの男もきっと妻となる女と出会った時、特別になれたと舞い上がったのだ。自分は欠けている人間だというのに身の程を知らずに手に入れようとして、結局今こうなっている。同じ血が流れているから、同じ轍を踏んでいる。
ぞっとする。何十年後かには、明呉が誰かに汚く唾を撒き散らして罵倒を浴びせているかもしれない。
結局血は争えない。蛙の子は蛙で、白鳥になれるのは白鳥の子だけ。正真正銘の醜いアヒルの子は、大空を飛ぶことも出来ず地面で喧しく鳴くだけだ。
――だから、もう、良いかなって。
どれだけ言い訳したって、この箱庭から、そして血という呪いから逃れられないというのなら。
もう、全部が全部どうでもいいかもしれない。
心の中でぷつりと何かが壊れた明呉は、フラフラと立ち上がって、それでも確固たる足取りでキッチンへと向かった。
そうして、そのまま薄暗い廊下を歩いて、息を殺しながら父親の寝室へと向かう。明呉が足を踏み締めるたびに床板がギシギシと音を立てて唸った。
部屋のドアを開ける。少しだけ開いたカーテンの隙間から覗く空は薄墨色の雲で覆われていた。春は全ての色がぼんやりしている。
男はもうすっかり夢の中だった。首までしっかりと布団に埋もれて、汚い鼾をかいて現実から逃げるように寝ている。
眉間に皺が寄っている。夢の中でさえも誰にも愛されない可哀想な獣に、生きている価値があるだろうか。
少しだけ開いたカーテンの隙間から覗く薄墨色の雲が風に流され、その合間から少しだけ顔を覗かせた月が、部屋の中を照らした。
照らした。
明呉が手に持っている包丁を、照らした。
ギラギラと光る刃先は明呉の思考回路を鋭利に研いでいく。
楽にしてやらなきゃ。楽になりたい。楽にさせてくれ。これ以上壊されないために。これ以上壊さないために。
「は、っは、ハッ、…………、」
胸の前で両手で握りしめた包丁が今更ながらにガタガタと震えだす。
このままこれを振り上げて、布団を通り抜けて生温い肉の塊に突き刺して。叫ぶ前に枕を押し付けて声を殺そう。きっと大暴れするから初手を間違えないように、真ん中を、よく狙って。
これが発覚したとして、皆はどう思うだろうか。学校の奴らはどうだろう。眉を顰めるけど誰だって明呉の心配はしないだろう。
適当な着色をされてゴシップとしてファーストフードのように味わわれて、ある程度味がしなくなったら捨てられて忘れ去られていくだろう。彼らに何の思い入れも無いから別にいい。
ごくり、と唾液を飲み込んで一歩踏み出す。仰向けに眠る男の心臓の位置を、乾きそうな目でじっと見つめる。
でも、と浮かんだのは、店長を始めとした喫茶店に集う人々だった。明呉の人生で出逢った尊敬できる大人たち。彼らはきっと明呉の名をニュースで見て心を痛めるだろう。
自分たちにもっと何か出来ることがあったんじゃないか、と自分を責めてしまうかもしれない。
ごめんなさい、違うんです。結局これはもう全部自分のせいで、上手く出来なかったから自分で後始末をするだけなんです。
貴方たちはこの瞬間を遅らせてくれたんです。貴方たちのおかげで、俺はこの歳まで、この獣と同じ檻で生きて来れました。
ごめんなさい、ごめんなさい、どうか気にしないで。
震えが収まらない腕を、それでも何とか持ち上げる。逆手に持った包丁の柄が、手に浮いた汗のせいで滑り落ちてしまいそうだった。自分の荒い息は全て鼾にかき消されている。
今、今なら――。
『ね、来年はさ、あそこで見ない?』
『ちゃんとお祭りに行こう、二人で。きっとここよりも眺めは悪いし、人もいっぱいで鬱陶しいだろうけど。俺は、明呉と二人でまた花火が見たいな』
脳の奥でカチン、とガラス同士がぶつかる音がした。遠い記憶の彼方で腹の底を震わせるような轟音が鳴り響く。
ぶわり、と視界を埋め尽くしたのは、濃紺の空に浮かぶ息を呑むほど巨大な金色の花火。
『ね、約束』
遠くで――渡來が笑った。子供みたいに。楽しそうに。
明呉の為だけに、笑った。
「あ、ぁ、あ…………!」
途端にぶるぶると震えだした腕から包丁が滑り落ち、ゴン、と鈍い音をしてカーペットの上に落ちた。
約束が、果たせていない。
この期に及んで何をと自分でも思うが、それでも、あの茹だる様な夏の夜に交わされた約束が楔となって、獣に成ろうとする明呉の首根っこを引っ掴んで引き戻した。
「は、ぁ、ッ、」
その場にへたり込んだ明呉は、自分の両手を見つめながらわなわなと震えた。ガチガチと歯の根が合わず震えるせいで、癒着しかけていた唇の皮が切れてまた血が滲んでいく。
今、自分は何をしようと。
自分の中に流れている抗えない呪いを突きつけられて、明呉は過呼吸気味になりながらも、包丁を引っ掴んで逃げるように寝室を後にした。
「わ、たら、」
渡來。わたらい。渡來の声が聴きたい。
あの柔らかで穏やかな声で名前を呼ばれたい。どうしたのって優しく聞いて、大丈夫だよって擽るような囁き声で自分を許して欲しい。
嘘、嘘だ、許さないで。お前の大切なものを壊してしまった俺を許さないで。なんでもいいから、俺の名前を呼んで俺を叱って、俺を俺に戻して。
めちゃくちゃになって溶け出してしまいそうな思考回路を必死で取り繕いながら、明呉は逃げるようにリビングへと駆け出す。壊されてしまった残骸をかき集めるために。
20
あなたにおすすめの小説
【完結】口遊むのはいつもブルージー 〜双子の兄に惚れている後輩から、弟の俺が迫られています〜
星寝むぎ
BL
お気に入りやハートを押してくださって本当にありがとうございます! 心から嬉しいです( ; ; )
――ただ幸せを願うことが美しい愛なら、これはみっともない恋だ――
“隠しごとありの年下イケメン攻め×双子の兄に劣等感を持つ年上受け”
音楽が好きで、SNSにひっそりと歌ってみた動画を投稿している桃輔。ある日、新入生から唐突な告白を受ける。学校説明会の時に一目惚れされたらしいが、出席した覚えはない。なるほど双子の兄のことか。人違いだと一蹴したが、その新入生・瀬名はめげずに毎日桃輔の元へやってくる。
イタズラ心で兄のことを隠した桃輔は、次第に瀬名と過ごす時間が楽しくなっていく――
義兄が溺愛してきます
ゆう
BL
桜木恋(16)は交通事故に遭う。
その翌日からだ。
義兄である桜木翔(17)が過保護になったのは。
翔は恋に好意を寄せているのだった。
本人はその事を知るよしもない。
その様子を見ていた友人の凛から告白され、戸惑う恋。
成り行きで惚れさせる宣言をした凛と一週間付き合う(仮)になった。
翔は色々と思う所があり、距離を置こうと彼女(偽)をつくる。
すれ違う思いは交わるのか─────。
劣等アルファは最強王子から逃げられない
東
BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。
ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
白馬のプリンスくんには、どうやら好きな人がいるらしい
兎束作哉
BL
――これは幼馴染ニコイチが、幼馴染から一歩進んで恋人になるまでの物語。
白雪凛は188cmの高身長の高校2年生。しかし、授業の終わりには眠ってしまう生粋の居眠り魔であり、名前も相まって“白雪姫くん”や“凛ちゃん”と弄られる。
そんな凛を起こしてくれるのは、白馬燈司という155㎝の低身長の幼馴染男子。燈司は、低身長ながらも紳士的で名前を弄って”おうじくん“と呼ばれる文武両道の優等生。
いつも通りの光景、かわいい幼馴染の声によって起こされる凛は、当たり前の日常に満足していた。
二人はクラス内で、“白雪姫カップル“と呼ばれるニコイチな関係。
また、凛は、燈司を一番知っているのは自分だと自負していた。
だが、ある日、いつものように授業終わりに起こされた凛は、燈司の言葉に耳を疑うことになる。
「俺、恋人ができたんだ」
そう告白した燈司に凛は唖然。
いつもの光景、秘密もないニコイチの関係、よく知っているはずの幼馴染に恋人が!?
動揺する凛に追い打ちをかけるよう、燈司は「恋人とのデートを成功させたいから、デート練習の相手になってほしい」と頼み込んできて……?
【攻め】白雪凛×白馬燈司【受け】
鈍感高身長攻め(平凡)×王子さま系低身長受け(美形)
※毎日12:00更新です
※現代青春BLです
※視点は攻めです
【完結】いいなりなのはキスのせい
北川晶
BL
優等生×地味メンの学生BL。キスからはじまるすれ違いラブ。アオハル!
穂高千雪は勉強だけが取り柄の高校一年生。優等生の同クラ、藤代永輝が嫌いだ。自分にないものを持つ彼に嫉妬し、そんな器の小さい自分のことも嫌になる。彼のそばにいると自己嫌悪に襲われるのだ。
なのに、ひょんなことから脅されるようにして彼の恋人になることになってしまって…。
藤代には特異な能力があり、キスをした相手がいいなりになるのだという。
自分はそんなふうにはならないが、いいなりのふりをすることにした。自分が他者と同じ反応をすれば、藤代は自分に早く飽きるのではないかと思って。でも藤代はどんどん自分に執着してきて??
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
【完結】恋い慕うは、指先から〜ビジネス仲良しの義弟に振り回されています〜
紬木莉音
BL
〈策士なギャップ王子×天然たらし優等生〉
学園の名物コンビ『日南兄弟』は、実はビジネス仲良し関係。どんなに冷たくされても初めてできた弟が可愛くて仕方がない兄・沙也は、堪え切れない弟への愛をSNSに吐き出す日々を送っていた。
ある日、沙也のアカウントに一通のリプライが届く。送り主である謎のアカウントは、なぜか現実の沙也を知っているようで──?
隠れ執着攻め×鈍感受けのもだキュンストーリー♡
いつもいいねやお気に入り等ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる